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[ぺたりと座り込む。
この人は、自分が出来なかった望みを、俺に託したのではなかったのか?
何故?
何故??
何が俺にそうさせた?…いや、俺は何をしている?]
…くっ!
[自分の左手に、思いっきり銃底を叩きつける。
みしり、と嫌な音がした。
呑まれるのか?
もう呑まれてしまっているのか?
…あの人のように。]
[ブリジットがベッドに入るのを見届けて]
[少し考えて自分もベッドの中に]
おやすみなさい、ブリジット。
ここに居るから…ね?
[そう言って、また昨日のように子守り歌を歌って]
[ブリジットが眠ったことに気付いたなら]
[やがて自分も*眠ってしまうだろう*]
[老人をそっとソファーに横たえると、両手を組ませて毛布をかけた。
左手が痛みを訴えたが、気にしないことにした。
定位置に座ると、肘をついて頭を抱える。
ぐるぐると堂々巡りを繰り返す思考。
…何処までが自分の意志かも判らず。
そのまま、もう動かぬ老人の死体を*見つめ続けている。*]
[エルザの温もりを感じて]
[まどろむ]
[不思議な安らぎに似た]
[なんだろう]
[ぽかぽかする]
ぽかぽか…
[エルザの優しい匂いに包まれて*眠る*]
[中]
オト×エリ、エル×ベアの恋人PPなんだろか?(真顔
さて、初日に灰に書いた設定を大幅に変更するよ。
流れに身をまかせの行き当たりばったりだからできる芸当だけどね。
―集会所の外―
[7、8歳くらいの金髪の少女が何かを抱えてやってきた。
女の子は頻りに辺りを警戒していたが、
誰もいないとわかるとそっと腕に抱えていたものを地面に下ろした]
『さあ、ジョン。
いつも閉じ込められていて辛いよね。
この時間、大人達はミーティングで出払ってるから、
ちょっとくらい研究室抜け出しても大丈夫、見つからないよ』
[女の子がそういうと、地面の荷物は返事をするかのように「わふ」と吠えた。荷物――いや、小型の犬は女の子のあとをついて回る]
『ジョン!折角だから、思い切り走り回ってきなよ。
こんなチャンスめったにないんだから!』
[と少女は言うが、ここまで慕われて万更でもない様子]
[一人と一匹はあちこち走り回り、もつれるように雪上を転がり回る]
[しかし女の子は気付いてなかった。
「ジョン」と呼ばれている小型の犬、いや獣が、
ときたま女の子のほうをじっと見ていることを]
[普通の犬では有り得ない、
虚無の闇を思わせる真っ赤な瞳で]
[唐突に女の子と犬の姿が消えた。
まるではじめから存在しなかったように]
[二人が走り回っていた場所には、
新雪が降り積もり、足跡一つ*ついてはいなかった*]
―一階・厨房―
[僅かな呻き声を上げて目を覚ます。
目を開けて最初に目に入ったのが食器棚で。
思わず首を傾げてから思い出す]
…ああ…俺、また…
[少し周囲を見回せば裏口の扉が見えて。
それで想像がつく]
…運ぶつもりが運ばれた、か。
何してんだろ、俺…
[片膝を立て、緩く抱いて額を押し付ける]
[溜息を吐き出しながら目を閉じて]
[目蓋に映るのは]
[昨夜の]
―――っ!
[全身の骨が軋むような錯覚。
咄嗟に抱いたのは痛みを訴える体か、懐のそれか]
……………ぃ……って、ぇ……
[かなりの間の後、ようやく声を絞り出し。
急速に失われた体力を補うように*眠りについた*]
/中/
△と云われるとどうしても木馬な気がする俺はもう死ねばいいと思う。
…■にしない?木馬はすっげぇやだ(まがお
壁|・)o〇(*業務連絡*
まとめのほうに、相談用のページ新設しましたのでご活用をー。
http://werewolf.rash.jp/?%a3%b1%c2%bc%a1%a6%cb%a2%cb%f7%a4%ce%cc%b4%cb%c2%a4%ae%a8%a1%b8%b8%cc%b4%bb%ee%b8%b3%c2%bc%a8%a1%2f%a5%e9%a5%b9%a5%c8%c5%b8%b3%ab%c1%ea%c3%cc%a5%da%a1%bc%a5%b8)
―森の中―
[目を開く]
[冷たい][雪が]
[おいてきてしまった少女のことを考える]
[埋めてあげればよかった][そう思う]
[おいてきてしまった少女のことを考える]
[彼女は、きっと][幸せになるだろう]
[だから逃げて]
[ここから]
[昨日のささやいた言葉を][判ってくれただろうか]
[月ではない][陽の下で]
[爪だけを]
[狼のものに]
[そっとそれを][集会所にはにおいは届かないだろうと]
[風向きから判断して]
[自分の手首に*押し当てる*]
[彼の部屋は、未だ少女が、赤い海に沈むままだろう]
[机の上に、二冊の本]
[使い古した辞書と][まだ空白のある日記]
[日記の中には、とりとめのないことも書いてある]
[子供たちに、文字を教え始めた時のこと]
[一人で暮らし始めての生活のこと]
[義母が自分を見ても叫ばなかった時のこと]
[そして]
[この集会所につれてこられた時のこと]
[仲間がいたこと]
[守ると、約束したこと]
[幼馴染も守ろうと]
[それが][だんだん][月の話に]
[かれらがしあわせになるようにとねがう言葉]
―ニ階・イレーネの部屋―
[ランプの灯火はゆらゆらと揺れて次第に小さくなって]
[それと共に彼女の姿は薄く][幼い少女へと変わっていく]
[さらさらの長い銀の髪を靡かせて]
[大きな瑠璃色の瞳をきょろきょろと動かして]
[暖かそうなコートを翻して扉から出て]
[ふいと焔は消え彼女の部屋に静寂と暗闇が訪れる]
[きっとすぐに狂ってしまう]
[今までとは違う]
[大切な二人を手にかけてしまう前に]
[死んでしまいたい]
[あの日に死んでいればよかったのに……]
[触れていないのに、扉は通り抜けられる]
[少女はそれを疑問に思うこともなく]
[年は十にも満たないだろうか]
[あどけないかお]
[あかい海に足を踏み入れて]
[くすくすわらう][たのしそうにわらう]
─二階・個室─
[夢に揺られる。
ぼんやりと。
4年前の『事件』。
閉ざされた場所に、閉じ込められた者たち。
確か、何かの合宿で。
最初の犠牲者は引率者で。
……それから、全ては始まった]
[ついこの間まで一緒にはしゃいで、ふざけあっていた者たち。
それが、お互いを疑い合い。
そんな中。
『神の祝福』とされる『聖痕』を持つ自分ともう一人は、状況をまとめる者とされた。
まとめる者──否。
『導く者』に]
[もう一人は、ごく自然にその立場に立ち、自分はそれをサポートしつつ。
仲間たちを『生きるために』殺して。
同時に、仲間たちも殺されて。
減って行く人数。
やがて、朱の聖痕を持つ者は、無残な姿を晒し。
彼を、手にかけた者を見てしまった時。
自分の中で、何かが、壊れた]
[どうして、と。
問いを投げた覚えがある。
その問いに、返り血を浴びた少女は。
微笑んで、何も、答えなかった]
ん……。
[目が覚める。
傍らには、温もり。
真白の仔猫。
首の黒いリボンは、形見。
護りたかった者の]
……く……。
[異常な気だるさは、病状の悪化と聖痕への反逆による衝撃のどちらなのか]
……薬、飲んでねーもんな……。
[こぼれるのは、自嘲の呟き]
[でも][お母さんも][お父さんも][違ったの]
[いたみより][くるしみより][きょうふより]
[わたしの心配をしていたの]
[わらいごえが止まる]
[机の上の日記に半透明の手が触れる]
[捲ることすら出来ないのに、その内容は理解出来たのだろうか。
首を、傾げて]
なんで、殺しちゃいけないの?
[稚い疑問の声が零れ落ちる]
[左の手で、右肩の蒼い花を撫でる]
……これに殺されるのと、自分で死ぬのと、誰かに殺されるのと。どれが一番ラクなのやら……。
[苦笑する。ふと、二階に戻る時に見た居間の様子が蘇って、消えた]
……ルーツィア。
あの時、お前に……お前に喰われるのが、一番、ラクだったのかもしれねぇな……。
[そうすれば、と呟いて。押し包むような熱に、ぼんやりと身を委ね]
My mother has killed me,
[ころせばいいのに]
My father is eating me,
[たべればいいのに]
My brothers and sisters sit under the table,
[なんでそれがいけないのか]
Picking up bury them under the cold marble stones.
[なんでそれがかなしいのか]
探偵 ハインリヒは、教師 オトフリート を投票先に選びました。
壁|・)o〇(*業務連絡*
まとめサイトへとの鳩書き込みで文字化けが発生するようですので、臨時の待避所を設けました。
度々変わって申し訳ありませんが、メモ節約の相談関係はこちらにてどうぞ。
http://thukimi-houraiya.com/cgi/seirei/seirei.cgi
の、
『No.952 幻夢1村 臨時相談所』トピヘ)
[あまりに静かだった。
憤りを叩きつけた左手が痛みを訴える。
救急箱を探すと、湿布を貼り付けて気休め程度の手当。
ふと、微かな物音に気付いて、厨房へ。]
…ユリアン?
[バンダナを巻いた頭が視界にはいり、ぎくりとする。
慌てて駆け寄った。]
[膝を丸めたままの、微かな寝息。]
…なんだ。
[眠っているだけだ…と、安心する。
一瞬、ソファーに寝かせようかとも思ったが、目覚めた時に傍らに老人の死体ではあんまりだ。
あとで弔ってやらねばとも思いつつ、ユリアンを背負って二階へ。]
[彼を適当にベッドへ放り込むと、自室に戻ろう…と廊下を歩く。
通り過ぎるドアから聞こえた、風に窓が揺れる音。]
…オトフリート?
[嫌な予感と、胸騒ぎ。
そして、そうする事を強要するような内なる衝動。
ゆっくり、ドアに手をかける。]
…貴様か!?オトフリートっ!!
[開け放たれた窓。その先に消え残る足跡。
何かに突き動かされるように、窓から飛び出し、雪の中を転がって勢いを殺した。
足跡を追う。
…その自分をどこか滑稽だと見つめる自分。
*まるでそれは三流キネマの主人公のようで。*]
─二階・個室─
[ふと、思い立って、窓を開けようと思った。
雪が見たい。
考えたのはそれ。
そう思って立ち上がり、窓を開けた時]
……え?
[響いてきた、怒号。
外を見やる。雪の中へ飛び込み、そして、走り出す姿]
……ああ。
[無感動な声]
……馬鹿野郎が。
[それから、いつもの悪態の後。その場にふ、とくずおれる。
意識はあるが、動くにはやや、体力が不足しているようだった]
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