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―廃墟―
[自分が出していたドーナツがどこかで話題になってるなんて相変わらず知らず]
あらかた終わってますねぇ。半分は振るいにかけられましたか。単純でいいですねぇ
[脱落した面々もそれなりに名を聞いたことある者。それらを下したのだから…と思うと次からは楽をさせてもらえそうにない。
まあ最初に戦ったのは接近戦主体のため状況なども合わせて相性がよかったというのもあったわけだが]
気楽に楽しくいきますか〜
[風の吹くまま気の向くまま。占いの向くままに。相変わらず特に隠れるでもなく存在を示すでもなく廃墟街を歩く]
だだっ広い、か…。
えっと、雷鳴天使さ…さんは、もう森以外はまわられました?
[廃墟があることを聞くことはできただろうか。
ともあれ、女もまた、樹木に触れながら森の中を歩いて*行く*]
[森を抜け廃墟へと足を踏み入れ。男は尚目的に向かい建物の上を飛び跳ねて行く]
んで、エイキチ。
さっきまではあっちん居ったんじゃな?
移動しとらんとええんじゃがのぅ。
管理人倒す前にへばりたかないど。
[小猿に確認しながら進路を決め。また建物の上を飛び跳ねて行く。そんな会話を鼻の利く者に聞かれていたなどとは*知る由もなく*]
―廃墟―
[呟きに返されれば呆れ顔で肩を竦めて]
できれば風刃のおにーさんともあんまり当たりたくはないかも?
でもそう都合よくばかりもいかないだろーしなー。
アイツよりはずっとマシだしなー。
[本人の前でも遠慮なく感想を述べる]
はーい、もう少し諦めずに探してみます。
そそ、何事もチャレンジですよー。
[グループの仲間はその状況になった時に渋い顔をしてたのも思い出したが、言わずにクスッと笑い]
ん、余分に見つけたら私もお裾分けしますねー。
いいのが見つかるようにお祈りでもしててください。
それじゃっ!
[入口ではなく奥のガラスが外れた窓へと移動して。
ひらひらと手を振ると、ひょいとそこを*潜っていった*]
―廃墟中央部のビル屋上―
[結局うろついた後、クローディアとあった…なんだかバーベキューなんかもしたところに戻り、壁にもたれかかるようにして何かあるまで*休息することにした*]
/*
むーん、ブラウンと接触出来んかったなぁ。
赤に合流出来るように落としてはみたけども。
[確定になっちまったけど]
と言うか赤にする必要は無かったか、と今更に。
隠す必要ねーかんなー。
色々失敗。
ダメだな、頭働いて無い。
寝よう。
[遠慮なしに言われても「よくある事」故に笑うだけで]
ま、その辺りは運だろうなぁ。俺もあんまりやり合いたくねぇかも。
あいつ、が誰かは置いといて…そいつを先にやっちまえばOK、かねぇ?
[不穏なことを口にしつつ]
こんな状態じゃ贅沢は言えねぇしな。
そんときゃ試してみるさ。
あぁ、いいもんが見つかるといいな。
また、な。
[潜っていく姿を見送って]
ドーナツ、か。
俺ももうちっと色々探して回るかねぇ。
[そう呟いて外に目をやって]
もうちっと「面白い」事があるといいんだけどなぁ?
[そう零しながら、探索再開のためにその建物を*後にして*]
……。
[廃墟のビルの一室。
そこは、白銀鎧と戦った場所とはまた違うビル。
その中で男はガツガツと、古びた缶詰の中身を食べている。
日頃食べている粗末なものに比べたら、こちらのほうがご馳走とも言えた。
租借も少なく、飲み込むように流し込んで、最後に水を一本飲み干す]
……。
[一息ついて、煙草に火をつけると、懐のカードに手を触れる]
……。
[一戦終えて、食料を調達している間に、人数は半分に減ったようだ]
……ふん。
[小さく鼻を鳴らし、煙草を吸い終えると、片膝を立てて座ったままの体勢でしばしの*休息を取り始めた*]
/*
みゅう。
ある程度、予測していたところからきたにゃ。
というか、こういう時微妙に世間一般とズレている休日スケジュールが恨めしい。
今日は出勤なんだよ、金曜は休みだけど……!
ラスのひとは大丈夫かしら。
多分、無理せず休んだから来ていないのだろうけど。
─川岸─
あ、エイキチちゃん、またねー。
[戻っていく小猿にぱたぱたと手を振り、去っていく二人を見送る]
ん、最初に降りたのが廃墟の方だったから、それなりには見てきたかな。
狐のおにーさんも言ってたけど、結構広いよ。
[何やら言いなおしたような間のあるロザリーの呼びかけに、ほんの一瞬何とも言えない表情を見せるも、慣れていないんだろう、と判断して突っ込みはせず]
あ、ボクもそろそろ行こう。
……お風呂、見つけないと。
[それから、当初の目的を思い出し。
ロザリーにじゃね、と手を振ると、翼を広げて*街の方へと*]
─森の奥─
へぇ、皆様喧嘩早いこって
これはこれは、楽しいことになりそうだねぇ
[愉しそうにそう呟きつつ、立ち上がると]
……あんたもそう思うだろぉ、ひはっ
[そう言うと同時、背後から草叢にゼロが飛翔。そこにいた人物が回避のため跳び出してくる。]
『……流石は、「銀弾」といったところだな』
[跳び出してきた人物は、油断なく彼から距離をとる。
宇宙スーツのようなものに身を包んだ姿とくぐもった声からは性別は判断できない。]
ひはっ、なんだよそれ。火星人か金星人かよ
地球語わかるたぁ、驚きだぜ
[舞い戻ったゼロを肩に乗せつつ、その姿へと笑いを洩らす。]
『…………喚くな、突然変異種が』
─廃墟の一角─
[駆けた先、いくつか崩れた箇所のある建物の傍。そこに目的の人物を見つけた]
やー、管理者はん。
ちょおお付き合い願いたいんじゃが、よかね?
[気配を隠すでもなく少し離れた場所からクローディアへと声をかける。その雰囲気は剣呑なものでは無い。見た感じは世間話でもしに来たように見えるか]
[その言葉にぴくりと眉を寄せる。]
『人の皮を被った化け物め。我らはそのようなものを人とは認めん。滅ぼしてくれる』
[妄言ともとれる言葉に冷めた目を向けていたが、]
…………………ひはっ、ひはははははははははははははは
[突如、狂った哂いを垂れ流す。たじろぐ宇宙服。]
ひはっ。おーけー、把握した。お前ら、ないものねだりの嫉妬厨か
そう生まれなかったのが、そんなに悔しかったのかぁ?
その格好も、サイバー手術かなんかの弊害かぁ?
ひはっ、こいつぁ救えないねぇ
―森の奥 木上―
[枝葉の中ににょきっと生えるシルクハット]
どうやら今回は間に合ったみたいですかねぇ〜
[ひっそりと両者を見れる場所にて見物。盗み見。出場亀]
『………くそっ。化け物が言わせておけば……』
ひはぁっ、新種を憎んで人間辞めてる奴には言われたカァないねぇ
『!? 貴様ァ……』
……ああ、もういいや。妄言も聞き厭きたし、あんた、俺のタイプでもねぇしな
[そう言うと、瞬速で銃を抜き眉間を狙い打つ。]
―廃墟―
[食料を探していたらしい二人と別れ、再び廃墟探索。
たいした収穫もなく屋外へと出れば、視界の端に移りこむ銀]
っと…ありゃあ…
[カードから情報を読み取って、軽く口笛。向こうには聞こえないだろうが]
あれが『デス』のカードマスター、ねぇ。
思った以上にいい女じゃねぇの。
さぞや「いい声」で泣くんだろうなぁ。
[何を思ったかにやりと笑って]
あんないい獲物を最後までお預けとは、なかなかに酷だよなぁ。
お楽しみは取っておいた方がいいのかねぇ。
まぁ、「いい声」さえ聞かせてくれりゃ、相手は誰でもいいんだけどよ。
[そう言って銀から目を離す]
[だが、眉間であろう場所へ当った弾丸はギィンという音と共に弾かれる。]
ああ、やっぱ防弾ガラスだよなぁ。めんどくせぇ
[そうぼやいていると、向こうも攻勢に出てくる。
右手からぶぉんとレーザーブレードを出し、こちらへと突撃してくる。]
おっとぉ、危ないねぇ
[ひょいっと振われるブレードをかわす。
すれ違いざま右手の爪を振るうが、ギィンと表面を削り取ったのみ。
しかし、]
…………ひはっ
[浮かべた笑みは、宇宙服がたじろぐ程に非常に残酷な色を帯びていた。]
[暫し廃墟を巡って、収穫は特に無く]
こりゃ、森か川に行って獲ったほうが早いかもなぁ。
ついでに水浴びでもすっか。
[そう呟きながら森の方へと足を向ける]
―廃墟―
[チ、チ、と、小さな電子音が室内の静寂を破る。
何も無い部屋の真ん中で、男は耳に手を当てていた]
集音機…型落ちはしてるがまだまだ使える、か。
探知が出来ん以上、何も無いよかぁマシだぁな。
[手を離すと、眉をひそめた]
管理人…?
[ポケットからカードを取り出せば、情報を確認し始める]
ほむほむ。防弾ですかぁ〜。硬いのはいやですよねぇ〜
[枝の上で足をぶらぶら。
またしてもどこからだしたんだ。あんたというようにポップコーンをもきゅもきゅ。なんたる見物態勢]
―森―
[森へと向かう途中で銃声と奇妙な音を聞く]
っと、誰かやりあってんのかこりゃ。
[立ち止まって聞き耳を立てて、音のした方へと]
"管理人"を倒す、ねぇ…
[集音した言葉にポツリと呟く]
確かに、"管理"する者がいなくなりゃあ…
中断して帰る事が出来るかもなぁ。
そうでなくても、変な制約で縛られる事はなくなるか…?
「解析完了──解析完了──対抗物質ノ組成ガ完成シマシタ」
[ぴぃぴぃと突如声を上げたのは、肩に止まっていたゼロ。
そして、ゼロは肩から銃を持つ左手に飛び移る。]
ひはっ。…………ゼロ、シューティングモード
[彼の宣告と同時。ゼロは形態を変える。
羽は弓なりに広がり、嘴は大きく開く。そして尻尾は、ひゅんと大きく撓り──]
……っ!!
[腕にずぶりと突き刺さる。わずかに顔を顰めるが、すぐに狂った笑いを浮かべると]
さぁて、解体ショーの始まりだぁ
[カードをしまうと]
ま。接触だけでも試みるかねぇ。
どうも、人も半分に減った様だし、そうそう戦闘に入る事ぁ無いだろうからなぁ。
[軽く首を回し、鈍い音を出すと屋外へと出て。
集音機に手を当て、先ほど聞こえた声の主の方へと歩き始める]
…たーだなぁ。
何か聞いた事ある声なんだよなぁ…
奴さんの目的と俺の目的が合ってるとは思えなん…
俺の考えの方がオッズが高いような気がする。
[中指で眼鏡を直しつつ、苦笑を浮かべた]
おや、カルロスさん。これは奇遇…でもないですか。
やり合ってる最中のようでしてそれを見物ですよ〜
[枝に足をかけて、逆さづりになって、カルロスと逆向きで視線を合わせて]
食べます?
[ポップコーンのカップを示しつつもきゅもきゅ。
でも視線は奥の戦闘中の者たちへ向ける]
[銃声、から思い当たることがありカードから情報を引き出す]
…銀弾、か?
[噂には聞いている「獣人に異様な執念を向ける男」。リディアが言っていた「あいつ」がそれであるならば、色々と符号が合う]
あいつの獲物じゃ、横から攫うわけにもいかねぇか。
「いい声」で泣きそうなんだけどなぁ。
[不穏なことは、だけど表には出さずに]
…器用だな、あんた。
[逆さになってポップコーンを差し出すのに思ったままの感想を返して。
差し出されたポップコーンを一掴みだけ貰って口に放り込む]
あー、やっぱ誰かやりあってんのか。
お盛んだねぇ、ほんと。
[もぐもぐと口を動かしながら、視線は音のするほうへ]
[ヒィィィンと言う音と共に、ゼロから放たれる弾丸。
それは着弾と共にべちゃりと広がる。]
ひはっ、まずは一層目ぇ
[その言葉と同時、ジュワッと宇宙服の表層が溶ける。
動揺を隠せない宇宙服。]
じゃあ次の皮を剥ぎましょう♪ 中身をおいしくいただくためにぃ♪
ひはぁっ!!
[狂った笑いと共に、いまだ動揺する宇宙服へ駆け寄る。]
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