69 赤き燈灯る崖の上で
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─ 広間 ─
……吊り橋、落とされ、た?
[ネリーから伝えられた伝言>>92に、ひとつ、瞬く。
どうして、という疑問は、向けられた顔>>93に一先ず横において]
アーヴ小父は、部屋、だけど。
……女の子、見るのは、ちょっと、きついかも、ね……。
[自分も、思い出せば震えが走るのだから、とは言わないが]
あと……無理、しない、の。
[それでも、こう付け加えたのは、冷静さが取り戻させた意地のなせる業]
(99) 2011/12/08(Thu) 23:15:44
―広間―
吊り橋が……。
つまりはここから出られなくなったということ?
[蒼褪めた顔で口元を押さえた。
もう一度ウェンディの頭をなでて、ソファから離れる]
ソフィーの言うとおりよ。
お別れをするにも後にするべきだわ。
[ネリー>>93の肩に手を置こうと近づいた]
(100) 2011/12/08(Thu) 23:17:30
─ アーヴァインの部屋 ─
ええ……逃げた使用人達が、火をかけました。
恐らく、自分達に被害が及ばないようにするために。
[目の当たりにした時は理解出来なかった彼らの行動。
事態を把握した今なら、容易に想像が出来る。
グレン>>97に返した声は、嘆息混じりのものだった]
(101) 2011/12/08(Thu) 23:17:46
外へ?
[ヒューバートを見る。]
寝台に寝かせないのか。
[アーヴァインの傍らに、真白いシーツが広げられた。]
(102) 2011/12/08(Thu) 23:19:37
未亡人 オードリーは、メモを貼った。
2011/12/08(Thu) 23:20:32
─ 広間 ─
[ケネスの問い>>95に、辛く眉を寄せる。
誤魔化しても隠しても意味はないから、口を開いた。]
…屋敷を飛び出していった者達が、吊り橋を落として行きました。
申し訳、ございません。
急なことでしたので、止められませんでした。
幸い備蓄は有りますので、皆様がお過ごしになるに不自由はないかと。
ですので、暫く滞在を伸ばして頂く勝手をお許しください。
[深く頭を下げて、広間にいる全員に謝る。
どうしてそんなことをしたのかまだ解らない少女は、すぐに復旧されるだろうと思っていた。]
(103) 2011/12/08(Thu) 23:20:49
のんだくれ ケネスは、メモを貼った。
2011/12/08(Thu) 23:23:30
…殺人に吊り橋落とされたって…何処の推理小説よ。それ。
[遺体を見ていないが故に言える言葉。
もしも遺体を見ていたら、先にお伽噺が浮かぶのだろうけど…
遺体の状況が欠けるだけで、一気に推理小説のほうが信憑性を増す。]
…ロープか何かで崖下に降りる、とかは無理なんだよね。多分。
[吊り橋の落ちた理由>>103に首を傾げながらも、
一応脱出法の案は練っておいた。
練っておいて損があるわけでもないのだから。]
(104) 2011/12/08(Thu) 23:26:36
─ 広間 ─
で、も。
[主のいる場所を教えてくれたソフィー>>99に、それでも見なければ信じられないと、言い淀む。
言葉にひっかかりを感じたのは、まだ主がどのように死んでしまったのかを知らなかったから。
オードリーからも後にしたほうがいいと言われると、それ以上いえなくなった。
肩に手を置かれたなら、その手の温もりに少し安堵を感じただろう。]
(105) 2011/12/08(Thu) 23:26:46
― 広間 ―
[言いづらそうなネリーの様子に、嫌な感じはますます強くなって。
そして聞こえた最悪の言葉>>103に、深い吐息が溢れた]
アンタが、あやまることじゃねェよ……
……だが……逃げ出した奴らが落としってった、ってェことは……
しばらく、復旧は、ないだろう、なァ……
[人狼の仕業だと、逃げ出した使用人たちならば。
人狼が退治されるまでの数日間――それは転じて言えば取り残された人々が人狼に食われるまでの日数――は、つり橋を復旧させるなど、しないだろう]
(106) 2011/12/08(Thu) 23:27:01
―アーヴァインの部屋―
ええ、窓から。炎が見えたもので。
……そうですか。
[シーツに包まれていく叔父から視線は外れ、絨毯に染み込んだ赤黒い色に移る。
声>>96に応えながら、手を出すことはしなかった]
……叔父はもっと、慕われているものと思っていましたが。こんなものなのでしょうかね。
それとも「人狼」の前では、仕方ないということでしょうか。
[使用人へと説明される声>>101を聞きながら、僅かに変色した瞳を細めて、口許は歪み、引きつったような笑み。
笑顔は哀しげに見えなくもないが、零した言葉には皮肉な色が混じった]
(107) 2011/12/08(Thu) 23:27:39
…参ったなぁ。
[何でも無い事のように、少女はぼやく。
明日の天気の事でも憂うかのように。]
…我慢、できるかなぁ。
[既に一日、衝動に耐えて過ごしている。
後何日も我慢を続けられるかどうか…]
・・・なるべく、我慢しなきゃね。うん。
(*2) 2011/12/08(Thu) 23:28:58
─ 広間 ─
……気持ちは、わかる、よ。
ぼくだって、実際に見て、ふれなかったら。
多分、信じられない、もの。
[言い淀むネリー>>105に、小さく息を吐きながら言って、目を伏せる。
手や服についた紅は、大気に触れてその色を黒へと変じていた]
……そうでなくても……あんな、死に方。
普通じゃ、ない、んだ、し。
[ぽつり、と付け加える脳裏に浮かぶのは、喰い破られたような傷の痕]
(108) 2011/12/08(Thu) 23:32:49
─ アーヴァインの部屋 ─
常より旦那様は、死んだ時には庭にと、そう仰ってましたから。
叶うなら、花の見える場所へと。
……とは言え、それをやるとなると少々人手は必要ですか。
一旦寝台へ安置しましょう。
[穴を掘る作業までするとなると、かなりの重労働となる。
グレンの問い>>102に答えた後、少し考えてから彼の提案通りに寝台に安置することにした]
(109) 2011/12/08(Thu) 23:35:42
さて、どちらなのでしょうね。
人の心と言うものは容易に悟れるものではありません。
自分の身を第一に考える者は多いでしょう。
[ハーヴェイの言葉>>107には、はっきりとした答えは出ない。
言葉に含まれる皮肉には気付いたものの、否定する言葉は出なかった]
(110) 2011/12/08(Thu) 23:35:46
あいつらの中に居ないと誰が決めた。
逃げた先で如何扱われるか、
見ものだ。
[正に呪詛のように吐き捨てた。
この男には珍しい事だった。
それだけ、腹立てているのだろうか。]
この中に、人狼がいるって?
[そして、様々なものが混濁した溜息を吐き出した。]
(111) 2011/12/08(Thu) 23:36:18
双子 ウェンディは、メモを貼った。
2011/12/08(Thu) 23:38:39
…普通じゃないって…
毒か何かでも…って、毒じゃ血は付きませんよね。
[自分で言って否定する。どうも、自分自身もだいぶ混乱しているらしい。]
…でも普通じゃない死に方っていったい…
あ、言いたくないなら言わなくていいですから!
無理に思い出したりしなくていいです!
[肉親が死んだのだ。無理に思い出しても良い事はない。
今更それに思い至って、慌てて言うだけ言って手で口を塞いだ。]
(112) 2011/12/08(Thu) 23:40:55
―広間―
お話の中だけにしておいて欲しかったわね。
[ニーナ>>104の言葉に溜息をつく]
無理でしょう。あの崖は急峻で深いもの。
だからここの庭は荒らされにくくて、植物が育ちやすいと聞いた覚えがあるわ。
[若さにまかせての無謀はもうできない。
首を振ってネリー>>105の傍に歩み寄り、軽く肩を抱いた]
さっきグレンともすれ違ったわ。きっと良いようにしてくれる。
アーヴァインも安らげるようにしてからお見送りしましょう。ね。
(113) 2011/12/08(Thu) 23:41:05
─ アーヴァインの部屋 ─
[グレン>>111が言っていることは尤もだ。
人狼が既に逃げた後だった可能性はある。
それでも]
彼らはそう判断したのでしょう。
旦那様はこのようなことになってしまいましたが…。
ここでしばらく過ごして、何事も無かったなら人狼はここには居ない。
そうではありませんか?
[疑いをかけられ腹を立てているのだろうと感じ、諌めるような言葉を紡ぐ。
逆を言えば、何かあれば人狼が居る証明となってしまうのだが]
(114) 2011/12/08(Thu) 23:41:13
使用人 グレンは、眸を、細める。
2011/12/08(Thu) 23:43:12
[…手で口を塞いだもう一つの訳は、
ソフィーの手や服に付いた血に気が付いてしまったから。]
…ただでさえ我慢してるのに、これはだいぶキツいよぉ…
でも、此処でソフィーさん舐めたりした日には殺人鬼通り越して変態じゃん、アタシ…
[もう一匹の狼や声を聴く人間が居る事を知らぬ少女は、
思ったことをそのまま吠えていて。
小さく唾を飲み込むさまは、手と腕を使い隠して見せた。]
(*3) 2011/12/08(Thu) 23:43:55
使用人 グレンは、暫しした後、
2011/12/08(Thu) 23:45:10
― 広間 ―
…?
どうして、ですか?
[ケネスの言葉>>106に、首を傾げる。
吊り橋を落としたと聞けば、普通なら使用人達は咎められすぐに助けがくるはず。
早くなりこそすれ、遅れるなど思いもしていなかった。
そこでソフィーからかけられた声>>108に、戸惑いは更に強まる。
あんな死に方、とは一体、と。]
…ソフィー、様。
アーヴァイン様は、どんな…?
[不安を抱いたまま、主の死に様を問いかけた。**]
(115) 2011/12/08(Thu) 23:46:57
見習いメイド ネリーは、未亡人 オードリーに相づちを打った。
2011/12/08(Thu) 23:48:09
[>>109頭を振り、頷く。
ヒューバートの答えに
僅かなり落ち着きを取り戻したのか。]
俺が掘って来る。
[アーヴァインを床に広げたシーツの上に寝かせ、
ヒューバートと共に(ハーヴェイも手伝うのであれば)、
アーヴァインを寝台に移した。
荒らされた腹部の傷は、落ち着きを取り戻し見れば、
とても無残なものだ。
男が腹を立てたのは、ヒューバートの推測の通りではない。
どちらかと言えば………]
(116) 2011/12/08(Thu) 23:48:54
見習いメイド ネリーは、メモを貼った。
2011/12/08(Thu) 23:49:31
─ 広間 ─
……うん。
そういうものとは、違った。
[毒、というニーナ>>112にこう言って。
その後の仕種に、へにゃり、という感じで眉が下がった]
思い出したく、ない、けど。
……忘れるのも、無理そう、だか、ら。
そこは……気にしないで。
[力なく笑いながら、こう言って、一つ息を吐く。
ネリー>>115からも問いを向けられると、僅かな間目を伏せて]
……なんて、いうか。
人に……人の手で、あんな事ってできるのかなあ、って。
そんな風に思える傷、だった。
まるで、獣に……引き裂かれた、みたい、な。
(117) 2011/12/08(Thu) 23:50:15
/*
…何となく想像ついた。
怒られてる先、ニーナだ。(一人殺してから一気に雪崩落ちていく予定
(-28) 2011/12/08(Thu) 23:50:49
― 広間 ―
[首をかしげたネリー>>115に、いいにくそうに口ごもる。
ソフィー>>108が言葉を濁すのには、だろうなと僅かに息をつき]
……人狼、が出たんだろうなァ……
逃げ出した使用人たちも無事じゃァすまんだろうが……
――人狼が、残っている可能性も、あるから復旧はさせねェだろうなァ……
[まだ、確証があるわけではない。
だがアーヴァインの死に様を見れば、疑うことのほうが、難しかった]
(118) 2011/12/08(Thu) 23:50:57
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