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…何処へ?
[首を捻り。
ふと、廊下の先へと眼を移します。
くすんだ赤い色は、途切れ途切れに伸びていました。
それを見つめていると、こちらへ向かう足音が聞こえました。]
[振り返ったのと、声が聞こえたのは殆ど同時でした。]
ラッセル。
…と、キャロル。
[赤い色と、金と赤の2色。
確認の意も込めて、2つの名前を呼びました。
ふと眼を落とすと、今し方ついたのでしょうか、杖の先に僅かに赤がついているのが見えました。]
遊ぶのも良いが、油断はするな。
反撃はきちんと潰せ。
[我ながら甘いと思いつつ、少年を戒めるのはそう簡単には喪いたくないからで]
……それにしても。
[ふと、思いついたよに。
左腕に絡みつく、真紅の蛇を見やる]
よく、喰らう気になったもんだな、『終焉』を齎す者とやらは。
[何の事だ、と紅蛇は問う。
対し、浮かぶ笑みは意地悪い]
お前、は、不味いんじゃなかったか?
[急ぎ歩を進めれば、行き当たるのは三人の人影と]
あ。
ええと。おはようございます……
[そして、床に広がる黒ずんだ赤。]
[目にして、我ながら間抜けなことを言ったものだと思う。]
[問いに、紅蛇はしゃ、と威嚇するよな音を立てる。
その様子に、くく、と笑いつつ]
腕を狼に喰らわせる、と言った時に、「不味いから喰われもせぬ」と言ったのはお前のはずだが。
……つまり、それに憑かれた時点で、俺も似たようなもののはず。
それでも喰らわれたのは、さて、どういう事やら。
[無論、喰らったものがその際に何を感じたかなどは、知りえぬ事。
それでも、揶揄するような言葉を向けたのは、恐らくは意趣返し。
長きに渡る呪縛。
やり場なく溜め込んでいた、それへの憤りを晴らそうとするかの如く、言葉は綴られる]
[もう一つ足音と、声が聞こえました。
眼を向けると、青い色が一つ。]
…おはようございます。
[思い出して、今更ながらに挨拶をします。
それから少し首を傾げ。]
ええと、…ナサニエル、でしたか。
[誰かがそう呼んでいたような気がします。
記憶にある名前を口にしました。]
教師 イザベラは、踊り子 キャロル を投票先に選びました。
[引き寄せられる様に集まる人々の姿]
はい。
[呼ばれた名に、返事を返す]
[男の声には振り返り、挨拶を返した]
これは…。
獣に銜えられ、引きずられでもしたのでございましょうか。
だから、外からも?
[途切れがちなあかの線が向かう先を、碧の瞳が映す]
[それを辿る様に少しだけ、歩を進めた]
あらあら。皆さん、おはようございます。
[努めて冷静に。そして、丁寧に。]
今日は何だか、空が暗いような気がしますね。
私の眼がおかしくなければ…の話ですが。
[左眼がぎょろり]
こんな朝は、気分まで暗くなりそうですね。
[服の替えなどなかったが、部屋の箪笥にいくつかあった]
[黒い服は丁度良く、それはある種の不気味さを覚えさせる]
[恐らく他の部屋にも、同じように衣類があるのだろう]
[昨夜の月はなく、体にも臭いはない]
[男にとって、人を殺した次の日の朝は、普段となんら変わりのないものであった]
[ふと意識が向いたのは、
誰のものか、誰の手によるものかということより]
……ニナには、これって、どう見えるの?
[足下を指差し、問う]
教師 イザベラが「時間を進める」を選択しました
なるほど?
たまにそういう奴がいる。
こちらへの対抗手段を持った人間が。
或いは「守護者」や「狩人」などと呼ばれる特殊な能力を人間もいる……アーヴァインもそう説明しただろう?
そいつがそうだったのかも知れん。
今となっては分からんが。
ええ。ナサニエルです。ええと、ニーナ…さん。
[ニーナに丁寧な礼をした。]
[ついでに足元の血痕に目を落とし]
獣が外に引き摺っていった…ですか。
言われて見れば、点々と続いてますよね……
[気味悪そうに眉根を顰める。]
しゅうえん?
[ポツリと声に返したのは、如何程経ってからだったか]
しゅうえん…終焉。
生けとし生けるもの全てに、平等に訪れる、死。
ああ。
[溜息が零れる]
逃げ切れなかった、のですね……。
[廊下に出る]
[と、先、ネリーを殺した場所に幾人かが見えた]
それは、此処で殺した血だ
死体は外においてある
誰か埋葬を手伝わないか?
[もう一つ聞こえた挨拶にも淡々と返して]
…空がでございましょうか。
花のあかばかり見ておりましたから、存じませんが。
[眼がおかしい、との内容に、女はあからさまに左の眼へと、碧の眼差しを向けた]
終焉が来ないと分かるまで、気分が明るくなることなどそう有り得ぬことでしょうに。
これ…、これ、ですか?
[少年の指先はぼやけて見えません。
届いた質問に、杖でついて確かめてから、]
黒っぽい赤、としか。
臭いは強いですけど。
[言葉は説明になっていたでしょうか。]
そう?
いつもと余り変わらないような気もするけれど。
[やって来たイザベラの台詞に首を傾げ]
……殺した?
クーが、やったの?
[聞こえた言葉から浮かんだ疑問を、真っ直ぐに返す]
[問いに、紅蛇は闇色を蒼氷から逸らし。
すい、と鎌首を他所へと向ける。
それを追い、振り返った先。
ため息が零れるのが、聞こえた]
……逃げ切れなかった。
何かから、逃げるのを望んでいた、か?
[届いた言葉に、何気なく投げかけるのは、短い問い]
こういうときだからこそ、です。
[左眼に向けられる視線に、狼狽の態度を見せ、
取り繕うよう糸目にしようとする。]
……誰でしょうかね。メモを更新しないと。
[その痕跡に眼をやり、メモを開く。]
[一つの疑問に答えが返り、
右手は口に当てた侭、杖の付く先を見る]
……ふぅん。
これも、赤なんだねえ。
[しげしげと眺めていたものの、
やはり臭いはきついか、後に下がった]
―回想―
いいえ、私は。
[常ならば響かない足音を聞き取られたのは、相手がそれだけ緊張していたからか。それとも]
探すために特別な手段など持ちませんから。
ただ慣れた時間にと。
[陽の強き光は苦手だった。
月の淡き光の中でも遜色なく物を見ることは出来た。
様子を窺い歩くのに夜を選んだのなどその程度の理由だった]
いいえ、私は――っ。
[問いに身体を強張らせ、答えながらも逃げようとする。
けれど男が距離を縮める方が、身を翻すよりもずっと早くて]
獣が…?
何故、でしょう。
番人の時は、そのままでしたのに。
[周りのひとの言葉に、顔――は見えませんから、色を一つ一つ見渡しました。]
空?
[聞こえた声に首を傾げて、眼をずらします。
けれど、よく分かりませんでした。
そして、声がもう一つ。]
生きるために終焉の使者を殺すのが必要だろう?
夜中に女一人で歩ける――使者じゃないかと思ったんだが、違ったようだ
[ラッセルの疑問には肯定を]
死ぬのは御免だからな
――そう、己が運んだ
殺してな
[廊下の先、くらい色の赤が見える]
殺された、では無いのですね。
[言葉の引っ掛かりを呟き、同じ疑問を持つ声を聞く]
私の力では、手伝えるかどうか。
入用ならばお貸しいたしますが。
…外に行けば、どなたが居なくなったか分かるのですね?
―回想―
[押さえる力は如何とも出来ぬ程に強くて]
――!
[ただ一度、震えただけ。
声も出せぬまま「あか」を零して「くろ」へと沈んだ]
[彼が殺したなら、彼らがやったのではありません。
そうしてまた、殺されたのも彼らではありません。
わたしはそのことに安堵していました。]
まあ……お気持ちはわかります。
[メモのクインジーの欄に何かを書き添える。]
誰も彼も、怪しく見えてしまうのは仕方がありません。
私もそうです。疑心暗鬼に陥っていますから。
少なくとも、私はそれを責めはしませんよ。
[努めて。努めて過剰に善人ぶろうと。]
こういう時だから。
[狼狽を指摘することなく]
[そもそも気にすら止めぬ風に、糸目から視線を外す]
だから、その様に笑われるのですか?
――うん、そうだね。
[クインジーの問いを含んだ肯定を、肯定する]
一人で歩いていたら殺されるのなら、
部屋に篭っていたのは正解だったみたい。
[行き来する視線に、何を驚くのかと言いたげな眼差しが向いた]
[そんな記憶が曖昧ながらに戻ってくる。
届いた声に顔を向けて]
避けようも無く与えられる死から。
そのままでは確実に齎される死から。
[足元を仮に覆っていた布らしきものが見えない。
踝の辺りに赤黒く残る枷の痕]
逃げたいと、思って。
逃げてきたはず、でしたのに。
[二度目の溜息。そして瞬き]
…ハーヴェイさ、ん?
辛気臭い表情をして、解決するのならやりますよ。
その方がいいなら、そうしましょうか?
[指摘を受けて、不器用に表情を変える。]
気持ち次第で状況が好転することはないので。
私がすべきは、情報を集めて冷静に分析すること。
そこに、感情を差し挟む余地はないのですよ。
[淡々と、メモに今聞いた情報をまとめている。]
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