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――いつか遠い未来――
[子狼が走り抜ける。その後を灰銀の母が見守りながらついて歩いた。
母の手には、古くなった白兎のお人形。
狩りの時には必ず連れて行くとぐずる娘が
その狩りの間は母に預けていたそれは、もう随分汚れてはいたが、
繕い足された端々が大切にされている事を物語っていた。
子を産んだ当初、ルークスに「リヒトの子だったのか?」と聞かれたほど
見事な漆黒の毛並みを持って産まれた娘は、
夫が望んだとおり駆け回り、昼の光にも夜の闇に愛されて育まれた。
その表情とルビーの瞳には間違いなく夫の面差しがあるのに、
髪色だけは母狼の父の黒を継いだ娘は、
獣の姿になれば確かにかつての同胞に似ていたか。]
『―――――――リヒト
あまり遠くに行ってはダメよ』
[だから、というわけではないけれど
赤い世界、その魂に、母は同胞の名を刻んだ。
貰うばかりで、何一つ返せなかった、相棒への餞に。
あなたは私の光だから
そんな愛しい娘への想いものせて。]
[弟の代わりに「ありがとう」と、告げる同じ顔の人に、微かに笑んだ。
何かと世話と面倒をかけてしまっている同胞の兄は、黒髪の娘に酷く甘く
おかげで娘は黒髪の獣を、無邪気に父と呼んでいた。
違うと言っても、おそらく理解出来ないだろうし
細かな経緯は尚の事、語るには早いだろう。
娘と、そして呼ばせている本人が良いならそれでいいと、そのままにしておいた
どこかであの人が拗ねてやしないか、それだけが少し気がかりだったが。
娘が笑ってくれるなら、きっと許してくれるかしらとも思う。
それにどちらも、かつて自分が失った穴を埋めてくれる大切なもので。
どちらも、離す事は出来ずにいた。
あの時とはまた違う、静かな幸せの中に今は在る。]
ゼルフィーネは狩りが上手ね。
[光の中で、夫からつけた名を呼んで。
――――最初、まま「ゼルギウス」とつけようとして、
ルークスに流石に止めておけと盛大に反対されたのでこうなったのは余談だ―――
青い小鳥を咥えて戻ってきた仔狼を、人の姿で抱きしめた。
少し、強く抱きしめるのは、居なくなってしまった人の分まで、
精一杯温もりを伝えたかった為。
貴女は沢山の人に愛されて、望まれて産まれたのと
時折口にするけれど、それを示すものは何も残っていなくて
子供は少し窮屈さを訴えて、その姿を人へと変えた。
くすぐったいと、無邪気に微笑む様はあの人にまるでそっくりで。
だからこそ、あの人の幼さが染みるように分る。
娘にその面影が消える事がないように、愛した人を忘れる事はないだろう。]
ゼルがもう少し大きくなったら………もっと大きな獲物を狩りにいきましょう。
あなたも味を覚えておいて
[娘を抱きしめ微笑みながら、母は獣の理を優しく紡いで聞かせて語る]
それを狩るのは難しいし、沢山注意しなければいけないけれど
とてもとても甘くて美味しい……
そして女の子には、何時か必ず必要となる餌だから
[向けた言葉に娘はきょとりと、紅玉の瞳を瞬かせるも
“狩り”の言葉に、紅玉の内にある獣の瞳がきらと光ると、
母は満足そうに瑠璃色の瞳を細めた。
父さんも一緒?と問いかけてくるコエに、
言わずとも付いて来そうな漆黒を想い小さく微笑めば、
遠くからさも当然という返事が返ってくすくすと笑みが零れて―――]
中
書ききった終わった!
よし満足したから人のロールをじっくり見るんだ…!
あ、ゲルダちゃんは相手ありがとうね!ありがとうね!
心残りだったんで凄い嬉しかったのー。
ちなみに返答が悪かったら、太腿引っかいて舐める予定でした。えへ。
若い聖痕者を味見したかったのー。
―――…うん わたしは、君から貰った物、
其れを大事に育てようと想う
[告げられた言葉、胸裡で反芻するような間があった。
芽生えた物は若く幼い。けれど、咲かせようと懸命に空を目指す。]
――――…っ、ずるい、よ
わたしだって、ミハエル君の傍に居たいよ
…君じゃなきゃ、厭なんだ
[へなりと眉は下がった儘で。確と伝える想いは彼の耳朶を震わせるように囁かれた。甘える様に縋り付くのは、離れる事を惜しむ如く。]
……って、夏には…きちんと戻ってこれるの?
―――…ん、んもう、今生の別れみたいに思っちゃったじゃない
[むぅ、と拗ねて額を彼の胸元にこつりと寄せて。くちびるを尖らせてた居たものの、互いの身体に間が出来れば其れも無くなり。]
……うん、わたしの心も、
君の傍に……置いて欲しいよ
一人にしないって言葉、信じてるから…
[なぞられる頬、柔らかな感触を伝えて。
踵を返す青年の背は、何時の間に広くなったのだろうと嘆息を漏らした。
きっともっと背が伸びて逞しくなって行くのだろう。
来年の夏の日を焦がれる様な、後を惹かれる想いを感じて。
―――別れの時を迎えるその日、
二人の間に通う物はとても温かな物であったことだろう*]
― 約束から二年後 ―
…不思議なる国を彷徨い、
長き日を夢見て暮らす
つかの間の夢は果てる迄、
金色の夕映えの中、何処までもたゆたえ行かん…
[翠の髪の女性が、長い髪を揺らし。花で溢れかえるミハエルの別荘の、庭の片隅、子供達に物語を読み聞かせていた。頁を捲る手の首に巻かれたリボンが風に揺れる。
兄と慕った彼の眠る場所は時を重ねる度に美しい花で溢れかえり。]
空に写しや汝の姿
鏡の中にありて、また たゆたえ行かん
幻となりとて、我が道を求めん…
[数年の月日を経て、娘は女性らしい体つきとなり。所作にも女らしさが滲んで来たと祖母は口にしていた。時の流れは人を変えて行く物と言うが、娘にとっても例外ではなく。]
[掛けた赤い輪の中で語られる工房の名の意味。
ヴァイスルヴの少しだけ愉しそうな聲に漆黒の尾が揺れる]
『――…ふぅん』
[初めて聞く其れに懐かしむように目が細まる。
ぱたりぱたりと揺れる尾は少しだけ愉しそうでもあり]
『女神様ねぇ』
[そういえば、もう一人の幼馴染にも女神の存在があったけれど
其れを言わずにいるのは仲間の語る其れが心地好かったから。
ずっとあると思われた三人の場所の名]
『洒落た良い名じゃねぇか。
俺にとってもあの場所はHoraiだった――』
[二人の存在があったから最期まで走り続ける事が出来たと
ヴァイスルヴとグラォシルヴは知っていただろうか。
いつか、其れを語る日が来る事を今はリヒトのみが知る**]
[物語は終わりと共に本に綴じられて。]
「おねえちゃん、最後はどういう意味なの?」
[不思議そうに訊ねてくる子供達の頭を撫ぜながら、むすめは柔らかな笑みを浮かべた。]
彼女は現実の世界に戻ったみたいだけど、
…たぶんね、この世界が仮令幻だったとしても、
私はこの世界に未来を求めてみたい、って意味だと思うの
だってアリスの体験した事は彼女にとって紛れもない現実だよ
[其々が其々の反応を覗わせる。子供達に理解を得られたかは解らないけれど。其の様子に娘はくす、と小さく笑み声を洩らした、]
ご清聴ありがとうね
じゃあ、クッキー焼いてきたから皆で食べようか?
[わあ、っと歓声が上がる。わたしを捕まえられた子が一番最初だよ、と最初に娘は環の中から飛び出した。白いワンピースの裾が翻る。和気あいあいとした声が初夏の空を飾った。]
(…わたしは何時も此処に居て
あなた達の幸福を祈っています。
この、空の下で――。)
[そう、胸に馳せながら。蒼い蒼い蒼穹を見据える。一日を慈しむように今日を明日を、生きて。青年との約束は、もうすぐそこまで迫っている*]
/*
>>1597 ハニー(今更でも返す)
――……あっ
[本人は唯、制止を願うつもりで伸ばした手の先。
触れる柔らかさに、
思わず反射的に確かめるように手を動かしてしまうのは、
可愛らしい悲鳴を聞いたからに違いない。]
あ、う、だから、駄目っていった、のに……―――
[表情だけはしおらしく、けれど手の動きは止められないまま。
ゆるゆると本能が赴くまま、丸い形を崩して。
もう片方の手は、絡んだ手を掬いあげて、
本能が赴くままといえど、傷つけぬようにゆっくりと
褥に愛しい人を押し倒した。
ふと、この流れは……―――と思い出したのは
彼女と違い、甘い時を過ごした後のことだったろう*]
/*
時間ねぇぇと思いつつもヴァイスへの愛を返そうと思った。
返しきれるはずが無かった。
でも許されてくれ。
あいはあるのだよ。
とか書いてたら娘が!!!
なんだこれかわいい。
ルークスはべたべたに甘やかしてしまうね。
/*
>アーベル
つつきにくるとおそわれるぜー。
(じゃれてるだけです)
長い時間残るなら出会っていつのまにか隣にいそうだな。
執着してるわりにロールに出ないのは背後の手が遅いからでしt
/*
あ。娘が産まれてる(*ノノ)
確かに、リヒト兄をお父さん呼びは、ゼルすねてそうwww
じゃ、私のことはパパって呼んで!!とか枕元にたって(ry
や。光と闇両方に愛される子で佳かった。
健やかに育ってくれれば、パパはそれでいいんだよ。
でも、やっぱり大きくなるにつれて、「ゼルは大きくなったらお父さんのお嫁さんになるの!」とか言い出したら、すごい複雑だと思う。2重3重の意味で(遠い目
イレーネ(グラォ)は素敵なロールありがとう(ぎゅも
―そして遠い未来―
[その姿はまだ少女呼んでも差し支えのない姿、
その身は現実にはない、虚ろに揺らめくようなもの、
待たせた人に会いに行く姿は当時の時のものがいいだろうと。
いくらも探さず、自分の探す姿は見つけることができた
後ろから飛び込むように抱きつく。
一度その身のあり方を別にし、また同じ身のあり方になった今。
触れ合うのはそれでも暖かく、心地のよいものに感じる。
少しの迷いの後、言葉よりも先に、その唇に…静かな挨拶を送り]
よぉ、まったか。
[しゃべり方も当時と変わらぬもので、笑いかけて]
まずは何から話してやろうか。
[彼が自分を見守っていたことを知るのは、すべてを話した後のことだろうか**]
/*
クッキーで思い出したーーーーーーーーーー。
全部終わったあとライヒアルトからもらったクッキー食うの忘れてたーーーーーーーーーーーー(実はもらったまま食べてなかったあのとき。
てか食器関連出し忘れてたーーーーーーーーーーーーーーーー
べひょ;;
/*
>>2085あーべる
ふらっといなくなるような気がして
一緒に、ってのをなかなか本当と思えないライヒアルト。
また知らないうちにどっかいってしまうかもしれない、
そんな意識があるからこそ期待してないふりする。
でも気になるから暇があればじゃれにいく。
/*
>ライヒアルト
だって、せっかくもらってたのに、もったいないじゃないかー、
こういうフラグとか回収しそこねるの(´・ω・`)
/*
ユリアン君もおほめの言葉ありがとう。
でも、何もでないよ!愛以外は(リターン
や。でも、ほんと、皆素敵な言葉使われるので
引きあげてもらってる所が大きいのでした。
リヒト君>
こちらにもロールありがとう。
大丈夫、愛は伝わってる。もったいないくらい(てろり
/*
[持ち主はいつ気付いただろうか。
仮に留めてあっただけの赤い下地はいつの間にかしっかりと縫い合わされ、幾重ものフリルを纏い、胸元には細かな刺繍が施されて。
人形が何処に置かれていたとしても、一夜明けるごとに少しずつ作業は進む。
それは生前女が告げていた期間よりも、随分と長い時間をかけて、ゆっくりと仕上がっていった。
やがて未完成だった人形が、以前ミハエルが見た完成図と同じドレスを身に纏った夜。
その影の中から、半透明の蒼い蝶が一羽、夜の空へ飛び立っていった**]
よし、簡易だけどやってみた。
>>2063
神秘でいいのかww 確かに害はないけどww
流石に枕元に立ったら泣かれそうなのでやめておきますw
/*
そういえば思い出したけど。
私、ミハエル君から代金もらってて、
品納めてないまま、返金してない罠。
――……出産祝い金にしていい?(マテ
/*
何か皆幸せそうでよかった。なにより!
ゼルさんたちも見守ってるんだな!
イレーネさんは付き合ってくれてありがとう。
刺青引っかいてもよかったのに。ばりばり。
実は殺される方向もちょろっと考えた(←
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