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―回想:腕の中の少女が生きていた頃―
[美術商の女性が報せた訃報>>61には、目を見開いて。
ガタン!と音を立てて一度椅子から立ち上がり、
呆然とした顔で暫く伝えた人物を眺めたのだった。
ゆっくりと、自分の手を、見下ろす。
震えてしまうのを、包んでくれたあの手。
自分がおそろしいと感じると言ったことよりも、おそろしいと思うことがあると、言っていた。
それを聞くことは叶わなかったけれど、自ら死を選び取るほど。
おそろしかったのだろうか、と、想いを馳せる。
彼女の手が震えを止めてくれたから、
自分のすべき事ができた、と思ったのに。
だが結局言葉は、ひとつも発さずに
見下ろした手をゆっくりと閉じて―――目を、強く瞑った]
―回想:了―
なんで、……どうし、
[問いかけようとして、口を噤みます。
刺繍師さんはぶつぶつと呟いていました>>54。それはとても聞き取り辛い声でしたが]
…… ころした?
[わたしが、と、確かに聞こえました]
……。
[僕は刺繍師さんが昨日言っていた事を知りません。
“呪い”の事も、友達のことを人間だと言っていた事も。
だから、その言葉は――いいえ、今はそんな事よりも]
……。ロミは……殺されたんだよね。
だったら、人狼じゃ、ないんだよ、ね。
[僕は振り絞るように声を出しました。
彼女を離さない刺繍師さんか、シーツを持ってきたお兄さん>>56か、それとも他か――聞いてくれるなら誰だって良かったのです]
だったら、……だったら、帰してあげようよ。
お父さんのところに、帰してあげたって、いいでしょ……!
[だんだんと語気は荒くなって、視界は昨日みたいにぼやけてきました。
僕は暫く、聞き訳の無い子供みたいに泣きじゃくっていました**]
─ 翌朝/自住居穴→ ─
[今日もまた、起こされたのはリスの鳴き声でだった。
その声を聞いて、もはや嫌な予感しか抱かない。
身だしなみを整え、赤黒いものをつけたままのコートを羽織るとリスをポケットに入れて自住居穴を後にした]
[外に出て直ぐは特に異変らしき異変は見られず、ただ、畏怖の眼差しを向けられるだけだった。
向けられるものは気にせずに、候補者が集まっている宿屋へと真っ直ぐ足を向ける。
宿屋が程近くなってから、騒ぎを聞きつけて来たのだろう、自衛団員達が宿屋の中を窺っていることに気付いた]
何か、あったの?
[声をかけるとビクリとされたが、中から悲鳴と言うか、咆哮のようなものが聞こえたと言う返答を得られる。
それを聞いてすぐさま宿屋の扉を開け、中へと入って行った。
リスは尚も威嚇するような鳴き声をあげている]
……か、か返、ぅ。
―――――あ、アぁ…
[現れたブリジットに向ける顔は、呆けたもの。
ゲルダは涙を流してはいなかった。
それが、不思議そうなものへと変わり、
やがてまたいつもの無表情へと戻る]
……?、
[現れたエーリッヒに肩を掴まれ、ゆるゆると顔を向ける。
焦点合わぬ目で見上げ、口を開いた]
…こ、コシェバ、さん…、に、人間……
ま、タこう、ヤッテ、死ゥ……
[うわ言のように、言葉を紡ぐ]
[エーリッヒの声がじわりと染み込む。
それが意味のあるものであると理解した上で
内容が届くのには時間が掛かったが、
ようやく目が焦点を合わせ、隻暗緑を見た]
ふ、ツウに話しタた、か、カラ、
だ、ダレで、も…た、ブン。
か、確実な、ナノは、
こ、こコシェバ、サン、と、
く、クヴェレ、さん…
ね、ネェ、
[思い出してみるが、普通に話をしていたので。
誰の耳に入っていても可笑しくないし、
副長に彼女を連れて行くなと言った声は、大きめだったと思う]
い、言わな、キャ、「選ばれル」かも、だけド
言えば、こ、コウな、ル。
わ、ワタしが、こ、ころし、
イクのと、オナジ…
[目を伏せて、ロミを見下ろす]
刺繍師 ゲルダは、未亡人 ノーラ を投票先に選びました。
[ただ、人と口にしたためにロミが狙われたのでは、とは思う。
誰かが人狼では無いと判れば、その分人狼の隠れ蓑は減るのだから]
[けれどそれを言えばまたゲルダは自分を責めるだろう。
だから、口にはせず思考の内に留めておいた]
ね、ゲルダ。
ロミを、綺麗にしてあげましょう。
そのままじゃ可哀想だわ。
貴女も着替えて来なきゃ。
[ロミを抱いたままのゲルダに声色柔らかく語りかける。
応じてくれるなら、アーベルが用意したシーツの上にロミを横たえさせようとした]
…ン。
[エーリッヒの柔らかい声に強張っていた腕が解れる。
離れる前、ロミの開いたままの口が辛そうだったから
閉じさせようとしたのは、叶うか分からない]
……え、選ぶ、ノハ、人狼…
[言葉を復唱する。
白いシーツが眩しくて、少し、目を、眇めた]
…き、ノウ。
…ふ、フタり、には、話して…
こ、コシェバ、さんには、か、髪、モラった。
クヴェレさん、には、断られタ、。
[エーリッヒがロミの身体をシーツに横たえるのを見ながら
ポツリ、ポツリ、と言葉を、落とす。
ロミがこうなった今、
人狼のマーキングのようなものに思われるなら
それは強まるだろうと思う。
きゅ、と、くちびるを噛んだ]
[腕を緩めたゲルダ>>92>>93からロミを受け取り、シーツの上へと横たえる。
安定しない首は二の腕で支えて落ちないように気をつけた]
…そう、ノーラさんは断ったのね。
[その理由は何なのかを考える。
パッと思い浮かぶのは二つ程あるが、今はそれを口にはしない]
……ゲルダ、あまり、思い詰めないで。
同じことを繰り返したくないと思うなら、人狼を探すしかないわ。
貴女には、その力がある。
[唇を噛むゲルダにそう言葉を向ける。
タオルを一枚ゲルダに渡し、付いた紅を拭うよう告げて。
もう一枚タオルを貰ってロミに付いている紅をゆっくりと拭っていった]
─ 宿屋・自室→廊下 ─
[あれやこれや、まとまらぬ思いに囚われていたためか、眠りの訪れは遅く、目覚めたのはいつもよりも遅い時間の事だった]
……ん……ん?
[寝ぼけ眼を擦って起き上がる。
扉の向こうから伝わる空気が、落ち着かないような気がした]
なに……?
[まだどこか、ぼう、とした様子で呟きながらも扉を開けて廊下に出る。
直後に耳に届いたのは、泣き声>>81で。
空気に混ざる、独特のにおいと合わせて、嫌な予感がした]
……何が、あった……?
[短い問いには、場にいたアーベルが答えてくれたか。
そうでなくとも、室内に視線を向けたなら、状況は知れる。
翠が、一つ、瞬いた]
……、
[差し出されたタオルを受け取り、握りしめた。
顎を引いてロミが拭われるのを見ている]
……ち、カラ、。
―――み、ミミ見ツケた、い。
ヒトヲ、み見てチャ、1日ヒトリだと、
ま、間に合わなナイ…
[見る事で死なせるなら人狼を見れば良い。
だけど分からない、という風に頭を横に振り。
ゆっくりと、立ち上がった]
/*
さて。
守護先どーすっかなー。
とりあえず、占霊はないにゃあ。
ここから誰かとそっち向きで話せれば、そこを基点にするつもりだが。
カルメン、どう動くかな。なな?
ちなみに例によってGJは狙ってないんだが。
その辺りは、どーなんだろなぁ、赤組さん的に。
ライヒ。
[姿を現したライヒアルト>>96に一度視線を向け、見ての通り、と言わんばかりにシーツに横たえたロミへと視線を流す。
タオルを動かすごとに紅が拭われていくロミの肌。
腹部に関してはどうすることも出来なかったため、タオルを一枚被せておくに留めた]
──…ええ、間に合わないわ。
だから、もう一つの手段も取らなきゃいけない。
[ゲルダの声>>97に返すのは、至極静かなもの。
自分の手にも付いた紅をタオルで拭うと、ゲルダへと手を差し伸べた]
さぁ、いつまでもそのままで居ないで、着替えてらっしゃい。
[手を取るなら、立ち上がらせようとするだろう]
― 前日/夜半 ―
[ノーラの聲>>*15に応じて荷物の中には金槌を忍ばせていた。
人々が寝静まった頃に部屋を抜け出し仲間と合流する。
ノーラに道具を手渡して、念のためにと見張りをする。
丸い狼についての二人の言葉にきょとんとして]
ウェンもシンのスマートだから心配なさそう。
二人は……、可愛いというより、きれいだわ。
ぬばたまの闇思わせる漆黒の毛並みも
夜闇に浮かぶ月明かりみたいな金の毛並みも
見惚れてしまうほど、きれい。
[ほぅ、と息を吐くのは二人の姿を思い出して。
けれど狩りの緊張が高まれば、聲は止んでそれに集中する。
その日は、部屋には入らず血には触れぬまま
二人の聲を、目を細め聞いていた**]
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