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[適当な一人を捕まえる。]
なぁ、アンタ。何かあったの…「うるさいよそ者!今それどころじゃないんだ!」
[突き飛ばされる。]
うぉっと…!
なんだぁ?えらく殺気立ってやがる。ヤバイ感じがするな…。
[踵を返す。一度旅籠に戻ろう。榛名や玲が居るかもしれないが、どうやら構っていられないらしい。]
[旅籠の一室。榛名は昏々と眠り続ける。身体も心も落ち着くまで、ただひたすら]
[眠り続ける間に見るのは、現実における負の感情を投影した地獄か、はたまた己の理想を描いた楽園か]
[どちらにせよ、深い眠りから覚めた時の榛名の表情は、暗く苦しげなものであることに*違いない*]
/*
ぐぬぅ、やっぱり涼に自己紹介した時の名字、漢字間違ってた。
パソ新しくしたから一発変換出来てないの忘れてたZE
油断した。
*/
……さあ、な。どちらが先かは俺も分からん。
『巫女 望叶えんと 贄を以て 再び目覚ようとせん』
それが西行院と櫻木に伝えられた口伝の一部だ。
[綾野を抱きしめきつく唇を噛みしめる史人に短くそう告げる。]
/*
やべぇ、発狂プロット出来た(爆
狂いたいなー、役職誤認怖いけど狂いたいなー。
親しい人殺すか殺されるかしたいなー。
別の人襲って割り込まれるでも可。
*/
んー…そうね、それこそずーっと言い続ければ、少しはましになるかしら?
でもなー。そうそう、そういう努力した方が実になると思うし。
[さらりと酷い事を言って笑い。
榛名へ消化のよいものを作るという裕樹を快く手伝いに、主人の許可を取って厨房へとはいった。
ついでに厨房で主人の手伝いとかしていたら、蓮実が顔を出す。
榛名の容態を聞いて、問題ないようなのには少し安堵の表情を浮かべた。隣に居た裕樹は、よりほっとしたような顔だったろうか。]
ううん気にしないで。
むしろさっちゃんの馬鹿がごめんなさいね。
[一応の知り合いではあり、外内とくくれば同じ外に属するわけで。代わりに謝罪する。
榛名用に薄味の粥が出来れば、裕樹がそれを部屋まで運んで行った。それを見送ってから、自分は外へと出た。
微かに風が、血の匂いを*運んでいた。*]
/*
あ、発狂案書きまくってたら夢ネタ考えなi(ぉぃ
先にこっちだろうに、自分。
まぁそれらしい描写落としておけば良いかwww
*/
「玲ちゃん!」
[切羽詰った声。
ざわめいている空気]
……宮司様、が……?
[ただ繰り返す。平板な声音]
……戻ります。
蓮実さん、裕樹さん、小百合さん、孝博さん、…聡、さん。
榛姉を、お願いします。
[視界に入った面々に告げて深々と頭を下げた。顔を上げると、制止の声があっても耳に入らぬ様子で足早に旅籠を出てゆく。
浮かんでいるのは、無表情]
[聡に向けた表情も、全く変わらなかった。
能面のような、冷たくも暖かくもない顔]
「『巫女』が目覚めた」
「桜が血を欲している」
「鎮めなければ、皆……」
[不安そうな囁き。
投げられる視線にも応えずに*道を急ぐ*]
―回想―
[旅籠を離れ、史人と会う少し前のこと。]
ん。
[ふいと、視界を横切った白い衣装。
周囲に人影は無い。
何処か儚げなその姿に惹かれるように、かれは後を追った。]
[やがて訪れたのは丘の上、桜の下。]
・・・綾野おねーサン?
[綾野はその声で漸く気付いたようで、はっと振り返る。
見せた微笑みは、何処か不安そうでもあった。]
どーしたんスか、んなトコで。
[何時か祝いを届けた時のように、軽薄な笑みを浮かべて尋ねた。
問いに答えはあっただろうか。
だが、きちんとそれを聞くことはなかった。]
[ふ、と。
目の前を横切る薄紅。]
・・・・あ、?
[傍らには花の無い樹。舞わない筈の桜。]
――・・・
[視界から色が消えた。
灰色の背景の中、際立つ白い色は――]
・・・・・
綺麗、ッスね、ソレ。
[呆とした目は、突然の話題の転換を訝る綾野の表情を捉えることなく。
宮司の纏う真白、ただその色に惹かれるように、ゆっくりと近付いて行く。]
・・・・あァ、ケド。
[ふと、首を傾げて。
きしり、軋む音。]
おねーサンには白より、もっと・・・
[そう、例えば。
す、と片手を持ち上げ――]
[恐らくその瞬間、何が起きたかを理解してはいなかっただろう。
綾野も、――それを為したかれ自身ですら。
事実を述べるならば、
かれはただ、その手に果実を掴み取り、喰らった。
それだけの事。]
[食事を終えれば、未だ視線は定まらぬまま、ふらりと丘を下って行く。
ざぁと風が吹いて、
服に、顔に、腕にこびりついた赤が剥がれ、細かい欠片となって、
桜の樹へと流れて行った。
それはさながら、舞い踊る花弁のよう。]
―――
――
・・・アレ?
何、してたんだッけ。
[ふ、と我に返った時、]
・・・あァ、そッか。
メモ探さねーと。
[頭を掻く手にも、困ったような顔にも、
赤は一欠片も*残されていなかった。*]
[孝博の、誰かに知らせた方が、という言葉に少し考えると]
……そうだな。
ならば孝博、まずは親父にこの事を伝えてくれ。
この時間ならば、おそらく糞虫(=古老)どもと一緒に屋敷で一足先に酒宴でも始めているだろう。
もし止められるようなら、俺の名前を出して構わん。
[そう言って、頷き駆けていく孝博を見送る。]
[宿の主人に厨房を借りられるか尋ねれば、彼はその間に薬を取りに行ってくるとの事。
夕食の支度は小百合に任せ、薄味のお粥を作った。
ちょうどそれが出来上がる頃、部屋から出て来た蓮実を見つけ]
落ち着いた…なら、良かった。
[小さく息を吐き、安堵の表情]
…ああ。玲ちゃんの…。
いや、それはこちらも―――と、言うわけだから。
[小百合の言葉に追従し、頭を下げた]
[出来上がったお粥を部屋へ運ぼうとし、タイミング良く内側から扉が開いたのに、瞬く]
…ん?玲ちゃん?
[彼女の顔に何の感情も見当たらず、呼ぶ声は尋ねる形に]
…ああ、わかった。任された。
[何より先にイエスの返答を。
理由を尋ねる前に、玲が居なくなってしまったので、なんだかもやもやしつつ]
…まあ、任されたとは言ったが…どうしたものやら。
[榛名と同じ部屋で、今日は眠るかなど考えつつ、部屋に入ってお粥を*置いた*]
[晴美の語る口伝。
それを聞きつつ、視線を腕の中の動かぬ従妹へ向ける]
……そうまでして……。
[続く言葉は、途切れ。
近づく気配と、差し伸べられる手に、無意識に鋭い視線を向けていた]
……手、出すなっ……。
綾は、俺が、連れてく。
[鋭い声は、常の彼らしからぬもの。
他者、こと年下に対してこんな態度を取る事は滅多になく]
……ああ。
[それでも、任せる、との言葉に頷いた時には多少落ち着いていて。
晴美の指示に頷いて駆けて行く孝博を見送った後、薄紅を散らす桜を見上げた]
[やがて集まる、人の声。
真っ先に近づいてきたのは、幼馴染のそれだった]
……琉璃、か。
[小さく、名を呼ぶ。
気を許せる数少ない相手の姿に、多少、緊張が緩んだか。
声は、微かな震えを帯びていた]
……綾が、桜に。
……俺、は……。
[続く言葉は、途切れ。
綾野を家へ、と促されたなら、ふらつきながらも立ち上がる。
手を貸すかと問われても、それは拒絶し。
ざわめきの中、軽い身体を抱えて櫻木の家へと向かい。
伯父に、従妹を託した所で──記憶は、途絶えた]
[意識が戻れば、そこは見知った──自分の部屋。
視線を動かしたなら、目に入るのは机の上のファイルケースと蛙の灰皿。
置時計が時を刻む音が、妙に大きく響くような心地がした]
…………。
[ぼんやりと、上手く動かぬ右手を翳す。
抱き上げた時の感触。
決して触れぬと決めていたもの。
望まぬ形で触れたその冷たさは、いまだ、そこに残っているような心地がした]
/中/
だから、地の文はちゃんと推敲しろとorz
「心地」が二回も使われてたら、くどいからっ!
さて、ここからどうするか。
みんな満遍なく絡んで動いてるから、投票が難しいなぁ……どこ切っても美味しいし。
取りあえず、初回は史人視点で殺意を向けられる所、かね。
……て、現状、聡しかいてませんが、それ。
榛名の話聞いたら、完全に地雷入りますぜ。
/*
…ぬぅ、どうやって出ようwww
あれ?
発言欄とかの部分、文字ちっちゃくなってるような…。
投票欄、発言ボタン、アクション選択タブ、コミット欄が。
プラウザの違いかなぁ。
*/
―――回想―――
[―――桜が咲いている。
それは、どこか遠い景色を見ているような感覚で、利吉の脳裏に刻み付けられている。
どこか。どこか遠い昔から何度も見ているような気がする。
ただ―――見ているだけ。
それ以上何も知りようも無い。
この景色を何度繰り返したのか、分からない。
自分が何処にいるのかも分からない。自分を視認出来るものも誰もいない。
何も出来ず、何も聞こえず、何も分からない者などを、視認出来る必要は無いから]
俺は―――誰だ?
[呟く。闇に消えるだけの呟き
答えは分かっている。何者でもない。ただの傍観者にすぎない
何故、そのような存在になったのすら分からない。目覚めれば、何もかも忘れて、何も無かったかのように生きるだけ。
ほら……目覚める。
ならば、全て忘れよう。ただ一つ出来た見ることすら忘れよう]
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