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おや。――相応の評価だよ、オトフリート。
[くつくつと笑みを零して。
ゆるりと、銀の腕輪が填められた右腕を、少女へ向けるように前へ差し出す。
これ以上動く気ならば、此方からも厭わないと宣言する様に]
だいじょうぶ
< 彼が自分をここにやったのだと、なんとなく、気付いてはいても。
猫はそれに対して、何も言いませんでした。
ただ、おびえたその様子に―― >
何も、こわく、ないよ
< 放っておくことは、できなくて。 >
そんなに、こわがらないで。
< ただ、優しく、言って。
アーベルがおちつくまで、そうやって、しばらくの間、そこに*いるのでしょう* >
[……そこに飛び込んでくるオトフリート。ちらりとそちらを見やる。対面のイレーネの言葉にスッと目を細めると]
まあね。対多は得意だけど、流石に相手が相手だし、ね。
[イレーネの愉快気な言葉にも表情は一切動かず。おもむろに動いた右手が腰の魔銃に触れると]
……桟ノ首(さんのくび)「木花開耶姫(コノハナサクヤビメ)」
[瞬間、周りの空間にかなりの数の草のカッターが現出する。]
では、またのちほど。ハヴ・ア・ナイス・ナイトメア。
[そう言った瞬間、カッターが全方位に発射。怯んだ隙に通信機を起動して、下界に*消えるか。*]
いえいえ、過分なお言葉で……っと!
[不意に現れた、草の刃に舌打ち一つ]
……エターナル・ロンド! 護法陣!
[とっさに解き放つのは、護りの陣。
一片たりとも、草の刃を通すまい、と光鎖が舞う]
[少女が言葉を紡いだ直後。周囲に草のカッターが出現。もちろん己達の方へも刃は向けられて]
--Die Mauer des Windes--!
[咄嗟に呪を紡いだ。開け放してあった窓から風が流れ込み、壁を形成。周囲に風精が多かったせいか、それはいつもより大きいものに]
[オトフリートが展開した護りの陣もあって、二重の壁が出来上がるか]
こわが、って……、
何?
こわがる、って。
[くぐもった声]
[顔を埋めている故][表情は見えず]
[逃げる代わりに、][目を閉じる。]
[他から見れば眠ったとも思えるか]
[けれど、]
[訪れぬ眠りの代わり]
[見られぬ夢の代わり]
[幾度も繰り返される][他者(偽り)の記憶]
[*目蓋の裏に焼きついて*]
[一本だけ鎖を完全に外す。
紡がれる力が妨げられることの無いように沿わせて。
向かってきた刃は広げられた壁によって防がれていた]
[光鎖と風と、護りの力は、草の刃を押し止め、鎮めるに至るか。
いずれにせよ、その乱舞が鎮まった時には、それを解き放った者の姿はなく]
……ひとまず、引いた……か。
[ぽつり、呟いて。
ひとまず危機が去った、と確かめたなら鎖を収め。
広間の面々に一連の出来事を聞き、こちらも知る限りを伝えたなら、白梟を連れて二階へ。
ユリアンの傷の治療の後、ナターリエに寄り添うように眠る従魔の姿を確かめたなら、自身は相方と共に、*自室へと*]
――…、
[翠の刃に、笑みを浮かべた侭蒼を僅かに細め。腕の輪をシャラリと鳴らす。
も、即座に展開される護りの陣と風の壁に目を見開けば、
笑みを深めて、するりとその腕を下ろす。]
…流石だな。
此処まで頑丈な壁で有れば、私が出る幕などあるまいよ。
[小さく笑みを零しながら、密かに込めていた力を静かに霧散させて。]
[息を吐いて左手の鎖を元へと戻し。ずっと安定していた風の力に、余計なことだったなとちょっと苦笑い]
…行っちゃった。
[呟いた言葉の色は安堵に近かったか]
[動きを止めた草。鋭さを消したそれは集まった風精によって外へと運ばれるか]
…どうすりゃ止められるんかね。
[さっきまで少女が居た場所を眺めながらぽつりと漏らす。彼女を揺らすために投げかけた疑問も、彼女にとってはさした問題でも無かったらしく。治療され、傷跡も無くなった左の肩に、右手をあてた]
[オトフリートと情報交換をし、その姿を見送った後にイレーネへと視線をやる]
それにしても…お前まで変身するとはな。
アルだけじゃ無かったのか。
[あの緊張感の後のなんとも間抜けな感想]
ん…。
[寝返りをうとうと、身じろぎをしようと、ゆる、と目をあけた。
黒いウェーブが見え、ピク、と耳を立てて動きを止める。
エルザがもたれているのが見えたので、動かずにそのまま再びゆっくりと*瞼を閉じた*]
[忽然と姿を消した少女の場所へと視線を向けて、一つ吐息を零す。]
――退いて貰えただけ、マシと言うべきか。
全く、時空の竜殿に感謝だな。
[小さく苦笑にも似た笑みを零して。
疾風の言葉に僅かに蒼を見開くと、嗚呼、と小さく声を上げた。]
『魂』が異なる故、変身――とは厳密には違うがな。
ノイが、迷惑を掛けた。
ノイの言ってた、“イレーネ”の一人ね?
助けてくれてありがとう。
[小さくペコリと頭を下げた。
何だかノイよりずっと大人っぽい、とか思ったら彼は拗ねるかな]
[引いてもらえた、の言葉には「全くだ」と苦笑を漏らして。平然としていたが、撃たれた時の体力の消耗はすぐには戻らず。騙し騙し立っていたのは事実である。緊張が解ければ、疲労の色も見えてくるか]
魂が異なる?
ノイっつーのは、あのちまっこい方のことか。
まぁ、迷惑とは思っとらん。
むしろ助かったと言うべきか。
そう。エテルノと呼べば良い。
――尤も、助けたとは言っても特段、何をした訳でも無いが。
[むしろ、時空のに礼を行った方が好い。
小さく苦笑を交えながら、影輝の言葉に短く返す。]
あの子は、まだ幼いからな。
[続く聞こえた「声」に、唐突に応えれば驚くだろうか]
エテルノさん。
ううん、だってハインリヒさんも本調子じゃないし。
[疲労が少し滲む声にちょっと心配そうに振り返り]
えっ?
[口に出さなかった分まで答えられてちょっとビックリ。
でもその属性と、本来の生の長さを考えれば多少納得もするか]
ビックリした。
[とは思わず声に出してしまったけれど]
無理は避けた方が好い。
――精霊の力を操るに長けているとは言え、
一度貫かれた人間の身体で、長時間耐えられるとは思わぬよ。
私に関与できるのは、精神的な疲労のみ故に、
然程変わらぬかも知れぬが。
[疲労の見える相手に、ゆるりと首を傾げながら告げて。
相手の額の前へと、するり手を翳す。
暫しすれば、僅かに疲れも退くだろうか]
そう。私の前に出ていた魂を示す言葉が、”ノイ”。
そう言って貰えるなら、助かるよ。
随分と、――困惑していたから。
――おや、驚かせてすまなかった。
[影輝の言葉に、くつくつと喉を鳴らす。
楽しげに笑む様子は、本当に侘びを述べると言う寄りは
むしろ何処かからかう様にも近いだろうが。]
……まぁ、此処に居ては
休めるものも休めぬだろうしな。
そろそろ、休んだ方が良いだろう。
――再び来る前にな。
あっ、はい。
[エテルノに頷き、オトフリートとの情報交換。
喧嘩となったという話やユリアンの怪我の事を聞けば心配そうに。
自分は自分でさっき感じたものをまた説明して]
[途中ヘルガに睨まれたかもしれません。さっき何をしようとしていたのか、彼女やオトフリートには分かったかもしれないので。きっと必死に誤魔化そうと否定しますが]
見張り…と言っても。
あんな風に出てきたり消えたりできるんじゃ無駄かな。
それよりはできるだけ万全にしておいた方がいいよね、きっと。
ハインリヒさんも、ちゃんとお休みしないとね。
[調子の良くなさそうな人を気にしながら、解散となれば今夜は大人しく部屋に*戻るだろう*]
[と、戻るその前に。
厨房に色々出しっぱなしなのにも気が付くか。
まだ流石に痛んだりはしていないだろうから、元あった場所に片付けつつ。幾つもひっくり返してしまっていた鍋を片付けるのはそれなりに時間も掛かったり。
明日は何か作れるといいなとか余計な事も考えていたのは、まだ残っていればイレーネには*読めたかも*]
[恐らく、この姿を見た事は無かっただろうヘルガが、
どの様な顔をしたかも構わずに笑みを返して。
雷撃の様子と、流水の事を聞けば、僅かに眉を寄せながら
他にもその場の者と幾つかの情報を交わした後、
不調の者を各々の部屋へと送る。
その広間を出る前に、影輝の娘が厨房で
何やら片付けをしているにも気付いたが……聞こえた声は、
僅かに温かい視線を向けながらも…気付かないふりをしてやる。
…犠牲者が出そうならば、その際に止めてやろう]
……さて。
[小さく言葉を零して。
自室へと戻る前に――ゆるりとその足取りは外へ向かう。
そのまま、屋根へと上ると小さく笑みを浮かべ]
――そろそろ、出て来たら如何だ ”ネスティオル”
[凛と、静かにその名を呼ぶ。
――ひらり。
何も無い空から、一羽の鴉が現れて。
ふわり、と。差し出した腕へと舞い降りた。]
「――…何時から」
最初から。ノイに無理を強いる状況になれば、
…私が出ると思うたか?
”アル”。
[ゆるりと伏せた蒼を向ける。
楽しげに響く声に、鴉が小さく溜息を零した。]
「…趣味の悪い。
貴方まで、その様に呼ぶのは止めてくれませんか」
趣味が悪いのは、どちらかな。
姿も気配をも消して、ノイに着いていた癖に。
さて、此れで満足か?
――随分と、ノイは心配していたのに。
相変わらず冷たい奴だな。
[小さく笑う声に、鴉が黒の瞳を向ける。
ゆるりと、小さな頭を傾いで紡ぐ声は、何処か呆れた様な]
「こうでもしなければ、――”あの場”でも。
貴方は出てこなかったでしょう」
――…、
「ノイに冷たいのは、どちらですか。エテルノ」
[言葉を返す前に、するりと。
右腕へと填められた腕輪へと吸い込まれるように消える。
――正しくは其処に装飾されたサファイヤへと。]
[休んだ方が良いと言う2人の先制パンチには苦笑いを返すよりなく。事実、このままで居るのは無理な話だし。エテルノにより力を行使されれば、礼を述べて]
あっちがノイで、お前さんがエテルノ、か。
困惑してたのは…やっぱ俺のせい、だよな。
もちっとスマートに事を運べたら良かったんだが…この体たらくだ。
こっちこそ迷惑をかけたな。
[色々スマン、とエテルノだけでなくブリジットにも謝罪する]
[情報交換が終わり、部屋へと送られ。礼を述べれば今日は大人しくベッドへと横たわる]
[エーリッヒとリディが消えた。あの時リアルタイムで状況を把握する余裕は無かったが、風精達運んできた情報を頼りに今状況を整理する]
[リディがユリアン達に事の真相を告げようとした時のアーベルの言葉。「言わない。そういう、話だった」これは一体何を意味するのか。言葉通り受け取れば、アーベルも、真相を知っているということになるのではないか]
…協力者は、複数。
[あり得る可能性。天井を眺めながら口を突いて出た。「邪魔者を消した」つまり、エーリッヒとリディを消したのは、自分で行ったと言う事。アーベルがもう一人の協力者である可能性は、かなり高い]
確固たる証拠は、無い。
されど、状況証拠は、ある。
[力のコントロールが出来なかったが故に齎された情報。通常ならば知り得ることの出来なかった情報。力の均衡が崩れたが故に得られたは、何と皮肉なことか]
[今回集まった情報で、状況は大分クリアになったように思える。好転はしていないかもしれないが。機鋼竜の思惑、その協力者達の思惑、この界の行く末。様々考えを巡らし、途中で襲い来る睡魔に意識を手放し、深い眠りの中へ]
探偵 ハインリヒが「時間を進める」を選択しました
/*
退席ついでに自分の中で状況整理。
今日屋敷周辺で起きたことは大抵運ばれてきてるから、かなりの情報が集まったはず。
明日はその反動であんまり使い物にならなくなったりして
(爆
*/
―二階個室―
[朝の光が差し込んでも、私は目覚める事なく。未だ昏き睡りの中]
[時折、摺り寄せられる温もりに心守られつ*白金の輪は時を刻む*]
[目を開く、傷は治療が施されて、既に痛みも無い]
あー…どじった。
[寝台の上で身を起こし、獣じみた仕草でぶるりと頭を振る]
[裂けたり汚れたりしている服を着替えて、部屋を出る]
ハインリヒさんは無事かなあ…
[昨日感じた異変を思い出して眉を顰める、生死に関わる程の衝撃とは思えなかったが]
[そっと足音を忍ばせて階段を降り、玄関から外に出ると、果樹園へと足を向ける。足元のふらつくようなことはなかったが、僅かに普段よりその動きは緩慢だった]
―屋敷→果樹園―
―果樹園―
[昨日より、また伸びたように見える若木の傍、自分が意識を無くした際に落とした短剣を見つけて拾いあげる。暫し、手の中でくるり、と弄び、思案]
これなら、なんとかなるかな?
[短剣を懐に入れ、結界を超えて中央塔へと歩き出す]
―中央塔―
[幸い、雷撃の一閃で排除できる程度の小さなドロイドしか途中では襲ってこなかった。中央塔の外周区画に足を踏み入れると、バンダナを外して短剣を取り出し、封じられた壁に両手でその切っ先を突き当てる]
雷光の名によって…命ずる…
[紫電の輝きがその身から短剣へと流れる。それは生き物の胎動にも似ていたか]
汝が主の元へ…
[パチリ、と雷光が弾け、見えない壁に吸い込まれるように…短剣は姿を消した。或いはシステムの中に流れる電流の中に溶込んだか。運が良ければ、地下に居る筈の生命の娘の元へと、その武器を届けるだろう]
後は自力でなんとかしろよー
[どこか気の抜けた声で、呟いて]
ふう…
[反対側の壁を背に、ずるずると床に座り込んだかと思うと]
ねむ……
[眠った]
[ミリィの攻撃を防ぐために行ったことなど何もなかった。
けれど、傷などない]
…翠樹の力でこの身を傷つけることなど、叶わない、か。
[皮肉っぽく小さく呟き、そのまま消えるミリィを睨んだだろう]
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