93 睡蓮の夢 ─眠れるものの唄─
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[立ち上がるクレイグの様子>>69に僅か首を傾げる]
ん、昨日『蝕』があったでしょ。
それについて書かれてる本あるかなーって。
天文学の本になるのかな。仕組みが気になる。
[伝承は幼い時から聞かされていたという訳でもないから
好奇心はそちらに向いたらしい]
それはそうと何か用事だった?
こっちは別に急がないから用があるなら後でいいよ。
[さらと告げて出直すことも視野にいれる]
(70) 2014/05/17(Sat) 22:22:21
― 泉 ―
[ポラリスは何かを言いたそうでいながら、その言葉を飲み込んでしまったらしい>>38]
うん、その話なら知ってる。前にテレーズ姉さんが話してくれたからね。
[代わりに紡がれた睡蓮と祭壇、そして『封』の話には頷いたけれど]
でも、それってポラリスさんの書く、おとぎ話みたいなものだと思ってたんだけど。
[真剣に話す様子と『封』が破られたと断定する言葉には、戸惑う様に眉を下げた]
(71) 2014/05/17(Sat) 22:24:53
(*16) 2014/05/17(Sat) 22:26:06
...多分、魔の力だと思う。
[何故、と、返されたコエには、そう告げる]
封が破れたから、一緒に解放されたんだ。
でも...僕らの邪魔をするつもりみたい。
『「困ったね」』
[邪魔、と言いながら、声音に嫌悪の情は乗らない。それは、永く共に封じられた祈り子の心が魔を嫌ってはいないからだろうか?]
(*17) 2014/05/17(Sat) 22:31:40
……あー、昨日ね。
僕も気になって探したんだよな。見たのは伝承の本だけど。
[本棚の方へと歩き出そうとして、一度振り返り。
用があるなら>>70、という言葉はひらひらと手を振り否定する]
うん?ああいや。
暇だから掃除しようかって思っただけだし、大丈夫。
えっと、天文学はー……この辺りだな。
[少し高い位置にある本を数冊手に取り、カウンターへと戻って広げてみせた]
(72) 2014/05/17(Sat) 22:31:58
うん、帰るのはいいけど。
[頷いた時、やってきた少女に気付いた>>50]
エリィゼちゃん......
嫌だな、倒れたりしないよ。心配しないで。
[身体を案じる言葉をかけられると、否定するのはいつもの癖だ。心配されると自分が病弱であることを確認するようで嫌なのが半分、もう半分は具合が悪いとすぐに察するテレーズが、更に心配するだろうと思ってしまうから]
(73) 2014/05/17(Sat) 22:36:12
─ 『蝕』翌日/診療所 ─
あぁ、薬の補充か。
後で確認するから、置いておいてくれ。
[ソーヤの来訪理由>>58に、置き場所を視線で示してから勧めた椅子に座るのを見て。
自分も同じく、アルカの正面の椅子に座って診察を始める]
そうか。
次同じ事をした時はすぐ診せに来い。
[アルカから怪我した理由と時間>>61を聞き、それに対して声を返しながら湿布と塗布薬を取り出す。
ソーヤとアルカの会話は耳に入れるも、まずは診療優先で口は挟まず。
二人からの信用を裏切らない程度の腕は、捻挫の程度をすぐに把握出来た]
杖をつく程ではないな、固定も要らん。
だが少し腫れているから、今日明日はあまり動かさんようにしろ。
仕事の予定が入っているなら、先に延ばせ。
(74) 2014/05/17(Sat) 22:38:29
─ 『蝕』翌日/診療所 ─
[腫れに効く薬を塗った後、湿布がずれない様に包帯を巻いて指示をして。
それからこちらに向けられた問い>>63を聞き]
動物は門外漢だから良くは知らんが。
異変を察知するとは聞いたことがあるな。
第六感というか、勘が鋭いというか。
しかし、昨日か。
爺さん達も揃って何やら落ち着かんと言っていたな。
[答えながら、すっきりしない胸中に眉を顰めた。
蝕という普段と違う現象に、子供が不安を感じるのは解らなくもない。
初めてのことだろうし、日中なのに暗いというのは解っていても落ち着かないものだ。
だが、いい大人である年配者が不安を感じるのはどういうことか。
何より昨日は、自分も言い知れぬ不安を感じた、その理由も解らない。
思案に落ちそうになった自分に気付いて、軽く頭を振った]
(75) 2014/05/17(Sat) 22:39:58
ああ、伝承にもあったんだ?
それなら、……村の人たちは昨日の『蝕』を気にしてたりする?
[躊躇うように間が空いたのは
昨日様子を見にいけなかったヒューゴの両親を思ってのこと。
クレイグの手>>72がひらと振られれば安堵したように目許がゆるむ]
掃除、手伝おうか?
[暇だから、という理由ならその必要もなさそうだけど。
少し高い位置の本もクレイグには難なく届くよう。
自分なら手を伸ばして届くかも怪しい]
――…背、伸びたよね。
私もそれくらいあればよかったのに。
……と、この中で読みやすそうなのはどれかなぁ。
専門用語いっぱいの本はきっとわかんない。
[本を選ぶ為の相談を詳しそうな店主へと向ける]
(76) 2014/05/17(Sat) 22:40:16
用心棒 アルビーネは、メモを貼った。
2014/05/17(Sat) 22:41:18
医者 ヒューゴは、メモを貼った。
2014/05/17(Sat) 22:42:17
[すっかり癖になってしまっているから、隠しても意味の無い医師にまで隠そうとしてしまって>>22いつも小言めいた忠告を受けてしまっているのだけれど]
わかった、帰るよ。
[再度の促し>>60に答えて、泉に背を向ける。確かに、テレーズは心配するだろう。それを思うと心が重くなる]
でも花は...ポラリスさんが持っていたら、折ったのが貴女だって疑われたりしない?
[歩きだしながら、そう問い返す手には、まだ瑞々しいままの睡蓮の花が揺れている]
(77) 2014/05/17(Sat) 22:43:36
ポラリスさんは、もしかすると特別な力のある人なのかもしれない。
僕は疑われているかも。
(*18) 2014/05/17(Sat) 22:45:47
青年 クレムは、メモを貼った。
2014/05/17(Sat) 22:51:07
/*
時間ないな、うん。襲撃描写は夜明け後でいっか。
(-43) 2014/05/17(Sat) 22:52:27
─ 泉 ─
……御伽噺なんかじゃ、ないの。
[クレム>>71へと告げる言葉は少し硬さを帯びる。
今はもう、その認識でいてはいけないと分かっているから、声に僅か緊張が乗った]
それは……分からない。
でもその花、もしかしたら必要になるから。
[クレムとエリィゼと共に村へと戻りながら、クレムの問い>>77に曖昧に答える。
常に手元に置くのではなく、確認したいだけ。
『封』の力が残っているのかどうかを]
(78) 2014/05/17(Sat) 22:52:54
うん、ちょっとしか読んでないけど。
[言いつつ視線は一度、昨日手にした伝承のある辺りへと向いて]
どうだろうなぁ。
あー、そういえばビーネみたいに『蝕』の本について訊いてきた人はいたけど。何人か。
[基本店から出ない身故に、続く問い>>76には首を傾げた後、思い出したように付け加えた。
お買い上げはされなかったらしい]
あ、いいよ。どうせ暇だし、お客さんを埃まみれにするわけにいかないし。
[掃除の申し出にはそう断りを入れて]
(79) 2014/05/17(Sat) 22:54:29
……んー、気にしたことなかったけど。
『寝る子は育つ』ってやつかな。
[自分で言った。後で]
うーん、そうだなぁ。これとか?
学生さん向けらしいし、他よりは読みやすいと思う。
[読みやすそうな本と言われて少し考え、真ん中の一冊を示した]
(80) 2014/05/17(Sat) 22:55:12
─ 『蝕』翌日/診療所 ─
……あれ、ウチのじっちゃんたちだけじゃなかったんだ、落ち着きなかったの。
[ヒューゴの言葉>>75に、きょとん、と瞬く]
……まあ、俺も出歩きたくない気分になったりはしたけど。
[それはそれで、珍しい事ではあるのだが。
いつになく落ち着かない相棒の様子に、自分の方の認識は少し……いや、大分疎かになっていた]
みんながみんなそうなったの、って。
昨日の……『蝕』のせい、なんかなぁ。
[他に理由になりそうなものは思いつかず、独り言のように呟くものの]
でも、なんで?
[結局、そこに行きついた]
(81) 2014/05/17(Sat) 22:56:55
―『蝕』翌日・診療所―
…はぁい。
[次はすぐにとヒューゴから言われて>>75小さく肩をすくめた。
言い方はぶっきらぼうだから最初は怖かったけど、今は信頼しているから素直に言うことは聞く]
草花の勢いがないのはボクも悲しいと思うよ。
見てるこっちもしなしなになっちゃいそうだし。
明日にはなんてことなかったー!ならいいんだけどなあ。
[薬を塗ってもらいながら、肩越しにソーヤ>>66と話を続ける。
しかし、ヒューゴから動物の第六感と、昨日の件>>75を聞けば]
人間も年をとると動物と同じ…ってこと?
じゃあボクも年取ったらアレッキオと同じものを感じられるのかな…。
[――――、思案顔でうう、と唸った]
(82) 2014/05/17(Sat) 22:58:36
うん、そーいえば…なんでだろう。
[ソーヤの疑問>>81に、こくこくとうなずいてきょとんとした]
(83) 2014/05/17(Sat) 22:59:36
[森を歩きながら、ふと最初にここに連れてきてくれた友人の事を思い出す]
[療養のためにやってきた病弱な子供は、預けられた家でも腫れ物扱いで、だから、遠慮なく押し掛けてきて、質問攻めをしてくれた少年は>>7自分の世界の中では恐ろしく異質な存在だった]
[そもそも街でも友達らしい友達はいなかったから、どう付き合えばいいのかすら判らずに、それでも、知る限りのことをぽつぽつと話したら、いちいち嬉しげに反応を返されて...だんだんこちらも嬉しくなって]
[お返しに、と案内された森の中。あまり近付くと怒られるから、と言いながら、こっそり睡蓮の泉を見せてくれたのもソーヤだった]
(84) 2014/05/17(Sat) 23:01:55
ちょっとだけ、なんだ。
全部なら聞いて楽しようかと思ったのに。
[クレイグの視線の向かう先>>79をちらと見遣り]
そっかぁ。
本屋で調べ物をしたくなる程度には気になる、と。
……ああ、でもそれは私も一緒になっちゃうな。
[どの程度かの把握は難しく
案じる人の想いを知る目安には少し遠い]
埃まみれは慣れてるけど。
そうだね、一応、ひやかしの心算はないよ。
[くすりと小さく笑みながら並ぶ本へと視線を落とす]
(85) 2014/05/17(Sat) 23:05:08
……もっとたくさん寝るべきだったかな。
[神妙な顔をしてぽつと零す。
間をおいて示された本の表紙へと手を伸ばし
ページをそろと捲ってみる]
ああ、これなら読めそう。
じゃあこれ、貰うよ。
[ぱたと本を閉じてから財布を取りだし代金を用意する]
(86) 2014/05/17(Sat) 23:05:13
[あの時から、一人になるのにも都合のいい美しい睡蓮の泉は、気に入りの場所だった]
[それがまさか...]
必要になるかも?
[過去へと飛んでいた想いが、ポラリスの言葉に引き戻される>>78]
そうか、良く判らないけど、貴女がそう言うなら、預けるよ。
でも、誰かに疑われたら、僕が見つけたんだって言っていいからね?
[意図は相変わらず不明だったけれど、彼女が真剣なのは伝わったから、そう答えて睡蓮を差し出した]
(87) 2014/05/17(Sat) 23:06:29
(*19) 2014/05/17(Sat) 23:07:05
─ 『蝕』翌日/診療所 ─
ん、そーなんだよなぁ。
見てる方もなんかこう、へにゃーっ、てするっていうか。
[アルカの言葉>>82にうんうん、と頷く。
森の恵みをわけてもらう、という立場的にも、植物の元気がないのはちょっと寂しい]
明日にはみんな元に戻ってればいいんだけど、ホント。
[それは自分でも思うから、同意して]
(88) 2014/05/17(Sat) 23:10:04
……うん、なんていうか。
わかんねぇ、よなぁ。
[零した疑問に同意を返され>>83、はあ、と息を吐く。
肩の相棒がまた、キョキョ、と鳴いて羽ばたいた]
(89) 2014/05/17(Sat) 23:10:08
/*
さて、ポラリスさんは、微妙な立場よね。明らかに疑ってるんだから、テレーズよりこっちを占いたいとこだろうけど。
がんばってー!明日なら黒出していいからね!多分襲うけど!
(-44) 2014/05/17(Sat) 23:10:16
/*
>>84が想像通り過ぎた……!
[ごろり]
やあ、なんだろう、なんというか。
友情ろる好きには楽しすぎる縁ばっかりだなぁ、今回……w
[年上兄貴分に懐くとか、気軽な異性間友情とか、違う生き方してたもの同士の交差とか]
[一つの村で全部収まるとかレアケですよ……!]
(-45) 2014/05/17(Sat) 23:13:00
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