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[腕を緩めたゲルダ>>92>>93からロミを受け取り、シーツの上へと横たえる。
安定しない首は二の腕で支えて落ちないように気をつけた]
…そう、ノーラさんは断ったのね。
[その理由は何なのかを考える。
パッと思い浮かぶのは二つ程あるが、今はそれを口にはしない]
……ゲルダ、あまり、思い詰めないで。
同じことを繰り返したくないと思うなら、人狼を探すしかないわ。
貴女には、その力がある。
[唇を噛むゲルダにそう言葉を向ける。
タオルを一枚ゲルダに渡し、付いた紅を拭うよう告げて。
もう一枚タオルを貰ってロミに付いている紅をゆっくりと拭っていった]
─ 宿屋・自室→廊下 ─
[あれやこれや、まとまらぬ思いに囚われていたためか、眠りの訪れは遅く、目覚めたのはいつもよりも遅い時間の事だった]
……ん……ん?
[寝ぼけ眼を擦って起き上がる。
扉の向こうから伝わる空気が、落ち着かないような気がした]
なに……?
[まだどこか、ぼう、とした様子で呟きながらも扉を開けて廊下に出る。
直後に耳に届いたのは、泣き声>>81で。
空気に混ざる、独特のにおいと合わせて、嫌な予感がした]
……何が、あった……?
[短い問いには、場にいたアーベルが答えてくれたか。
そうでなくとも、室内に視線を向けたなら、状況は知れる。
翠が、一つ、瞬いた]
……、
[差し出されたタオルを受け取り、握りしめた。
顎を引いてロミが拭われるのを見ている]
……ち、カラ、。
―――み、ミミ見ツケた、い。
ヒトヲ、み見てチャ、1日ヒトリだと、
ま、間に合わなナイ…
[見る事で死なせるなら人狼を見れば良い。
だけど分からない、という風に頭を横に振り。
ゆっくりと、立ち上がった]
/*
さて。
守護先どーすっかなー。
とりあえず、占霊はないにゃあ。
ここから誰かとそっち向きで話せれば、そこを基点にするつもりだが。
カルメン、どう動くかな。なな?
ちなみに例によってGJは狙ってないんだが。
その辺りは、どーなんだろなぁ、赤組さん的に。
ライヒ。
[姿を現したライヒアルト>>96に一度視線を向け、見ての通り、と言わんばかりにシーツに横たえたロミへと視線を流す。
タオルを動かすごとに紅が拭われていくロミの肌。
腹部に関してはどうすることも出来なかったため、タオルを一枚被せておくに留めた]
──…ええ、間に合わないわ。
だから、もう一つの手段も取らなきゃいけない。
[ゲルダの声>>97に返すのは、至極静かなもの。
自分の手にも付いた紅をタオルで拭うと、ゲルダへと手を差し伸べた]
さぁ、いつまでもそのままで居ないで、着替えてらっしゃい。
[手を取るなら、立ち上がらせようとするだろう]
― 前日/夜半 ―
[ノーラの聲>>*15に応じて荷物の中には金槌を忍ばせていた。
人々が寝静まった頃に部屋を抜け出し仲間と合流する。
ノーラに道具を手渡して、念のためにと見張りをする。
丸い狼についての二人の言葉にきょとんとして]
ウェンもシンのスマートだから心配なさそう。
二人は……、可愛いというより、きれいだわ。
ぬばたまの闇思わせる漆黒の毛並みも
夜闇に浮かぶ月明かりみたいな金の毛並みも
見惚れてしまうほど、きれい。
[ほぅ、と息を吐くのは二人の姿を思い出して。
けれど狩りの緊張が高まれば、聲は止んでそれに集中する。
その日は、部屋には入らず血には触れぬまま
二人の聲を、目を細め聞いていた**]
…………そう、か。
[エーリッヒ>>98の視線の移ろい。
横たえられた亡骸を見れば、何が起きたかは、知れる]
……对不起。
[悼むように翠を伏せ、小さく紡ぐのは、異国の言葉による、謝罪。
護るべきが定まらぬならば、幼き者を、と。
そう、思い至れなかったことの悔いが、微か、滲んでいた。
昨日は泣くのを堪えていたブリジットが泣きじゃくる様子がまた、痛みを感じさせて。
無意識、片手がなだめるように少女の髪に触れていた]
[エーリッヒの手を取り、頷いて。
ありガとう、と礼を呟いてから扉の方へと、ゆらりと顔を向ける。
幾人かの姿が見えて、虚ろな眸に映った。]
も、うヒトツ。
そ、だカラ…
…誰、か、こ、コシェバ、さん、ヲ。
アノ、ひとを、こ、こ殺させないで…
[うわ言のように、呟いて足を踏みだした]
/*
ゲルダに占われて、人狼COっぽいのしたかったな(
髪の毛、渡せばいいの?
今からでも間に合う? と思うのだがその前に現在軸においつこうぜ、私。
[エーリッヒの手を借りて立ち上がるゲルダ>>100は、どこか虚ろに見えた。
憔悴の所以は知る由無い。
昨日の話にはほとんど意識を向けていなかったし、カルメンから断片は聞いたものの、その後のヨハナの事で綺麗にどこかへ飛んでいたから]
……は?
ミリィ……を?
[だから、虚ろな声がその名を紡ぐのは唐突に思えて。
翠が数度、瞬いた]
/*
さて、ノーラキリングは可能になった。
が、その前にカルメンを突きに行きたいのだよなぁ。
それ以前にベアトリーチェは大丈夫なんだろうか。
このままじゃコミット出来ない。
[瞬く翠に、視線を留めた時間は長くも短くも無く。
彼女の名前が聞こえたから、こくりと頷いた]
…―――お、同じよ、ウニなななって、しマウかも、
[しれないから。
一度伏せた視線はロミへと向かい、それから、床に落ちた。
声は、ひどく、重い]
[エーリッヒの言葉には、眉を上げてから下げる。
過ぎった想いと考えは複雑な絡みを繰り返して。
一度口を開いたけれど、諦めたように閉じた]
……同じよう、に?
[重い声>>103と、落ちる視線。
それが、何を意味するのか。
幾つか、思う所はあれど、口にするのは避けた。
自身には、見定める力はない。
ただ、想いと言霊から、正しきと思うを拾い出し、それを己が血に依る呪にて形となす]
……ま、よくわからんが。
付き合い長い知り合いが、みすみす殺される事態を歓迎する趣味はない、とだけは。
言っとく。
……とにかく、早く、着替えてこいや。
そのまんまじゃ、いられんだろ。
/*
くぅ……推敲が足りてないぞ、俺!
そこはもーちょい、違う言い回しできるだろうがっ!
[鍋底てちてちてちてちてちてちてちてち……えんどれす]
[昨夜、ヨハナの自死の報せを受けたとき、
女は疲れきった表情で息を吐いた。
思うところはある。
けれどもその道は、老女自らが選んだものだっだから。
静かに眸を閉じ、短く聖句を紡いで
彼女の魂が安らかであるよう願った。
けれど――]
……なんで、だよ。
なんで、……ロミ嬢が死ななくちゃ、ならないんだよ。
[ロミは未だ幼くて。
死が彼女を連れ去るなど、許されていいはずがなかった]
――……。
[失われた少女の笑顔を想い。
最期の瞬間の恐怖と苦痛を想って。
女の瞳から、ぽろぽろと涙の粒が零れた]
…ン。
[頷いて、その横を擦れ違い先へと歩む。
その時にミリィの姿に気づき、一度、足を止めた。]
あ、ナタを、…選ばせハ、しシナい。
[殺させない、と言いたかった。
けれどそうは言えなくて―――
目を合わせることできぬままに、その場を足早に去った]
細工師 ライヒアルトは、交易商 ミリィ を能力(守る)の対象に選びました。
/*
とりあえず。
パスありがとう、といわせてくれ……!
これで仮セットの理由はできたw
この後、また変わるかも知れんけどーw
つか、すまんね、情報とらない守護者で!
― 昨夜 ―
[ヨハナの死が伝えられた時、男は苦虫を噛み潰したような顔をした]
生きているのに、何で死ぬ事を選ぶんだ。
[呟くも、すぐに目を伏せ、十字を切る。
そうして、借りた部屋に入っていく事になった。
その日のうちに、もちろん、食事は頂いていた]
……運んでやれるなら、その方がいいんだろうが。
自衛団の連中次第、かね。
[エーリッヒの疑問の声>>102に、軽く肩を竦め。
それから、がじ、と頭を掻いて息を吐く。
向かうのは、立ち尽くす赤い髪>>110の所]
……座れるとこ、いくか?
[泣くなとも落ち着けともしっかりしろ、とも言わない。
投げるのは、ただ、休む事を促す言葉だけ]
― 昨夜 ―
ありがとう。嬉しい。
[カルメンの褒め言葉が聞こえると、くすぐったそうに囁いた。
焦りはしても物音を立てる愚を犯さずにすんだのは、そうした会話で心穏やかに始められたからかもしれない。
ウェンに心臓を差し出され、口で受け止めると流れる血潮を味わった。一口に食べてしまうのは勿体なくて、握り直すとゆっくり食む]
あまぁい。
無垢な子をたべたのは、私もはじめてナノ。
クセになってしまいそう……。
[浮いた聲で囁きながら、臓腑を貪り食らった]
こんやも、ありがとう。
[満腹を訴えてロミの部屋を出ると、見張りをしてくれていたカルメンにトロリとした顔で微笑みかけ、部屋まで戻り休んで]
― 朝/宿屋個室 ―
[ウェンデルの朝は遅い。
遅いが、流石に同じ屋内、近い部屋の前の叫び声は
深い眠りも覚ましていた。
ただ外の足音を聞きながら
ぼうとする頭を振って、
眠気眼で廊下へと出る。
人の姿を捉え、其方の方向――ロミの居た部屋の方へ]
なに、
[問いは言葉を続けなかった。
血の匂いに、琥珀が瞬き、
目を伏せて手を握り締めた]
/*
ちなみに現在、RP的には。
守護先として選べるの、ミリィかカルメンだけなんだよね!
玉の共鳴がキーになるからねぃ。
にしてもなー、赤が読めんなぁ……後、どこよ(汗。
[翌朝もまた悲鳴で起こされた。
深酒をした後のように頭の重さを感じる]
ウゥゥ。
[獣のようで同胞のものとは明らかに違う咆哮に小さく唸った。
何度も何度も頭を振って、意識を取り戻してゆく]
/*
まあ、とにかく選べるのがそこなので。
そこ二人には、守護COしておきたい。
ただ、ミリィには情報が集中することになるので、ちょっと悩む。
にゅーん、どうしたものか。
― 昨夜 ―
見惚れてろ。
大きくなったら乗せてやる。
[人間の姿の時と同様、狼としては小柄な姿。
前提付けて笑い声。
手伝いしてくれた姿には、サンキュ、と
礼を言って、獣のように、
人間の姿で頬を彼女の腕に寄せた。
頭をこすり付ける仕草。
手が汚れているからだった]
――こんな旨いモンは、
それでも、もう二度と食わないな。
[告げた声をシンは聞いていたか。
食餌の姿を、ただ眺めて、
そして夜は、終わった]
おはよう。
――大丈夫か、お前。
[声に心配そうな色が混じった]
また食いたいな。
でも、我慢だ。
此処でそんな姿を見せたら、殺される。
[伝える声は、抑えた欲の色も乗る]
[借りている部屋へと戻り、荷物をとって
アーベルか女将かを探し、湯を使わせて欲しいと願う。
用意がまだなら、水でも良かった。
身をきれいにして着替えを済ませ、息を吐く。
手を見下ろして―――きゅ、と、握り。
洗面所の鏡の前に立ち、自分を見詰める。
上目で見る卑屈そうで地味な、冴えない女がいる。
暫くの時間そうしてにらめっこを続けたあと―――
不意にえづき、俯いて背を丸めて胃液を吐いた]
― 前日/宿屋 ―
自分と同じだと思ってしまって。
お引止めしなければ良かったですわ。
[俯いた顔を上げると見えるのは深い哀しみの表情。
思うところはあっても、その死を悼む心に嘘偽りはなかった。
食事はほんの少しだけ。どうにか、というように口にして部屋に戻り休んだ]
[こくこく、と何度も頷く様子>>115に、僅か、苦笑を滲ませて。
それから、宥めるように、頭を撫でた]
ん、ああ。
そっちは、頼むぜ。
……こっちは、何とかなる。
[白に包まれた亡骸を抱えたエーリッヒ>>117にはこう言って頷いて]
ブリジットも。行こう?
[ミリィに続くように、少女にも声をかけた]
/*
……もっとドライな女になるはずだったのになぁ。
我ながら、あざとい。
これも全てロミが健気で可愛いのが悪いのよ、と
責任転嫁しておきましょうか。
刺繍師 ゲルダは、研究者 ベアトリーチェ を投票先に選びました。
― 宿屋 ―
[暫くの後、手には爪の跡が微かに残る程度だけれど
手を開いて、部屋の前へと近付く。
去ってゆくゲルダ、エーリッヒの二人は、ただ見送るだけだった]
――おい。
お前ら、一旦どけ。
顔洗って来い。
[泣いている女性には、ぶっきらぼうにも聞こえる言葉を伝える]
此処、他の女が近付かないようにしておく。
[半ば眠気が覚めきっていないからか、
琥珀の目は半眼になっていた。
ライヒアルトに二人は任せる気満々だ]
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