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―― 宿泊施設・広間 ――
[自分が何をしたのか理解した途端に、周りの音が景色が戻ってくる。
威嚇するような猫の鳴き声、崩れ落ちるシスター>>5とそれの駆け寄るゲルダ>>10
倒れたリディの名を呼ぶノーラ>>25を呆然と見詰め
掛けられた声にゆっくりとそちらを見た。>>7]
アーベルさん……俺……
あ、うん、大丈夫。
[そう返したのはいつもの自分。
さっきまで囚われていたモノが薄れたのは、人狼を殺したからだろうか?
気持ちが高揚しないのは、最後まで怯えていたリディの姿が離れないせいだろう。
終わるといい、と言う言葉に頷くのは弱い
彼女が人狼なら、というのは希望でしかないとわかっていた。]
[自分で思う以上に顔色が悪かったのか
休んできた方がいい、と言うアーベルの声に頷く。>>12
責める色が無い事が少しだけ嬉しいと思った。]
アーベルさんやみんなに色々任せちゃうけど、ごめん。
[何より今は、ここにいない方がいいかもしれないと思った。
ノーラやシスターに掛けられる言葉を、今の自分は持っていなかったから。]
[広間を出て、一度浴室に向かう。
血に染まった手を洗う。手の緋色は消えても殺めた事実は消えない。
リディに謝るのは欺瞞だ。自分は自分の意思でこうしたのだから。
(ほんとうに?)
誰も殺したくないと思っていた、だけど、抗えなかった。
あの日のギュンターを思い出し、それが聖花の影響だと気付くとぞっとした。
まだ、殺す事になるんだろうか? そう考えて首を振った。
終われば、そうはならないはずだ……リディが本当に人狼だったなら。]
―― 客室 ――
[それからは使っている部屋に戻りベッドに転がっていた。
食事に呼びに来たかもしれないけれど食べる気にはならなくて。]
どうして……
[リディが人狼だったなら、どうして力で抵抗しなかったんだろうと。
月のいとし子が昼間は力も何も人と変わらないと知らずに呟く。
本当に終わっているなら、どうして聖花はまだ鮮やかなままなんだろうか。*]
/*
遅筆はこちらの方が余程なので…!
表もドンドン進んでいますし、正しいと思います。
ここまでありがとうございました!
今宵はこれにておやすみなさいませ**
宿屋手伝い ゲルダは、未亡人 ノーラ を投票先に選びました。
/*
こちらこそありがとうございました。
キリングは一方的になりがちなので、こうして対話で動けてよかったです。
ざくと表追いかけたけど、襲撃は明日にしよう……
おやすみなさいです。**
[どうして、とは思わない。
花だと言ったからか、
或いは宣言のなくとも、月のいとし子に分かる‘何か’があるのか。
詩の内容がこの騒動を指しているとすれば
彼が‘そう’であると知られたから殺されたのだろう。]
…っ、けほ、
[激情のままの慟哭。
声の調整をする事は出来ず、声が枯れて初めて叫ぶのを止める。
軽く咳き込みながら、
涙でぐしゃぐしゃになっていた顔を袖で拭って。]
…ユリアンを殺したのは、だれ。
殺さなきゃいけないのは、だれ。
[紡ぐ言葉は呪詛のよう。
リディは無実だった。
月のいとし子に加担する人、という可能性はなくはない――が、己の感じた範囲で判断するなら彼女は只の人だ。
特別な力を持たぬ女からは犯人の手掛かりは己の手で掴むしかない。
――けれど、最悪、此処にいる全員を殺してしまえば仇は討てるだろう。
そんな思考ですらあった。**]
うん?
何でそんなこと分かるの……あ。
[リディの一件が起こる直前。
広間で自分の投げた問いかけと、それに対する反応を思い起こす。
ナターリエがどう反応していたか、言われてみれば記憶になかった。]
シスターが″見出す者″?
……それって、信じていいの?
[その顔をじっと見詰めて、そして、]
『アーベルさんと話した。
彼は人狼の味方をする人間で、″闇の護り手″という存在らしい』
『最初にちょっと胡散臭いと思ってたのが、なんだか申し訳なく思えてきた。
……いや、人間にとっては敵側になるわけだから、間違ってはないのかも知れない』
『それでちょっと浮かれてしまって、油断した』
『ユリアンさんに襲いかかった時に、ナイフで切られた』
『……めちゃくちゃ痛かった。
致命傷じゃなかったからよかったけど、結構深くいかれた』
『今は血も止まったし、傷も塞がってきてはいる。
痛みもなくなったから、やっとペンが握れるようになった。
でもまだ完全には消えてないから、包帯でも巻いておこう。
カップが割れた時に切ったとか言えばごまかせるかな』
宿屋手伝い ゲルダは、シスター ナターリエ を能力(襲う)の対象に選びました。
─ 宿泊施設・廊下 ─
[ゲルダが右手を動かす>>89のは見ているような見ていないような。
それよりも意識はもう一つの話題へと向く]
……はい、私が『見出す者』です。
簡単に信じてもらえないことは承知の上です。
ですが、このままでは無実の人を更に殺めかねません。
それは避けたいのです。
[問う声>>90に返すのはそんな言葉。
紡ぐ言葉にはささやかながら決意が乗る]
私を信じて頂けるなら、『人狼』であるのはゲルダさんかノーラさんのどちらか。
お互いにとっては、相手が『人狼』となります。
私が、どちらかを視ることが出来れば良いのですが……。
日に何度も視ることが出来るわでは、ないようで。
[申し訳なさそうに視線を落とし、唇を軽く噛む。
視線を戻せば、ゲルダの視線はユリアンがいた部屋へと向いていて>>91。
つられてナターリエもそちらを見る。
途切れた慟哭が何を齎したかは、まだ気付かぬまま*]
/*
んん、出ていけばよい?
落ちる時間遅くするとリアルが死亡するので一定の流れまではいきたいけど。
怪我については触れてもいいのかな。
ー 宿泊施設・廊下 ー
そう……だね。
[自衛団長とユリアンは双花。
リディもノーラも、広間での問いへの反応を見る限りは違うようで。
残りで可能性があるとすれば、最初に死んだ管理人の老人くらいなものだが。]
……ん。
信じるよ。
[もしも自分が人狼でなかったとしても、そう結論付けたのかも知れない。]
―― 真夜中・客室 ――
[夜が更けてもロクに眠れなかった。
浅い眠りと覚醒を繰り返し、ベッドの上に身を起こす。
本当に終わったのか、その実感は感じない。
左肩の蒼花はいまだ鮮やかなまま、それが何を意味するのか。
人を一人手に掛けたというのに、どうしてこんなに落ち着いていられるんだろう。]
神の いとし子……って、なんなんだろうな。
[殺したくないと思っていたはずなのに。
なのに、躊躇いなくリディを刺した自分は……]
ん?
[沈みかけた思考はドアの外、僅かな足音で途切れた。]
[同じように眠れない人がいるのかもしれないと、ドアに視線を向けたその時。
何の前触れもなくドアが開いた。>>75]
……っ!!
[反射的に立ち上がる。
そこに人が居たと思ったのは一瞬の事。
声をあげる前に飛びかかってきたのは白銀の獣。
倒された弾みで背を打ちつけて息が詰まる、声が途切れる。
油断したわけじゃない、不意を突かれた、全てはその一瞬の事。]
っ、く
[呼吸を封じようと押さえつける力は強い。>>76
必要な酸素が足りなくて視界が霞む。
まるで何かを探すような鼻息を感じながら、震える手でまだそこにおいたままのはずの物を探し]
[さくり、ナイフが届いた前足を切る。>>77
一度人を刺し手軽く拭っただけの刃の切れ味は鈍い。
確たるダメージを与えきれないまま、力の抜けた手からナイフが落ちた。
もう、抗う術がない。
傷つけられた怒りなのか、月の色を帯びた獣の目が射抜くように見据えて
次の瞬間感じたのは痛みではなく衝撃。そして、熱。
命を繋ぐ熱い赤が、散る。]
ひゅ……
[口元、呼吸が戻っても聞こえるのは声じゃなく、切り裂かれたその場所から空気の漏れる音
意識が、全てが遠くなって、そうして、一つ思ったことがある]
[幼い頃にどこかに行って戻ってこなかった、同じ花を持っていた母さん。
あれは、戻ってこなかったんじゃなく
戻ってこられなかったんだ、と。]
[ふと気がつけば、蒼花を失った自分の体が目の前に見えて。
そこに居たのは……]
………ゲルダ、だったのか。
[リディじゃなかった、なのに、殺して
今度は自分が人狼に殺された、役目を、果たせなかった。]
アーベルさんが気付いてくれるといいんだけど。
[同じ経験をしたと言う彼なら、きっと、そんな風に期待を込める。
そのアーベルが向こう側の存在だと、花をなくした聖花は知らない。**]
/*
敢えてナターリエは襲わないでおこうかと思ったが、そうするとエピ入らない……んだよね確か。多分。
ちなみに襲撃時には野生狼形態じゃなく、二足歩行の狼男っぽい感じをイメージしていた。(なのでバケモノよばわり)
でも表でちゃんと描写し忘れたから別にどっちでもいいです(
─ 宿泊施設・廊下 ─
……ありがとうございます。
[信じる、と言ってくれたゲルダ>>94の反応に、ホッとした表情になる。
けれど、問いかけ>>95を向けられると、困ったような表情になり]
…正直なところ、全然分からないのです。
私はアーベルさんを疑って、けれど彼が『ひと』であることを知りました。
今朝視ることが出来たのも、昨日豹変したように見えたユリアンさんで。
けれど彼も、『人狼』に襲われてしまいました。
目に見えるもので判断出来なくなっているのです。
何で判断すれば良いのか、分からないのです。
[落とした視線の先で、白猫がナターリエに寄り添うように座っていた]
……先程のノーラさんの嘆きを聞く限りは、彼女がユリアンさんを襲ったとは思えません。
けれど、その判断を信じて良いのかが分からないのです。
[今まで、考えていたことの逆の結果が現れていたせいで、ナターリエは決断出来なくなってしまっていた*]
/*
お腹がやや死にかけで困る(
「貴女方のどちらが『人狼』なのですか?名乗り出てくださらないのでしたら、お二方とも殺さなければなりません」
って言う笑顔で壊れる方向に行く予定が壊れない方向になってしまった(
ノーラさん壊れ方向になりかけてるので要らないかな、って(
/*
さて、表どうなるかな?
ユリアン襲撃は、ゲルダ視点でここしか襲撃する理由ないし、驚く事じゃないんだよなー。
生存を目指すならなおのことで、ユリアン落としたほうが生存率上がるし、ノーラをSGにする事も出来る。
ノーラSGにするならシスター襲撃もありだけど、あの時点で見出す者とわかってないから、やっぱり襲撃理由がないことになるし、ユリアン襲撃が一番自然なのだよな。
最終日のランダム勝負に出るんじゃなく、確実に生存に近づきたいと言う意思表示でもあると思ってる。
ノーラ襲撃だとほんと2対2ランダムになるだろうから。
ユリアン。
私ね、きっとクルトもだけど。
貴方が誰か大切な人を見つけて、紹介されるのが夢だった。
…それだけが幸せじゃないかもしれないけどさ。
貴方には人一倍幸せになって欲しかったんだ。
[淡い微笑み浮かべ、死者に語るは女達夫婦の夢。
幼い時に父親を亡くし、母親は彼を捨て、師匠夫婦に引き取られた幼馴染。
そんな事があったからこそ、彼の幸せを心より願っていた。]
――だから、貴方を終わらせた人は許せない。
[ナイフを持つ手には力が籠る。]
[今残っているのは女を覗いて3人。
女は素人。
当然、抵抗もされるだろうし、3人を殺そうとすれば‘疲れる’。
それで本命を逃しては元も子もない。
――やはり、きちんと見定めなければ。]
…これ、貸しててくれる?
[女はナイフの持ち主に問う。
――返事がない事は分かり切った上で。
返せるかどうかは分からないが。]
それじゃ、いってくるね。
[成人男性を一人で動かすのは骨が折れるので、そのままの姿勢で毛布をかけ直す。
顔は隠さず、けれど首や喉元の傷は隠れるように。
髪や衣服を昨日リディ達にしたように整えると。]
おやすみ。
……どうか、
[そこまで口にして噤む。
彼は安らかに眠れるだろうか。
仇を取ったなら、月のいとし子を殺せたなら安心出来るだろうか。]
[廊下から話し声がする。
皆、集まっているのだろうか。
ナイフを右手に持ったまま、部屋を出て、ゆっくりと彼女達に近付いてゆく。
それは話のどのタイミングだっただろうか。*]
─ 宿泊施設・廊下 ─
[視線に気づいたか、右手を隠すような仕種をするゲルダの様子>>89に、このまま気づかれませんよーに、なんて思いつつ。
シスターとゲルダのやり取りには口を挟む事はしなかった。
未だ、月のいとし子を見出していないというシスターがどう動くか、どう思考するか。
それによって、この先を考えないとならないから]
……まあ、ふつーに悩ましいよね、この二択は。
[己が判断を信じられぬ、というシスターの言葉。>>97
何も知らぬ立場であれば、自分も悩んだろうなあ、なんて思いながら、こんな呟きを漏らす]
(あちらがどう動くか、によるかな、これは)
[この場を切り抜けさせるには、彼女を犠牲にするしかないわけだが、さてどうしようか、と。
裏で巡らせるのは、そんな思考。*]
/*
アーベルがどうシスターを丸めこ……説得するかが鍵かなこれ。
いずれにせよ、ノーラが潔白を証明するには人狼狂信のタッグを何とかしないといけないわけで
更新前に落ちてる場合じゃないんだが(メモ見て悩む)、リアル都合だと何もいえんしなぁ……
でも更新前の対決時点で消えてしまうと、こう、こうな……一方的になってしまいかねないところが問題で
ここなぁ、どうするんだろうなぁ……決戦当事者が不在は厳しいのよ(とらうまが、が)
まあ、たすくさんだしきっと頑張ってくれるはず
アーベル以外の中身わからんけど(
/*
がんばれがんばれー
あそこまで死亡フラグ立てまくって襲撃かもーんして、確実に襲撃されるだろうユリアンを占ったのなんでだろう??
つか、ほぼ90%くらいユリアン襲撃だと思っていたから
みんなが驚く理由がわからない……
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