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[うっすらと霧の向こうに館見える頃。此方を見やる黒い影一つ]
…神父殿?
[腕の中の魔獣が、警戒の唸り声を上げる。
そを宥めるよに撫でつ、問いかける視線を投げれば。
探しに行こうとしていたのだと、顔に張り付いたよな笑みが返った]
[倒れるかもしれぬらしき話を聞く為に、ソファーに深く腰掛けて。魔獣の仔を足元へと降ろす。
人に変わった姿が気になるのか、それとも心配されたのか。
擦り寄る温もりを一度撫でて、機魔の方へとそっと押しやった]
……何が、あったのですか…?
[そうして語られる、見た侭の事実と僅かな推測。
気をやりはせぬものの、安堵には程遠く。
広間に漂っていた微妙な空気や、時の竜の思案顔にも気付かず。
深く深く息を吐いて、疲労に眩暈のする目元を押さえ*瞳を閉じた*]
……もし狙ったのだとしたら。
どうして、ユリアンを?
[疲れたように目を閉じると、視界はまた暗闇に。
今度の回復は早く、すぐに翠の目で、ナターリエと獣の子の様子を見た。]
僕はそんな勝手に行動しないよ。
クレメンスじゃあるまいし。
[比べる場所もどうかと思う。
それでも積極的に逃げようとしないのは、そうする体力を無駄だと思うくらいには、疲れているから。
まだ内部の力を制御しきれていないため、少しでも温存しておきたいのは苗床の本能。
それでもナターリエの言葉に、アーベルを見る。]
……。
まあ、いいけど。
……ユリアン殿。
[深い深い溜息と共に、広がる波紋]
せめて、セレス達と同じ空間や――…
"元の場所"に戻られたであれば、よいのですが…。
["送った"のではなく、時空の穴に落ちたかのよな状況。
風に愛されるとは言え、人の仔である身が損なわれてはいないかと、心配は募り。
眩暈と共に熱さを感じる目元を押さえ、零れそうなものを*堪えた*]
[涙腺が緩んでいるのは、心揺れている為であろうか。
泣いてはいけないと…困らせるとわかっているのに。
足手まといにしかなれないのは、出会った時から変わらぬまま]
………ごめんなさい…。
[届かぬはずのコエが零れ、波紋となる。
落とせぬ涙の代わりに。心の水面を*揺らして*]
[そうしてクレメンスと出くわして、魔獣がほえているのを見た。無言。]
……嫌われたものだね、クレメンス。
何をしたの?
[尋ねながらも、己の状態――即ちアーベルに運ばれている状態については、語らずに。
広間へ向かったアーベルが自分を離すときに、少し待ってと引き止めて、耳に口を寄せた。]
僕はまったく役に立たないから、君の糧にならせてくれないかな。
ユリアンがもし、誰かの意図で、ここから消えたのなら……なんでかきいてみたいけど、僕には何も出来ないから。
君なら、わかるでしょう? ……だから、万全でいてほしいって思うんだ。
僕はすぐに回復するから、大丈夫。
……お願い。
[体内での力は既に作られ、瞳は翠。
真摯な色で、*じっと見る*]
苗床 リックが「時間を進める」を選択しました。
…………面白くない。帰る
[それは唐突な一言。パチンと指を鳴らすと部屋から消失]
むー、もうちょっと楽しい展開になると思っていたのにねぇ
[屋敷上空に腰掛け、不服そうに呟く]
……まあ、いいや。『カメラ』は仕込んだから、こっちにいる必要はなくなったし
[そう言うと、幾重もの魔法陣が彼女の周辺を旋廻し、次の瞬間には『こちら』の世界に彼女の姿はもうなく]
……、僕に、望むな。
[見詰めて来る翠][返す眼差しは青]
僕が信を置くに値すると何故言える。
――僕は僕の、思うようにする。
[承諾も拒否もせずに言って視線を外した]
……そう。
何にせよ、“戻る”だけなら、そう、害は無い。
考え過ぎ――かな。
[呟きの間、魔獣の仔は彼方此方を行ったり来たり]
[人が気になるか風使いの臭いを嗅いだり忙しない]
でも、覚えておいてね
[それだけ言って、広間へと。
それから話を聞いて、……しばし、考える顔をする。]
でも、突然戻されたら、けがをしてしまわないかな?
[心配そうに*呟いた*]
麒麟殿、リックもアーベルも、ご無事で何より。
[出迎えを喜ばれてはいないことには相変わらず頓着せずに、三人と連れ立って館への帰路につく。警戒し吼えかかる魔獣には、笑みを深めた]
実に愛らしい仔ですねえ、アーベルのお友達ですか?
はて、この仔に出会ったのは初めてだと思いますが、私が皆さんに嫌われているのを察したのではないでしょうか?
こういった獣は傍にある方の心に敏感ですからねえ。
[リックの問いには、しらじらしい答えを返す]
[広間に戻ると、ユリアンが「戻った」ことは間違いないと請け負い、聖獣やリックの不安そうな様子に肩をすくめる]
あちらには力のある精霊王方がいらっしゃいますし、万一にも危険などは無いと思いますよ。あまり心配し過ぎては、却ってユリアンも気を揉むのではないでしょうか?
ほら、あちらに時空王も戻られたことですし。
[時空王を含めた精霊王が揃っているのなら、こちらの様子を覗き見ることくらいは出来るようになっているかもしれないと告げて微笑んだ]
投票を委任します。
苗床 リックは、心魔 クレメンス に投票を委任しました。
……見知らぬ場所に落ちたり…はしてないのですね。
[心の魔の言葉を何処まで信じていいのか。
躊躇いながらも、そう呟いて。
覗き見ることすら可能かもという声には、ぴくりと肩を震わせる]
[心の隙間にするりと入り込む"魔の囁き"
手に取ったカップからは、眠りを誘う林檎の花に似た香り]
………ありがとう…ござりまする。
[小さな呟きは、香草茶への礼のよでいて。密やかな囁きへ応え]
[戻ってきた者たちから話を聞いて、状況を整理し。
しばしの、思考への没頭、それを経て。
はあ、と一つ息を吐いて半分閉ざした目を開ける]
……ま、実際問題として、向こうの方が安全なのは確か。
風穴ぶち開ける時に少しだけ話せたが、セレスも元気そうだったしな。
[思い返しながらの言葉はどこか独り言めいて。
それでも、後半が主に誰に向いてるかは、言うまでもなく]
それは、解決するでしょう。何しろ精霊王や、無限の竜殿がおいでなのですから。問題は時間がいくらかかるか判らないということくらいですが…ああ、それを考えると、人間のユリアンが先に出られたのは僥倖かもしれませんねえ。
ほら、戻ったら100年くらい過ぎているかもしれませんし。
[聖獣から離れ、アーベルに向き直ると、悪戯めいた顔でそんなことを口にする]
聞こえ…るのかしら。
逆に心配させているのだとしたら…ごめんなさい…。
コエが届くなら…セレスにもどうか伝えて――…
[香草茶の表面を揺らす、小さな波紋。音無きコエをそうと紡ぐ]
わたくしは大丈夫だから――精霊王の元で良い仔にしていてと。
決して王の御力に疑念を挟むつもりは無いが、貴様が言うと、気休めどころか不穏に聞こえるな、クレメンス。
……それに、この空間もいつまで安定を保てるかは分からない。ユリアンやネリー様が無事に向こうへ行く事が出来たからといって、いつまでも無事に移動出来るかは不明だと思うが。
[特に何もしていないくせに、ミハエルは何となく疲弊しているようだ。主にヘルガの仕業である]
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