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おはようございます、と。
[口調だけは軽く、アーベルに挨拶を返しつつ。
大蛇に変化した黒蛇を睨むように見やる。
そこから感じ取るのは、魔の力]
最深部から、お使いご出張とはご苦労様で!
[飛んできた氷の礫を一つ、掌で受け止め。]
あー…なんか厄介なのが来ちゃった、かな?
[暢気そうに言いつつも、双眸は冷たさが支配して。]
[身を引いた影輝の精霊には、それ以上構わず、睨みつける時の竜に向けた深い黒の瞳には、感情の色も無い。けれど、チロリと覗いた黒い舌は、嘲笑したようにも見えただろうか]
/中/
ところで、前々から思うていたのですが。
くれさん。
何かを思い出させる何かを思い出させると思ってたんだが。
魔羅っぽいのね……(汗)。
……確かに、俺たちでは無理かもしれん。だが。
[ふと蘇るのは、猛る火炎の若竜の姿か]
心の魔。
あんたは全ての心を知るが故に、確かにそれができるのかもしれない。
しかし。
閉じた世界でのみ孤独を癒して、それが本当に救いとなるのか?
[黒き蛇は、ゆらりと頭を振る、それは嗤ったように見えたかもしれない]
「世界を閉じるのは、お前達の方だ。この世界の律に縛られ、その娘を縛ろうとする。心のままに産まれた娘を心のままに生かそうとはしない。その娘は新たな世界で自由と解放を得るだろう」
そんなの、変!
[思わず口を挟んだ]
偏ったままなんて本来の姿じゃない。
自由なのと何でもありなのとは一緒じゃない!
律無き力は無為。
自由と束縛は表裏対なすもの。
一方を損なって一方のみを得る事は何者にもできん。
……あんたとて、『混沌』という属の律に縛られているのだから。
世界は生命。その生き様は自ら定めて行く。
何故、その生命をわざわざ絶とうとする?
……いや、それ以前に。
世界自体が輪転するという事の意を。
あんたはどれだけ理解しているんだ……?
その、新たな世界の為に、こんなことを?
その代償に今ある世界を傷つけて?
……ふざけんな。
[吐き捨てるように呟く。]
[手の中の氷は水と化し、少しずつ膨れ上がっていく。]
[大蛇はちろりと舌を閃かせる]
「何をもって偏りと言う、影輝の精霊。安定だけが、この世の理とみなすお前に、欠けた心を持つ者の苦しみが解るというのか?」
/中/
設定者独り言たーいむ(何。
設定者視点における世界の輪転。
これは完全なリセットなんだよね。
絶対に同じ物は作れない(笑)。
ただ、それについては誰も知らないから、みんな書の力を使うと、今在る世界を好きなように創りなおせると思っちゃうんだよなあ。
ぶっちゃけ、こんなもん知ってるのはカオスとロウ覗くとそれこそウロボロスくらいのもんだったりする罠。
そして、ウロさんの知識をフルブラストで押し付けられたおとにーさんは知っちゃってる更に嫌な罠。
[ずるりと大蛇はその巨体を動かす]
「理解など、してはいないとも、時の竜。だが、それなら、お前は全てを理解しているというのか?孤独を恐れて、何者にも真に心を預けぬお前が?」
[アーベルの怒りの声には、僅かに目を細めたか]
「ああ、そうだとも、流水の精霊。古きを壊し、新しきを産む力と成す。それこそが変化というものだ」
[過干渉――赦されざること――]
[それは、彼女とて理解していた。
自己満足であり、我儘に過ぎないのだと。
それでも彼女には、見過ごす事は出来なかった]
安定だけじゃないよ。
流れ変化するのもまた自然。
でもあなたの言っているのはちがうもの。
私は均衡に携わる者。
全ては自然にあるままに変化し、安定してゆくべきもの。
あなたの言うのはそうした律すらなく、ただ力のみが振るわれる世界でしょう?
それは自由とはちがうと思うわ。
「どうしても、争いたいのか?私はそれを、一度たりとも、望んではいないのに」
[静かな声とは裏腹に、大蛇はその毒牙を閃かせる]
「この世はすでに、力有るもののみが支配する世界だ。縛られたことのない影輝の精よ」
[その言葉を証明しようとするかのように、毒牙はブリジットに向けられる]
……そうだろうな。
世界が輪転する……混沌の海への門が開いて、行なわれる事。
あれは、実際に視た者でなければ、理解できん。
[ふ、と口元に笑みが宿る]
俺は、何も理解などしとらんだろうね。
俺にあるのは、ただ、知識と記録。
だからこそ、この世界で生き、それ以外のものを増やしたい。
孤独……ああ。
確かに、俺はそれを恐れている。そしてそれが、俺を縛る『無限』の属の律だ。
……あんたは、争いを望まないんじゃないだろ。
ただ、自分が傷付きたくないだけだ。
そんなこと!
[ない、とは否定し切れなかった。
なぜなら彼女は確かに本当の意味で縛られて暮らしたことなどなかったから]
や!
[怯えたようにもう一歩後ろへと下がる。
直接的な戦闘能力など皆無に等しい]
[オトフリートの言葉には、既に応えず、大蛇はそのまま、ブリジットに襲いかかる。その動きは、ただ貪欲な捕食者のそれ]
−北の遺跡−
[遙か昔に滅びてしまった古代都市。その欠片が残る場所に、ベアトリーチェは居りました。背に翼はもうなく、代りに淡い光を纏った小鳥が肩に止まっています。そこは『鍵の書』が眠っていた場所だからでしょうか、町から離れても力が失われることはなかったのでした。]
お父さんと、お母さんは、心配しているかな。
[外で夜を明かすだなんて、もちろん初めてのことでした。もしかすると自衛団に届出でもあるでしょうか。それとも、厄介者が居なくなったとせいせいしているでしょうか。
小さな手で、崩れかけた柱に触れます。ぱらぱらと、砂のように零れてゆく欠片たち。深く永く、ねむれる過去の記憶がそこにはあるのでしょう。]
……都合悪くなると黙りやがんの。
[呆れたように言いつつ、黒き光鎖を舞わせる。
大蛇の首に鎖を絡めて、引き戻そうと]
……そんな変化は、新たな悲しみをも生みだすだろうに。
一つの悲しみの連鎖を断ち切って、また別の連鎖を生み出して。
その先、考えてる?
[指先から雫を一つ弾き飛ばす。狙うは大蛇の右目。]
やだっ!
[再び氷の礫を放つ。
けれど氷破ではない身では威力もたかが知れていて、何もない所から繰り出し続けられるわけも無く]
やだってばっ!
[どこまで効果があるかは分からない]
[氷の礫をものともせずに、大蛇の毒牙はブリジットに迫る。しかしその身体を呑み込む寸前で、黒き鎖に引き戻され、更に右の目を氷の刃に貫かれて大蛇は地響きをたててのたうった]
あー、やかましい……。
[のたうち回る大蛇が立てる地響きに、ぶつぶつと文句を言いつつ]
ちった、大人しくしろ!
まだ寝てんのがいるんだから!
[何かずれているが多分、気にしてはいけない]
エターナル・ロンド!
守護方陣!
[大蛇に絡めた鎖を一度解き、護りの型を展開する]
/中/
指環を嵌めている位置を決めていなかったので、こっそりと設定。
聖職者は右の人差し指に嵌めるのだそうだよ。
右手は権威の象徴だとか現実の力、
その人差し指は人を導く力、夢を叶える意志を表すのだとか。
[呑み込まれる、と思って身体が硬直した。
怯え後退る動きはそのままに。
直前で時空の鎖と水の刃が蛇を退けてくれたけど]
あっ。
[思わずその場に尻餅をつく。
そのまま呆然と蛇や鎖の動きを見つめた]
しまっ……。
[大蛇の動きに、息を飲むが、まだ崩れる瓦礫のために陣を崩せず]
アーベル、ブリジット!
イレーネを、後ろへ!
ちぃっ……。
でかい図体で暴れんじゃねぇっての。
[砕け散る岩から飛び退り、まだ眠ったままのイレーネを抱きかかえて。]
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