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─ 普通教室棟2階廊下 ─
お。
[確認へと向かう途中、全力ダッシュで駆け抜けていく男子生徒>>52が目の前を通過していく。
声のした方から駆けて来たのだから、この生徒も参加者なのだろう]
あれ、確か剣道部の奴だったよーな…。
[2年になっても勧誘されて格技場に引っ張り込まれることがあったため、部員の顔を見たことはあった。
尤も、駆け抜けて行った生徒に関しては別の部分で覚えていたのだが]
ふむ。
[一つ声を零すとその後を追う]
おーい、ちびっこ。
一勝負しねぇか?
[格技場で見た時の感想は、ちっちぇー、だった。
相手が気にしていることとは知らないため、印象にあったそれを口にして、笑いながら将へと呼びかけた]
……だ、れ、が、ちびっこだああああっ!!!!!
[そこで立ち止まって返事したら、認めているようなものなのだが。
地雷ワード踏まれちゃったら、冷静な思考なんてどっかに飛びます。
くるっと振り返り、声の主が明らかに自分よりも大きい、と認識したら余計にそれは過熱して。
結果。ぐるる、と威嚇する仔犬さながら少年の出来上がり、となった]
─ 普通教室棟2階廊下 ─
[ピタリと止まる動き>>56。
それに合わせて駆ける速度を落とすと、振り返られ唸られた>>57]
ぶはっ、気にしてたのか。
[仔犬のような様相に思わず噴出す。
空の手を腹に当て、軽く身体を折り曲げて笑った]
ま、良いや。
ちょっくら付き合ってもらうぞ。
[右手にちり取りを握り後ろへと払って。
先ずは距離を詰めるべく踏み込む]
─ 普通教室棟2階廊下 ─
うお!?
[怒鳴り声>>59よりも何かを投げつけられたことに驚いた。
飛び道具があるとは思っていなかったのだが、顔面に向けられたそれは反射的に上半身をスウェーさせることで擦り抜ける。
ほんの少し弾けた水飛沫が顔に掛かったが、距離を詰める足は止めない]
おりゃっ!
[後ろへと払っていたちり取りを右上へと構え直し、将の頭へと振り下ろす。
が、振り抜くことはせず、手首を直ぐに返して軽い衝撃を与えるに留めた。
パコッと軽い音が響く]
悪ぃーが大木でも独活じゃねーんだわ。
[言われたことに返して、に、と笑った]
で。
大木の俺にゃちっせぇ奴の悩みなんざぁ分からねーけどよ。
それっておめーが自分を認めてねーだけじゃねーの?
小せぇなりの利点だってあるだろーよ。
[顔に跳ねた水を袖で拭いながら、将を見遣る]
─ 普通教室棟2階廊下 ─
[座り込んだ将>>62>>63の傍にしゃがみ込む。
空いた手を伸ばすのは、将の頭。
逃げられなければ、わしゃわしゃするつもり]
拗ねんな拗ねんな。
んな態度取るから子供扱いもされんだよ。
男ならどんと構えろ。
あと食いもんの好き嫌いすんなよー。
しっかり食って適度に運動してりゃあ、そのうちでかくなるって。
[実際効果があるかはさておいて、良く食べ適度に運動(家の仕事)を手伝ってでかくなった久貴は実体験を口にして将に笑いかけた。
無意識に子供扱いな行動になっているのは、お察し]
─ 普通棟 2階廊下 ─
[ショウが転んだのは自分が軌道変えたホースのせいだと解りやすかった。
が、チエについては振り返った時には既に原因が持ち主の手元に戻っていた>>50為に何故転んでいるかこちらには解らず。
ホースの軌道変えたせいでバランス崩したんかな位の理由しか思い浮かばないまま、すぐには立てそうもない様子に気付き傍に近付き]
勢いつけ過ぎたかな、堪忍な?
強ぉ打ったんやったら動くんも辛いやろし、一寸避難し………へ?
[避難しないかと申し出ようとした所で、男子生徒の声>>51が響いてきょとんと目を見開いた。
勝ちでいいかという確認はあくまで女子生徒に向けたのであって、彼に向けた訳ではなかったから思いもよらない事言われた訳だ、が。
続いた宣言>>52にちょっと瞬きした後、彼も戦い仕掛けてきてたのだと理解を終えてにっと笑い]
おぅ、うちは逃げも隠れもせーへんし。
次も負けるつもりあらへんさかい、どーんと来いや!
[全力ダッシュで離れていく背中に声を投げかけ、見送った後。
チエに改めて大丈夫かと声をかけ、あまりに痛いようなら同じ棟内にある保健室もしくは非戦闘地域である図書室への移動を勧めた**]
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>>64
あかんwwww文章間違っとったwwwwwwww
「適度に運動(家の仕事)をして」だったわwwww
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