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悪かった悪かった。んでも予想出来なかったわけじゃないだろ?
…俺の全部を知って、それでも俺を竜にしてくれたのは姐さんなんだからさ。
[へらりと笑む。その顔に、命竜王は一瞬息を詰まらせた後、微か目を伏せた。長い睫毛が微かに震えているのは後悔してるからだろうか。主の胸中は、こちらには窺い知れない。]
…悪かったな。処罰だったらいくらでも受けるさ。
[ぽつりと、少し疲れた様子で言いながら。立つよう命じられるまで、膝の上にのった氷竜の髪を撫でていた。]
―数日後―
[オティーリエとは会わないまま。そしてアーベルの完治を見届ける前に、こちらは命竜王の宮殿へと戻された。
気にならないわけではなかったが、気にする権利はないと言われれば仕方なく。
戻ったら、留守を預かる命竜らから非難はあった。当然といえば当然か。
だが処遇は王が決めるという事で納得させたのは流石命竜王といったところで。
その後、少しは厳粛な場で言い渡された処遇は―――生命の海、そして竜郷へ封じられるという事。期間は告げられなかった。
永い鎖の足枷を付けられたような状態には軽く嘆息したが、ある意味あれだけ大騒動仕掛けておきながらこの程度で済んだのはマシだったろうか。
命竜王ティアマトに暫く真面目にこちらを手伝いなさいと言われれば、へらりと笑みながらも、諦めたように頷いた。
アーベル、オティーリエの処遇は聞かされなかった。]
―さらに後―
[首の後ろにある記号のような文字――遥か過去の名を表したそれ――には、竜郷から出ないようにと王が自ら封をした。
さらに目印に首輪になるようなものをつけるとか何とか言う話が出て。
正直勘弁してくださいと言ったが当然聞き入れられず。それを取りに自分から氷霧の園へと向かう羽目になり。
嫌な予感はしたが。
やっぱりそこで会った氷竜殿には流石に原因諸々知れていて。]
………………。
[何があったかは、略。
些細な変化があったとすれば、前後して氷竜の呼び方が変わった事くらいだろうか。
それは、本当に些細な変化ではあったが。
その後、宮殿に戻れば玩具のように髭をそられて見た目がちょっと若返ったりとか、色々あったが余談にすぎず。]
―生命の海―
[騒動の後からの何度目かの満月の夜。
生命の素はその月が昇る頃にあわせ、煌きながら天へと昇っていく。
空へと登る生命の素に誘われるように、琥珀の粒子、生命の一部、自身の片翼の成れの果ても、ふわりと空を舞い昇る。
揺らすものから与えられた力は全て消されたはずなのに、琥珀の粒子が海に映るように光るは名残のようなものだろうか。
それを全て見届けて。
口を開くのはそれらが消えて、波の音が静かに響く頃。]
…俺はお前と会って、どうしたかったのかね。
前みたく、一緒に居たかったのか。
それとも、俺を生かした事を恨みたかったのか。
あるいは…あの過去に帰りたかったのか。
[それは揺らされた瞬間、定まらなかった願い。
もう鮮やかには思い出せない遠い過去。
生かされ、彷徨い、竜となり、忘れかけていた遠い日々。
思い出せばまだ苦い。内側に巣食う澱んだものは、拭われたわけではない。
過去への思慕が消えてしまうことは、おそらくこの先ないだろう。]
[それでも、時間はゆっくり過ぎてゆく。
命の巡りが止まる事がないように。
命に代わりがあるように。
あらゆるモノを飲み込んで。
輪転は巡る。]
…さーて。
帰るか。
[思い馳せる事には一旦区切りをつけて。
へらと常の笑みを浮かべながら、向かうは命竜王ティアマトの宮殿。
そのうち、あの二人に会いに行く事は出来るだろうかとふと思いながら。
歩き出せば、首に捲かれた薄青いチョーカーが、月明かりに淡く照らされ*揺れた。*]
中:
あらぽいされた。
ねこねこほいほいっぽいなぁ<またたび
食欲減った猫にはよく効く効く(使ったのか
まぁおいさんも仕事だ。またねーノシ**
/*
おはようございます。
朝早く起きたので裏ログ目を通してきました。
でも拾い損ねてるのもあるかもしれませんが。
ざざーっと。
疾風>
皇竜王ごめんなさ…! 何故か漢字三文字縛りと思ってました。
大地>
うわ、確定ロールすみません。そんなつもりではなかったのですが。精神的余裕無いと気遣いが足りない。orz~
あと、横槍ですが。別に赤PPのつもりでは。
襲撃では確かに狼の目的に沿って動いてますが、投票は村の意志です。ここ落ちたら面白い認識のところに入ってるのです。それが結果的にそう見えただけで、皆が狼いらんと思ったら(不機嫌扱いで)いつでも投票で消せるんですから。
ちょっと生命へのお返しに飛びますが、私は狼の票あわせる気はありませんでした。襲撃も投票もコントロールできてしまった場合強すぎるかなという危惧も少々あったかな。天孤にしろ狼にしろ、村からの排除手段が吊りしかない状況でしたしね。
/*
いってらっしゃい、おやすみなさい。
エピ今日までなんですよね。何も書けて無いのに。まずい。
[狼解放された安堵でへたれてたですよ。にゃんこ。]
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