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……ま、そうしとけ。
[リディの返事に、微かに笑み。
それから、ふ、と夜空に目を向ける。
青の瞳にはどこか、何か、困惑したような色彩が宿っていたが──]
……っと、いけね。
出店、ほったらかしたままだった、俺。
[ふ、と、自分自身の現実に立ち返って呟く。
いつもまでも周囲に店番を頼んでおくわけにはいかないのだから、と呟いて。
話の輪から外れて、*自分の出店へともどって行った*]
[イレーネとミハエルの返答に]
そういえば…二人ともそうだな…………
妖精王とやらは”悪い妖精”はお祭り好き
……と、でも解釈してるのだろうか?
[そしてミハエルの視線の意に気づけば]
……子供やなんかが攫われるくらいなら…その方が良いかもな
[と、目の前の紳士な…でもまだ子供の範疇なミハエルの頭を撫でる。]
[成る程、というようにダーヴィッドの言葉に微かに頷く]
[翠玉の双眸には未だ困惑が在るものの、そうしてばかりも居られない。
しかし、幾ら考えても埒が明かず――同時に、矢張り何処かで、信じたくないというような心情が働いて]
[帰路に着くイレーネを見送り、少しくだけた仕草で、軽く頭を掻いた]
……取り合えず、……僕も、休むか……
[戻るぞ、と傍に控えている筈のユーディットに声を掛けようとしたところで。漸く、彼女の姿がその場から消えている事に気付く]
[――祭りの喧騒を抜けて、別荘への帰り道。
ぱた、ぱた。ぱた、ぱた。
響く足音も、一つきり。]
夢……か……。
もしかして…私も夢を見ているのかしら……。
[屋敷から出るのを余儀なくされて、人間界へ出てきて。
そして――ご主人様と出会って。なんて……]
………幸せな夢。
目覚めを思えば…残酷でもあるけれど……。
[それでも、見たくないと *願う事はないのだ。*]
[――ユーディット?と、その名を呟こうとして、]
……ええい、撫でるなとっ!
[撫でられる感触に、若干慌てた様子でアーベルの手を払い除けた]
君に心配されなくとも、僕には巻き込まれる要因がない。
だから、大丈夫だ。
[妖精王が如何思っているかは、兎も角として。]
……そだな、エーリッヒも何かしら力があった、と考えていいかもしれねぇ。
[今更のように呟いて。
後に続く言葉には、*ただ、苦笑するのみ*]
……アーベルにぃが連れてかれるのもやだ。
[むぅ、とアーベルの言葉に最早我侭っこ状態。
ただ単に、王のするだろう事が今は総て気に食わないのだろうけど。
むぐ、と手に持った蒸しケーキを頬張りつつ、
ふと、ミハエルの言葉に辺りを見回して]
……あれ?いつもの、お付きの人…居ないね。
一人で戻るの、大丈夫?危なくない?
投票を委任します。
学生 リディは、青年 アーベル に投票を委任しました。
[随分長い間迷って――結局、言うのは止めた]
[如何して説明したものか分からないし、そもそも自分でも何故少女と“話せる”様になったのかさっぱりだったから。更に状況を混乱させる必要等無いだろうと]
[雪の跡を見ながら、白い*溜息*]
[ミハエルが手を払いのける様にクスリと笑い]
…そうかもな、少なくてもミハエルよりもリディの方が危険だろうし…
[攫われても死なないらしいとは言え、
未知の場所に…………と、いうのは…安全だとは言いきれないわけで]
[寝に戻るイレーネや店に戻るユリアンに手をふり]
その石も、案外妖精王…?とやらにこき使われてるだけの身なのかもな…
[そして続くリディの言葉に、今度はリディの頭をポフリと撫で]
俺も攫われたい…とは思わない。
し、このまま手をこまねいて見ているのも嫌だ。
……妖精王とやらに協力する訳ではないが…
”悪い妖精”って、言うのを見つければ止む可能性は高いから
[けれど、妖精って言うのはどう探したら良いのだろう…と思案しつつ]
……ん。
心配ない、一人でも、戻れる。
[リディの言葉にそう返しつつも、視線だけは辺りに巡らせる。
“妖精”の件に気を取られてばかりで、見る余裕がなかった]
たしかに、見つければ…多分こんなコトも終わるだろうし…。
エリにぃも団長さんも戻ってくる、よね。
[アーベルの言葉に…無言で胸元の石を見つめて。
頭にその手が触れられれば、僅かに目を細めて。]
……けど、やっぱり一人だと危険だよー。
いつものお付きさんも居ないし、真夜中だし、
何かあったらミハ君のおかーさんが心配するだろーし。
[送ろうか?と小さく首をかしげて問い]
[笑われれば、矢張り顔を背けるようにして]
……彼女の言う事が本当であれば、そうだろう。
それに、婦女子を守るのが男の務めだ、僕が守られてどうする。
[そう、端的に返す]
[妖精の話には、未だ実感が湧かなくて、加わる事はしなかった]
問題は…妖精と言うのはどう探せば…だが
[肩を竦めつつ…ミハエルには]
そうだな、婦女子を守るのは男の義務だし
…年下を守るのは年上の義務だ。
[そう言ってから、リディとミリィとミハエルとベアトリーチェに
「送ろう」と、いう]
[自身への危険云々ではなく、別の不安があり。
先に戻っただけ――ならば、いいのだが。従順な彼女が、自分に断りもなく、勝手に帰る事等、有り得るのだろうか]
『……杞憂に済めば、それでいい』
[目の前でエーリッヒが消えた事があったから、多少、不安定になっていたのかもしれない。……ユーディットの所在を、早く確かめたかった]
うーん…妖精って、普通探しても簡単に見つからない存在なんじゃ…。
[アーベルの言葉に眉を寄せて考え込みつつ
自分の胸元に居るはずのソレは、度外視。
アーベルの言葉に、とことこと近寄ってきたベアトリーチェの頭を
そっと撫でつつ、ミハエルの思案する様子にそちらを見つめて]
[少しして、顔を上げ]
いや、いい。
……一人の方が、早く戻れるだろうから。
アーベル、君は、彼女達を送って欲しい。
[端的にそう告げて、それでは――と軽く会釈を。
外套を纏い直すと、彼にしては珍しく若干急いだ様子で、足早に立ち去る]
[足早に立ち去るミハエルを見送りつつ]
[近寄ったベアトリーチェを撫でるリディ…とそれにミリィに
「さ…帰ろう」と、ばかりに頷きつつ。]
[ついでに、まだ残っている蒸しケーキをちょこっと貰ったとか]
[ミハエルが早々に立ち去れば、あ。と小さく声を上げるも。
…急いている様子を見れば、それを引き止めるのも気が引けて。
気をつけてねー?とその背中に声を投げる]
[その場に留まっていた数名も、それぞれ帰路へとついて]
[そうして、催促に答えるようにケーキを分けつつも
アーベルの後を追うように、自宅へと*戻っていった。*
―――――割り箸の墓標はそのままに。]
/中/
現時点の役職予想。
【村】ミハエル ダーヴィッド アーベル
【占】イレーネ 【霊】リディ 【狩】エーリッヒ
【狼】ユーディット ユリアン 【狂】ミリィ
【共】ノーラ ベアトリーチェ
/中/
とりあえず、そろそろ狼さんに表立って動いて頂かないと…
このままでは霊能者が、方向性決めてしまいますがorz
たすけてー。
流石に受動的能力しか持ち合わせない霊能者が
村の動きを示すとか、マジで_!(わたわた)
―回想―
[ミリィとユリアンの(情けない)様子に、
子供は気を取られていたけれど、
光はきちんと見れていた。
銀色と金色。月と太陽。
――エーリッヒが消えた。
コエが届いた。]
[リディの言葉も聞こえたけれど、
王様というイレーナの言葉も聞こえたけれど、
子供は、
自分のコエを聞いて、届けられる人を見る。
驚いているその人。
それから、本当の耳を使う。
――悪い妖精?]
じゃあ悪い妖精がさっさとそっちにいけばいいと思いますけど。
迷惑ですし。
[きっぱり一言言い切った。]
[コエ、コエ。
子供はノーラに見られて、
彼女を見上げた。
コエ。
ノーラのコエは好き。
だけど、妖精の王様のコエは嫌い。
だけど。
その、悪い妖精さえいなきゃ、そんなことにはならないはず。]
本当、迷惑です。
お祭りの時に逃げてこなくたっていいのに。
うっとうしい。
[子供はこんな騒ぎになっているのに、
本当に悪い妖精がいるなら、知らないはずはないと思う。
だから、その妖精が出てこないなら、
その妖精は本当に悪い妖精なのだ。
人が消えたって、
自分が捕まろうとしないんだから。]
自己中。
[そんな妖精が、
きょうだいや母や祖母と一緒の妖精なんて、
考えたくなかったから、子供は言った。]
さっさとつかまってしまえ。
[楽しい気分は台無しで、
悪いのは誰だって言われても、
子供は妖精の王様が悪いなんて思えなかった。
人が死んだら妖精になるのだと、子供は信じている。
それに、あのコエ。
ためしに呼びかける。]
[祭りが終わったら、この騒動も終わるのだろうか。
子供はそう思う。
それなら、
祭りなんてなければいい。
少し楽しくなくなって、
少し淋しくなってしまうけれど。
ずっとずっと、
淋しい外なんていたくないから、
部屋の中にいたくなってしまうけれど。
そのほうが、しあわせだ。]
少女 ベアトリーチェが「時間を進める」を選択しました。
投票を委任します。
少女 ベアトリーチェは、未亡人 ノーラ に投票を委任しました。
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