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……だろうな。
[ウェンデルの言葉には嫌悪に近い表情で声を漏らした]
さて、勝手ながら現状について纏めさせてもらう。
聞きたくねぇ奴は耳塞いどけ。
昨日連行されたダーヴィッドは人間だったそうだ。
そして今朝嬢ちゃん──リディが人狼に襲われた。
人狼はまだ居る。
だから、また誰かを処刑せにゃならん。
……だが自衛団に適当にしょっ引かれるのは勘弁だ。
それを決める前に『占い師』の二人にゃ誰かを調べて欲しいんだが…?
それか、もう調べたならその結果を教えて欲しい。
[言い終えると視線は『占い師』を名乗った二人へと向く]
…――何も期待してませんよ。
[返ってくるとは思わなかった応えに、
少し間の空いた後、囁きを返す。]
嗚呼、ヒースクリフさんはご存じなかったのでしょうか。
私は、元人間です。
――時折、人は、私を哀れだと云うものですから。
今、人である貴方が、
そんな存在になる覚悟があるのかと思いまして。
[そして淡々と]
後天的な人狼は、大概そう長くは生きれないそうですよ。
そして、それはおそらく間違ってません。
[頭痛に少し眉を寄せながら告げた。]
[ゲルダから何か飲むか、と問われると、そうだな…と頷き。]
水を、くれるか。
[そう言った所で、ルーミィから言われた言葉に目を伏せて]
…俺は、それでも、止めたかった。
言っていたんだ。国へ帰ると。
[ダーヴィッドと交わした会話が、彼の願いが果たされなかったことが、悔やまれて。
だが、アーベルの言葉に、目を見開いて]
リディ、が…?
ライ、は。
[言葉が、続かない。幼馴染の安否はどうなったのか。]
ベルちゃんに、リアちゃん。
[かるく片手をかかげることであいさつの代わりに。
二人の「占い師候補」を、今はまだ対等にあつかって]
……それに、神父さまに。
おじさまも。
[あっというまに増えるひとの数。
それぞれの顔を一度ずつみくらべていく]
/*
取り仕切りっつーことで発言落としてるけども。
今までこう言うのが無かったからやって良いのかどうかが。
普通のガチに見えて仕方がなi
[↑これが一番不安な要素]
[クロエの、ダーヴィッドが人間だったという言葉。
ルーミィの、自分へ向けた笑み。
フーゴーの、占い師二人への結果を問う様子に、言葉を出せず。
ただ、フーゴーの幼馴染に関する言葉への嫌悪に疑問を抱いた。]
― 酒場 ―
…――遅くなりました。
[扉をあける前、ひとつ息を吐くと、
頭痛に寄せた眉を戻した無表情となる。
その表情のまま、酒場に集まった人々を一瞥すると、
スタスタといつもの場所に向かい、腰を下ろす。
鳥籠の小鳥が小首をかしげて、
そんな学者を見てひとつ鳴いた。]
……あいされてる、ってなんですかぁ。
ホントに、なんでこう、みんなして子供扱い……。
[ヘルムートの言葉にぶつぶつと呟く。
それから、耳に届いたアーベルの宣と、フーゴーの言葉に。
黒の瞳で、二人の『占い師』を見比べる。
瞳は、最終的にはややためらいがちに、従兄の方へと。
黒に宿る、不安と、揺らぎと。
何か、願うよな、いろ。
微かなそれらは、見て取れるか]
[クロエには軽く手を挙げて返した]
……んぁ。
なんだい、何かあったのか?
[いつもと違う声の調子に気がついて、顔を上げてフーゴーを見る。
すぐに男の視線も占い師たちへと流れる為、答えが無くとも然程気には止めないのだが]
雑貨屋 クロエが「時間を進める」を選択しました。
雑貨屋 クロエが「時間を進める」を取り消しました。
[ヴィリーの言葉にうん、と頷き。
リッキーのところへと向かい水をもらう。
その際、ちょっとでもいいから食べるようにと無理やり押し付けられたスープ皿を困ったように見やり。]
……まあいいか。
誰かたべるだろうし。
[小さく呟き。
トレイをもってヴィリーの近くへと戻る。
つぎつぎ宿にやってくる人たちには、軽く挨拶の声を掛けながら。
占い師へと指示を出すフーゴーの声には、なにも言うことはなかった。]
[戻ってきたライヒアルトの声と、鳥の鳴き声に、ぶち猫がにぃあ、と一鳴き。
近づかないのは、鳥籠の小鳥に遠慮しての事か、他に理由があるのか、それは定かではないのだが]
……クーちゃん、そういうの、分かるの?
[そういえば、だれかがそんなことを言っていたような]
それで、よけいに辛いのね。
ごめんなさい。
[やわらかく、クロエに謝罪のことばをむけて。
みつける、と、宣言するアーベルにはうなずきをかえす。
フーゴーのまとめには、かるく眉根を寄せ。
二人の「占い師候補」のようすをうかがう]
あぁ、噂をすれば。
[現れたライヒアルトに視線を投げる。
ヘルムートの視線に気がついて、そちらにもちらと目を寄越すか]
……おぅ、ライヒアルト。
嬢ちゃんの弔いはこっちで請け負うことになった。
てめぇがやるなら後ででもやってこい。
[戻って来たライヒアルトには事務的に結果を告げるだけで。ウェンデルからの問いは「……ちょっとな」とここでは言わずにおいた]
ライヒアルトさんが、第一発見者だと。
…出かけて、戻ってきたみたいだね。
[ヴィリーの途切れた声に答える。
答えている間にライヒアルトの挨拶が聞こえてきた]
……まだ視てない。
そっちは?
[フーゴーに答え、ユリアンを見つめたまま問いかける。
カードケースを取り出してテーブルの上に乗せた]
[いつもなら真っ先に人の輪に飛び込むところだが、今日はどこに居れば正解なのかを見極めきれず。酒場の隅の壁際の席に壁にもたれるように一人でポツリと座っていた。ダーヴィッドの事、リディの事。それらがポツポツと耳に入っては流れていく]
…誰を信じたらいいんだろ。私は。
それとも…皆を疑えばいいのかな。
[幼い頃に止めたはずの爪を噛む癖が再び顔を出していることにも気づかない]
[ふと遠のいた意識を戻すと、フーゴーの声が聞こえ]
俺はまだ占ってねえけど。
それは好きな奴を占っていい、って解釈していいのか。
[場を取り仕切る姿勢を見せた男に問いかけながら、体を部屋の中央の方へと向けた。
その視線はちらりとアーベルへも向けられ]
/*
ふむ。
これはたぶん、私が吊られるパターンだと思うのですが。
思いのほか、疑われて噴いた。
真赤過ぎる設定がきっと駄目なんですね。えぇ。
でも、真赤な狼したかったんだもの。
神父見習い ウェンデルは、船大工見習い カヤ を投票先に選びました。
…ライ…。
[普段と変わらぬ様子で戻ってきた幼馴染の姿を、無事な姿を見られた安堵と、リディの事を知っているのか問うて良いかどうかの苦悩の混ざった感情で見つめ。
ゲルダが水とスープを持ってきてくれたなら、礼を言って水に口をつけ。]
……あんまり、嬉しくない、力、だけど。
[ヘルムートに、小さく、呟くよに返す]
謝らなくて、いいです……。
大丈夫、だから。
[大丈夫、と言いながら。
声の揺らぎは、押し隠せてはいなかった]
嗚呼、そうですか…――。
でしたら、きっと、あの場所が良いと思います。
[森の中の、一際大きな切り株がある、あの場所。
フーゴーを見つめる碧は、ハタリと一度瞬き。]
でも、随分と乱暴な物言いですね。
死者はもっと悼むべきものなのではないのですか?
[彼らしくないな……と、思い。
次に、嗚呼、そうか自分が嫌われているからかと、
一人納得して、無言で頷いた。]
/*
えーと、この場合真は既に占ってるから合わせるって方がやりにくいんかな、狼側は。
指定自体は占い師任せになるだろうけど、指名するのがどちらか、ってのでどっちが真か分かるよなぁ。
[そんな考え方]
はい、ヴィリー兄。
なんかスープも渡されたから、食べたい人は食べると良いよ。
[適当なテーブルにスープを置いておいて、自分も椅子に座って水を飲む。
巡りの話しをただじっと聞きながら。]
/*
こ、これで分かるかな。
誰かを指定されたら白札出すつもりとか(殴
…既に占ったことにしてしまえばよかったかも。ごめんよ…。
……各々好きに決めて良い。
それもまた、『情報』だ。
[アーベルとユリアンにはそう告げる。対象を決めたのなら始めてくれ、と視線を向けた]
嬢ちゃんを蔑ろにしてるわけじゃねぇ。
今朝てめぇが申し出たんだろうが、弔うのを。
[ライヒアルトへと向けたのはそんな言葉だった]
投票を委任します。
細工職人 ヴィリーは、宿屋主人 フーゴー に投票を委任しました。
[視線は幼馴染に向けて移り、視線で云いたいことをくみ取る。]
…――私が第一発見者で間違いないです。
第一発見者は、疑われるものと相場は決まってますから。
それに…――
[私は『こう』ですから。と声にださなかった語尾は、
幼馴染には通じただろう。
両親の死の時すら涙を流せずに、奇異の眸で見られたと、
語ったことのある彼ならば。]
/*
投票忘れないうちにフーゴー委任にしておこう。
ヴィリーが頼れるのってフーゴーくらいだし。
ライやゲルダに投票になったら外そう。
……やさしいのね。
[ヴィリーにむける感想はやわらかい。
また、そのまなざしも。
けれど直ぐにまなざしがむくのは、酒場のとびら。
なまえを呼ぶことは、しなかった]
クーちゃん。
こどもはこどもでも、おんなのこあつかいよ?
そういうの、されたくてもされない人間もいるんだからっ。
[ちょっとばかり拗ねるしぐさを見せてみたり]
……あなたも来たのね。
ええと、カヤちゃんだっけ?
[あまり声をかけたことのない相手にもおくせず声をかけてみる]
[アーベルの問いには、そういうことだ、とでもいうように視線で返し。
相手の行動を静観する]
ああ、分かった。
[フーゴーの返事にはアーベルから視線を外さないまま応えた]
[ユリアンと視線がぶつかりあう]
それでいいなら俺は。
…ユリアンを占う。不安の芽を潰す。
[自分の中の何かを振り切るように告げ。
手に取ったカードをきりはじめた]
/*
纏め役めんどくせえええええ。[じゃあ何で希望したんだお前]
人間の証明を持ちながら狂う流れにすれば良かったのかもしれない。
そして人間に殺される∩( ・ω・)∩ ばんじゃーい
ふぅん。
[フーゴーの返答にはそちらをちらと見遣るだけで、すぐに目は2人の青年へ]
バラバラにやるのかい。
[フーゴーの指示を聞きながら、占い師たちの動向を見守る体勢で]
――Ich verfolge die Wahrheit.
[昨日と同じに並べられてゆく札。
最初に捲られたカードに描かれていたのは、水場の傍らに膝をつく乙女。
ただしその図柄は地が天に、天が地になっていた]
星、逆位置。
[低く呟く。
前回とは比にならないほどカードを睨む。
厳しい表情のまま、手を1枚だけ置かれた段へと伸ばす]
剣の…3。
[そこから何を読んだか。
そっと置かれた涙のよな真珠は、何も変わらずそこに在った]
[声をかけらればビクりと身体が反応し]
えっ、はい。んと。カヤです。
えーと…。
[とっさに名前が口を出ない。ただ何かしらの違和感だけが頭に残り]
えーと、お姉さんも来たんですね。
[無難に名前を出さずに逃げた]
私が弔うのは異存ないのですが…――。
[続けようとした言葉は空に消える。
それは二人の占い師が動き始めたからか、それとも……。
動かない無表情で、二人の占い師の動向を見つめた。]
……でも、女の『子』でしかなかったら、やっぱり素直に喜べないですよぅ。
[拗ねたように言われ、場違いと思いつつも、本音が出た。
それから、ヘルムートの言葉に、カヤが来ていた事に気づいて]
カヤ?
どしたん、そんな隅っこで。
[クロエからも声をかけられ。頭にとっさに浮かんだ言葉が『見つかってしまった』だった自分に驚いて]
ん、んーん。色んな事がいっぱいあってさ。
でもって、私、なんにもできないから。
邪魔しないでおこうって思ってね。
[帽子をひっぱって目線を隠してうつむいた]
[ゲルダの様子に声はかけず、ただ隣に座って。
幼馴染の視線を正面から受ければ、だからこそ俺は心配なんだ、と感情を込めて。
ルーミィから、優しいと言われれば、そんなことはない、と頭を振った。
そして、ただ占い師二人の動向を見守って。]
不安の芽?
[表情は変えないままに]
[目の前の占いには興味がない様子で視線を流すと、隅っこで更に小さくなっているカヤを視界に捉える。
おいで、と手招いた]
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