情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[ ふわり ][ とん ][ ふわり ]
[夜道を歩く足取りは、あたかも雲の上をゆくかのよう。
酒精の香りと、篝火の赤い炎にすっかり酔った。
ボクはイヴァンの肩に頬を摺り寄せる。
甘く甘く、春の風が香るような心地がした]
…どうして?こんなに甘く誘うのに、
[ボクの目の前に、ひどく魅惑的な獲物がある。
それが今や、葡萄酒よりも甘く甘くボクを誘っている。
嗚呼、その血はどんな味がするだろう。
その肉はどれほどまでに甘美なのだろう。
やさしい人が、この肩を抱いてくれている。
ボクは目前の恋人へと、そっと手を差し伸べた]
うん。 … 大好き。
[心から囁き返して、彼の頬に唇を掠めさせる。
触れたかどうかなんて確認をしていない。
顔を見ていられなくなって、殆ど逃げる勢いで家に駆け込んだから]
…ロラン、
[理性と本能の抗うらしきに、涙混じりに揺れる声が響く。
心臓の鼓動が早い。
これは酒の酔いか血の酔いか、恋の酔いであるのだろうか]
─ 自宅 ─
兄貴、ただいま!
っ、ちょっとユーリーの、葡萄酒貰ってね…っ
少しだけだよ。でも眠くなっちゃったから帰ってきた!
[家に飛び込んだ時のボクは、さぞかし不審だらけだったろう。
顔が赤いのは葡萄酒のせいだ。そう決め付けた。
微かに酒の香りを纏わせていたはずだから、きっと大丈夫。
大丈夫だったろうと思うことにした]
ボク、もう寝るね。兄貴おやすみ…!
[バタバタと寝室へと向かう。
布団に潜り込めば満ちゆく月を目に映すこともなく、
だからボクは、心穏やかな眠りのうちに深く沈んだ──*]
/*
この位置は なるべく早くに赤アピをしておくところ。
で、いいね?いいかな?
ソフト過ぎて分かりにくいだろうか。
そしてイヴァンは本当に赤希望だったんじゃないのと思ったりする。だとしたらごめんwwごめんw
イヴァンに食い殺されても結構よかtt(
─ 自宅 ─
[翌朝は随分早く目が覚めた。
顔を洗って少し考え、パンを焼くことにする。
昨日、カチューシャの指導を受けたやつだ。
…少しは上達をしているといい。
兄貴には昨夜のうちに、
カチューシャと一緒に調理した鹿料理も渡ったはずだった。
彼女はきちんと、兄貴の分も取り分けてくれていたから。
ボクはすっかり眠りこけてしまったから、
残念なことに、その料理への兄貴の反応は見れず仕舞い]
そういえば…咲いてないかなあ。
[ふと思い立って、手を止めて庭へと回る。
兄貴が薬草たちを育てている、その片隅に花はある。
つややかな緑の葉が、綺麗に朝の光に輝いていた。
小さなつぼみはまだ堅く連なって、あの香りを漂わせてない]
残念。
[それでもボクは、花を見るように屈みこむ。
可憐に咲く白い花。
ぼんやり眺めていると、喉が乾いたみたいに微かに鳴った]
でもボクはもう──…
ひとを 喰った。
[酔いが醒めれば理性の領分。
そうして狂おしいほどの本性が、己を駆り立てるを自覚する]
見せたいのに、な…。
[知らず、頬に指先を触れていた。
昨夜、恋人の唇がそっと触れた場所。
きゅっと眉根を寄せて、ボクは暫く、未だ咲かぬ花を見つめていた*]
/*
あとはユーリーのあれか。
水晶球の話を拾うのと、あとうちの両親の話が多分出ていない。
イライダとの接点をどうにかすべき。
兄貴と彼女の旦那は仲が良かった(メモ)
― 回想 ―
[少し外が静かになった頃、ようやく広場に行く。
なんでもないような顔で笑って、少し残っている料理があればもらったりして]
片付け、手伝いにきたのよ。
火は任せるけどね。
[そんな風に言って、使い終わったものはまとめたりする。
話をするなら、自宅での様子なんて出すはずもなかった。
外にいるのは長時間ではない。家に戻って今度こそしっかりと鍵をしめて、その日は終わった。]
― 翌朝:自宅 ―
[起きる時間に変わりはそうない。
身支度を整えて、形見を取り出して、食事を用意して。
それから、部屋の奥にしまったままの木箱を取り出した。
使っていないものも含めて化粧品がたくさんある。
住んでいた町ではこういう仕事をしていた、というのは、別に隠してはいなかったけれど、吹聴してまわるものでもない。
使われていない化粧品とは別、普段使うものはたまにやってくる商人にお願いしたりしているから、
この家にその類の物は多い。
目当てのものは一つ。軽い、石細工の白色ケースに入ったチーク。
開いて眺めはするけれど、やっぱりそれに手をつけることはなく、しばらくの間、花の模様の描かれたチークを眺めていた*+]
…俺も、
[食べた。
冷たい屍肉の味は、噛みしめた歯の奥に残っている。
それでも囁きの続き紡げずに、
掠れる声、肩を掴む手に力が籠る]
だけど、……、、
[息が 熱い]
――だって、食べるのは、誰を?
駄目だ、 だけれど、
あの、旅人のように…――ああ、でも、
[甘い、赤い、血のにおい。
乾かぬそれは、さぞ甘美だろうと、思う。
家へと戻りそのまま寝台へと横になっても。
眠りに落ちるその際まで、揺れる意識を囁き続けた]
……、食べなくても平気?
こうしていられると、ロランは思う?
[ごく小さなはずの囁きは、風の音より鮮明に耳へと響く。
否。耳ではなく、もっと直接響いているのだろう]
ボクは…──、ボクは、
/*
じかんさあああああ!!!
ごめん、ごめん。レス待てば良かったwwww
赤ログにptあるからって(…)ちょっと喜びすぎたねwwww
……また、あの赤い月を見て。
食べずにいられるかは、判らない。
[返す言葉は地を這う程に低く唸るよう。
同胞と囁き交す、それだけでもう体の奥が熱くなる]
だいすき……か。
[キリルの言葉を繰り返してみる]
― 昨夜の広場 ―
[篝火を見ながらのんびりしていた。
この場にいなかったレイスとイライダの分もとりわけておいて。
皆の話をききながら葡萄酒を口にしていた。
帰る人たちに手を降って見送り。
イライダが来る頃にほんのりどころか、かなり顔が赤くなっていた。
ユーリーと会話していた兄がきづいて、連れ帰られることになった**]
―― 朝 ――
[目が覚めると、汗をびっしょりかいていた。
酷い夢を見た気がするのだけれど、良く覚えていない。
ロランは頭を振り、ゆっくりと寝台の脇の車椅子へと移る]
…きもちわる……
[体を拭いたがいまいちすっきりしない。
飲みすぎたのだろうか?
口触りよりアルコールが高かったのだろうか?
ああ違う、体調がよくなかったのだ…と思いだした。
身支度を整えると一度家の裏手の革細工の作業場に行ってから、
車椅子を操って外へと出た。
雲ひとつない空、陽光が眸に刺さる]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新