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― 食堂 ―
[重なった視線の片方が、何処か悪戯気にも見える様子で閉じられる>>85。
軽く肩を竦めた苦笑。近付く事があれば小さく]
……適度にしておいておあげよ?
[と向けたりもしただろう]
[ユージーンには時折視線を送り様子を伺ったが、少し時間を要しているようではあるけれど中身を減らしていくのに密かな安堵の笑み。
それはムニエルを口に運んだ途端に何処か幸福そうなものへと移り変わり]
……本当に、此処に来る度に舌が肥えていく気がするね。
[複数の前菜にサラダ、スープ。無論パンも柔かに胡桃を包んで。
ナイフとフォークが忽ちにそれらを片付けてしまった]
[暫しの歓談もあっただろう。
やがて三々五々に離れ始めるのに自身も席を立ち上がる]
今日も美味しかったよ、ご馳走様。
[最後に一言残して、ひらりと手を振った]
― 食堂 → ―
[食堂を離れ向かうのは広間。
広げたままのスケッチブックの回収に、と歩む廊下の途中]
――……、
[窓の向こう。揺れる吊り橋と弄られる林檎の枝葉]
……落ちないと、いいのだけれどね。
[呟きはひとつ。落とすだけ落として足を再びに運んで]
― → 広間 ―
[開いた扉の先にはユージーンが一人、本を繰っていた。
邪魔をするものでもないだろうか。
僅かばかり首を傾げるに留め、けれど特に足音も潜めずに食堂に向かう前まで座っていた場まで歩みを寄せる。
スケッチブックを手に取り直し、転がり掛けた鉛筆を手に掬い取って]
[さらり。黒が輪郭を、影を、更に色深く染めていく]
/*
ユジに声掛けようかと思ったけどヒューが邪魔をする気がしなかった…絡みに行きたい気持ちだけで積極性が足りない。
しかし占い先どうしよう、ラセ占ったら万一のバファリンし辛くなるなあ。PC視点で。
ま、昔から本の虫で通ってたからなー。
ありがとう、はこちらこそ。
……正直、この話題に付き合ってくれる相手は稀少なんでね。
[楽しかった、と笑って言って。
一足先に戻るというユージーンを見送ると、は、と一つ息を吐いた]
─ →広間 ─
[とん、とん、と階段を降りる音が響く。
階段を降りる度に赤いフレアスカートがふわりと揺れた。
広間の扉までやってくると、いつものように扉の隙間から顔を覗かせる]
………
[瞳はしばし広間の中を見回した]
― →書庫 ―
[食事の後、改めて新しい客人に名乗る時にはやはりいつもの調子だった。
そのまま暫しの歓談の後、席を立つ。目指す先は書庫。
先に向かっていたユージーンとは入れ違う形になるか、ハーヴェイの方は如何だったか]
……相変わらずだな。
[蔵書の数に目を細める]
─ 書庫 ─
……さて、と。
[一人残った書庫で僅か、物思うように目を伏せた後、ゆっくりと書架の間を巡り始める。
指先で本の背に書かれた文字を辿りながらの思案。
物言わぬものとの対話は、青年が何よりも好む時間]
ここらは大体読んだから……こないだ、増やしたって言ってたのはどれだっけ。
[一人呟きながら辿っていく様子は、酷く楽しげだが。
それと共に、どこか何か、落ち着かぬ様子もまた帯びていた]
やぁ おなかすいたぁ
[駄々を捏ねるようなコエで諌めるコエ>>*17へと返す]
おなかすいたの
たべたいの あかいの
いっぱい
[むー、と膨れる気配。
けれどそう主張したところで、今、身体の主導権はハーノに無い。
いきなりその場で他に襲い掛かることは無かった]
画家 ヒューバートは、巡礼者 ユージーン を能力(占う)の対象に選びました。
/*
とこ、ろで。
さっき、から。
キーボードに向かって突っ伏しそうなくらい、ねむいっ……!
が、明日はゆるっと寝てても赦されるから、気合入れて、がん、ばるっ……!
しかし、なんというか。
時間の進みが遅いのはどーしよーもないよなー、これ(^ ^;
─ 広間 ─
[いくらか見回したところでユージーン>>104と目が合った。
声をかけられて、そろりと広間の中に入る]
みんなと、お話したいなって、思って。
忙しいなら、戻る、けど。
[両手を背の方で組んで、相手の顔色を窺うように上目遣いで見た。
まだ少し言葉遣いが硬いのは、遠慮もあってのこと]
─ 広間 ─
[窺う視線は絵を描いていたヒューバート>>105にも向かう。
隣の席を叩く様子を見ると、遠慮がちだった表情がぱぁっと明るくなった。
たたた、と部屋の中を駆けて、示された場所へぴょいと座る]
うふふ。
[嬉しそうに笑って、床から浮いた両足をゆらゆらと揺らした]
ぅー……
[宥められて>>*19尚、納得いかないようなコエ。
しかし自分の意思で身体が動かないことに気付くと、ぷぅと膨れたまま大人しくなった]
みんなが ねちゃったら いい?
[約束だよ、と言わんばかりに問いかける]
― 広間 ―
[遠慮がちに向けたれた言葉に]
大丈夫ですよ、一人では退屈でしょう?
[と返して。
少女の視線が向かう先へと、こちらも視線で促して。
嬉しそうにその隣に納まるのを見て、一つ笑みを返した]
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