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少女 ベアトリーチェは、職人見習い ユリアン を投票先に選びました。
/中/
少女 ベアトリーチェは、職人見習い ユリアン を投票先に選びました。
これやったらミリィが出てくると思う・・・
−街角−
[酒場の入り口の石段の上にちょこんと座り込み、
ぼんやりと通りを歩く観光客を眺めている。
通りを散歩中の野良わんこに手を振ってみるが、反応せず。]
…つまんね。
[寂しげにぽつり。向こうの姿は見えるし、声も聞こうと努力すれば聞ける。
けれども向こうからは全くこちらのことは判らないようで。
ふらふらと例の法被を羽織ったまま、通りを歩き、店のショーウィンドーを覗き込む。
ガラス窓に映った景色の中に、自分だけが居ない。]
あ、そっか…そういうこと。ふーん…。
[なんとなく自分の居場所に納得して、やっぱ盛大に落ち込むわけで。]
/中/
一連のメモにはほんとに申し訳ないです。
ていうか、素晴らしく読み違えたなぁ……。
さて、今週いっぱいしか時間的余裕がない、という関係上あんまり引っ張れない訳で。
……えーと、占いの人はもしヒットしてるなら早めに動き見せてください。と泣いてみるてすと。
まあ、ちょっとズレたとは言え、自分から狙ってきた立場だし、泣き言はほどほどにー。
んー、相方さんは妖精COするのかなー。
するならするなりの流れで考えるし、しないならしないで違う流れになるしなー。
あ。
なんかイベ考えないと。
─工房・自室─
んー……。
[光を感じて、目を覚ます。
今日も今日とて、目覚めは作業台の上]
くぁ…………身体、いてえ……。
[無理な体勢で寝ているのだから、そりゃ当然]
『フェーン、だいじょぶー?』
ん、ああ……ちぃと節々いてーけど、どーって事ねー。
『……じゃねくて』
ん……ああ。あっちか。
[もの言いたげな相棒の言葉に、やや、苦笑]
ま、あのくらい言われるのは、覚悟してねーと、な。
[思い返すのは、きっぱりと言い切られた少女の言葉で。
遠慮のない物言いはさすがに少し痛かったものの。
……それに文句を言える立場でもないのは事実なので]
……どう転ぶにしろ、早めに決着つけねーとな。
『そうだねー』
まあ、つうか……。
『……?』
[不自然に言葉は濁され、相棒は不思議そうに首を傾げる]
いや……いざとなったら『見えるように解放』して、親父引き摺り出してやるのも手もしれねーとか。
ちょいと思ってな。
『……フェーン、それって〜』
まあ、ここに居辛くなるのは確定だけど。
『……まったくもう……』
[てちり。小さな手が、頬を叩いた]
……あー、もう。
わかったから、わかったから、怒るなってーの。
[呆れたようにきゅーと鳴きつつ頬をてちてちする相棒に苦笑しつつ、作業台の上を片付ける。
台の上の作業は、昨日よりも進んだ様子で。
銀の翼の天使と星らしき意匠が作り出されていた。
メインとなるであろう紫水晶は、まだ、手付かずのままだけれど]
……間に合う、かね、このペースで。
……ま、ヘンに深刻になっても仕方ない、ない、と。
[しばしの沈黙の後、軽い口調で─どこか、とってつけたような響きはあったけれど─言いつつ、立ち上がって身体を伸ばす。
連日作業台で寝ているせいか、節々が痛むのは、抑えておいて]
……少し、気晴らしに歩いてくるか?
[肩に登ってきた相棒に向けて問う。相棒はこくこくと頷いてそれに答え。それによしゃ、と呟きつつ、自室を出ようとして]
……あれも、何とかしなきゃなんない……んだよな。
[作業台の隅に置かれた白の花冠を見やって呟く。
……編まれてから数日立つはずのそれは、何故か。
未だに、その艶やかさを損なった様子はなく]
……ま、騒いでどーにかなるもんでなし……。
[呟く声には妙に言い訳めいたものが込められていたような感があったりなかったり]
/中/
うわあ、色々耳が痛い…すみませんごめんなさい。多分私が動かしときゃ良かったと思います。半分CO済みだし。
状況をユリアンに任せすぎorz
いや…既に寝落ち寸前だったとかそんな…(まて
ふぁ、ふぁいと…(汗
[少女は広場の雪の上、昨夜エーリッヒの居なくなった辺りでぼんやりしている。夜の間に降り積もった雪に、割り箸の墓標は半分埋もれてしまっていた]
[ごめんなさい、と言おうとして少女はやめた。たぶん、ここで謝る事に意味はないから。少女はそれでも、彼に居なくなってほしくはないのだから]
[妖精と人間の時間は違う…それは物語や伝承にも伝えられ、彼の口ぶりからも窺い知れること…だから、きっと彼が妖精の国に帰ってしまったら、二度と会う事は出来ないだろう]
[もし、うまく逃げおおせたとしても…結局、この村から彼が居なくなってしまう確率もやはり高いのだけれど…]
[昨夜の子供の言葉を思い出す。悄然とした少年の様子も。雪の上にしゃがみこんで、そっと僅かにのこった窪みを撫でた]
悪いのは、妖精さんじゃないの…
[ぽつり、呟く]
/中/
てゆーか、ト書きに狼だけ名前表記するとかチャレンジしてたわけですが…既に、無理…そろそろバレ始めてると思うから、もういいか(ぜえはあ)
[何となく声をかけ辛くて佇んでいると、肩の相棒がてちり、と頬を叩いて]
なんだよっ……って、おいおいっ!
[肩から飛び降り、走って行く姿に、何となく頭痛]
ヴィント、おま、何考えてんだよっ!
『フェーンよりたくさんのことー』
お……お前なぁ……。
[何となく、頭痛を感じているらしい]
/中/
いいかげん、お前等はっきりせえよ、というか、はっきりしないと先に進まんだろう、とか思う訳で。
さて、ユリアンに気付いた後のコース
1.逃げる(追って来てくれないと殴る)
2.固まる(放置されたら泣く)
3.抱きつく(有り得ない)
4.エルボースマッシュ(男キャラだったらやってた…)
[目に入ったのは、ユリアンの相棒のネズミで]
こ、こんにちは。
[ヴィントがここにいる、ということは、当然ユリアンも近くにいるわけで。思わず少女は視線を彷徨わせる]
「あの、ユリアンも、いる、のよね?」
[心の中でヴィントに問いかける。どっちの方向に逃げたらぶつからずにすむのだろうか、などと、慌ただしく計算しながら]
[広場に繋がるひとつの入口。
視界に入ったふたつの影にそれ以上足を進めることはやめる。
多少近い距離に居た為か、意識に届いたミリィの言葉]
…『手の届かないものを、それでも諦められない』、か…
そうだな、その通りだ。
私には到底、手に届く筈も無かったんだ。
…私は、所詮……
[意識を遮断し、二人に届くことはないように。
静かに目蓋を落とし俯いて]
……せめて……
[その言葉に続きは無かった]
[少女の問いに、ネズミはきゅ、と頷いて]
『いるよー。ほら、あっちー』
[言いつつ、来た方向を振り返り。
それから、気配に気づいたのか、騎士の方を見やって瞳をきょと、とさせ]
[挨拶されたネズミは嬉しそうにきゅ、と鳴いて、意味ありげに相棒を振り返り]
……っとに……。
[そんな相棒の様子にため息をつきつつ、そちらに近づいて]
よ……。
[後が続かない]
[“妖精”]
[非現実的で、非常識だと思う。しかしこれが夢だとも、思えない。
日記を書こうと、机に向かって――筆は進まずに。くるり。ペンを回す]
[ほんの数十分前まで、馬鹿な話をしていたのに。
目の前で、エーリッヒの姿は消えた。光に、包まれて。
自身のはとこだとは言え、迷惑で騒がしい男で、悩まされてばかりだった。
それでも、消えていいと思える人間ではない]
『……どこにいるのやら』
[ペンを倒して、考える。解らない]
[自分には無関係だと――そう、思いたい、のに]
[何時ものように目覚め、何時ものように母と共に朝食を取る。
此処に来てからの、毎日の習慣]
[エーリッヒの失踪の件は、未だ、彼女には伝えていなかった。彼から口を開く事はなく、食卓には食器のかちゃかちゃという音ばかりが響く。普段はお喋りなフィリーネも、何か思うところがあるのか、我が子に声をかけはしない]
……御馳走様でした。
母上、本日も、外に出掛けて参ります。
[無言の儘に食事を終え、母にそう告げる。
彼女はほんの僅か困ったような微笑を浮かべ。あまり遠くへは行かないようにと、母親らしい言葉を述べて、その場を後にする彼を見送った]
[ヴィントが此方を見た気配に気付いて。
自分の口の前に人差し指を立てて、しーっ、と]
…折角なのだし、邪魔しない方が良いだろう?
[意識の窓をヴィントにだけ開いて、そっと囁く]
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