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[動揺した感情を首を振って無理に鎮める。少なくとも、今ここに居る中では年長なのだから。
アーヴァインのこと、人狼のこと、「ひつじ」と言われた意味、そして「帰れない」と言うこと。
大きく息を吐いて、不安を纏めて放り出してソファーへと戻り、ラッセルの隣に*腰掛ける*]
怖い…。
[黒服の男達の冷たい視線を思い出す。
インサニアに同意するように呟いた]
キャロルさん一緒。
これから広間。
[アグレアスのコエには頷くような気配と共に囁いた。
交わされる会話を聞きながらインサニアの震えるコエに暫く考えて]
占い師、殺す。
嘘吐きの方がいい?
[問いかけた]
―広間―
[ギルバートの気遣いで震えは大きく成らずに済んだ]
吊り橋だけが此処の出入り手段でしたのね。
ならもう誰も来られない…。
[同じ部屋にトビーという監視者が居るとは思っていないので先に安堵を覚えてしまう。
けれど直ぐに逆の事にも気づいた様に口を掌で押さえた]
―主人の部屋―
[触れた窓枠に赤が移った]
嗚呼。
[雨の中で燃え盛るそれが見えた時、墓守は片目を細めた。
髪の下のもう片方も、同じように細まる]
逃げましたか。
[対岸には使用人たちの姿。
一人一人の表情までは伺えないものの、先程厨房にいた者も、部屋まで共に来た年配の者も、総てが其処に揃っていた]
[開いた窓の外、やがて火は消えて、使用人たちも何処かへ消える。
墓守は窓から目を外して、主人の使っていたベッドからシーツを剥がした]
人間としては、正しい判断ですね。
[使用人としては兎も角。
皮肉も何も無く、常のような口調で呟いた。
シーツで遺骸を包み、ベッドの上に運ぶ]
すみません、御主人。
此処に来た理由を忘れ掛けていました。
[黒灰色の目は静かだった]
約束は守ります。
[もう動くことのない主人へ、常の通りに深く一礼。
血に塗れたまま、部屋を*後にした*]
―玄関前―
[焼け落ちる橋を呆然と眺めていたが、トビーからアーヴァインが死んだことを聞かされると、驚きに目を見開く。]
アーヴァイン殿が・・・亡くなられたと・・・?
[何故だ。変わり者ではあっただろうが、到底恨みを買うような人物には思えなかった。では追い剥ぎ、物取りの類いか。それとも・・・?]
ジン、ロウ・・・?
[トビーが呟いたその言葉に、必死に心当たりを探す。そう、確か人狼とか言ったか。この国に出るという、鬼のようなアヤカシ]
ではあの使用人たちの中に其奴が居ったのだな。そしてアーヴァイン殿を殺し、我らをここに閉じ込めて逃げたか。
[何という不覚。今からでは何とか麓に出る道を探したとしても、もはや下手人はとうの昔に逃げ去っているであろう]
─回想─
あらあら……ごちそうさま、かしら。
[ハーヴェイの返答>>111に口をついたのは、呆れたような呟き。
ともあれ、広間を出た後は一度自分の客間に戻り、おろしたままだった髪を結い上げる。
それから、向かうのはヘンリエッタの客間]
……エッタ様、起きていらっしゃいます?
[ノックと共に声をかけたなら、間を置いて開かれる、扉]
おはようございます……あら。
少し、リボンが曲がってしまってますわね。
[挨拶を返した所で気づいた結び目のずれ。
失礼します、と断りを入れてから、直す手つきは慣れたもの]
支度も整いましたし、広間に参ります?
皆様、もう朝食を取られていますけれど。
[リボンを直し終えた所で、こんな問いを向ける。
返された肯定に従い、付き添うように広間へと歩き出す]
……ところで、エッタ様。
ひとつ、お伺いしたいのですけれど。
[周囲には使用人の気配もない。
ならば、今が問うには好機か、と思い、先にハーヴェイから聞かされた事について問う。
誰に聞いたのか、と問われたなら、隠す事無く情報の出所を明かして]
……そんな事が。
よく、ご無事で……。
[本人から改めて聞かされた事情。
碧の瞳はやや険しさを帯びる。
しかし、これからどうしたものか、と。
そんな思案を遮るよに響く、悲鳴]
……今のは……。
[呟くのと、ヘンリエッタがすがりつくのはどちらが先か。
やがて、駆けて来る者たちの姿。
彼らが向かう先に気づいて、眉を寄せる]
……アーヴ殿に、何か?
[只ならぬ様子、過ぎるのは、不安。
しかし、それを表に出しはせず]
……広間へ、参りましょう。
どうやらここは、殿方にお任せした方がよさそうですわ。
[確かめに行くべきか否かの逡巡は決して短くはなかったが。
何かしら異変が起きているのであれば、少女を一人にすべきではない、と。
そんな意識が働いていた]
─広間─
[重い少女の足取りにあわせ、広間へと向かう。
やがて、広間にやって来た者たちから、起きている異変についての話は聞けるか]
……なんというか。
やってくれるわねぇ……。
[最初に口をついたのは、こんな呟き。
怒りや恐怖よりも、呆れや感心といったものが先に立ってしまっていた]
─広間─
[ソファーで縮こまっていると、腰を落としたギルバートと眼が合う。
かけられた声には不安げにしながらも小さく頷いた]
[他の者が広間に居ても、声をかけることは無い。
それがいつものことだと言ってしまえばそれまでだが、それだけではない雰囲気を纏っていた]
[戻って来たギルバートから水の入ったグラスを受け取ると、両手で抱えて一口含む。
口の中に残っていた胃液の不快感を、洗い流す様にして飲み込んだ]
……吊り橋…落ち、た……?
…出られ、ない……出られない……出られない……!
ギル…どうしよう……。
探さないと……見つけないと……食べられちゃう…!
[隣に座ったギルバートの腕に片手でしがみ付き、震える声で呟く。
顔は蒼白となり、恐怖の色を示している。
ギルバートに先程口走ったことを訊ねられたなら、一度答えようとする仕草を見せるも、直ぐに口を噤んだ。
視たものをそのまま口にして、酷い目に遭ったことは数知れない。
命の危険に晒されたこともあった。
それを思い出して、他の者が居るこの場で口にするのは憚られ。
しがみ付いたままで視線を床へと落とした]
[物音と声に気付いて振り返れば、そこには1人の少女が立っていた。焼け落ちるを見て、彼女は明らかに落胆した様子であった]
セシリア殿か・・・。
面目無い。よもや使用人たちが橋を焼いて逃げてしまうとは予想だにしておらんかった・・・。
それよりアーヴァイン殿が殺されたと聞いたが、皆はどうしておる?
[彼女は、皆が広間に集まっていると告げ、早々に奥へと引っ込んでしまう。]
あのおなごには少々刺激が強すぎたでござろうか・・・?
とにかく童っぱ、我らも急いで中へと戻ろう。いつまでもここにいても仕方がござらん。
[傍らのトビーに声をかけ、セシリアの後を追って広間へと*向かった*]
/*
んー、ユージーンも役職っぽい?発言から村サイドとすれば守護しかないなぁ。
ラッセル:占い師
セシリア:霊能者?
ジーン:守護者?
ここまで来て人狼サイドの動きが見えないわけですが…
明日土曜だから発言増えると思うんだけど、バファリンで狼吊りとかうっかりとか避けたい。
村側能力者が粗方出れば、白貰った俺が非能とわかるけど。
RP村だから確白吊りはもちろんあり、だけど、ラッセルとの事を考えると残りそう。
って言うか、赤崖ナサのパターンかっ!
―広間―
食べられ…?
[ラッセルを見て首を傾げる。
怯えてギルバートにしがみ付く様子は不安を煽るばかりで縋る様にキャロルを見た]
―玄関―
閉じ込めた?
そっか。ここってあれしか、入り口ないんだね。
[ちょっと驚いた顔をしてから、吊り橋を見る。
それから、一度玄関を振り返った。]
じゃああの子も、出られないんだ。うーん、……失敗。
名前も顔も知られちゃったしなぁ……。
[依頼のことを思い出して呟く。
逃げ出したのを見ていられたのは自分だけだったけれど、他にもついてる人はいる。
たとえ向こう岸に渡っても、続いての依頼が出来なくなった。お金が手に入らないということ。]
まあいっか。
[ぶつぶつと独り言で決着つけた頃、セシリアがやってきた。ショックを受けた様子に、きょとんとして。]
燃えちゃったね。でもきっと、そのうち助けがくるよ。
─広間─
あら。
[ラッセルがギルバートにしがみつく姿に、意外なものを感じて瞬きをひとつ。
けれど、今はそれに対して追及する状況でもない、と意識は向けず。
縋るような視線を向けるヘンリエッタの傍らへ向かい、安心させるよに笑いかけてから、視線はラッセルの傍らのギルバートへ。
アーヴァインの死については聞いたが、死体の状態までは聞かずにおいたのだが。
その死に様と、「たべられる」という言葉には関わりがあるのか、と。
込められるのは、そんな疑問]
―玄関→広間―
[セシリアの後を追うようにして、マンジローと一緒に広間へと入る。
中には人がたくさんいた。
おびえている人に、不思議そうな目を向ける。
それでも、問う前にギルバートに話しかけられて。]
うん、あのね。
なんだか、案内してくれた人とかが、燃やしちゃってたんだよ。
つりばし?
[マンジローがわかりやすく言い直してくれたかもしれない。]
僕が見たときには、渡り終わる頃だったと思うよ。
でも、全員かどうかはわかんない。だって、煙がひどかったんだもん。
[近づいたら熱そうだったし、と。
そんなことを言って。
誰も来ない。ヘンリエッタの呟きに、どうだろうなぁと内心で首を捻った。
彼女にとっての助けは、誰も来ないかもしれないけれど。]
/*
普通に聞きはしませんよね、死体の状況とかは。
怯えている子がいる状況ですし。
でも、見ても割と平気かもしれませんわね、キャロルさん。
死体くらいは、自分でもつくってそうですし。
きっと、誰かは来てくれると思うけど。
[ヘンリエッタを見て、他の人を見て、首を傾げた。
怯えている人も多いみたいに見えた。]
……?
人狼って、逃げちゃったんでしょ?
[マンジローのことを見上げて尋ねる。]
食べられるって、ラッセルさんが言ってるけど、人狼ってここにいるの???
/*
別のキャラなら理論的(?)に推測を出せるのに、ラッセルだとそれが出せない…!
誰か頑張って!(ぇ
人狼が逃げるだけなら橋を落とす必要が無い。
落とす必要があるのは、隔離するためだし。
うおおお、ダメだ、この手のキャラ肌に合わない!wwww
―広間―
[ギルバートが水を差し出すと、少し警戒した様子を見せながら黙ってそれを受け取る。
広間に次々と人が集まってくるがハーヴェイの姿が見えない。
皆の会話に吊り橋が落ちたと聞く、この屋敷が周りと閉ざされた。
ラッセルがギルバートに話してる声が聞こえてくる。怖い…はやく助けて欲しい。]
……(ふるふる
[手にした水には口をつけず広間から飛び出したい気分を抑えている。
コップの中の水が自分の震えに合わせて波紋を起こす]
―広間―
[声を落とした所で事実はすぐに知れてしまう。
隣に座るラッセルが怯えて呟くのを訊いて、しがみ付く手にもう片方の手を添える。これ以上怯えさせないように触れるだけ]
大丈夫だから。
[気休めにしかならない言葉。
食べられる、と言うのは人狼のことだろう。それを相手にしてどうなるかなど解るはずもなくて。
そうして、ふと先ほど言われた事を思い出す]
なぁ、ラッセル…「ひつじ」って何のことだ?
[出来るだけ声を落としてラッセルに問いかける。
ラッセルがこちらを見て何かを言いかけて、また俯いて口を閉ざす。怯えた色は変わらない]
余計なこと訊いてごめんな?
[そう言って、触れていた手を励ますように軽く叩く。
昨夜ラッセルが言っていた事、そして今の怯え方から余程酷い目にあったのだろうと。記憶を無くすほどに]
大丈夫だ…少なくとも「俺は」お前に危害は加えない。
殴ったりもしない。
…俺は「ひつじ」なんだろう?
[そんな言葉が気休めになるかは知らない。だけど、少しでも何かが出来るなら。
そうして、ふと思う]
おおかみと、ひつじ……
[捕食するものとされるもの。そうして、自分は「ひつじ」…]
まいったね、これは。
[ラッセルを怯えさせないように、喉の奥で、笑った]
―広間―
[安心させるようなキャロルの笑みに愁眉を解いた。
追い掛ける様にギルバートに向けた視線をトビーへと転じる]
随分と落ち着いていらっしゃるのね。
怖くはありませんの。
[余りにも平然としている少年が逆に怖くさえ思えた]
―広間―
[人狼なんて、特別なにか気持ちをこめて言ったわけでもない。
ただ、逆に言えば声も抑えていない。
きょろきょろと見回していた視線は、シャーロットの様子を見て、首を傾げる。]
……シャーロットさん?
[大丈夫?と近づいて下から見上げる。じーっと。]
誰かよんでくる?ハーヴェイさん?
[昨日仲がよさそうだった人の名前を言ってみる。
どこにいるのか知らないけど、行ってくるよ?とか聞いて、是が返るなら広間を出て行くつもり。]
特別こわいってことはないなぁ。
だって、死ぬのは、みんな一緒だし。
[どうして怖いのか、というような目でヘンリエッタを見る。]
雪が降ってきたって、熱があったって、殴られたって、おなかがすいたって、みんな死んじゃうんだよ。
どうして怖いの?
いつも、死んじゃうかもしれないのに。
死ぬのがこわいんじゃなくて、人狼?が怖いの?
[逆にヘンリエッタへと向ける視線は、疑問ばかりが*含まれている*]
[視線を感じて顔を上げる。
キャロルのそれに浮かぶのは疑問の色で]
何…?
[言いかけて、言葉を変える]
アーヴァインの旦那の事は聞いたか?
[その先を口にするのを少し躊躇う。傍らに居るラッセルのこともだけど、何より相手が女性だから]
……旦那を殺したのは…人狼らしい。
[伝えるのはそれだけ。
だけど、人狼について知る者であれば、それがどういうことか想像がつくかもしれない]
[広間にはいってきたピュエリアには視線を向けない。
コエにだけ出して囁く]
どうしよう…ピュエリア…危険かもしれないし。
アグレアスはどう思う?
[アグレアスの答えを待つ]
―広間―
ギルバートさんありがとうございます。
[普段から体力は付けておくべきだと思う。
館内を走り回ったせいで喉が焼けるようだった。
ギルバートから水を受け取り、ゆっくりと流し込む]
ここから出られないなんて……どうすれば……。
[なんとか出る方法はないものだろうか。
人狼に遭遇するなど滅多にない。この機会を逃す手はないのだ。
人狼を殺したい。殺したい。殺したい。
何故そう思うのかセシリア自身にも分からないが、それは食欲等と良く似ていてごく当たり前に自然と湧き上がってくる欲求だった]
─広間─
[ヘンリエッタが問いかける声を追うように、トビーへ視線を向ける]
……言ってる事に、納得できなくはないけれど。
[零れたのは、こんな呟き。
少年が生きてきたのは、そういった事が当たり前の世界なのだろう、と。
察しはつくが、その冷静さは一種異様にも思えた]
……。
[軽く、首を振った所でギルバートから返る答え。
小さく、息を吐いた]
……そう。
つまりは、そういう事、か……困ったものね。
[旅暮らし、人狼の名を聞くことは幾度となくあった。
それらと状況を繋ぎ合わせたなら、答えは見える]
[トビーがこちらに近寄り見上げてくる。この状況でも周りにくらべて平静な様子のトビー。
あの時、皆冷静になろうと言った人が最初に殺されて…]
……
[問いかける声にじっと視線を返してから返答に迷う。
答えに迷っているうちにヘンリエッタに話しかける声が聞こえる。
トビーのほうを見たまま首をぶんぶんと横に振り、ぎゅっとトビーを抱きしめた]
……
[余計な事は口走るといけない、誰にいつ殺されるかわからない。
この子の正体はよくわからない、けれども心配だったから。
すぐにあわてたようにその体を離した。]
[ギルバートから告げられる謝罪と、危害を加えないと言う言葉。
ひつじ、と繰り返されると視線を落としたまま何度も頷いた。
慕う人物と重ねている部分も少なくなかったが、自分で視た分、ギルバートへの警戒心はほとんど薄れている。
頼るように、しがみ付いていた手に籠る力が増した]
[ギルバートが傍に居るお陰か、怖がる様子はそのままだがパニックに陥ることは避けられた。
徐々に周囲に眼を向けられるようになってくる。
同じように震えるシャーロット、それと対照的に歳不相応に落ち着いているトビー。
育ちの違いはあれど、その落ち着きぶりには恐怖と猜疑が首を擡げる]
………。
[けれど確かめるために踏み込む勇気が無い。
確かめるためには触れなければならず、そして「おおかみ」を見てしまうのが怖かった]
家に入ったりお医者様を呼んだりすれば良いではないですか。
殴られるのは…。
[手荒に扱われた事を思い出して小さく震える。
其れはトビーの想像する物よりずっと穏やかでしか無いのだろうけれども恐ろしい体験だった]
兎に角怖いですわ。
死んでしまったらもう何も出来無いではありませんか。
[考えが分からない。
得体の知れないものを見るような視線をトビーに向けてしまった]
其れを人狼が齎すのなら人狼も怖いですわ。
[但し未だその実感は無い]
[ラッセルの視線がこちらを見ているのを感じた。]
……(ふるふる
[怖い、怖い、あの時に似てる。怖い。
周囲が人狼だと騒いでいる。ラッセルがトビーを見る姿、トビーの様子]
……
[ラッセルのほうにおびえた視線をそちらに向けた。]
[インサニアが此方を見ない理由には気が付いたから同じ様に何某の反応をすることはせず]
でも。
見付かったらインサニアもアグレアスも。
[殺されてしまう]
他に如何したら。
[何か出来る事は無いのだろうかと囁く]
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