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[誰の攻撃をものともせず、ころころと転がるスイカ。
その上空に突如影が差す。
急降下、むしろ落下と変わらないくらいのスピードで空高くから降りてくるのは、巨大な鍵]
よ、っと……
[と、それに跨った多分人間。
そろそろ地面に着くかという頃に、宙空にてくるりと前転一回。
巨大鍵を頭上に掲げる姿勢に変えて]
そぉーい。
[間の抜けた掛け声と共に、勢いよく振り下ろした]
[面白くない、と言い切ったこちらに返すが如く、槍使いの口角が上がる。
同意思わせる仕種に、く、と笑い声を落としたのは刹那の事]
っとおっ!?
[肩を狙った突きは身体を逸らす動きに空を切り、体勢が僅か、崩れた所に槍の穂先が跳ね上がった。
進むか下がるかの逡巡は一瞬。
ここで下がればまた面倒、と思えば、下がる選択肢はなく。
自身の右に重心を傾け、わざと転がる事で穂先を強引に避け]
いよ、っと!
[砂を巻き上げながらごろりと転がり、勢いを強引に殺して起き上がる。
濃色の髪についた砂を振り払う間も惜しんで砂を蹴り、目指すのは槍使いの背面。*]
[まるで気の無い掛け声がスイカの油断を招いた、かは定かではないが]
ぶべっ。
[当人は勢い余って砂に頭から突っ込む。
その隙にこそこそ逃げるように転がって行くスイカ。
間一髪攻撃を避けたかのように見えたが、表面には薄ーく、削れたような痕が残っていた]
[攻撃の手を止め、態勢を崩すことを狙った一撃。
結果太刀は左肩に届かず、狙いの一つは達せられたものの。
相手は後退せずその場での強引な回避を選択し、その体は左側から背後へ消える]
く、ちょこまかと……!
[対する自分の体勢は、石突を地に着け穂先を高く跳ね上げた形。
即座に密着されれば、得物を届かせる術はない]
そこかぁっ……!?
[左手を逆手に持ち替えて、石突をわざと擦って砂を跳ね上げつつ、体の左側から斜め下へ穂先を回す。
左足の後ろ側へ穂先を突き入れるようにしつつ、自身も勢いのまま、左側から捻るようにして体を後方へ向けようとする。
いずれも背面へ回った剣士を視認出来ぬままの動き、狙いは甘く、相手の一撃を防ぎ切るには至らないかもしれないが*]
[下がらぬ選択は向こうの意表を突くに至ったか、背面に回り込む猶予はあった、ものの]
……ちっ!
[石突きが巻き上げた砂が視界を遮る。
そのため、穂先が何れに向いているか、を見切る事はできぬまま。
そちらに気を向けるよりは、と取った背面と距離を生かす事に専心する]
……っせい!
[砂地に膝突いた姿勢から、両手で構えた太刀を、自身の右下から左上へと振り上げつつ、跳ね上がる。
直後に繰り出された槍が左の脇腹を捉え、砂の上に紅を散らした。*]
/*
うん。
ほぼ一年ぶりに使うけど、やっぱり太刀は動作考えるのが楽しい……!
いや、他の武器も楽しいんだけど、やっぱりここは別格だわ……。
[強引に捻った体は、斜め下側に相手の姿>>125を捉えるも。
それに反応し動きを変えるまでの余裕はなく、剣士が跳び上がりつつ振り上げた太刀は、左脇腹を斜めに裂きながら抜ける。
しかしその痛みを感じるより早く、こちらの振り下ろした穂先もまた、相手の脇腹を捉え紅を散らす]
へへっ、オレもしかして結構いい勝負してる?
[ついこれまでの勝負遍歴が伺える、そんな呟きを漏らしつつ。
脇腹からシャツに滲む熱を感じながら、左肩越しの視線を相手に向ける。
彼が着地し次の動きへ移るまでの間に、体勢を整えるよう軽く後方へ跳びつつ捻りを戻した*]
/*
は、そいやそこを決めるの忘れてた(ぉぃ
次で5ターン目だし、タイミング的にも悪くないから、1d20振ろか。
問題なければ、次の描写の後でダイス入れるよー。
[太刀を両手で持って、下段に構える。
瞳はひたり、前を見据えた。
距離を開ける間に、向こうも態勢を整えるだろうが、それはそれで望む所]
勝つか負けるか、二つに一つ。
……真っ向勝負……行くぜっ!
[宣の後、砂を蹴って、駆ける。
槍の間合い一歩手前で身を屈め、砂を蹴ってできる限り高く跳んで、それから]
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