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[顔を伏せたまま、止められない後悔が口から飛び出していく。
それに対して言われた、ライヒアルトの言葉。
俺が許すというその言葉に、肩を震わせた。]
……っ…ふ…うぅ……っ…
[返事は返せぬもの。
顔を伏せたまま声を押し殺して泣く声が、その代わりになるだろうか。]
/*
女性に対して突剣で喉ごふっ、はどうかと思ったんだけども。
心臓刺すだけじゃ致命傷にならない気がして、つい。
カルメンごめんね。
――…あの中に居るらしいな。
見当もつかねぇが………。
[クロエの問いには肯定の頷き]
大切、か……。
そうだな………。
[ゆるく相槌を打ち]
もし、その目を持っていたとして
――…見つけて如何する?
止める為に話しに言ったとして、
お前さんが食われちまうかもしれねぇぞ?
悔しいのは分かるが、無茶はやらかすなよ。
[案じるように声を紡ぐ青年の眸は彼女に向けられたまま]
ちゃんと、全部食べたもの。
[リヒトの言葉に拗ねたように返すのは、
薬が想うより苦かった所為もあった。]
私は、君がいないと駄目なこと、君が一番知ってるくせに。
でも、だからこそ、君が大事だから謂ってるんだよ。
[妻の言いようにあわあわと、
手の内で転がされるままの言を紡ぐ。
その後、ちょっとしょげっとした*]
[微かな嗚咽を零すクロエを見詰めていた眸が彷徨う。
僅かに迷うような間があった。
震える華奢な娘の肩が深緑に映り込み]
――…我慢するな。
俺は見てねぇし、聞いてねぇ。
だから………
[彼女の背に手を遣り撫でんとする]
見つけたら…止めに行くよ。
話して、わかってもらえるならそれで。
もしも私が食べられたとしても、それで最後にしてくれるなら構わない。
…目のこと話すって決めた時に、覚悟はしてあるもの。
[伝承や昔話からではなく、祖父から言われていた事。
この目を人ならざる者に知られたら、命を狙われると。
だからこそ、皆に伝えたのだ。
嫌われても、皆の盾代わりになることは出来るからと。]
[そうして、それから数年。
俺は、幼馴染連中の家の手伝いやら、内職やらで村の外での活動資金を貯め、そしてある程度の資金の貯まった夏の終わり。]
おまたせ、おっちゃん、ユーリにぃ。
[村の入り口のところで待っていた二人に駆け寄る。
その手には大きめの旅行鞄。中には最低限の身の回りの物と村の皆からの激励の品々、そしてこれまで貯めた活動資金。
これからどうするかと聞かれれば]
とりあえず、麓の町に拠点を置こうと思います。
そこまで、お願いしてもいいでしょうか?
あ、もちろん相応のお代は払わせてもらいます。そこは意地でも。
[そう答えたっけか。]
[背を撫でる手に気付けば、その温もりに涙腺が余計緩み。
ふ、と息を吸って掠れた声で呟いた。]
ライ兄…ありがと。
ごめん、ね。甘えて。
[そう、小さく礼を言うも語尾は泣き声に歪み。
顔を伏せ、泣き顔は見せぬまましばらくそうしているも。
気がつけば、泣き疲れたか*眠ってしまった。*]
――…覚悟はわかった。
でも、さ。
自衛団長殿は止める為に寄越したんだろ。
あの、銀の短剣。
話し合うより、自分の命を大事にしろよ。
[クロエの言葉を聞けば
僅かに困ったように青年の眸が伏せられる]
…うん、好いのかな、僕…
[何処か迷う素振りの娘は、未だ戻らぬ二人を想って紡がれる。]
そう、だね…お祈りしておこうかな
クロエとライヒ君になにも無かったら好い…
[そっと両手を重ねて指をからめて祈る仕種。
如何か好きな人たちが無事でありますようにと囁かれる。
ゼルギウスに有難うと伝えて微笑み。
そうして、二人が部屋に戻るなら御休みなさいと手を振って。]
…ちゃんと帰ってきて呉れると好い、な
ん…分ってるの。
ごめんなさい。
[しょげたのが見えれば言い過ぎたかと、隣に座って手を握る。
流石に人前で、それ以上のことはしなかったが。]
でも貴方が心配なのも、解って。
[夫の顔は見ずに、ぽつりと呟いた。
表にある不安は演技でも何でもない。
子を、同胞を、夫を失うかもしれないというこの原状は、
想うだけで顔色を変えるには十分な事柄だった。
それから部屋に戻ろうと立つまで、握った手を離そうとはしなかった。]
――…甘えたうちにも入らねぇよ。
[感謝の言葉に照れたような声をクロエに向けた。
伏せたまま泣く彼女の背を撫で続けていれば
やがてその声も止み傾ぐ身体]
………なんだ、寝ちまったか。
[暫く肩を貸していたが
外で過ごし彼女が風邪をひいてはかなわない。
青年はクロエを抱き上げ宿屋へと歩み出す。
洗濯小屋の方が近いのだが勝手に入るのは躊躇われる。
それにゲルダには連れて返ると約束していた]
―宿屋の玄関先―
[宿屋に辿りつくのは間もなくの事。
クロエを抱き抱えたままでは
両手が塞がり扉を開けるのも一苦労だった。
起こさぬようにと思うからこそ大きな声は出せない]
――……。
[さて、どうするかな、と辺りを見回すのは人を探しての事]
……本気で村から出るんだ。
[渋い顔で言ってもブリジットの決意は変わらなかった。
父親の方は、そうと決めたならと受け入れる姿勢だ]
はあ。いやそんなに待ってないけど。
この後どうするの。
[麓の村でというなら、まだ行き来もしやすいだろう。
納得して大きな旅行鞄を引き受けようと手を伸ばした]
意地でもね。下りるペース落としたくないからそれは貸して。
[父親も苦笑しながら言い分を了承し頷いていた]
甘くなくっていうなら、以後ラヴクラフトさんと呼ぶね。
商人と作家。対等な関係の証ってことで。
[だからそれ以来ずっと、村で会ってもラヴクラフトさんと呼んだ。
年々変わってく彼女に何とも言えないものを感じながら。ずっと]
―夜・宿屋自室―
[そんな記憶の底に沈めていた話を思い出したりして。
振り払うように、苦蓬の酒を昨晩より多く口にした。
それでもまだ古い革箱を開ける事が出来ずにいたのだが]
……?
[室内なのに風を感じて、窓の方を振り返ろうとする。
その前に口を塞がれ、まともに動けもしない内に喉を裂かれた。
焼けるような痛みと熱。
声も奪われ抵抗の余地なく引き倒される。
視界は紅く滲んでいて朧な影しか見えず、それも点々と広がり始めた黒が塗り潰して*いった*]
/*
なんか、らぶっぽくも見えるけど。
申し訳なくもそういうことではないのです(ぁ
アーベルとは別の意味での腐れ縁みたいな。
どうしてそうなるんだよお前は、とかそんなん。
ユリアン自身は村のようなあったかい生活に憧れているから。
それも行商やめて骨埋めようとまでは思えていないけど。
ま、今度の展開で変わる可能性も皆無じゃないですけども。
今はまだゲルダとかクロエをいいなーと思ってしまうユーリなのです。こんな奴でごめんね、ジットちゃん…!
うわ、こんな時間だったのか。おやすみなさい。
―宿屋の玄関先―
[確認する声はゲルダのもの。
眠るクロエを気にしてか潜めた声で応じる]
ああ、そうだ。
[開けられる扉。
ゲルダにゆると笑みを向ける]
ただいま。
ちゃんと連れて帰ってきたぜ。
ただし、疲れて寝ちまってるがな。
中
しかし妊婦ってキャラは使いやすい
演じやすいかどうかは別だけど
そも狼弾かれた時に狼の栄養になりやすそうなキャラ選定したわけですが(
あと別の村に夫婦役で入りたかったけど駄目だったからここで解消、と言う名残。
でもってキャラ。
最初ノーラにしようかと思って、何となくやめて
クロエにしようと思ったらクロエ使われてたから
結局前村のリベンジという決意入りでまたイレーネ使ったのでした。
ちなみに妊婦がボツらなければライヒ使いたかったので神父やろうと思ってた人。
速攻使われたので先にボツになりました(
…好かった、よ
二人がちゃんと戻ってきて呉れて、嬉しい
[ライヒアルトの腕の中に居るクロエを一目見て、
何処か安堵する素振りを娘は見せた。]
泣いてたんだ…
[幼馴染の目許が濡れていた事に気がつくと、
娘は案ずるようにそっと髪を撫ぜた。]
ゆっくり休ませてあげて
お部屋に運ぶなら、部屋の戸を開けておくのだよ?
[こてりと頸を傾ぎ青年に問う。]
中
使いやすい、っていうか利便性が高い、かしら。
襲撃理由=おなかの子の栄養の為って大義名分付くからねー。
喰ってよし喰われてよし(
問題は口調が安定しないこt…(それは妊婦が理由じゃない
…流石に寝ようか。
にして手も相変わらずそこ二人はよっぱりですな!体大事にね!
[ユリアンの言葉(>>+19)に、黙ってこくりと頷く。この決意は揺るがないもの。
とはいえ、愛しきこの村と永遠のさよならをするつもりは更々なく。
この村に籠もっていては見えないものを見に行く。
それが、この決意の根底。それは今も変わらず。]
うん、わかった。………中のもの取っちゃやだよ?
[荷物を渡す時そんなことしないと分かりつつも、敢えてそう言ったのは、やはりこの先の不安を少しでも紛らわしたかったのかもしれない。]
うん、分かった。じゃあ、私もこれからはリヒターさんとユリアンと。
…………ありがと。
[そうして、俺は村の外という新たな人生の一歩を踏み出すこととなる。]
約束したろ? 連れて帰るって。
[ゲルダに小さく頷く。
撫ぜる様を眺めていたが問われた事には]
そうだな。
部屋に寝かせたいから頼めるか?
[ゲルダが先に歩き始めれば
クロエを抱いたままそのすぐ後をついてゆく]
…覚えてて呉れたのだね、有難うなのだよ
[幼馴染の泪の理由は其れ以上聞かずに。
クロエの割り当てられた部屋へ案内し、
ベットの中へと寝かせる為にライヒアルトが寝かせて呉れたのなら、
毛布をそっと掛けて、ぽふぽふと撫ぜた。]
―――…無理もないかな
もし明日…誰か死んでしまっていたら、
クロエはまた力を使うことに成る…
[優しい彼女が重責をまた背負わぬか娘は案じていて。
部屋に留まるのも悪いかと想い、出るかい?と訊ねただろう。]
[そうして始まった新たな生活は決して楽なものではなかった。
舐められないように改めた口調は、不可逆のものとなり。
煙草も、咽ていた初めの頃から、今では重度の中毒状態に。
売れない頃は、生活の為に身体を売ったことすらある。]
ああ、でも……
[そう。でも、俺は諦めなかった。
リヒターさんもユリアンもたまに訪れた時はよくしてくれたし、何度か折れかけ、村に帰った時には幼馴染たちも楽しみにしてるよ、と励ましてくれた。
だから今の自分がいる。だからこそ、もっと恩返しがしたかったのだが]
ああ、くそ。もっと生きていたかったな。
[俯き、ポツリそう呟いた頬を一筋の涙がこぼれていった。**]
ついさっきの言葉を忘れるほどボケちゃいねぇよ。
そんなことくらいで礼なんて言わんでも良いさ。
[ゲルダに案内された部屋の寝台に歩み寄ると
そっとクロエを其処に寝かせて]
――…そう、だな。
その時はお前さんが慰めてやれ。
さっきだって気になって仕方なかったンだろ?
[訊ねに頷きはするが――]
なぁ、クロエの涙の跡、濡れた布ででも
拭っといてやって呉れねぇか?
あんまべたべた男に触れられるのもイヤだろうし。
頼まれて呉れないか、ゲルダ。
[部屋を出て、その扉の前でそう頼む]
――…そうだな。
俺も怖いよ、明日が来るのが。
[ポツ、と紡ぎゲルダの頭へと手を伸ばす。
軽く撫でれば微かな笑みを向けて
青年は宛がわれた部屋へと戻ってゆく**]
ン、でも無理やり連れてきてしまったのかと想ってたのだよ
そうじゃなければ好かったのだけど
[クロエを起こさない様に一旦部屋を出ようと。]
……うん、でも僕に云えない事かもしれなくって
僕だって話せない事は有るんだよ…
だから、クロエが話して呉れるまで僕からは聞かないのだよ
[こてんと頸を傾ぎ、そうなのだと云う。
泪の後を拭って置いてほしいと云われれば、こくりと頷き。
直ぐに持っていたハンカチを濡らした物を持ってくると、
もう一度部屋へ入りクロエの目許を拭って置いた。
程なくして戻ると待ってて呉れたらしき青年に、]
…そうかな、僕は目許を拭って貰ったり、
お部屋まで運んで貰えると嬉しくて感謝しきりなのだよ?
[厭と決めつける青年の声に娘はふるふる頸を振り。]
[去り際、頭を撫ぜられれば垣間見えた密やかな笑み
娘の眉は下がった儘だけど、同じくした想いを持つと想えば
安堵をおぼえる態へとなり。]
―――明日なんて来なければ好いのにね
クロエも、ライヒ君も……いなくなっちゃ厭だよ
[部屋へもどるのを見送り、程なくして自分も部屋へと戻るのだろう*]
―夜半―
[寝静まった宿屋――。
リヒトはゆっくりと窓に手を掛けた。
並外れた獣の身体能力は人の姿のままでも発揮されるもの。
窓枠に手を掛け僅かな足場を伝いユリアンの部屋に向かう]
――…気付いて呉れるなよ。
[厭な予感がしていたからこそ狩りに慎重になっていた。
窓の外から獲物がいるのを確認する。
運良く此方に背を向ける形となっていた。
器用に窓を開ける。
音は微かだが獣の耳にはやけに響いた。
開け放たれた窓から夜の風が部屋に吹き込む。
夜空を背にしたリヒトの金色の眸が弧を描いた]
[リヒトは窓枠に足を掛け部屋の床に降り立つ。
しなやかな獣染みた動きに音は無い]
だぁれだ?
[ユリアンには聞こえぬ聲で悪戯に問い掛ける。
気付かぬと思いながら紡いだ聲。
けれどユリアンは気配を察し身構え振り向こうとしたか。
リヒトに焦りはない。
寧ろ其れを愉しんでいる節がある]
済まねぇな、お前さんに恨みはねぇが……
喰われて呉れよ。
[此方を向く前に声を出させぬよう右手で口を塞ぐ。
もがき抵抗されるもリヒトの腕はビクともしない。
これで鼻も塞げば窒息死させられるかな、と
そんなことを考えていたけれど――。
抗うユリアンが音を立てようする気配がし
金の眸がすぅと細まり左の腕が彼の首へと掛けられる]
[咽喉へと宛がわれた左手の爪が人狼の強靭な其れへと変わる。
腕を引き深くユリアンの咽喉を引き裂く。
太い脈まで断ち切ってしまったのだろう。
勢いよく吹き出す血潮。
室内には甘く獣を酔わす香が漂う]
ユリアン。
お前さんと話すの、俺は結構好きだったぜ。
[多くの血を失ったせいか
深い傷を受けた衝撃かユリアンの躯から力が抜けてゆく。
相手が如何思っていたかなど漆黒は気にしてはいない。
求めても得られぬものと何処かで分かっていた]
――…あーあ。
取引先が減っちまったな。
[残念がるような聲。
本当は話せぬ事を残念に思ったのだけど
漆黒がそれを語ることは無かった]
[重くなったユリアンの躯を静かに床に横たえた。
咽喉から溢れる血が床を濡らしていた。
見下ろす獲物の躯はまるで人形のようにある。
漆黒は左手を濡らす赤に舌を這わせた。
口腔に広がる血の味は結社を名乗る男に似ていたが何処か違う]
ユリアンは如何やら力持つ者だったらしいな。
分からぬ事は心に訊くか。
[クツリと咽喉を鳴らす。
膝を折り衣服を軽く裂いた。
ユリアンの心臓の上には鋭い何かで傷付けた痕があった]
………何だこりゃ。
[コトと首を傾ぎながら痕をそろと指の腹で撫で遣る。
確かめるようなその仕草。
考えても分かりはしないから漆黒は思考を放棄した]
[獲物の首筋へと顔を埋める。
未だあたたかな血を啜り漆黒は咽喉を鳴らす。
酷く機嫌の良さそうな音色は先ほどの怖気を忘れたかのよう]
――…美味いな。
[昨日の血ともまた違う。
男の血にしては蕩けるような甘さが舌に残った。
咽喉を潤せばくちびるを其処から離す。
強靭な爪がユリアンの胸から肉を掻き抉り
阻む白が覗けば無理に歪めその奥に眠る心臓へと向けられる。
既に其れが動くことはない。
太い血の管をぷつりと引き千切り赤く熟れた実を齧る]
……へぇ、こいつは面白い。
[何かを悟ったか口の端を吊り上げた。
半分同胞への土産にするかと一寸考えるも隣にいるヴァイスルヴを
起こしては彼女を部屋に止めた意味が薄れる。
残りを一呑みにしてリヒトは食事を終えた]
ご馳走さん。
男にしてはなかなか美味かったぜ。
[狩りと食事を終えた事を同胞に告げる聲は
何処か控えめなもの。
調子の悪そうなもう一人に気を遣ってのことだった]
さてと、そろそろ退散するか。
[両の手に付着する血液を丁寧に舐め取ってから
窓枠へと手を掛け血に濡れた部屋を出る。
外の水場で残る赤を綺麗に洗い流してから
窓から宛がわれた部屋の寝台に戻ると静かに目を閉じた。
金色だったその眸は次に開かれる時には深緑に戻っている筈**]
―昨夜―
[部屋で静かに夫の様子を見ながら、耳は注意深く同胞の狩りの様子を探っていた。
些細な変化があれば、すぐに飛び出して行けるようにと。
だが同胞の楽しげなコエからは、彼が感じる不安要素は見つからず。
調子の良さそうなコエに、時折くすくすと笑うほどの余裕は保たれた。]
あら、当たりだったのかしら?
[力持つもの、との同胞の言葉に嬉しそうなコエが小さく零れる。
何時もより小さな囁きは、傍らの夫を気遣った為。
夫は良く眠っていたか、それとも眠れず様子を伺っていたか。
どちらにせよ、こちらは狩りの熱に当てられぬよう戯れに夫の長い髪に指を絡ませ
唇で掬うなどして玩び、その衝動を紛らわせていた。]
[内に宿った熱も衝動も、
目を閉じ夫の規則正しい呼吸と鼓動を聞いていれば、緩やかに収まってゆく。]
何もなくて良かったわ。
[同胞の狩りの終了の合図には、ほっとしたようにそう返し。
彼が部屋に戻り目を閉じる頃、おやすみなさいと囁きこちらも眠りに落ちていった。]
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