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えええ!
ねえさま、すごかぁ!
[驚いた顔]
[撫でられては嬉しそうだが]
うん、ようないよ!
ぜんぜん、ようないよ!
いっぱいいっぱい、ようないよ!
[必死に真剣に]
[闇のねえさまに向かって言い募る]
[ふわりふわりと投げあげて、宙に弧を描く紙風船…やがて、ぽとりと畳の上にふたつみっつと転がして]
[童子が運ぶ酒杯を取れば、男と子供の声を聞く]
ああ、きっとな。
[もう一度ふうわりと笑んで―]
―どうなるかはなった者次第ではないのか?まあ今までと違う暮らしが待っているのは確かだろうけどな。
[独り言には独り言で返すといった調子で]
[向けられた笑み、それに安堵したよにふわ、と笑んで]
なったもの次第……。
…………かわってしまうのは、嫌だな…………。
[その言葉は、本当に小さな、小さな声にて紡がれ]
学生 エリカは、二人が戻るというなれば、白翻して共にゆこう
うん、そうじゃよ!
[白のねえさまに同意を求めるように笑って]
館、きっと、おいしい食事があるけん。
食べにもどろ。
何があるんかなぁ……
[闇のねえさまと白のねえさまと]
[同じように立ち上がり]
…我は、いつも独りよの。
[ほつりとつぶやいて笑う。
乾いてしまった声音]
人は独りで生まれ来て独りで死に去り行く。
……ならば…我はどうであろうかの。
…人にも鬼にもなれぬ、出来損ないはどうなるのであろうの。
[ほつり、ほつり。
天狗の巫に聞かば教えてくれようか?
かといえど、そのようなことを期待しているわけもなく]
[嘲笑]
[聞かれていてもいなくても、恐らく童は気にかけず。
ただ、撫でられるぬくもりに、くすぐったそうに紅緋を細め。
座敷に戻る姿を見送れば、いまだ、何も食べていないと思い出し。
さざめく童子に導かれるよに座敷へ向かい、夕餉の膳へと向かおうか]
さんしょくずし?
お寿司がみっつなん?
しいたけ。
椎茸は嫌いじゃぁ……
ぶにぶにしとるん
[白い白い花の中]
[闇の姉さまは浮かびあがるよう]
[天に輝いていた虹は今はもうあるわけなく]
たからものを、てるてるぼうずが手にいれたんかなぁ?
[こぼすはそんな一言]
[夕餉が済めば、目を引くは。
畳に転がる色とりどり。
膳が片付けられるのを横目に見つつ。
仔うさぎと共に、じい、とそれを見つめ]
稲荷寿司に、
海苔巻き寿司に、
青紫蘇の巻き寿司さ。
好き嫌いせずに食べぬと大きくなれぬよ。
[からかうように言って眼差しは空へと向く]
どのような宝物だったのだろうね、
聞いてみたいな。
坊には欲しい物はあるのかい。
[膳についた風漣を見遣ると、悪戯めいた笑みを浮かべ、その足元に紙風船をひとつ転がしてみせる]
坊の鞠より、ちと貧相だが、記念にひとつ持っておいきな。
[転がってきた紙風船に、紅緋はきょとり、とまばたくか]
……風漣に、くれるの?
[問う声は嬉しげでもあり、また、どこか不安げでもあり]
へぇぇ。あやめねえさまは物知りじゃぁ
[三つの寿司の名に、きらきら]
[楽しみというように笑って]
じゃ、じゃって嫌いなんじゃもんっ
[椎茸を思い出して苦い顔]
……てるてる坊主、おしえてくれんかなぁ
おらのほしいもん、は……
おらぁ
みぃんな、一緒におれれば、それだけで良いよ
なぁんも、かわらんと、
なぁんも、こわぁないんなら、
それだけが良いよ
ほしいん、それだけじゃぁ
あやめねえさまは?
[くれるのか、と問われると、柔らかく笑みを浮かべる]
ああ、薬を売るついでに、坊のような御子達に配って回る風船さね。安物だから遠慮することはない。
[雅詠の言葉には、けらりと笑う]
いえいえ、薬屋でしたら、このくらいのものは、良ければ旦那もひとつ、手慰みにいかがです?
[ぽん、とひとつを手玉に取って、問いかける]
[笑みを向けられ、不安はようやく影を潜めるか。
そう、と紙風船を掬い上げ]
すごい、きれいだぁ……。
烏のにいさま、ありがとうっ。
[はしゃいだよな声上げ、ふわりと投げる。
くるりと回る、色追う紅緋は。
邪気なき光を映そうか]
そうかい。
ゆくもかえるも、皆次第ということかな。
[ゆるり首を傾いで紡ぐ言葉は独り言か]
他方の望みの叶うが、此方の望みだよ。
それ以外にはあるまいさ。
ゆくもかえるも?
[首を傾げる]
……?
あやめねえさまは、優しいんね?
[何か少しわからなく]
[だけれどそう言って]
[見えた館に*椎茸を思って口をへの字にした*]
投票を委任します。
少年 ネロは、くの一 アヤメ に投票を委任しました。
〔皆で連れ立ちて館に辿り着きてみれば、
童子らの用意せし夕餉は女の言ふ通り。
苦手な茸に臙脂の子は苦い顔をせむか、
くすりくすり深紫の女は笑ふばかりなり。
けれども座敷に広がる取り取りの風船に、
すぐさま眼はきらきら光るやも知れず。〕
[しばし、楽しげに紙風船を空に舞わせるも。
何か思い出したかのよに、その手が止まる。
受け止めた紙風船、その色しばし、じい、と見つめ。
思いはどこか、遠くへ飛ぶか]
…………。
[唇が、小さく動いて、何かを紡ぐ。
声にならない、小さな名前]
[座敷へと、新たに来たりし人の気配に、は、と物思いから立ち返る。
鞠と風船、どちらも大事にかき抱き。
自分は済ませたから、と新たに来た者たちのため場所空ける。
仔うさぎそれ従うよに、小さく跳ねて、共に隅へと]
[戻ってきた者達に目を向けて]
ああ、おかえりなさい。
[常に変わらず笑みを浮かべる。あやめの上にただ少し、視線はゆると彷徨うか]
おや、好い物を貰うているね。
[濃色の子の、鞠と風船の抱くを見て、声をかけ]
どうかしたかな、紫苑の旦那。
[察しているは気づけども此方も敢えて常と同じ]
[あやめの声に、そちらを見、にこり、と嬉しげに笑んで見せ]
うん、烏のにいさまにいただいたの。
[答える声もまた、笑みと同じく嬉しげな響きを帯びるか]
[怪訝そうな顔に思わずくすりと笑い]
それはよく分かってるさ―
[そうしてひとしきり笑った後で]
ああ、昨日は言い忘れてたんだが―
[ふっと真剣な顔になり―]
―俺もここは初めてじゃないのさ。
[雅詠の顔を見つめる様子は、驚くというより不思議そうで]
それはまた、奇遇なことで…
ですが、旦那の名に心当たりはございませんが。
[その昔、里にいた子は己の他に、二人きり。一人は「れく」で、今一人は…雅詠では有り得ない]
はてなさてな、
やはり口の上手きおのこだね、
昨日と変わらぬと思うのだけれども。
[それだけ返して、眼差しは濃色へと]
そうかい、
取り取りの風船らは、
彼方が作ったものだったか。
これはまた、綺麗なものだ。
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