情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
お前は、言われたくないといいながら本当は莫迦といってほしいんだろう?
[狐はわらうが、心なしか呆れたようにも見える。]
……誰を封じた?
[大股で儀式の間に踏み込み、長老へと短く問う。
アヤメがケイジを捕らえてきた事などを聞き、強く頷く。]
………そうだな。あれは危険だ。
己の愉しみの為なら、堕天尸に手を貸す事すら厭わんだろう。
[そう告げて辺りを見回す。アヤメの姿はない。
眉間に皺を刻み、儀式の場を出た。]
[狐の言葉には、ぎゅと目を険しくしてにらみ付けて]
なわけないだろう。
…馬鹿は馬鹿なりに色々考えてんだよっ!
[口を尖らせる]
[周囲を見回す。
知るものはおらず、人は過ぎていく。
とりあえずは、伝えるため――
そして知るために、
聖殿に行けばいいのかと考え、歩を向けた]
[扉から数歩離れた所でカルロスと擦れ違う。
その顔に浮かぶ表情に、何も言葉をかける事なく目で見送る。
そして、ふと彼の来た方に視線を向けた。
埋没する様に静かに、見知った顔がそこにあった。]
………エリカ。無事だったか。
[カレン、ロザリンドと続け消えた事を思い、小さく息を吐く。
そして彼女等の行方を問うべく、そちらへと足を向けた。]
さすがにそれくらいはわかったか……。
まァ、お前がそんな莫迦なことを言って、たとえばそこの付き人殿から怒られたりするのを、愉しみにしていようか。
[なんとも酷い感心をし、狐は嗤う。]
[名を呼ばれた先、知る者の姿。
戸惑いのような、安堵のような色が過ぎり、消えた]
……私は、大丈夫。
色々と……あった、ようだけれど。
[足は動かさず、身体を男へと向けた]
[微かな感情の色に目を細め、少し手前で立ち止まった。
返る答えに頷き、こちらを向いての問いには顔を顰める。]
ああ。色々…ありすぎたがな。
ケイジを封じ、カレンとロザリンドが虚に襲われた。
………判るか?
[金糸雀色の瞳を探り、端的に問う。]
…玩具て。
まぁ、俺で愉しめてくれてるなら良いけどさ。
[半眼のまま、ぶつぶつと]
なぁ、カルロスの翼って、あれ、あんたがやったの?
虚のひとつが封じられて、
それでも終わらない。
[呟いた直後、
発された、三つの名。
眼差しを避けるように、緩やかにまたたいた]
……貴方の言う、最初の一つを感じて、ここに来た。
二つ目は、昨日、知った。私と似た存在が消えるのを。
最後の一つは、……いつの事?
いや…どうかした、ってわけじゃないけど。
ちょっと興味本位で聞いてみた、だけ。
[ゆら、と背中の斑な羽根を揺らして]
なんで、したんだ?
カルロスがやってほしいって言ったのか。
…あいつも、意味分からないなぁ。
[ふーん、と鼻を鳴らした]
あぁ。
そういえば、窓拭き、行かなくてごめん。
理由はまともに聞いたことがないな。
[聞くつもりもない様子。]
そういえば頼んでいたな。
残るつもりでも恐らく引きずりだされるだろうから、その後でやってもらおうか。
…でも、残る堕天尸が全てを壊してくれるかもしれない。
そしたら出るも出ないも、無いな。
[今自分は何を望んでいるのか、それも良く分からなくて。
首を傾げながら、ちらと水鏡の方へと目線を流した]
さて、どうだろうな。
アヤメ嬢が来ていないのを見れば、どうやらまだ向こうにいるんだろう。
守護天将の血とやらに、勝てるといいが。
[低くわらって。]
まァ、お前が莫迦すぎて迷惑をこうむるのは、お前の家族と、付き人殿とアヤメ嬢が一番だろう。
どうやら、って…知ってる癖に。
…また馬鹿って言ったな。
そう、もうこれ以上俺のせいで回りに迷惑かけたくないから、ここに残るって言ってるんじゃないか。
[あえて問わずにいたラスの結果には頷くのみ。
またたきにも目を逸らす事なく、問いへの答えに耳を傾ける。
だが、最後の言葉に片眉を上げた。]
お前の言う通りカレンと…ラスは昨夜、ケイジは先程だ。
ロザリンドも少し前に。闇に覆われて消えた。
………恐らく、ケイジと変わらぬ頃だと思うが。
[再びの目の前での出来事に、舌打ちする。]
ここにいるから、知ってるな。
――だが、それがそもそも迷惑だというのをお前は認識していないな?
説得は俺の役目じゃア、ないが。
…出ても迷惑でここに居ても迷惑だったら。
もう死ぬしかないじゃん、俺。
[ぷすんと鼻を鳴らした。
ゆらり、背の斑の羽根は黒い部分がざわりと動く。]
……そう。
タイミングがずれた……かな。
[口許に手を添えた。
思考を巡らせながら、ことばを紡ぐ]
それに、姿形が明確に視えるわけではなく、
……そもそも、私は、彼女をよく知らない。
だから、既に内に在る属性と同じならば、
感知出来なかったのかもしれない。
[ゆるりと視線を彷徨わせた]
……もう一度探るにも、少し、……余力がない。
……
[口を尖らせて、再び膝を抱いた。
黒と金の翼で、自分の体を隠すように包み込む。]
…実際さ。
「虚」が俺の中から完全に無くなったら。
記憶とかってなくなるのかな。
…わかんねぇ。
わかんねぇけど、なんていうか…記憶が無くなっても周りの人たちって知ってるだろ。
で、無くなってる俺だけ知らない、みたいなのは、やだな、って思ったんだ。
いや、今無くなってる記憶とかは、無いと、思うけど…
…そもそも記憶が無くなった時って、なくなった事自体分からないんじゃないか?
……タイミングか。
[口元の手に視線を向け、呟きを返す。]
翠流の時には別々に感知していたようだがな。
………俺にはよく判らん。
[リディアとジョエルの時の差異に唸り、彷徨う視線を追う。]
………そうだろうな。顔色が悪い。
疲れているところすまなかった。ちゃんと休め。
あのときは、ふたりともを、知っていたから。
差異があると知ればこそ、違うものであると理解する。
知らなければ、その存在は、他と変わらず、埋没する――……
[まるで別の事を指すかのような口調。
眼差しは虚空を見つめた。
ふ、と広げられる翼に、視線を戻す]
そうであるか、別の理由からかは、解らないけれど。
……そちらも、休まなくて、良いの。
それと、他のひとは。
[思い浮かんだのは、昨日から会っていない世帯主か]
まァ、そういう面倒なことにはならないんじゃないかと俺は思うがな。
[ゆると首をむけ]
違いないな。
まァ、覚えてるならいいんじゃないか。
今更気にしてもおそかろう。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新