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[人であった物に祈る、オトフリートに向けるのは、
穏やかな微笑。
けれど、彼の紡ぐ言の葉に、少しの違和感。
それは、少し前から感じてはいたのだけれど]
ええ、ただ、ものによっては虫食いもあるみたいですが。
[少し明るい相手の表情を捉えると、
感じた違和感を伝えるべきかどうか悩み、
微かに、微笑に暗い影を落とした。
けれど結局は、自身の服を探すことに戻ることにする。]
おや、結構簡単に見つかったなぁ……。
これも、星の導きというものなのかな。
[そして、捜索開始から、そう時を経てず、
預けていた服一式を見つけ出すと、そんな言葉が思わず漏れた。]
/*
症状を痛覚の消失とかにすると怖いかしら
どうかしら
声をなくすも考えたけど、
…声が出なくなると不便かもしれないのだわ。
[二重にかかる、力。
扉の向こうのいばらが抵抗するのが感じられる。
それでも、二人分の体重は、深緑の抵抗を引き裂いて。
引き千切れる音。
悲鳴のように、響いた。
重なるのは、扉の軋む、音]
……大人しく。
[押し込みながら、片足を上げて]
……開けっての!
[止め、と言わんばかりに蹴りを叩き込む。
一際大きないばらの悲鳴。
扉は、人が通れるほどに、その口を開いた]
なにか生き物がいるのかな。………魚とか。
[言って同じようにウロコを覗き込むイレーネをじっと見た。]
メデューサも病気でしょう。 体調が悪くなるのは当たり前よ。
/*
症状。
痛覚の遅延。やがて消失。
手が“いばら”になる。
一部のいばらが呼応する。=誰かを守る
ただし、自分へは傷つけるのみ。
/*
「結局蹴るんか」と突っ込まれていそーですが。
……やりたかったんだ!
[キャラ路線、変わってますか。
いや、多分変わってない。
ライヒは潜在熱血がやりやすいんだ、個人的に]
[損壊のあるものもある、と聞いて心配そうに眉がよる]
ああ、困りましたね。
他の方の衣装を借りるには、気が重いですし。
ええと、私のカプセル番号は………
[ところどころ乱れながら整然と並ぶ衣服。
記憶を頼りに、自らの衣装を探す。
探す手を止めぬまま、さりげなく]
……何か、お悩みですか?
ここには女性も子どももいらっしゃいませんから。
私でよければききますよ。
[先ほど、ちらりと相手の顔にさした影が気になって。
そんな風に聞いてみた。施設の関係者で、医学の心得もあるというから、だから、それゆえの悩みもあるだろうと。よもや、自分に関わることだとは思わなかった]
………おお。良かったですね。
ふたりも、おしゃべり だ な。
[押してる最中も何だか言ってるのに呆れつつ、ライヒアルトが叩き込んだ蹴りをきっかけに植物の切れる音……。]
………ッ ふぅ
[>>859
扉の軋んだ音に片目を閉じつつ、開いたドアにそのまま背を預けて座り込んだ。]
―二階廊下―
ここは建物の中なのに?
水槽も…あ、まだ見てない部屋もあったっけ。
[外が海や湖である可能性だってあるかもしれない]
…そうだったね。
私の周り、そんなに症状の進んでいない人が多かったから。
[じっと見られて、誤魔化すように笑う。
瑠璃は相手の目から少し逸らされていた]
―2F 部屋6―
…私、勘が良いの。
なんて、…ね。
[星詠み、と名乗ったのは彼と、彼女だけだった気がした。あまり馴染みのない職故、邪険にされる事も――あった。だからこそ自分から口にする事は少なかった。
冗談を静かに言えば何やら不思議な光景だったかもしれない。
ブリジットの傍に歩み寄る時、不思議と足が一瞬だが軽くなった気がした。けれど、また重みは戻ってきた。
レイピアを差し出して首を傾けた。]
…?
[おそらくブリジットには首輪の数値がひとつ低下している事に気付くだろう。]
[しばらく音を聞いていたが、立ち上がり、廊下突き当りのライヒアルトら三人が開け様としているドアへと向かう]
そこ、扉があるのね?
開けようとしているの?
[押しているのか、どこかで軋む音。石ではなく]
いばら? 壁にもいっぱいだったもの、扉にも付いてるわよね。
燃やしたら、だめなの? でも、ここで燃やしちゃったら建物が燃えるのかな。
/*
健康体男子の癖に、動く気がなさすぎて駄目だ。
なんていうか、普段から落穂ひろいポジションで楽してるんだろな。リーダーシップは、ほかにとる人がいなくなってはじめてとるタイプだと思う。
―二階廊下―
ウロコって言えば咄嗟に魚しか思いつかなくて。
[そう言って苦笑い。
イレーネが目を逸らして、首を傾げた時。
天井からなにか音が聞こえた気がして見上げる。なにか黒い影が天井にぶら下がっている。と、それが頭上へ落ちて来た。後ろへ尻餅をつくとどさっと音を立てて廊下へ。]
蛇っ。
[悲鳴を飲み込み尻餅をついたままざざっと後退り、様子を見る。廊下の端、1の部屋の前辺りで黒と灰色のまだらの蛇は上半身を起こして歯をむき出しにする。
歯は独自の進化を遂げていた。まるで、ネズミの歯のよう。食べ物がなくいばらを食べて生きられるよう進化したか改造されたかしたらしい。]
あ、こいつのウロコ、か。
[蒼白な顔で納得した。]
/*
飴4個…ですって…
ごめん ありがとう
あいしてるわ。
もらいすぎ!!
明日は昼居ないのでましだと思います(希望的観測)
ブリジットはまだ表で
「ありがとう」って言ったことない。
滅多に謂わない。
ごめんなさい、も多分ゲルダにいったきり。
という設定なの。
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