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いえ、良くある事なので。
[ナターリエに謝られると、「気にしないで下さい」と首を横に振り。
己の言葉に反応する様子を漏らすことなく見つめて]
事情、ですか。
あの堅固な籠から出ていらっしゃることは無いと思っておりましたが。
この『遊戯』の主催者により無理矢理連れて来られたか、籠の組織から送り込まれたか、それとも他の何かが関与しているのか。
まぁ、過程はどうあれ貴女はここへと姿を現した。
貴女も『遊戯』に参加する『権利』を手にしていると言うこと。
いずれ貴女の力をこの目で見ることが出来るかもしれませんね。
[それ以上追求するつもりは無いようだが、その瞳は観察するそれになっていて。
普段のオトフリートを知る者には僅かに違和感を覚えることだろうか]
[ブリジットの困惑の声に、私は僅かに目を伏せる。]
私は……死にたくはない。
殺したくはありませんが、私に危害が及ぶなら……
[言葉尻は非常に弱くなって聞き取れない程度。]
/*
ようやく戻りました。お腹満たされた。
了解です、此方もぼちぼち手札見せてゆきます。
演じてるでも、良いと思います…!
というかそっちのほうが美味しそ(ry
そろそろ表に出て行こうかと。
しかしプロのログがさっぱり読めていません。
……、放置で大丈夫かな(良くないと思います)
*/
―個室H―
[昨夜食べた林檎の夢を見ながら、少女の夢は安らかだった。
しかし――]
――ゆう、ぎ?
[眠りを妨げたのはギュンターによって流された放送。
その内容をどれほど理解できていたのだろうか、
しきりに首を傾げながら浴衣から乾いた服に着替え、
誰かを探そうと階下へと向かった]
―→広間―
[困惑するようなブリジットに見上げられ、そちらに視線を向ける]
…ここにはそう言うことが出来る人間しか集められていないのですよ。
特異な能力を持ち、組織に目を付けられた者は例外なく──ここへ集められる。
[最後に問いかけられた言葉には肯定も否定もせず。
何かを知っているかのような言葉をブリジットに向ける]
(影風情が調子に乗りよってからに。まあええ。せいぜい読み間違えるがええわ。)
(せやけど。表層の殻とはいえ、神子様の甘さにはうちも胸糞わるぅなってくるわ。世の中はそないに甘ぅないんや。)
/*
把握。
設定練り練りしながら考えておきます。(今から?)
……プロのログ。
おにゃのこの浴衣祭りしか記憶に無い私は、どうすれば。
読んでいなくても何とかなるのではないでしょうか。
*/
[オトフリートの探る言葉にスッと目を細め]
事情はお話できません。するつもりもありませんが。
しかし、やけにお詳しいようですね。
私の組織のことにも。Schwarzes・Meteorにも。
[アーベルの言葉に、目をくるりと回して口に片手を当て、驚きの表情を作る。]
あ、そっか。
別に言われたとーりにする必要もないんだ。
やりたいよーに、やりたいことをすればいいんだ!
賢いねぇ。
[びし!と口に当てた手を前に突き出し、アーベルの鼻を指差して]
でも、ボクはキミを斬らないよっ。
今は、ね?
[首を傾けて一度あはは、と笑い、ふと天を仰いで呟く]
でもきっと何かしないとここから出られないんだよねぇ。
ここから出られないと、ずーっとここにいるのは、きっとつまらないよねぇ。
「誰の言うことも聞くことはないわ。
私の言うことさえ聞いていれば…それで、貴方は幸せよ。
だって私は――――――だもの。
くすくすくす」
まぁ、そうでしょうね。
[ナターリエからの回答はあまり期待していなかったようで。
すんなりと諦める]
情報収集も私の仕事のうちなもので。
ある程度の知識は持ち合わせているつもりですよ。
[ふ、と薄く笑う。
その表情に先程までの情けなさは*感じられない*]
…だめだ。気が滅入る。
[は。と小さく息が零れたかと思えばバネの反動をそのままに飛び起きる。
その振動のせいか、ベッドの上で猫がちょっとだけ飛び上がった、文字通り]
…前向き、前向き。
よっし、頑張れ俺!!
[両の頬を両の手でパン、と叩くとようやく戻ってきたバンダナをきゅっと締めて、駆け寄ってきた猫を肩に乗せて廊下に出る]
−→廊下−
……それは。
わたしだって、消えたくはない、けれど。
[ナターリエの返答を聞いても、躊躇いは消えない。
彷徨った視線は、地面に落ちる。]
そういうことが出来る人間、って。
でも、わたしは、……………。
[口を噤んだ。
向けられた言葉を、最後まで否定はせずに。]
[広間にいた人々は、何だか難しい顔をしていただろうか?
放送の意味をよく理解していない彼女は]
――どうしたの?
[そもそも、放送とは自分宛のものではないと思っている節もある。
研究所という場所において、彼女はアナウンスで動く
立場ではなかったものだから]
―個室J―
…よ、っと。
[最後の白銀の一本をレザーケースに収める。
定位置である服の内袖へと仕舞うと、小さく溜息を零した。
…いつもなら面倒臭がってそれなりに済ましてしまうのだが、
今となっては、そういう訳にも行かないのだし。
寝台に転がった携帯端末を、軽い動作で拾い上げてポケットへとねじ込む。
外部からの連絡は無いのだろうけれど――
色々、必要なものも入ってるから、手放すわけにも行かない。
呆れにも似た笑みを小さく零して、
一つ伸びをすると、部屋を後にする。]
[――「彼女」の事は、裏社会においては殆ど知られていない。
「彼」に渡されたデータに記されていたのも、以下の程度のものだった。]
いや、賢いとかって問題違うから。
[驚いたような表情に、突っ込み一つ入れて]
……そもそも、俺は何かに従うつもりはねぇからな。
最初から、好きにやるつもりでいたぜ?
[さらり、と言って。
指差しながらの言葉に、にや、と笑って]
んじゃ、俺もそうさせてもらうわ。
今の内は、お前相手には、糸も孤狼もおこさねぇ。
[宣言の後。
呟かれた言葉に、軽く首を傾げる]
……こんだけ大規模な設備だからな。
恐らく、どっかに、制御するとこがあんだろ。
そこを抑えれば、出られるんじゃねーの?
■登録名:ブリギッテ=エメト(Brigitte=Emeth)
■年齢:不詳
■通り名:鎮魂(たましずめ)
■武装:刀
■スタイル:近接戦闘を主とする
■特殊能力:言霊
■その他情報:
本名不明。
任務毎のコードネームや、「隠れ蓑」の名前で呼ばれる。
現在の登録名も、単に表向きに使用している名を、『Schwarzes・Meteor』内で呼びやすい音に置き換えたに過ぎない。
なお、通り名とて、彼女自身を指すものではないという。
[玄関の扉を開き、建物の中へ。
確実に人が居るのはやはり広間だろうか]
ん?
[向かう途中、足音が聞こえた気がして意識をそちらに向けた]
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