情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[言葉を発する事は無く、視線をユリアンへと戻し
そのまま暫く、じいっと見た。
そうしてからにこり、笑ってくるりと後ろを向いて歩き、
図書館の入り口付近にぺたりと座り込んだ。]
見たいから、待ってる。
[ひとこと言う。
しゃがんだ膝に両手を乗せて、
あなたは?とばかりに首を傾けてユリアンを見上げてる様は、
何かの動物のようだった**]
[物言いたげに、黒いソレはもごもご蠢く。
にょ。
と、一部分がほんの僅か、突き出た。
どうやら、手に当たる部分らしい。
短いそれを、エーリッヒの方へと伸ばしている]
[アトリエを出、向かう先は図書館。
道の人は己の姿を見れば話を止め、こちらを伺うような視線を向ける。
極力気にしない振りをしていれば、表情は自然と硬くなった]
……お?
[思考分析していたら、なにやら伸びてきた。
しばし考えた後、そーっとそれに触ってみた]
お。
触れた。
[触れた事自体はちょっと驚いたが、同じような状態同士だからだろう、と一応自己完結]
―→図書館―
[ふらりと道を歩いて、少し足が痛かったりして立ち止まる。
ぱっと見上げた天井は、空を見せない。]
……はぁ。
[しばらく見ていたけれど、ため息吐いて図書館へと向かう。
と、皆が振り向く様子につられてそちらを見る。]
あれ、
ミハエル?
あ、そっか。絵師様なんだっけ。
[見た目のもやもや感とは異なり、
案外と触り心地(?)はしっかりしている。
ぐい。ぐいぐい。
引いたり、押してみたり。
数度繰り返したところで動きを止め、
何かを訴えるように見て(だから、目はない)いる。
くい、くい、と数度押した]
[じーっと見つめられて僅かにたじろぐが、にっこりと笑顔を向けられると]
……そっか。んじゃ、俺も一緒に待ってっか。
[そう言って、エルザの横に*座り込んだ*。]
[誰かの声が聞こえた]
…違う。
[小さく呟いたその後。
顔を上げ、声の主を知る]
あ。
[いつものようにはできなかった。
戸惑い、間が空く。
『月』は今は隠れているけれど]
[まっくらな中にぽかりと、光が浮かぶ。
洞窟を照らすヒカリコケとは異なる輝き。
くるくる回って、近寄った。
何かに触れる感覚。
あたたかいか冷たいか、よくわからない]
違うの?
なんか、絵師様だってみんな言ってるけど。
[きょとんと首を傾げる]
ご兄弟で絵師様になるなんてすばらしいって。
みんな褒めてるよ。
ミハエルは、音楽もすごいし、絵もお描きになるんだって。
[押したり引いたり繰り返しの後。
目はないものの、訴えかけるような視線を感じて、きょとり、瞬く]
えーと。
喋れない、んだろか。
[多分今更な事を呟きつつ、くいくいと押す様子に、疑問符浮かべ]
うーん。
一体、どうしろと……。
というか、この黒いのって、多分地の色じゃない……よな。
……煤?
[そういうところは何でか、目につくらしい]
―回想・封じ前―
[子供のころから絵を描く事が好き、
という絵師の言に、少女の目が細められた]
へえぇ。
じゃぁ、絵師様になれてよかったね。
エーリッヒ様の描く絵はすごいのだ、
みてると、心を揺すぶられる気がするのだ。
[隠すことなく彼の腕への尊敬を表し、
ひとつ問いに答えがなかったのは気にしない様、
そして、さいごの言葉を聞きつけた為か、振り向いて瞬いた]
――………。
[唐突に、ひょいっと、伸びあがって、
青年の頭を撫でようとする]
ほんとは、あたしも行きたかったのだ。
ざんねんだね。
[――くす。
子供の友達どうしが秘密を語らう類の笑みを、額を寄せて零し]
[ついと、離れて]
ん?
[広場付近まで来て、人の流れ。塊が図書館から出ていることを知り]
どうしたんだ?あん?オトフリート先生が絵を?…そうか。
[など聞いて把握していた直後に、新しい絵師が。という声に見れば人ごみの向こうにミハエルの姿]
[べしべし。叩いた。
そこは気にせんでいいと言わんばかり。
ぐい、っと引っ張ってから、止まる。
また、見た。
どうやら、引っ張って欲しいらしかった]
―封じ後・診療所―
…?エルザねえちゃん?
ここ……診療所?
[ふと気付けば、前にエルザと診療所らしき壁。
意識をこらせば、自分の眠る姿や、アトリなども]
そっか、あたし封じられちゃったんだ。
ここに居るあたしは心だけ…? あたし、あたしのまま…?
……。アトリ。
行ったほうがいいよ?
ほら、もうあたし、ご飯もあげられないし。
[肉体をイメージ、アトリへ息を吹きかけるよな]
おまえは身が軽いから、
岩壁をのぼって空を目指してもいいし。
ああ、でも。
二人で一緒に絵師様でも良いと思うんだけどな。
[にへらと笑って]
そういえば、ここに来るまでべたべた触られたりしなかった?
なんかおばーちゃんとかおじーちゃんとか、ありがたやありがたやって感じだったけどさ。
[もちろんそれだけではないが。]
で、どっか行くの?
て、叩くな叩くなっ!
[いきなり叩かれるとは思わなかったので、思わず焦った声を上げる]
……取りあえず、引っ張ればいい、訳?
[しばしの思案の後、ようやくそれに気づいたようで。
手らしき部分を掴んで、引っ張ってみる]
空がどうとか、拘るのって人間だけだよね。
アトリはアトリで、生きてるんだから。
[何らかの気配を感じたのか、どうか。
いつしかアトリは旅立っていっただろうか]
[岩の天幕より垣間見た、
遥か遠いそらに昇る月のようで、
けれど、もっと親いひかり。
掴みたい。
そう思って、手を伸ばして――――――]
[書庫から出て来ると、手にしているのは、大きな白い布。綿毛草の糸で丈夫に織られたそれは、普段、古い書棚の埃よけの覆いとして使っているものだった]
ああ、どいてくれないか。
[絵の周りにたむろしている客達を下がらせて、その布をキャンバスに掛けてから自分の上着を取る]
…………ぷはっ?!
[深い水底から浮き上がってきたかの如く、息を吐き出す。
傍から見れば、黒い靄散り失せ、突然人が現れたわけだが]
なんだ、なんだっ
[ぺったり座り込み、きょろきょろ]
…それなら良かったかも知れませんね。
それが、できることなら。
[微かに笑みを]
触?…いえ。
むしろ…
[続く言葉の代わりに、辺りを示した。
それが幸運なのか不運なのかは分からないが]
ええ。
図書館に。
もっと暗い所に閉じ込められるかと覚悟してたのに、
かわらないのだなぁ…。
封じられるひとが皆、こうなら。
おとうさんやおかあさんもそのへんに居るのかなぁ。
[その口調に感慨などはない。
手近のセリアンブルーの髪へ、手を伸ばしてみるイメージ、
しかしそれは、蒼をすり抜けた*]
[軽い、感触。
物質的な縛りのない空間なのだから、それも当然か、などと思ったのは僅かな時間]
……て、な、なんなんだよっ!?
[唐突に、響いた音。
それに上ずった声を上げた直後、聞こえた声と、座り込む姿に]
……はい?
……な、なんで?
[思わず上がったのは、惚けた声]
ミハエルはおとなしいよねー
ユリアンはさわがしいけど。
[お前に言われたくないというようなことを言った。]
……んー、
まあこんなときだからね。
すぐ終わるよきっと。
あ、でもそうすると触られる?
[と、周りを見て、
青い髪をその先に見つけて手を振る。]
って、図書館行くのかぁ。
わたしも行こうと思ってたんだ。
オトせんせーにも一度本出してもらわないと。
[絵が完全に布に覆われてしまったことで、覗き見るのは無理と判ると、一人、二人と図書館を出て行く者が多くなる、その出入りの狭間から、外に居るミハエルとリディの姿が見えた]
持っていくまでも無かったか。
[呟いて、戸口へと向かう]
そっか。ミリィ先生も起きないか
[そういえばなんでミリィ先生は。など思う。原因不明な分だけそちらが怖く思いつつも視線はミハエルに。頼む…か]
ん…遠くないな。ちょっとどいてくれや
[小声で呟き。ちょうどリディが手を振るのが見えたので人をかきわけて進み]
よう、ミハエルにリディ。
[いつもどおり気軽に声をかけれたはず]
元気なのは、いいことですよ。
[そんなことを言いながら、少しだけ緑が陰る]
…そう、ですね。
早く見つけて、終わらせないと。
…触る?
[それがどうにも分からずに、首を傾げ。
手の振られるほうを見て。
幼馴染みの姿にやや複雑な顔になる]
かぜ?
だいじょうぶ?
[ユリアンがくしゃみをするのに、
横から首を傾けて見た。]
おなかいたいとか 足いたいとか かぜとか
体こわしてるひと、多いの。
[少なくともミハエルはお腹痛いに対して
肯定していないのだが。
戸口の方へと中から音が聞こえれば、
座ったままそちらへと目を向けた。]
絵師殿がおいでになったようなので、場を譲ってもらえるか?
[まだ残っていた、ほぼ常連ばかりの客達にそう行って扉を開けると、仕方がないなと言った様子で、人々は図書館を後にする。人気のなくなった図書館の戸口に立って、男は外に居る幼なじみの弟を呼んだ]
ミハエル。入って来い。
[絵師殿、とは呼ばなかった]
……夢でも見ていたのか?
[首を傾げて眉を寄せる。
惚けた声に気付き、立ち上がり腰に手を当てて見上げた]
って、お前はこんなところで何をしているんだ?
というか、そもそもなんで私は広場まで来ているんだ。
確か、作業室に居たはずなんだが……?
[自体を理解していない様子で、ぐるりと辺りを見回す]
やっほう、アーベル
あ、まだ貰いにいってないや。かいがら。
あとで貰いにいくね!
[そんなこと言って、にやりと笑う。
それからミハエルを見て、むーと唸ると、]
ならミハエルも元気じゃないとー。
そ、さわるさわる。
だってご利益ありそうじゃん? 絵師様って。
[酷い曲解だった。]
まあお勉強だよねー
海のお勉強だけど。
怪我したけどね、海に行きたいって思ったけど……
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新