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― 翌日・一階 ―
[順番に人の姿が見えたが、複数いるならばそちらに任せてオトフリートを手伝った。
遊んでいる>>45、との言葉に微かに目を細めたものの。
部屋何処には、知らないのかよという顔を見せつつ、自分も知らなかったとか。]
― 宿一階 ―
どうして遊んだりできるの。
分からないよ。
[学者>>45が憤るところなんて見たことが無かった。
怖さを感じて肩を震わせ首を振った]
ごめんなさい、分からない。
父さんに聞いてみる。
[デザイナーの部屋は覚えてなくてそう答えた。
水を取りに行くついでに聞いてくることになるが、修道士は知っていたかもしれない]
――…ん。
[死を悼む姿にへなりと眉尻を下げる。
惨状に驚き、恐怖し、終わっていない事に絶望を感じた。
ヘルムートとは交流が少なかったせいか
死を悼み悲しむという事をすっかり忘れていた事に
少女は普通をどこかに忘れてきたような気持ちになる]
─ 宿・一階 ─
……あのねー。
部屋行き来するような付き合いがあった訳でもないんだから、さすがにそこまでは知らんって。
[見えた表情に浮かぶもの>>50に、無駄にきっぱりと答える。
遊んでいる、という言葉への反応には気づいても、その場では何も言わず]
俺にも、わかんないね……というか。
……わかりたくもない。
[首を振るフォルカー>>51の様子に、一転、静かに呟いて]
ん、頼むね。
[聞いてくる、という言葉にはきっちり甘えて送り出した]
─ 前日 ─
…そういうことに、なるんだろうな。
[>>+17幼馴染の言葉に、複雑な表情を浮かべて頷いた。
既に身体を持たぬ身では自分で確かめることもできないというのが理由、だが。
自分や自衛団長をあんな風に殺したのがクロエだと信じ難かったのも理由の一つだった。]
……クロエが人狼だった、なら。
もうこれで、誰も死なずに済むんだろうか。
[ぽつり、呟いた疑問は誰か答えたろうか。
クロエはもうこちらと話せるようになっていたろうか、彼女が姿を見せたとしても応えてくれないならばこのときにはまだ真実は解らないままに終わっただろう。
その後は幼馴染から離れぬまま、年少の二人から目を離さぬようにしていた。
何もできないから、ただ、見守るしかできなくて。
だから、新たな惨事が起きたと知るのは椅子が倒れる音を聞いてだった。]
[ベアトリーチェの表情は無残な死体を見たせいだろうと思い、その頭を優しく撫でる]
昨日で、終わればよかったのにね……
[残ったのは疑えない、疑いにくいものばかり。
どうしたもんか、とため息をつく]
― 宿一階 ―
[グラスと水差しを出しながら、奥に戻っていた父親にデザイナーの部屋を聞いた]
上がってすぐの部屋だって。
[修道士>>50も知らなかったようなので、聞いてきた部屋を伝えた。
配膳台の上におくと一杯汲んで少女>>53のところへ持っていく]
大丈夫…?
[平気なはずはないと思いながら聞いた]
[優しい手の動き>>54に少女は少しだけ表情を緩める。
イレーネの言葉に微か、頷く気配]
ん、終わってなかった。
クロエさんが人狼で終わりだと、思ってたのに。
でも、ヘルムートさんが、襲われて……
[元歌姫を手に掛けたデザイナーは人狼でない事を知る。
ならば、誰が――?
けほ、と嗄れた咳が言葉を紡ぐのを邪魔した。
微かに柳眉を寄せて少女は考えた事を口にする]
人狼はひとりじゃない?
[少女は少年の言葉を疑う事無く
自分の知る其れを組み立て、整理してゆく]
/*
探したけれど位置描写らしいの見つからなかったので、思いっきり捏造してしまったのでした。
重たい図鑑があるから、出入りに近い部屋がいいのかなと。
下と齟齬出てたらすみません…!
[フォルカーの尋ねに少女は其方へ顔を向けた。
汲まれたばかりの水を少年から受け取り>>55
少女はこくんと喉を鳴らし一口水を嚥下する。
喉を苛んでいた其れは水に溶けて薄れていった]
ありがとう、フォル。
ん、少し、落ち着いてきた。
[大丈夫の代わりに仄かに微笑をみせる]
─ 宿・一階→二階 ─
ん、ありがと。
……じゃ、ここは頼むね。
[戻ってきたフォルカー>>55から目的地の場所を得ると、静かな口調でこう言って]
じゃ、さくさくと行くとするかぁ。
いつまでも転がしとくのは、さすがに悪い。
[横たえたままの亡骸を見やり、それから、ライヒアルトの方を見て。
一方を支えてもらう形で、二階の部屋へと向かった]
― 宿一階 ―
[きっぱりされた説明>>53には、ひらひらと手を振り『へいへい』とこちらも無駄に手話付きで返した。
こちらの反応にどう思ったか、当然知る由も無く。
フォルカーの言葉が見えて>>51、それにも少しだけ目を細めるが、口に出来る言葉はなかった。
友人と同じようにフォルカーを待ってから、返事>>55を聞いてそこへと向かおうと。]
別に、放っておいても良いのに。
[それは他の人に対して目の毒だろうけれど。
僕は自分の躯に対しても執着や興味を持っていなかった。
呟いて、運ばれ行く躯>>59をただ見送る]
[イレーネの労>>57いに小さく頷く。
此処に容疑者を集めた自衛団長はもういない。
彼は人狼が何人いるか知っていたのだろうか。
もう容疑者として集められた者は半数近くまで減り
自分を含め六人しか残っていなかった]
まだ居るなら、誰なんだろ……。
如何してヘルムートさんをこんな風に……
[半分を失った彼の姿を思い出し柳眉をきつく寄せる。
人には出来ぬように思う行為。
未曾有の危機と語った自衛団長の思いが
今、少しだけわかったような気がした]
/*
ゼル来ねぇな。どうしよう。
わりと狼の参加が少なめな時の狂人って動きに困るな。
襲撃に関して一切手が出ないのもあって…。
/*
現状イレーネ襲撃のオトフ吊り、もしくはゼル吊りが理想。
俺がどちらに流れるかは周囲とのかかわり具合による、と。
俺吊りか俺襲撃でも問題はないんだが…。
[躯を見送った後、視線を周囲へ向けるとゲルダ達の姿>>+30が見えた。
下げられる頭に虚ろな瞳を細め、微かに口許に笑みを載せる]
……二人共、ちゃんと会えたみたいだね。
[生きていた時にゲルダの躯へとかけた言葉。
せめてもの願いが叶っていたと知り、僅か安堵の色を見せた]
/*
やや困るのは、子供の吊り襲撃、あとイレーネ吊りか。
前者はライの希望通りなだけに状況変化が無い。
イレーネ吊られるとPLもPCも困る気がする。
事前に見えるんだったら庇って死にたいが…。
ってあぶねー誤爆しかけt
─宿・二階 個室─
[教えられた部屋に入ると、亡骸を今までと同じようにベッドに横たえ、短い黙祷を捧げる。
自身の『恩人』をその手にかけた青年に、思う所がなかったわけではないが]
……だからって、こんな最期は迎えてほしくなかったんだけどねぇ。
[は、と零れるのは嘆息。
それから、そんな感傷めいたものを振り払うように首を振って]
……で、だ。
亡骸の横で切り出す話題としてどーか、とは思うんだけど。
ライヒ、お前、さ。
……何を、どこまで、知ってんの?
[静かに投げかけたのは、こんな問いかけ]
― 宿一階 ―
はい。
[学者>>59と修道士>>60に運ぶのは任せて見送った。
小さく手を組んで目を閉じる]
ううん。良かった。
[行商人>>57が場所を譲ってくれたので、ありがとうと頭を下げて聞いた。
少女>>58が仄かに笑ったのを見て、口元を緩める]
……まだ誰かが狼なんだよね。
[歪んでしまったブローチの外されている胸元を指で引っかいた]
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