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[アリョールの部屋に行った時、彼女の様子に、眉が寄った。
昨日もいつもと調子が違ったのはわかっている。
こんな状況によるものなのか、それとも他の理由があるのか。
伝えなければならないことを伝える。
答えを得る。
更に眉間に皺が寄った]
後で傷口をもう一度見せろ。
手当をするぞ。
[不機嫌そうな様子でそう言った**]
[ベルナルトの手にスケッチブックを取らせて、膝をついたベルナルトの肩にそっと手を置いた]
ベルナルトさん、大丈夫です……か?
[声を掛けたところでアレクセイの姿が見えた。
広間にと言う声に頷いてから]
アレクセイさんも、無理はなさらずに。
……ベルナルトさん、立てますか?
[立ち上がれないなら肩を貸そうとして]
[ナイフはポケットに入っている。
未だ誰かを差すだけの決意はもてないが、護身用だと言い聞かせて。
ベルナルトと共に広間に辿り着くと、椅子に座らせてからお茶を入れる。
湯が沸くまでの間、ちらちらとベルナルトの様子を気に掛けた。
フィグネリア自身ショックは大きいが、動けないほどではない。
けれど、厨房に立てばどうしても先日のことが思い出されて、気は重くなる。
下ろした方が良いと言われた金糸を垂らし、スカーフは肩に掛けて。
滲んだ涙を手の甲で*拭った*]
[ 自室で束の間の休息をとると、上着を脱いだ。
昨日の様に身体が悲鳴をあげることはなかった。
細胞一粒一粒が辛いと要求することは。
タイを外し、首元を緩める。]
…………、
[ 喚び聲こそが人としての理性を狂わせるものだと感じる。
暗闇の中、深紅が宿った。]
[ 足音も立てずに再びマグダラの元に現れれば、
意外な聲に眉を顰める。]
てっきり、今日は僕が殺すのだとばかり。
[ 計り知れないものを感じマグダラを伺う。]
イヴァンは、村の一員だぞ。
[ 殺してみたいかとの問いに返事をなすも、
沈黙後、言い換えて聲で囁いた。]
……、
喰べたいとは感じる。
[ 喉を鳴らしマグダラの負傷を見る。
何処かマグダラの負傷を言い訳にしようとしているのだろうか。
未だ、血に濡れていない両手に視線を落とした。]
[ 無言でイヴァンの室内に入ると、
左手の爪をそろりと伸ばした。
ごくりと再び喉が鳴った。
恐怖ではなく飢えの為に。
その後は素早かった。
イヴァンの口元を右手で掴み抑え、
左手で心臓をひと突きにしようとした。
幾らか逸った所為もあってか、人狼の膂力により、
イヴァンの首元からごきりと骨が折れる音がした。
心臓は残念ながら上手く刺せなかったようで、
イヴァンの首が折れたのも手に伝わってか、
心臓から手を離すと頭蓋を割り、肋骨に両手をかけ割り開こうとし始める。
マグダラに止められれば、正気付いたように蹌踉めいただろう。]
――……
[もう、あたたかさのかけらもない冷たい頬へと手を伸ばす。
乾き始めた血がスカートの裾を濡らす事すら気にしないまま]
人狼、を……みつけなきゃ、ね……
[見つけられなくて、御免ね、とぽつりと呟き。
冷たい頬を撫でて、しばしそのままでいた]
[ 止められなければ、そのまま作業を続け、
先ずは"脳味噌"に舌をつけようとしただろう。
どちらにせよ
マグダラにまるで譲るかのように、
血の溢れる林檎のような緋色には手をつけなかっただろう。]
― 2階廊下 ―
[イヴァンの身体を運ぶだけの力はないから、ため息を一つおとして立ち上がる。
墓守である友人の手を借りればなんとかなるかとも思いながら。
けれど昨夜、ニキータへとむかったアリョールを思い返し]
――……大丈夫、だったのかしら。
[人を手に掛けたことも、怪我をしたらしいこともすこし聞こえてはいたから。
気に掛けるように呟き。
けれど、彼女の部屋がどこかは分からず。
アレクセイがまだそこにいない限りは気づけない]
―自室―
[ 昨晩のことを思い返す。
口にしてしまったとは言え、
灰色のそれは人が食べるものではない。
しかし口にすると共に、断片ながらも自分のものではない記憶と感情が流れ込んで来た。]
……、
[ 人の記憶は酷く甘い。
ニキータが死んだ時の感情の発露が、
遅れてニキータが死んだ時の に繋がった時には、
戸惑いと恐怖と、 を知った。]
タチアナは、 アリョール を能力(占う)の対象に選びました。
……ベルナルトさんは、誰が人狼だと、思いますか?
人狼だと思える人を、殺せますか?
[自分は、殺せるだろうか、とポケットに入れたナイフを布越しに触る。
昨日のアリョールのように、迷いなく刺せるだろうか、と自問して、小さく溜息をついた]
私は、「処刑」される人がどちらでも、刺せるかわかりません。
それが自分のためでも、誰かのためでも。
その時が来てみないとわからないけど。
だけど、誰かに任せてばかりでも、いけないと思うから。
[ ヴィクトールには、元々人狼としての自覚はあった。
亡き母は人狼であり、白い毛並みの美しい狼だった。
しかしヴィクトールは聲を響かせることも人を襲う術も持たずに、人間として生きてきた。
この村の人間達を愛し郷土を愛し、血は繋がらないものの唯一の家族と言っても過言でもないアレクセイを愛していた。
その灰色を口にしたのは本能によるものだろう。
そう喩えば、タチアナのハーブ煙草に興味を示したことにも繋がるような、好奇心と探究心の片鱗でもある。
喰べることでその人物の知識を得ること、それが人狼の細かい差を知っているものからすれば、"智狼"と呼ばれるそれであることを実感しながら、アレクセイの来訪を受けていた。]
アレクセイ、
無理はするな。
[ アレクセイ>>54からイヴァンの死を伝えられた時、
ヴィクトールが沈痛な表情だったのは罪悪感があったからだ。
心を鎧おうとするアレクセイを窘めるように緩く首を振る。]
……、
アレクセイ。
あとで話がある。
[ アレクセイが去る間際にはそう伝え、
ヴィクトールもまた広間へと降りていこうとしただろう。]
[淡い溜め息。
若干の不自由さを感じつつも、支度を整える]
――…すまない。
[誰に聞こえる事も無い独り言を、室内で呟く。
視線を上げれば、ほぼ普段と変わりない、感情の希薄な表情。
廊下に出たその先、タチアナの姿が見えた]
おはよう。
大丈夫だったか?
[自分の事を、完全に棚に上げ、気遣う言葉]
[廊下で考え込んでいれば、探していた人の姿が見えて、ほっと吐息を零す]
おはよう。
――ええ、アタシは、大丈夫よ。
[アリョールへと近づけば、血に濡れたスカートが足に張り付くけれどそれは気にせず]
アリョールこそ、大丈夫?
[ちらりと向けた視線の先、怪我をした手を見れば柳眉を寄せた]
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