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[向けられた視線>>133に、一時、翠をそちらに向ける。
疑いたくない、という意味では、かなりお互い様と言えるところ。
ある意味では、清められずにいる玉に引き摺られているのかもしれないが]
…………。
[交わされる会話に、翠はゲルダの方へと向かうが。
特に何か言うでなく、周囲の問いへのその応えを待つ姿勢]
[ウェンデルの問いには、ひとつ、頷く。
それからブリジットの方を見て、口を開き]
…だ、れデモ、い、いいつでも…み、見られなくて。
み見られル、ヒ、ひとカラ…
[親しいからではなく、そうでないからでもなく。
飲み終わったオニオングラタンスープの器を奥へ押して、
机の上にロミをとミリィ、そしてブリジットの刺繍画を広げる。
ブリジットはその肩に白く大きな鳥を止め、
楽しげに笑っているものだった]
[エーリッヒを即座に否定されたのにはキョトンとなったが。
そこに思いやる何かを感じ、分かったとすぐ候補から外した]
子供だからきっとまた美味しいわよね。
ああ、待ち遠しい。
未亡人 ノーラは、小説家志望 ブリジット を能力(襲う)の対象に選びました。
交易商 ミリィが「時間を進める」を選択しました。
服飾師 エーリッヒが「時間を進める」を選択しました。
服飾師 エーリッヒが「時間を進める」を取り消しました。
……。見る?
[まだ中身が入っているスープを横に退けて、広げられたそれ>>147を覗き込みます。
描かれているのが誰かは、一目で分かりました。
まずは技術の高さに素直に感嘆し、遅れて先程の“見る”という言葉との関連に気付きます]
……えっと。つまり。
ゲルダさんが“見る”人で、僕とミリィさんと……ロミを調べた、ってこと、かな。
[顔を上げて、推測できたことを述べます。
そこにどのような限りがあるのかまでは分かりませんが、そこまで問うことはしません]
…だろ?
[ウェンデルの言葉>>145に、こちらは苦笑で返し。]
そういえば、ウェンデル。
貸してくれた本にさ、二年くらい前…丁度お前とお前の家族が村を出てった後くらいかな。
そのくらいの日付が書かれた栞が人狼の挿絵の所に挟まってたよ。
[疑問として聞かずに、あったことだけを口にする。
聞きたい事はある。
けれど、きちんと説明が返ってくるかが分からなくて。
昨夜のノーラの願い>>68、>>70には、きちんと対応していた。]
[ブリジットの言葉には、こくり、頷いて。
ノーラの言葉と深い息に、僅かに表情を動かした。
視線をそっと横にズラし、ぼそぼそと蚊の鳴くような声で、お礼をつぶやく]
[それからゆるゆると顔を上げて順番に人々を見て。]
…だ、カラ、。
ふ、フタりは、こ、ロサナ、ないで。
こロさせないで………
[それだけは、と、声をかすれさせた]
神学生 ウェンデルは、小説家志望 ブリジット を能力(襲う)の対象に選びました。
[皆のところに戻ると、ゲルダが今まで見た結果を広げて伝えているところだった。
以前からその話は聞いていたため、驚く様子などは特に示さない]
[皆の前で力を持つことを明かしたゲルダに対しても特に何かを言うことはなかった。
彼女がそうするべきと判断したことに異を唱える心算はない]
―回想・食堂にて―
[ベアトリーチェの死が
人の手により齎されたらしいと耳にして、女は目を瞠る。
「何故そんなことを?」と責める言葉は辛うじて堪えて。
自分が団員を詰った言葉が引き金となり、彼女の上に死の翳が降りたことを女は知らぬまま。
ベアトリーチェの魂の安らぎを祈る聖句を――無力な言葉を唇に浮かべる。
そして知らぬうちに希望が失われていたと、ウェンデルに告げられたとき、何処からか嘲笑うような声が聞こえた気がした*]
― 宿屋 ―
[ベッドに横になってもすぐに目覚めて寝つけぬまま
迎えた朝は静かなままだった。
銀製の指輪の台座に刻まれるのは茨。
本来なら薔薇を彫刻した石がはめ込まれるはずだったものに
無垢なる玉を傷つけぬようはめ込んで右手の薬指に通す。
お守り袋でも作って、とも考えたが
玉が布に覆われて見えなくなるのも寂しく
それに炊事と同様、裁縫のからきしなのでそうはできなかった]
暫くはこれで我慢してね。
――…もし、ラーイの手許に戻ったら
[今度はもっとよいかたちとなるだろう。
ゆると目を細め玉を撫でる]
―昨夜・自室―
[その夜、疲れ果てた女は泥のように眠った。
握り締めた掌の中で、
花を象った組紐飾りが微かに煌く。
ゲルダに身の証を示された女が
無事に朝を迎えることが出来たのは
ライヒアルトの持つ不可思議な力によるものか
或いは、人狼の気紛れに過ぎぬのか知る由はない。
一つだけ確かな事は、惨劇の只中にいるというのに
悪夢の訪れがなかったということだ*]
エーリッヒ、サンキュ。
[戻ってきた彼が伝えた言葉に、
男は軽い調子で礼を言う]
ハ、殺しておいてあいつら何言ってやがる。
未だ彼女を認めないんだな。
[吐き捨てるような言葉は、
特に小さくもしていない]
/*
飴たべてない。
ばすけっと、返してない。
おまじない、おしえてもらってない。
縁故に相談できてない。
すまない、動きが鈍いな…っ
/*
さて投票先はどうしよう…。
できれば今日は生き残りたいのですけどもも。
明日、人の姿で我慢大会して散りたいのです(何
さっきお風呂で浮かんでしまったものが幾つかありましてネ。
ウェンとカルメンが生きているの前提なものですがw
子供だからな、
旨いだろうな。
[声は僅かに喜ぶよう]
――でもまぁ、そこまで腹が減ってるなら
お前ががっつり喰えよ。
俺も今日は喰うけどな。
[エーリッヒから告げられた結果>>143 と、ゲルダの言葉>>147 >>152。
緩く腕を組んで、翠を伏せる]
……ん。
[ゲルダの言葉を真っ向から疑いはしないが、すぐに全てを信じるには至らない。
見えるものだけを信ずるな、とは、先達の教えの一つ。
故に、すぐさま力を向ける、という方に思考は寄らなかった。
もっとも、今の段階では、力を向けるのは手をかけた玉持つ二人に限られているのだが]
刺繍師 ゲルダが「時間を進める」を選択しました。
……。そっか。
[頷き>>152に僕が返したのは、一言だけでした。
浮かしかけた腰を下ろす際、猫を抱く幼い友達が視界の端に入って、泣きそうになりました。視線を落とし、唇を噛んで堪えます]
……。
[掠れた声>>152は、僕の耳にも届きます。
だけど僕は、彼女を信じるとは言えませんでした]
神学生 ウェンデルは、交易商 ミリィ を投票先に選びました。
あ、お帰り、エーリッヒ。
[ひら、と戻ってきたエーリッヒ>>143に手を振って。
告げられた事に眉が下がる。]
……ヨハナの婆ちゃん。
[そんな身の証明なんて、と青年は思う。
もう死者を見極める者もいない。
自衛団には後でさらにいちゃもんつけてやろうか、と思った。]
[他所者、と言うならばゲルダも3年前に来たばかり。
加えてこの様相であるから、自衛団員から見る目はあからさまに不信に満ちていた。
だから、自分が庇う事で『仲間なのでは』と思われる可能性すらあり。
プラスにのみ働くわけでは無いと知っているけれど、
かと言って何も言わないことは結局できず。
ノーラの言葉に伏せる視線は足元へと落ちるが、
そこに悲観するような色は、無い]
[自衛団員の話が、戻って来た彼>>143から伝わって、僕はその時初めて何故彼が出ていたのかを知りました]
……。……きっと、寂しかったんだね。
[凄惨な遺体と、蹲った奥さんの背中が過ぎります。
そうと息を吐き出しました]
― 現在/食堂 ―
[部屋を出て食堂に向かう頃には
残るほとんどの者が集まっていたか。
話の途中ということもあり
何の話をしているかはすぐには分からない。
昨日と同じようにカウンター席に座り
厨房で酌んできた水をちびりと飲む]
そうよね。きっとね。
[喜ぶような声に期待の響きを篭めて囁く]
そうさせていただくわ。
勿論、ウェンの分はちゃんと残してね。
私もずっとご相伴に預かってきたのですもの。
……たし、かに。
最大の問題は、そこだな。
[ウェンデルの言葉>>167に、は、と息を吐いて室内を見回す。
めぐらせた翠は、カウンター席についた姿>>169で止まって]
……もしかしなくても、今、起きたのか……って。
[声をかけ、ふと、銀と翠の彩りに気づく。
覚えある玉が台座に納まる姿に、翠がきょとり、と瞬いた]
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