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[ダーヴィッドは人狼ではないとだけ聞けば自衛団員はもう帰って良いと言われたが、しばらく立ち上がることもできずその場で目を閉じて情報を遮断した。
蒼鷹がついてきていたなら、そばに居てくれただろうか。
その様子を自衛団員達は薄気味悪いものを見るように遠巻きにしていただろう。
しばらく休み、ようやく動けるようになった時。
ゆっくりと瞳を開き、横たわる赤毛の男性の顔を見つめて。]
…ベッティのこと助けてくれたのに。
お礼、言わずじまいで、ごめんなさい。
貴方のこと、よく知らないままに、怖がってごめんなさい。
─…どうか、安らかに。
[思えば、結局名前すら知らずじまいだった男性にそう囁くと、立ち上がり。
詰め所を*後にした。*]
―前夜・宿の食堂―
[イレーネの礼の言葉>>104に微かに頷く。
ラベンダーに関しては気にする風でもなく]
ま、必要ないならそれに越した事はねぇさ。
[ゲルダの向ける眼差し>>106に照れた方に頬を掻き]
香草の類……そうさな、パセリなんかも良くねぇって聞いた事がある。
毒素を消す効果がある反面、宿る命まで消しちまいかねねぇとか。
紅茶も好きだろうが、一日一杯か二杯くらいに抑えとくのが安心かね。
レバーを食い過ぎるのも良くねぇな。
ま、何でも多すぎると毒になる事があるって話だ。
あー…、カモミールやオレンジピールならまだ安心か。
今度持ってくっかねぇ。
[つらつらと本の中に記されていた知識を口にする。
無論独学であるから必ずしもそうであるとは言い切れはしないが
ラベンダーの代わりになりそうなものをあげて
ゲルダとイレーネの双方を見遣るのは二人に向けた言葉ゆえ]
―前夜・宿の食堂―
相談する相手にゃ困らねぇだろ。
お前さんの場合そこそこ顔に出るみてぇだから
あいつらがほおっておかねぇだろうしな。
[ゲルダ>>107にそう紡ぐのは
彼女の幼馴染達が互いに気遣う様子をみているから。
言葉の意味に気付き染まる頬の朱に目を細め]
修道士と言えど私も一応男性なのだと言う事をお忘れなく。
[品行方正な修道士らしく
人の良い微笑を浮かべ柔らかな物腰と言の葉。
自衛団長の話には]
それはあるかもしれんな。
だが、ある程度覚悟してるようにも見えたが……
[彼の心の内など知る由もなく僅かに首を傾いで見せた]
―前夜・宿の食堂―
[ミハエルの見解>>122に微かに頷く]
そう考えるのが妥当かね。
あー…、銀の剣、貰ってくれば良かったか。
こっちに短剣が置かれてるのは知ってるが……
一振りじゃ心許ねぇかな、ってな。
ま、お前さんにゃ危なっかしくて
任せられねぇかもな。
何もなさそうな所で怪我するし生傷が絶えねぇし。
[後の言葉はゲルダを見遣り呟かれ
ミハエルには同意を求めるような眼差しが送られた]
―前夜・宿の食堂―
[ユリアンの返事>>115に快く頷く。
元より飲む量は付き合い程度と考えていたのだろう]
今夜はそこそこの所で休ませて貰うか。
手に入れた本もまだ読みきれてねぇし。
[荷車の事はすっかり忘れていたのか瞬きして]
あー…、返してきてくれるのは助かる。
大きな荷物を移動するって話は聞いてねぇから
ま、急がずともいいんだけどな。
[予備もあるだろうから、と付け足して
アーベル>>109の用意した摘みに感嘆の声をあげ
どれも美味しそうな顔をしてワインの飲みつつ頬張った。
騒ぎ>>113>>114が聞こえ立ち上がろうとすれば
ユリアンの制止>>115がありその場に留まる事を選ぶ。
自衛団での出来事を彼>>116から聞けば目を伏せる。
其れが合図か、和やかな場はお開きとなり青年も部屋に戻った]
―翌朝―
[朝の祈りの最中、廊下の方から聞こえる足音と声。
ピクと睫毛が震えるが青年は祈りを優先した。
其れが終わる頃に扉を叩く音>>130
目を向ければシャラ、と首に掛けていた十字架が揺れる]
――…今、開けるよ。
[扉を開ければベッティの口から語られる経緯。
青年は驚いたように目を瞠る。
柳眉を寄せ彼女に微かに頷くとブリジットの部屋へと向かう。
既にブリジットの躯はシーツに包まれたいたから傷は見えない。
白に染み込んだ赤と床を濡らす其れが惨状を語る]
……くっ、惨いことをしやがる。
[青年は十字をきり祈りを捧ぐと部屋を出た**]
修道士 ライヒアルトは、人形作家 カルメン を投票先に選びました。
修道士 ライヒアルトは、行商人 ユリアン を能力(襲う)の対象に選びました。
雑貨屋 ゲルダは、人形作家 カルメン を投票先に選びました。
/*
とりあえず仮セット。
占い結果が表にでないがゼルが動くかなーと予想。
行けそうなら表でかなぁ。
GJみたい気もするけど如何だろ。
ゼルが死亡フラグなみの病弱フラグたててるし
襲撃誘いにでもくるんだろうか。
―深夜―
[ヴァイスルヴの思い>>*21は知れない。
知れば獲物と彼らの子は違うとでも返すのだろうが。
食事をしていない>>*22等と聞かされれば眉を吊り上げる。
グラォシルヴ>>*24に同意するように頷き]
グラォシルヴの言う通りだ。
ちゃんと食って体力つけておかねぇとな。
食欲がねぇってんなら食欲がわくように
薬草でも煎じてやるよ。
ミハエルはゲルダに告げたか。
知る者が増えれば効果も高まるか。
ユリアンを、占う、って……?
それなら、次は奴を狙うのも悪くねぇかな。
[ミハエルの名を出しながらも襲う事を選ばぬのは
修道院にいる少年達と彼が何処か重なるからか]
―朝―
[ヴァイスルヴの聲>>*23はしっかり青年に届いていた。
グラォシルヴ>>*25の聲の後紡がれた説明に耳を傾ける]
ベッティねぇ……。
現場を見てねぇんで加勢は難しい、か。
[思案げに紡いだ後]
そうさな。
ミハエルとユリアンの潔白を証明する為とでも言って
お前さんが大っぴらに占い師だと名乗り出るか?
ベッティもそれ聞きゃ多少は揺らぐかも知れねぇ。
[嘘が苦手と知っているから案を述べるだけ。
強くは言わずにいるのは其れが賭けであると承知しているから**]
細工師 イレーネは、行商人 ユリアン を能力(襲う)の対象に選びました。
細工師 イレーネは、人形作家 カルメン を投票先に選びました。
/*
>Wikiの質問
そこまで細かくやらんでもいんでね?
ってのが僕の個人見解だけど。
合わせたい人は合わせたいだろうからなー。
つか日中Wiki見たのに気付かなかったとか…。
ちょっと凹む。
―昨夜・宿屋食堂―
[クロエ>>137に名を呼ばれてまずそちらを見たけれど、彼女は自衛団員達が連れて行ってしまって。
一度は止めようかと思ったが、抵抗する気もなさそうなのを見て彼女の主張する能力を思い出して首を振った]
ダーヴィッドってのが処刑された。
そう、あいつだよ。
[名前を聞いたのは自分のためだったけれど、他の者にも教えておこうと思って短く報告した。ミハエル>>124に頷く]
狂っているから、だそうで。
人狼の話にもそういうのがいるだろうってのが自衛団側の主張だ。
さっきカルメンさん達の言ってた「狼に組する者」だろう。
[必ずしも間違った判断とは言い切れない。
けれど何か違うような気がするのは自分も同じだった。
そのまま部屋に戻る者が多かったように思う。
けれど少しだけ残ってクロエの帰りを待つ]
―昨夜・食堂→自室―
クロエちゃん。
……引き摺られないようにしなね。
死者の思いは重たいものだって、そんな話を聞いたことがある。
[そんな一言は伝えられただろうか。
確認できるならクロエのフルネームも確かめて部屋に戻った]
処刑なんてのが始まったら次だって来るよなあ。
……素面じゃやってらんね。
[一杯分だけ貰った綺麗な酒は机の奥に避難させて。
取り出したのは商品にするはずの苦蓬の酒。
普段なら薄めるそれをそのまま口に含む]
……こんな飲み方嫌いだってのに。
[本気で一口で酔うわけでもないがスイッチにはなった]
[シャツを脱いでベッドに放る。
黒ずんだ短剣を革の箱から取り出して。
柄頭の飾りを外すと鋭い先を心臓の上に当てて、押し込んだ。
顔を顰める]
……これくらい、でいいかな。
[刃の溝に紅い色が流れてゆく。
表面に奇妙な紋様が浮かび上がったのを見て引き抜き顔の前に掲げた]
猛るものに、吾が血と、死を捧ぐ。
ダーヴィッドが絶たれし生を供として。
クロエ・アーロンの身を死の牙より護り給らせ。
牙折りの名、轟かせられ。
[床に座し目を閉じて呪を唱える。
何度か深呼吸をしてからゆっくりと腕を下ろした]
……気持ち悪ぃ。
やっぱ、冒涜してる気もするし、さ。
頼むから、せめて効果はあってくれよ。
[胸に残った痕へと当て布をしながら机に近寄る。
まずは水を一杯飲んでから、黒ずんだ短剣を片付けて。
とっておきの最後の一杯を貰った。
これで悪夢は見ないで済むかなと思いながらベッドに潜り込んだ]
中
投票先には悩むんだよなぁ…
ユリアン襲撃も、一回くらいはGJ出したいってのもあって実は悩みどころ。
……旦那様死にそうだし投票とかでいいかしら(まて
いや居なくなったら凄く寂しいし悲しいんだけどさ!
前回その辺りでしくじってるから今回は覚悟はする…。
―深夜―
……そうね、ユリアンさんは他所の人だし。
[同胞のコエに、村の人間を襲うよりは気分的に楽かと告げる。
とはいえ餌と見定めた者に対しては、誰であろうが残酷に振舞えるのだが。
優先されるべきは自分たちなのだから。
ミハエルを選ばぬ同胞には気づいていたものの、
それを指摘する事は特にしなかった。]
―朝―
ん……流石に彼女を食べてしまうのは、あからさまかしらね。
[喰い先はそちらでも構わないのが、
夫に嫌疑が増す事はなるべく避けたいと口にして。
リヒトが出した案は、どちらに転ぶか分らないものなので
少し眉を潜めるだけで、是とも非とも言えなかった。
自身の不安は、正しく先を見るための妨げになりかねないため、
訴えずにおいていた*]
―朝―
…ねえリヒト、今日は貴方にお願いできるかしら?
見張りは私がやるわ。
ヴァイスにはやっぱり休んでいて欲しいの。
[体調の宜しくなさそうな夫を気遣い、
誰を襲うにしてもと同胞に先を頼んだ*]
中
ああ、ユリアンがやや狼より(というか中立)な気配もあるから
死なせたくない、ってのもあるのかな。
しかしどう転ぶか分らないのであった。
旦那様の占い師COかぁ……むーん。
中
いや泣き言は駄目だね。人様の希望蹴ってんだし
これなんて美味しい状況ってなの貰ってるわけだし。
頑張ろーふぁいおー。
─ 昨夜・宿屋/食堂 ─
[うとうととする傍らミハエルの声を聞き、>>122若いながらの洞察力に関心する頷き。
伝承の通り狼が銀を不得とするならば、幾ら隙があるとて一歩間違えば自らが怪我を負う可能性もある。確実に命を奪うのであるならば油断を誘うに越したことは無い。]
――――…ンン
[娘は眠たそうに眼を擦り各々の話に耳を傾けていた。けれど睡魔には勝てぬのか頷く回数も徐々に減って。クロエが席を立つ様子なら、力なく返事を返して。狼の伝承で持ち切りとなる茶会の最中、聞こえてくる喧騒にやおら意識を戻す事となるか>>113>>114]
どうし、たんだい……?
[ふぁ、と欠伸を噛み殺しながら騒がしくなる出入り口からは自衛団員らがクロエを呼びつける声が聞こえる。引きとめようとしたところ、心配しないでと伝えられ、後引かれる想いになりながら伸ばしかけた手を下した。]
…そん、な……誰か、殺されて…しまったの?
お爺ちゃんの決まりごとはもう止まらない…?
[辺りを見回し誰が欠けていたのかを数える。
見知ったもの達は誰一人として欠けてはいない。
では誰かとなり、赤毛の男の名が上がれば、
外の向こうへ視線を投げ、]
……本当に、人狼と疑わしいから処刑を?
ちょっと話が通じ無さそうな人で吃驚したけど、
あの人は寧ろ人狼を許せないとも言ってたような…
…―――――
[悲哀に満ちた相貌で去りゆく自警団を見詰める。
最早、後戻りは出来ない処まで来てしまったのかと想えば
娘はぺたりとその場にへたり込んだ。]
― 早朝・宿屋/自室 ―
ン……
[娘は身じろぎと共にふとした違和感を覚えた。すらりと伸びた脚は敷布の波につま先立て、真新し肌触りから察するに此処が自分の家で無い事に気がついた。かたい感触、傍らにはブリジットから貰った本が置いてあり、読むうちに眠りについてしまったのだろうと想う。ここ数日に溜まった疲れで、かなり深い眠りに陥ってたようで。]
そっか…ちょっと寝付けなくて夜更かししたのだね
[うぅんと伸びをすると娘は寝巻にしていた薄手のワンピースを脱ぎ捨て何時もの黒めの普段着に着替え始めた。あらわになる腿に刻まれた銀の聖痕が朝日を受けて鈍い輝きを放っていた。身支度を整え終わると、ベッティの声に返事をして幼馴染に合図する。]
…どうしたんだい?今開けるから、待ってて
[寝ぼけ声で部屋のドアを開くと其処には愁いを帯びたようなベッティの姿。部屋に入り込む、鉄錆の匂いと嗅ぎなれぬ厭な臭いに娘は想わず口許を押さえて。]
―――…うそ、ブリジットが、なんで?
なんで、如何してなんだい…!?
[幼馴染から説明されたのはブリジットの死それも、人間が為した業ではないと覗えると、すぐさま部屋を飛び出し、ブリジットの遺体が安置してある部屋へと向かった。敷布に滲む紅い染みは既に黒く変色し始め、時間経過を想わせていた。]
ブリジット…
嘘だよ、昨日だって…普通に喋ってたじゃないか
[ふらりと部屋へ入り込むと物言わぬ亡骸に、声を掛けて。返事が帰らぬと解っていても、声をせき止める事は出来ず。]
……あの本の続き、もう読めなくなっちゃったんだね
[細くはかない声で紡ぐ音色は、僅かに震えていた*]
/*
とりあえず、一言言いたい。
……お前は俺か(汗。
[血の臭い云々の部分は、自分で言うつもりだったらしいですよ、ねこ]
しかし。
うーん。
いや、多分、向こうも同じ事考えてると思うんだが。
……赤の思考が読めん。
雑貨屋 ゲルダが「時間を進める」を選択しました。
─昨夜/宿屋・食堂─
[視線を向けた相手は自衛団に連れて行かれてしまい、これと言った反応を見ることが出来なかった。
戻るまで待つかとも思ったが、疲れもあって部屋へと戻ることに。
片付けをすると言う概念は無いに等しいため、使用したカップ等はそのままとなった]
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