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─約束から2年後─
[季節は巡り、夏の初めに差し掛かった頃。
高地の村へ行くため、青年は麓の村までやって来ていた。
たった2年通っただけでも、麓の村にも顔見知りが増えて行く。
貴族がわざわざ自ら足を運ぶと言うのが珍しかったらしく、名前は広く知られてしまっていた。
目立ってしまったのは、蒼鷹を連れているのもあったかもしれないけれど。
それもあってか、産出される瑠璃目当てに集まる者も増えたように思う。
競争相手が増えることになったが、彼の村が潤うならそれも良いと考えた]
[そして村への道が開かれる時。
他の訪問者に紛れ、青年は切り立った道を行く。
毎年通る道を行く足取りは、もはや慣れたものであった]
皆どうしてるかな…。
元気だと良いけど。
──今年は、特別な年になるし、ね。
[脳裏を過るのは逢うを心待ちにする女性の姿。
手持ちの荷の中には、いつもは持ち歩かない小箱が一つ。
自然表情は綻んで、共に行く者から、嬉しい事でもあったのか、なんて聞かれたり。
それには、ちょっとね、と笑みながら曖昧に返すのだった]
[長い時間をかけて辿り着いた高地の村。
懐かしき場所。
訪れた者はまず宿屋へと向かうのに、青年は別へと歩み行く。
青年の前には雑貨屋の扉。
静かに開くと、きぃ、と扉が悲鳴を上げた]
────ゲルダ、迎えに来たよ。
[柔らかな笑みと共に告げる言葉。
毎年告げるものとは異なる言葉に、彼女はどんな表情をしただろうか。
彼女を迎えるために様々な準備をした。
父の説得は勿論のこと、何かと口を出して来る兄達を言い負かしたり、世間体ばかり気にする親類を説き伏せたり。
それらを済ませて、後は彼女を連れて来るだけとなっている。
勿論、無理強いはせず、彼女が村を離れるのを決めるまで待つつもりで居るのだが]
じゃあ、逝くか。
[そう言って振り返り、傍らに立つユリアンに声を掛ける。]
さぁて、冥府の王様ってのはどんな奴なのかね。
ま、どんな奴だろうと、俺とユーリにぃ引き剥がすなんて言うならぶん殴ってやるがな。
[そう言ってきししと笑う。]
ねぇゲルダ。
僕のところに来てくれるかい?
[訊ねながら差し出す小箱。
蓋を開けると、この村で採れた良質の瑠璃と銀で作られたエンゲージリングが*収まっていた*]
/*
エピロール続々と乙です。
みんなそれぞれに可愛いのぅ。[お茶のみまったり]
残る人多いね、確かに。
わたしは人形できたらとっとと成仏しそうです。
/*
ベッティのロールが…!
ベッティにとっては辛いものもあったと思うけど、遠い未来、になってるのが嬉しい私。
そしてユリさんはブリジットのことをよろしくお願いします。[三つ指ついた]
あとカルメンさんの人形が…普通に考えたら軽くホラーなのに綺麗なのが…うまいなぁ…
─虚空にて─
[同じ場所に留まる者の存在には、気づいていて。
けれど、漆黒のその姿を見た時は、少しだけ、困ったような笑みも浮かんだ、かも知れない]
……なぁに、やってんだよ、お前。
[投げるのは、からかうような言葉。
『一緒に』と。
あの時向けた言葉は、自分の望みでもあったのだと。
未だ留まる事への複雑な思いと共に感じる、微かな嬉しさが、それを物語って]
ん……俺は、まだ行けないから、な。
あいつが来るまで……ここにいるよ。
[ここに留まる理由を問われたなら、笑いながらこう返して]
それに……お前もいるなら、やっぱりいないと、な。
『一緒に』って言ったのは、俺だし?
[口調はどこまでも軽口めく、けれど。
蒼に宿るいろは、穏やかなもの**]
《ご挨拶》
後30分切ったので、ご挨拶落としておきます。
幻夢国では3回目にお世話になる蜜蝋(mitsurou)でした。
村建てのめいさんは、村建てお疲れ様でした。
参加者の皆さんは、素敵な村をありがとう。
同村者の片隅に置いて頂けたことを幸いに思います。
特に、赤仲間のイレーネ(グラォ)とライ(リヒト)君には感謝を。
3人の赤い世界は、私にとっての蓬莱でした。
2人にそれぞれ違う愛を向けつつ、ぎゅもっ☆
普段は議事国のRP村を彷徨っています。
どこぞでお会いしましたら、その時もよろしくお願いします。
SNS、ミクシ、某所とか某所にも存在しておりますので、
そちらも居られる方はよろしくお願いするのでした(*ノノ)
蜜蝋(mitsurou)
/*
ご挨拶!
へたれ狼その2のライヒアルト(リヒト)でした。
拙いながらも頑張って、愉しませて頂きました。
もどかしい思いをされた方もいるかもしれませんが
先ずは共に過ごした皆様にありがとうの言葉を。
幼馴染と仲間二人も数え切れぬほどの感謝を。
村たてさまというかユリアンもIFお付き合い感謝。
エピ最後まで走り続けたのは愉しかったからであり
どのキャラも愛しかったからでした。
紡がれていく様々な物語を読めるのも幸せでした。
後でまたゆっくり読み返す、よ!
自己紹介は良いか、と思いつつ
SNSでは「ゆえるん」って名で存在してます。
お疲れさまー、そして、ありがとうでした!
中
早めの恒例のご挨拶。
えーwiki情報不足だったり赤が桃かったり文章力が足りなかったり色々不手際等々ありますが、とりあえず精一杯頑張りました狼1でした
石村は虹石以来の2度目参加でしたが、前回アイタタタな分今回気合入れ休みも多めに取って、頑張った結果がエピの長さに反映されているならいいな…
展開にあれやそれやあったかもですが、綺麗に纏まったよね……と赤の欲目で見させてくだs(
村の人は大抵面白かったり可愛かったりで素敵な村で…!至福。村たてのメイさんありがとうございました
赤仲間のヴァイス、リヒトにはもー愛しかない。愛してる!
こんなに楽しかった赤は久しぶりなのでした。幸せすぎた
リヒトは特に遅くまでつき合わせてごめんねありがとう!
よっぱ仲間で申し訳ないと思いつつも嬉しかったです
襲撃とか間近で見れて満腹でしたご馳走様。中身ずっとロコアさんだと思っててごm…(
あ、旦那様は何となく分っt
旦那様可愛すぎた。駄目だずっと手握ってないとこの人駄目だ
そんな気持ちにさせてくれる人でした。愛しい
進行中もエンドロールも愛で一杯で幸せでした
そんなわけで赤い愛を存分に叫びつつt_nukeでした
お疲れ様でした!
/*
さて、アーベルが返答がんばってる間に、挨拶しておこうかな。
赤猫こと秋ちゃんです。ほとんどお久しぶりーな面子ですね。
石村は初参加させていただきました。
村たてのメイさんはには大きな感謝をしつつ、
ご一緒してくださった皆様、ならびにRP相手してくださった皆様に感謝を。
そして幼馴染ーずの3人には、縁故ありがとうございますの感謝の言葉。
ライヒアルトはクッキーごめんなさい><
そしてアーベルに、特大の感謝と愛を。
こんな子でごめんなさいと謝罪の言葉とともに。
またどこかで機会がありましたらお会いしましょう。
後狂人村もよろしく(ぇ
[一度だけ振り返る。
残っている蒼い青年や、黒い獣、優しい眸の娘に。
日々を生きて未来を紡ぐ少年少女に。
村を出て、次なる命を継ぎ見守ってゆく者達に。
触れ合った全ての命達に。
沢山の想い出に]
……じゃあな。
[短く別れの言葉を告げて]
─先の時─
[『その時』の訪れは、先にわかっていた、けれど。
さすがに、後ろから抱きつかれるのは予想外で]
……っとと!?
[慌てて身体を返して振り返れば、唇に触れる感触]
……あいっ変わらず……。
直球だな、お前。
[まったか、という問いに、先んじるのはこんな突っ込み。
何から、という言葉には、ふっと笑って]
……何からでも?
思いつくところから順番にどーぞ。
[そんな言葉を返して、長いながい物語を聞く。
見て、知ってはいたけれど。
言葉として聞く事で、空白を埋めたかったから、黙って、聞いて]
……そう、か。
ん、お疲れさん……ま、全部、見てたんだけど、な?
[最後の最後にこう言って。
にや、と、あの頃と変わらぬ様子で、笑って見せた**]
/*
よぉし、挨拶はしなきゃ!
皆お疲れ様でした!
…うん、何だろう。最後駆け抜け過ぎて言葉が出て来ない(爆
村中から最後までお付き合い頂いたゲルダには本当に感謝を。
幸せにするんでついてきて下さい(
それと村建てのMeyさんにも最大級の感謝を。
本当に楽しませて貰いました。
うん、なんかもう皆ありがとうとしか。
当初、閉鎖的になってたのに構ってもらったり、色々気に掛けて貰った気がします。本当にありがとう。
動きはどうだったか分からないけど、個人的に満足は出来るものだったと思います。
素村で狼側に立つのって楽しいよね(
他の村で合った時はまたよろしく。
妖精演戯参加する人はそっちでww
あ、mixiもSNSも居るんで特攻はご自由に。
龍猫ことろこあでした。[ぺこりん]
/*
とか言ってたらこんな時間に。
今回は情報把握から上手く動けなかったなーと後悔たっぷりでしたが、とりあえずやりたいことはそこそこできていたりします。ちゃっかり。
本当はもっとヒール役的な方向で行けたらよかったんだけど、まだまだ難しかったようです。修行しないと。
次機会があったら今度こそ不二子ちゃんを…![無理な気がする]
ともあれ、またよろしくお願いします。
さて、演戯の入村文考えてなかったわ…
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