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では今日はロミちゃんが行くのですね。
1人で出来ますか?
[その時はそう訊ねたりもしたが、夕方の出来事もあり、実際は同行せずに聖堂に籠もることになる]
では、任せるよ。
俺はギュンターを喰ったからさほど腹は減ってない。
――…渇き、満たせるよう祈っているよ。
[必要とされるなら手伝うくらいはするだろう。
けれど呼ばれぬ限りは動こうとはしない]
[全ては理不尽に晒される者達を護るため。
ただ、自ら手を下すことに関しては未だ慣れぬ部分があるため、震え涙を零すことは止めることが出来なかった**]
─ 黒珊瑚亭 ─
シスター・ナターリエ。
[揉み合いとなったらしい室内からは、どちらが仕掛けたとも分からず。両手を見つめたまま涙を流し続ける修道女を、どうとも判断し辛かった]
まずは外に出て。
…誰かタオルを、シスターを頼む。
[手を拭わせようとポケットから取り出しかけたチーフには赤黒い跡が残っていて、慌てて仕舞った。これは使えない。
頼むまでなく動いてる者もいたかもしれないが、シスターのことは任せることにして中に踏み込んだ]
子供達が見る前に。
[遅かったかもしれないが。
刺さったナイフは心臓を確実に貫いていると見て、ゲルダの身体の上にベッドからシーツを剥がして掛けた**]
― 墓地 ―
[村から外れた墓地に行くと、祖父と祖母の墓の前に立つ。
祖父母の墓の間に両親の墓がひとつあるが、
中身がからっぽなのは、おそらく大概の村人が知っている事だった。
子供の両親は子供がさらに子供の時に島の外に出て、
それっきり帰ってこず、何年も便りすらよこさなかったので、
祖父が死んだと諦めて、先に死んだ祖母の隣にひとつ墓を作った。
その両親の墓を、ごりごり素手で掘り始める。
中身がカラなので、かけられていた土は薄い。
蓋はすぐに、土の合間から目に入った。]
…スコップもってくればよかった。
[それでも子供の手にあまる作業に、時間はずいぶん経っていく。]
じんろ〜な〜んているわけないさ
おおげさだ〜おおげさだ〜
[穴掘りの歌を歌いながら、
ようやく棺というよりは随分小さな箱が出てくると、
蓋を開けて中にあるものを取り出た。
からっぽのはずの棺の中には、銀の鋏がひとつ。
子供や女が使うような、小さなものだった。]
じーちゃんホントに入れてたんだな…。
ばーちゃん、ちょっと借りるな!
[子供が言う通り祖母のものらしい、
所々錆付いて鈍い光を放つはさみは、
こっそりポケットの中に入れられた。]
細工師 ユリアンが「時間を進める」を選択しました。
うん、ナターリエお姉ちゃんががんばったんだし。私も。
[ただ、自分のはその本質や目的が全く違った、
けれどもどちらも生きるという結論につながる行動。
応える聲は…少し、何かを楽しみにするようなそんなものだった]
―深夜―
[思った以上に、飢えている自分に気付く…、乾く…血と肉が足りていない……、
そんな様子の自分はどこか具合がおかしくも見えたかもしれない。
コンコンと短く回りの人には気付かれないようにノックをする。
何度目かで、部屋の主は幸い気付いてくれて]
あのね、ゼルギウスおじちゃん…ちょっといいかな?
[こんな夜更けに子供の自分がくることは不自然でもあったけど、その様子から医者である彼は不信感よりも心配をしてくれただろうか]
[ちょっと気になるもの見つけて、見て欲しくてと外の方へと彼の返事も待たずに歩きだす。
自分を放っておくわけにもいかないゼルギウスは自分の後についてきてくれて、
玄関を出て少しして追いつかれて、呼び止められ肩をつかまれ]
ゼルギウスおじちゃん…………
[振り返り飛びつくように首に手を回して、それは抱きつくように見えて、ゼルギウスは一瞬驚く表情を浮かべていたか、あるいはもっと別のものだったか。
よく覚えていない、乾きと飢えに、そこからはだいぶ衝動的な行動だったから。
ゼルギウスを見つめる目は、金色に輝いて獲物を狙う獣のものになっていて、向こうが反応するよりも早く声を奪うべく、喉を噛み砕く。
勢いのまま玄関に押し倒し、その腰の上の辺りに跨りながら噛み砕いた喉を引きちぎり]
あはぁ…おいしいぃ……
[自分の下にいるゼルギウスは急激に命の色を失ないながら、自分の肉を租借するこちらを見ているのを感じる。
何を思ってるのか、その声は漏れる息とともに、聞こえずに]
ごめん、聞こえないよゼルギウスおじちゃん。
でも、ちゃんとおいしく食べるから……いいでしょ?
[それが当たり前だというように、言い放つ様子はいろんなショックを彼に与えることになったかはわからない。
死にゆく姿を見ていると、強い渇きが潤されて…、別のもっと衝動も沸きそうになりながら]
えっと、楽しんじゃう気持ちをなるべく抑えて、
苦しめるのは少しにしてあげるのが、レディの嗜みなんだって。
[そう伝えながら、鋭い爪の生えた腕で胸板を貫き、心臓をえぐりだしてとどめをさす。
ゼルギウスが死ぬのを確認するよりも、飢えの方が勝りとりたての獲物を口に運んでいき……
気付けば胸から腹部にかけてをごっそり失ったゼルギウスの姿が見える]
ごちそうさま。
お部屋にもどしてあげたほうがいいかな?
[特に深い理由なんてない行動だった。
先ほどよりも軽くなったその体をひきずっていきながら、廊下の途中で人の気配を感じて、
見つかったらまずいと、別に運ぶことは重要なことじゃなかったので死体はそのまま置き去りに、
仲間のものに比べれば、拙い狩はそこで終わり、部屋へもどると綺麗に血のあと拭っていく。
身支度を整えるのも、立派なレディーの嗜み]
ゼルギウスおじちゃん、おいしいかったよ。
でもちょっとだけ…かなしいね。
[改めて知り合いを食べたことを思うと急にそんな思いがわいてくる。
飢えや渇きがいくらか満たされたからかもしれない。
満腹になって身も綺麗になると早々に今度は自分が眠気に襲われる番になって]
おやすみなさい。
[そのまま眠りについた**]
― 夕方/黒珊瑚亭 ―
[部屋をととのえたあとは父親とともに夕食の支度を行なう。
ナターリエ>>64が父親に問いかける様子にゆるりと瞬き。
それでもその時はまだ、疑うこともなく見送った。
彼女の決意も何も知らぬままに。
そして聞こえてきた物音>>69に父親と顔を見合わせて厨房から出る。
そのころにはゼルギウスやヘルムート>>75、他にも人がいただろうか]
なに、……っ!
ゲルダっ
[血の匂いに、喧嘩だろうかと思い。
覗きこんだ先に見えた結果に息を飲んだ]
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