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ああ、そうなんですか。
それでしたら、えっと。
多分あっちの方でユーディットさんとオトフリートさんが。
[そう言って、さっきまで彼女が立っていたあたりの方角を示す。
その言葉に含まれていた矛盾には気付かないまま。]
[鎌を力を添えるようにして落とすが、影が防御を助ける。
ち、と小さく舌打ちしつつ、顔が近づいたならばにんまりと笑う。]
あはははは。
ボク、自分が痛いのはイヤだからさぁ。
ねぇ、痛い表情(かお)、して?
[会話は実に楽しそうに見えるだろうか?
防御に使った影がどう動くか分からない為、トン、と一歩また後ろへ下がって間合いを取ろうとする。
と、そう見せかけて、鎌を持った右手と逆の左手の人差し指と中指を2本、自分の唇へつけつつ、息を吸った。
頬をぷっくりと膨らませて指と指の間に息を吹き込むと、黒い炎がゴ、と噴き出た。]
誰が逢引だって?――フェイ。
[呆れ混じりに、聞えてきた言葉に突っ込みを投げる。
夜闇に紛れて、姿は判りづらいものの
声の主は十二分に理解できた。]
…そういう君は、あの子どうしたの。
[ぴったり引っ付いてたでしょ。
と、隣に居ない存在に、ゆるりと首を傾いで]
[パタパタと上がってきたイレーネに気付くと、にっこり微笑み]
ああ、イレーネちゃん。こんばんわ。
えっと、そんなに不思議ですか
[小首を傾げる様に苦笑い。]
君にとってはあたりまえのこと、か。
[不思議そうにこちらを振り向いた少女に返したのは苦笑。
こちらの感情を理解していないことが分かる、無垢な表情。先日のイレーネとの会話の時よりも深くどこかを抉る棘。
けれど今はそれを抑えるだけの目的があり、視線は意志によって逸らされ再びモニターへと向けられる]
…早速始めているのもいるわけだ。
遣り合ってるのはエンジェル…と、誰だアレ?
[映った姿に眉を寄せる。怪訝そうに呟いて]
リーチュェだっけ。
あれが誰か、君には分かるか?
[集中から発音は僅か乱れつつ、少女に問いかける]
ん、と。
あんまり、運動しそうじゃないって思ってた、から。
ここまで登ってきたんだ、って。
あとあと。
何だか、壊れた場所にいる感じがしない、から。
[と、苦笑いには至って真面目に返した。
壊れた場所、とは廃墟の事を指した言葉だが
どう受け取られるかは分からない]
[ナターリエの言葉に、あいつらか、と呟く]
……執事とメイドのバトルって、それもそれですげーな、おい。
[小さく呟いて、示された方角を見やる。
この位置からは何も見えず、糸が舞う状況では獣の感覚は働かないため、正確な情報はまだ、捉えられないが。
ぶつかりあう、気配らしきものは確りと捉えられた]
どっちが勝っても不思議なし……って、とこだな。
あれ、違うの。
[ふうん、と相槌を打とうとした表情が一瞬凝固し、そして噴出した。
そこに見えたのが隣人の姿だったからだ]
…日碧?!
おまえ、お上品な顔して夜に、しかもこんなところ選んで逢引なんて…!!
[わざとらしいオーバーリアクション]
[イレーネからの問いには、苦笑いをしつつ]
そうですね。運動は得意じゃないですよ。
ここまで上がってくるのには骨が折れました。
壊れた場所? ああ、私ってそういう風に見えますか。
…ちぇ、何だよ二人して李雪李雪ってよー。
あー、はいはい、どうせ俺様おまけだよー。ちぇ。
[ぷりぷり不機嫌そうな顔してから小さく息をついて]
あー…今頃宿舎で起きてる頃だと思うけど。
[それがどうかしたのかとばかりに青少年は二人のほうを見て、その間で視線を揺らし首をかしげる]
ユーディットと、オトフリート――?
やりあう、バトル――?
[二人がじゃんけんをしてるのかな、と思って
彼女の指差す方向を見たけれど――何も分からない。
勝敗の行方に興味津々というように、
示された方向へついと翼を向ける]
[翼を向けるイレーネの様子に、左手を額に当てつつ前髪をかき上げる。
そう言えば、その辺りの概念の理解には至ってなかったのだな、と]
ああ、どーもそうらしい。
かなり、痛そうな気もするけどな……。
あんなに懐いていたのに、
ひとりにして来たら、可哀想じゃないですか。
それに、今は、こんな状況なのに――
[なのに。
何を暢気に会話しているのだろうと、過ぎる思考。]
大変なのに、頑張ったんだ。
とてもとても、したい事があったんだ――ね。
それは、できた?
[無為に苦労をするようにも見えなかったらしく、
このビルの上に何か目的があったものと考えたようだ]
壊れた、場所。
ナターリエはもっと、何だろう。
静かで寒くない場所にいそうな感じがした。
[少女は自分の言動が、相手に影響があるとは
欠片もおもわず、ただただ不思議。
ユリアンが映っていないから、切り替えるようとすれば……]
…………?
[不思議な呼び名も続く言葉にも
ふるふると首を横にふり]
…それは喧嘩売ってると捉えても?
で。そういうフェイ君は、「こんなところ」で何してるのさ。
[一部を強調して聞えるのは、恐らく気のせいじゃない。
緩やかに笑みを浮かべて、くつりと喉を鳴らす。
続く言葉に、一つ瞬いて]
随分と懐いてるようだったから。
放っておいて、大丈夫なのかと、ね。
[泣いたりしないんですか?と同じように首を傾いで]
[影に助けられたとは言え、その衝撃は全て受けきれず、ビリ、と腕が痺れる]
うふふ、イ・ヤ☆
[近付いた顔を逸らすことなくにこりと笑み返して拒否の言葉を紡ぐ。
相手が間合いを取ると影はうねりルージュの周囲で停滞する。
その影を複数の刃へと変えようとした時だった。
不意打ちのようにユーディットが黒い炎を噴出した]
きゃあ!
…いやー! 髪の毛焦げたじゃない!!
もう怒ったわ!!
[咄嗟に直撃は避けたが真紅の長い髪は緩やかに動いたためにチリリと先が焦げる。
怒りの表情を露にしたルージュは自分の影を全て周囲に集め、分散させ、無数の槍を作り出した]
串刺しになりなさいっ!!
[作り出した槍を宙で繰り、ユーディットを取り囲む。
パチンと指を鳴らすと、槍はユーディットへと襲い掛かった]
…そうか。
邪魔して悪かった。
[少女の探し物を先にしていいと言ったのは自分。
映った姿は気になったが、どうぞ、というように右手を広げた]
したい……こと?
[そう呟き、一瞬表情が凍る。だが、すぐにもとの表情に戻ると苦笑いをしつつ]
え、ええ。一応は。
[それはとても曖昧な答え。まるで、『そんなものなかった』ような。]
うーん、温室育ちってことですか。まあ、否定は出来ないです。
痛そう――?
[古き時代にピコピコハンマーとヘルメットで
繰り広げられた血で血を洗う不毛な戦いを知らない彼女には
痛みを伴うじゃんけんを欠片も連想する事ができず。
少し振り返ると]
どうして痛くするのか、分かんない。
[二人とも変なの、とユーディットとオトフリートに対して
妙な評価を下しただろうか]
[ナターリエの答えには満足したのだろうか。
にこり、と笑うと]
頑張って登ってきて、したい事できなかったら悲しいもんね。
良かった、ね。
[ここで何をしようとしていたのだろう。
遠くを見たかったのかな、風に吹かれたかったのかな。
それとも、ユーディットとオトフリートさんのじゃんけんの
観戦をしたかったのかな。
そんな暢気な事を考えながら]
[広げられた右手に少女は頷いて
球体がもう一つ操作盤に乗り。
先程よりも早いテンポで切り替わり始め……
捉えるのは3人の姿。]
俺は夜のひとり歩きだっつうの。
どこかの顔のお綺麗なおにーさんと違って、女の子がホイホイ連れるわけでもないんでね。
[む、と僅かに頬を膨らませながら]
…あのなぁ、懐かれてるからっていつも行動が一緒ってわけでもないんだけど。
[二人の気にする様子、それから少しの間のあと、若干怪訝そうな顔して首をひねった。
まるで二人の間にある空気の質を値踏みするように瞳を眇め]
…前言撤回。
ひょっとして、仲悪かったりする?
だからって別れ話って雰囲気でもないけど。
わかんない……か。
まあ、確かに、痛くする必要なんて、わからんわな。
[あくまでじゃんけんが主体な事に気づいているのかいないのか、それは定かではないが、苦笑しつつ言って]
んでも、ここでは、それが必要とされてる……痛い思いしないと、護れないから、な。
[低く呟いて。
ナターリエの一瞬の表情の変化に気づいてか、蒼が僅か、細められる]
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