情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[玲が落ち着いたら温かいお茶を用意し差し出して。出て行った涼や二階へ向かったままの史人達を待つ。ややあって、姿を現したのは、史人]
…っ、史人、その、格好…!
[これまで何度か見た紅を纏った姿。その姿に思わず椅子から立ち上がる。母親のことなどがフラッシュバックしかけるが、どうにかそれに耐えて]
なん、で……。
…そうだ、裕樹君、は…?
[史人は裕樹の部屋へ居たはず。史人がそのような姿であるなら、共に居たはずの裕樹はどうなったのか。心配になりその安否を訊ねた。無事であることを願ったが、それは儚くも崩れ去る]
……そ、んな……。
[手を下したのは、他ならぬ史人。彼の纏う紅は、即ち裕樹のもの。告げられた言葉から史人が理由と信念を持ち行動を起こしたと言うのは理解出来た。理解は出来たが、告げられた事実に対するショックは大きい。幼馴染が、己と親しかった者を手にかけたのだから。その心に去来するのは悲しみ。それは、裕樹が死んでしまったこと、史人が裕樹を手にかけねばならなくなってしまったことに対して。大切な者を奪われた者が抱いた憎しみは、何故かあまり起きなかった。抱くのは、ただ悲しみのみ]
…………。
[何も言えなくなり、ふらりとよろめき、また椅子へと座り込んだ。しばらく思考がぐるぐるとしていたが、続いて玲を頼むと言われると、やるべきことがある、と気を奮い立たせ、心持ちしっかりした様子で史人に頷いた]
[史人が旅籠を出ようとしたと同時に涼が戻って来て。無事な姿に僅か安堵する。しかし直後に告げられたのは利吉の死。また人が死んだ、と更に悲しみが募る。孝博の居場所を訊ねられると]
ここには、居ない、みたい。
どこに、行ったか、までは、分からない、な。
……聞きたいこと、あったのに、どこ、行ったんだろう……。
[最後はぽつりと呟くように。
着替えに行く史人を見送り、窓の外を眺めた。空は曇天、光が差し込む気配は無く。時間の感覚が狂い、最初の事件からどれだけ経ったのかも分からない。そんな空を眺めながら今後の行方を思い、深く溜息を吐いた]
―――回想―――
[どうやって死んだのか、それは分からない。
ただ、利吉が死んだ後、その体から、ぼぅ……と闇が滲み出た。
それは、桜の周囲に、村全体を覆う不自然な闇。
考えることも無く、ただ、無限にそこにある、というそれだけの存在。その一部だ。
考えることも出来なく、何も出来ないはずの闇が、いつか、涼が近寄ると、移動して、涼の体にまとわりついた。
―――それは、まるで涼を抱きしめるように。
―――それは、まるで涼を見守るように。
―――それは、まるで涼を安心させるかのように]
[闇に思考は無い。
ただそこにあるだけだ。
やがて、涼が移動を開始すると、一緒に闇も涼へついていった。
闇に思考は無い。
ただ、それだけだ]
[死した者と会えなくなるという事実を認識して、落ち着けるのに幾らの時を過ごしたか。愚痴るといったわりには無言でいたが]
それでも、一人でも多く生きて欲しいと思うのは、偽善だろうか
[この気持ちは、己が抱くに値しないもの]
その中に、親しきものが入っていて欲しいと思うのは、傲慢だろうか
[目を開いて改めて外でできた友人を見やる]
二度と会えなくても、どこかで生きていてくれたらいいと思うのは、自己満足だろうか。
[裕樹の持っていた剃刀を手に取り立ち上がる]
もらってく。嫌だったら取りに来い
[部屋を出て、階下へと降りた]
/中/
まー。一緒にいるだけで、別になんか出来るわけじゃないんだけどね。
気づかれないだろうし。
死後を考えてはみたが、やっぱりというかなんというか、こんな感じにしか出来無そうではあるなぁ。
/*
試してみたところとしては
縁を多く取る(いつも少ない)
能力者だが無能っぽく(あんまし色々ありすぎるとどかなぁと)
まあ後、軽く人の死を軽く扱わないように。みたいなのどっかで出てたから。
現実的っぽくしながらも、やっぱりうだうだするような。なさけなーい感じをだらっとやってみたが、はたしてどうだったのだろうかと。
ただ思うに、あんまり縁を多く取ったりすると色々広げれるかもしれないが消化も考えると濃いようなの二、三ぐらいでいい気がしなくもない。
能力者はやっぱし派手なほうが見応えあるだろうなぁ…ここは謝ろう。うん
[幼い頃から慣れ親しんだ集落とはいえ、最終的に帰る場所と言われれば一つしかない。
雨に濡れた身体を人目から避ける為――父親を手に掛けた時と同じように――裏口から自分の部屋へと向かった。]
・・・ッち。
んだよ、コレ。
[扉を閉めたその内、ぼやく顔色は優れない。
服の左胸を掴むようにして、扉に寄り掛かる。]
/*
合っているのかどうか知らないが、キリングは時代背景っていうものもあんのかもなぁ。と。備わりそうな倫理観とでもいうかな。
もしくは必要に迫られて。っていう状況でもあれば。とか。
時間以内にしないと全員死にます。
でもやってる人間もいるからそこはやっぱし関係ないかなぁと
兄さん…。
[降りてきた史人。その姿は見えなくとも、纏う空気が、そして臭いが何が起きたかを悟らせる。その通り、榛名の問いに対しても端的な答えが返ってきて]
…そうだったね。
[呟きながら胸元を握る。固い感触。その覚悟もしたつもりだったのに、押し通すことができなかった自分]
情け無いな…。
[小さな呟きは溜息と共に]
/*
ざっくりしたのをいつもやっていると、こう、うだうだと悩んでいる感じの加減がわからんのだよなぁ。
むずかしむずかし、変に考えずいつもどおりしてりゃよかったやもしれぬなとか
[聡と裕樹の言い争いをどちらに付くでもなく傍観していたが]
やれやれ。そこまでにしておけ。
聡。挑発をした裕樹の責もあるが、それにしても貴様は短気に過ぎる。
言ったはずだぞ。安易に女を殴る奴の程度など高が知れる、と。
それとも、貴様の言う枠に囚われない自己とは、女の皮肉も許せないほどに狭量なものなのか?
[剃刀を懐にいれる。服に血もついているが、気づかぬ間についたのだろう。なんて今更ながら気づきつつ、階下へと降りれば
榛名と、先程出て行った内の二名。涼と玲の姿]
何が、ありましたか?
[何かあったか。ではなくあったものとして、聞く]
あっ、家に戻るなら…。
[自分の分の着替えも頼もうとして。だが部屋の中に入ってもらうことになる、と思ったら躊躇が出た]
……ごめん、何でもない。
気をつけて。
[そこにもう一つの声]
涼ちゃん?
[硬い響き。強い決意]
………。
もう、視るまでも無い、か。
[息を吐くのと同時、僅かに光が戻って来た。何度か目を擦る]
/中/
おー、おつかれ。ん、いいんでないかい?
死んでも愛する存在のそばにいて守ろうとする。
俺も昔やったが、おもいっきりビビられてたな。
蓮実君…。
[階段から降りてきた蓮実に視線を向ける。その表情には悲しみの色が広がっているか]
裕樹君……は、知ってる、かな。
利吉さん、も、だって…。
[蓮実は史人の様子を見に行ったはず。それならば裕樹のことは知っているだろう、とそれ以上は言わず。続く利吉に関しても言葉を濁すようにして何があったかを示唆した]
涼ちゃんは、大丈夫?怪我とかは。
[交渉が決裂したのなら、ただで済んだとは思えない。
影の方へと立ち上がったところで、階上からもう一つの声]
…だそうです。
孝兄がどこにいるか、ご存知ですか?
[顔だけを蓮実に向けて問うた]
…うん。
まだちゃんとは見えないけれど。
もう一人でも動けるよ。
[榛名にコクリと頷いた。完全に見えなくなるのは初めてだったけれど、あやふやな視界というものは覚えのあるものだった]
[心臓を喰らったのはそれが必要だったからで、格別美味いモノだとは思ってはいない。
それでも、]
気持悪・・ッ
[身体がソレを拒絶することは、今までは無かった。
奥底にねとりと闇が纏わりつくような感覚。
それが喰らった相手の出自によるものか、或いはその最期の願いに起因するのか。
少なくとも、かれには知り得ないこと。]
・・・クソ。
[嘔吐感を堪えて口許を拭い、ひとまず着替えを始めた。]
裕樹のことは…知ってますが、利吉さんも…
[榛名からの濁された言葉。でも、内容は伝わる。
己が感知できなかったということは、多分]
いえ…わかりませんが、やっぱり、そういうことなんですかね?
[見分けられるものである玲に返し、確認するように聞く]
視界、ぼやけてる、のかな。
でも、まだ、危ないから、あんまり、動いちゃ、駄目、だよ。
[もう少し回復してから、と玲に無理はしないように注意する]
/中/
おー。なんか効いてる。
利吉の心臓はゲテモノなんですね。わかります。
まあ、ここはせっかくだから、涼への愛のパワー!ということにしておこう。
…ごめんなさい。視れていないの。
[蓮実の言葉に俯きながら答えた。
利吉との約束を破ってしまったことが今更のように思い出され、ズキリと胸の奥が痛んだ。だがそれも自分が招いたこと]
でも、涼ちゃんの言葉を信じるならば。
それに…。
[続けて走る痛みを無視して]
もう、時間もないと思います。
桜に血が注がれすぎた。
――力ずくでも止めなければ。
[旅籠へ戻る道すがら、煙草に火を点けてくわえていた。
この後はまたしばらく、のんびりと吸えそうにない、という思いがあったから]
……さっさと片付けて、ゆっくり吸えるようにしねーと。
[やりきれねぇな、とぼやきつつ。
見えてきた旅籠の灯りに目を細め、そちらへと急ぐ。
扉の前に立てば人の気配と、話し声。
どうやら、何事も起きてはいないらしい、と安堵しつつ、扉に手をかけ、ゆっくりと開いた]
『……ちからを、かして?』
[耳を塞がなければいけなかったコエ]
「そう思ってはいけないんだよ」
[何度も言われていたのに]
…だって。巫女様も、可哀想。
[その想いが悲劇を増やした]
[目というのには軽く首をかしげながらも]
そうですか…いえ、いいんです。
外の人間ばかり襲われていたのを見て、薄々村の人間に取りついているのか…と思っていまし…
[涼の言葉というのを聞き、一度涼を見た後]
できることはありますか?
[蓮実の確認するような言葉に一つ頷いて。彼の視線が玲に向かうのを見ると、つられ玲に視線を向け]
時間が、無い…?
力ずくでも、って、止めるべき、相手は、誰?
[玲達が知った情報は、榛名は伝えられていない。それ故に誰を止めるのかが分からなかった]
[髪はタオルで水気を取ったものの、未だ湿り気を含む。
その合間から、一筋の傷跡が僅かに覗いた。]
また・・・も一つ喰えりゃ、少しは、
[気分の悪さを解消したくて、そんな考えに至る。
気絶していた涼が帰って来たことを、獲物であるヒトビトにその正体が知れ渡っていることを、
かれは未だ知らなかった。]
/中/
そういや、外の人間、涼をのぞいて全滅してるな。
こりゃ愉快。
しかも、外の人間に狼がいなかったとかいう超展開。
こりゃ痛快。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新