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[エルザに後ろから抱きしめられるけれども]
[目の前の奪われたベアトリーチェを離そうとはせず、取り乱している]
ベアトリーチェ、ベアトリーチェ…!
―二階・個室―
[誰かの部屋の扉を叩く音]
[廊下を駆ける音]
[階下の扉が開かれる音]
[絶叫]
[悲鳴]
[次々に襲い来る音の波は眠りの淵から容赦なく意識を叩き出す]
……何…?
[体を起こして、部屋の扉を開いて]
[開かれた扉から流れ込んだのか。
鼻をついたのは――血液の]
[ほんの一瞬、意識がどこかへ飛んでいたらしい。
気づかなかった。すれ違う者たちと。
気づいて、止めるべきだったのに]
……。
[無言。唇を噛んで、しばし、立ち尽くす。
でも、今は、無力感を感じている場合ではないからと。
そう思うことで、楽な方へ、楽な方へ流れそうな自分自身を繋ぎ止めた]
なんてことなの…どうして…
[昨夜、話していたことがふと浮かぶ。
一緒に機械犬を連れて散歩に行こう、と。
そういっていた彼女はとても楽しそうで]
[なのに、今目の前にいるのは…]
どうして……
[ブリジットが泣け叫ぶ傍らに、少女が一人佇んでいる。
誰にも認識されずに]
あらあら。損傷がひど過ぎて、復旧は無理ですね。
あたしのデータは研究室にバックアップはありますが、
その情報も微々たるものだし、
人工人体を作り出すにはそのレベルまで科学が追い付いていない。
[少女はまるで他人事のように、昨日まで自分の体だった物体を見つめている]
[白を染める赤。
雪に横たわる自衛団の姿がフラッシュバックする]
[――誰かが死んだ]
痛…っ!
[そう、脳が判断した瞬間。
左胸のその向こう、それの触れる場所から痛みが走る]
[一瞬で全身に広がった苦痛に耐える間もなく。
意識は闇の底へと*堕ちて往った*]
[ブリジットの頭は糸が切れたように垂れ]
[だが決してベアトリーチェを離さない]
アハハハハ…奪われた……うばわれた…
………アハハハ。
[わらったまま、*離さなかった*]
[笑いながら、歌うようにくり返すブリジットを揺するようにしながら声を掛ける]
ブリジット!しっかりして…
[傍に落ちる影でエーリッヒに気付いて、見上げるように]
[だけどブリジットは離さずに]
…エーリッヒ……ベアトリーチェが……
[それ以外、何も言えずに]
[少女はブリジットに手を伸ばすが、
その手はブリジットに触れる事無く擦り抜けた]
くす。綺麗な紅い花。
紅い花、白い大地をその呪われた色で埋め尽くせ。
[少女は踊る。自分の血に酔い。
誰にも気付かれず、*何かに取りつかれたように*]
[集会場を振り返る。
そろそろ、他の皆も気づくだろうか……そんな事を考えつつ、エルザに向き直って]
……ああ。
痕が、教えて……見に来たら、こんな……。
[一度言葉を切り、小さくため息を]
……なんで、なんだろな。
『聖痕』を持つ者が邪魔なら、俺から喰らえばいいだろうに……!
[思わず口走った言葉は、いつかと同じ物と、自分では気づかずに]
何故、殺さない。
ああ。あの時も思ったっけな。
あの時は……なんで俺、生きてたんだっけ?
[マヒしたような感覚が、ふとこんな疑問を浮かべる。
答えは、知っているはずなのに。
何故か、浮かばなかった]
小説家 ブリジットは、ランプ屋 イレーネ を投票先に選びました。
[エーリッヒの言葉にふと気になるものを感じて問いかける]
…痕、が?
…聖痕を持つものが邪魔……って、その痕があったからベアトリーチェが…?
[「俺から」と言う言葉に以前聴いた事を思い出す]
……残される、って……
[だけどそれは憶測で、それ以上問う事は出来ず]
―二階・個室―
[身体の熱も、傷の痛みも、忘れて]
[揺らめく焔に][聞こえる声に][酔い痴れる]
[くすくすと、わらうわらう]
……ああ。
アーベル、ベアトリーチェ……
[朱く蒼く燃える][魂の名を呼んで]
[ベアトリーチェに縋り笑うブリジットを離そうとしたけれど、いやいやをするように強い力で縋っていて]
[ブリジットの服もその血で少し汚れているけれど、それは気にせずに]
[そっと、ブリジットの髪をなでる。
それしかしてあげられる事がなくて]
『聖痕』を持つ者は人間……それが、『決まり事』らしい。
その『決まり事』があるから……人狼は、特にそれを厭う事もある……。
以前……同じような騒ぎに巻き込まれた時、そう、聞いた。
……それだけが理由なのかどうかは知らない。
でも、それだけが理由なら。
[言葉を途切れさせ、きつく、唇を噛む。
……力が入りすぎたのか。つ、と、紅い色が滲んだ。
それに気づかず、ふ、と息を吐いて]
ほっといたっていつまで生きられるかわからない俺よりも、未来のある方が生きるべきだろ……なのに、なんで……。
………ぅ、あ……?
[頭を強く振り、再び窓の外を見遣る。
複数の人の姿。悲痛な声は、此処まで聞こえて来るようで]
…また……………
[息を吐いて、ランプを置く]
[身体は気怠さを訴えていたが、手早く上着を纏って、扉を開ける]
/中/
唇噛み切り。
某御方に怒られそうな描写をした気がする。
て、シリアスシーンの裏で何を呟いてるんだろう。
【シリアスだから、裏では息抜きするんです】
……同じような事が、あったの?
[確かに、人に紛れると言う人狼には確実に人と証明できるそれは邪魔なのかも知れない。
だけど]
それだけの理由、で……?
そうね…ベアトリーチェはまだ子供だった…まだこれからいくらでも楽しい事はあったのに…
でも、だからと言って、あなたが先に行っていい理由にはならない……
誰にも死んで欲しくないわ……そうでしょう?死んで良い人なんていないのよ?
ああ……かれこれ、四年位前、かな。
まさか、また……しかも、生まれ故郷ででくわすなんて……思いたく、なかったけどな。
[小さく、ため息をついて]
それだけなのか他に理由があるかは、それこそ、当事者に聞くしかねぇだろうな……。
[答えてくれるなら、だが、と付け加え。
それから、静かな問いかけの返答に困って、しばし沈黙する]
俺は、元々死んでたはずだったから……ってのは、理由になんないかな……。
確かに、誰にも死んでほしくない……だけど。
誰かが死ななきゃならないなら、俺がって、そう思ってるだけ。
……まあ、確実に殴られそうな考えだけど。
/中/
…………ここらへんの独り言とか墓下にニヨ隊がいそうな気がするのは、被害妄想ですか?(汗)
ならやるな、とか言われそうだけどorz
…そうだったの…
[エーリッヒの告白にそれしか言えず。
当事者に、と言う呟きには溜息を吐いて]
答えてはくれないでしょうね……
元々?どうして…
[そういえば体が弱いのだったと思い出し]
誰かの代わり、って言うのは…どうかしら?
あなたにも悲しむ人がいるでしょう?
殴るのは…そうね、オトフリート辺りならやりそうだけど。
[そしてその後しっかりお説教するに違いない、と]
[ふとブリジットとベアトリーチェを見て。
知らず、口をつく鎮魂の歌。
去った物が迷わぬよう、願いを篭めて]
The angels bow down at the thought of You
The darkness brings way to the light for You
The price that you paid gives us life brand new
What's his name? Hosanna forever we worship You Say it again
For you are the joy that my soul longs for
The lamb that was slain for my sins and the One I adore
King of kings, Ruler of everything
What's his name? Hosanna forever we worship You Say it one more time!
For your patience and kindness
And favor and mercy
And honor and glory
Because you are worthy
We can't live without You……
答えてくれるなら……。
[続く言葉は、途切れた。ほんの一瞬、どこか、遠くへ視線を向けて]
まあ……色々と、ね。
俺が死んだら……確かに……色々と、悲しませる事になるだろうけど。
[それでも、と呟いて、右肩を左手で撫でる。
オトフリート辺りなら、という言葉は信憑性『しかなくて』、ただ、苦笑するしかできなかった]
―二階・廊下―
[倒れるのが流行っているのだろうか――と、他人事のような呑気な考えが浮かぶ]
……ユリアン?
[近付いて、頬を軽く叩く。
誰かを呼ぼうにも、皆、下に掛りきりだろうか]
ん……、と。
[担ぎ上げる事は流石に出来ないだろうから、彼の身体の下に自分の腕を差込んで上体を起こさせ、ようとして。
予想外に重い。体力が落ちている所為もあるだろうが]
[苦笑するエーリッヒにほんの少し笑って]
死んだら殴っても貰えないわよ?
[そういって、もう一度ベアトリーチェを見て]
彼女…埋葬してあげないと…このままじゃ可哀想だわ。
それにブリジットも心配…このままじゃ風邪を引いてしまうもの。
…勿論あなたもよ、エーリッヒ。
いつまでも立ち話じゃまた倒れてしまうかも知れないわ。
[そのせいで自分までお説教されては、とは暗に思うだけで]
[殴ってもらえない、という言葉には、苦笑。
それから、埋葬しなくては、という言葉には頷いて]
ああ。そういや、埋葬するつもりで、人手呼びに行こうとしてたんだっけ、俺。
それに、ブリジットも。落ち着かせて、休ませないといけない……。
[亡骸を抱きしめる少女見やり、ふと、表情を陰らせる。
陽のひかりと呼んでいた一人が生命を落とし、錯乱する少女。
もし、自分も命を落としたら、完全に壊れてしまうのだろうか……ふと、そんな疑問が過ぎり]
……そう、だな。
これで俺が体調崩したら……壊さなくていいものまで、壊すかも知れない……。
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