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殺人、だってことですよと。
詳細はそのうちギュン爺がしてくれるんじゃないかね。
ああ、貰う。
[イヴァンに皮肉げな笑みを見せながら中へと入る。
同居人の示すポットに頷き、そちらへと近寄った]
思ったよりしっかり集められたもんだな…。
いんやぁ、ウェン君が謝ることじゃないでしょ、これは。
小さな村での大事なわけだし。
ピリピリすんのも分かるんだけどさー。
けどここまで人を集めるってのは何かきな臭いな。
しかも多種多様の人を集めてさ。
[長い溜息をついて、だいぶ冷めてしまった紅茶を飲み干し、テーブルへと置く]
ああダメだ、諦めたってもつい考えちまうな。
考えたところで何も分からないってのに。
[言いながら、小さな苦笑を漏らした]
―小屋―
[どれくらい拘束されるかは分からないが、ある程度は覚悟しつつ荷を詰めた。
ふと、祖父から譲られた木箱を手に取り暫し眺めた。]
…ない、とは思うが。
[一応なと呟くが、声を拾うものは居ない。
木箱を荷に詰め終えると、外に人の気配がする。知った自衛団員が一人待ち受けていた。]
私も信用されなくなったものだな。
[ふ、と微かに笑むと、団員は至極困った様子でいたようだった。]
分かっているさ。皆平等に扱うという事だろう?
…行こう。
[そう告げると、連れられ集会場へと向かった。]
…あぁあああ、マテウス兄さん!?
[思わず零れた呼び名は、幼い頃のもの。
大声をあげるのは、ウェンデルにとっては珍しい事だ]
ずっと顔を見せないと思ったら、どうして、今頃になって。
[問いに篭もるのは、疑念というよりは拗ねたような色]
……まったくだな。
俺のような余所者ならともかく。
昔からいるような連中までとは、正直思わんかったよ。
[やって来た家主の言葉に、軽く肩を竦め。
均一に注いだ茜を、新たに来た者たちに順に振舞う。
猫は少女と共にいるようなので敢えて呼ばず、テーブルの上に置いたままのノートを手元に引き寄せた]
[エーリッヒの言葉に気まずげな表情を浮かべて]
いや、それは俺も連れてこられたことに聞いている、聞いて、いるんだが……
だが変じゃないか?あのちっこい嬢ちゃんやヨハナばっちゃんにか?どうやって?何のために?
[そして、今の「殺人」言葉がベアトリーチェの耳に届いていないかどうか気にして、少女の方へと視線を走らせた]
マテウス?
[名前を呼ばれ、会話を聞いて。
初めて相手が子供の頃の遊び相手の一人だと気付いた]
帰ってきてたんだ。
また間の悪い時に、まあ。
[小さく首を横に振る]
ヨハナ婆と比べるなよ。
そうか、15年ね…。
[自分が最後に見たのは17年前か。話にだけ聞いていた、村を飛び出していった男。何となく観察するよに見てしまった]
そそ、ほとんど家出同然に出て行ったんだけどな。
[大げさに驚く様子に苦笑をもらしながら]
へぇ、行き倒れね?
よかったな、倒れたのがこの村で。
気のいいやつも多いからな。
たしかに冬の間に薬の調達とかできるのは便利だな。
俺が小さいころは冬に病気するのは下手すれば命に関わってたからな。
[ヨハナの言葉には]
ごっこならいいんだけどな…
[つぶやくような声、視線はどこか遠くにさまよいすぐに視線を戻し]
おかげで俺は人殺しだって久しぶりの帰郷なのに村人の視線の痛いこと。
おかげで宿屋にこもることになってたしな。
おっひょ!
[隣からの大声に驚きの声を上げた]
……珍しい、ね。
ウェン君が叫ぶなんて。
[ちょっと耳にキーンと来てます]
[同時に「兄さん」と呼ばれるマテウスに自覚無き嫉妬]
…やっぱマテウスってここの出身なのかぁ。
もっと早くに知ってたら、外で会った時にこの村のこと教えてたのに。
[一瞬上がった熱も、ヨハナの声に急速に冷める]
……すみません、ヨハナさん。
私はまだ、修行が足りないようです。
あの信心深い方が、何故と。
そんな気持ちばかりが浮かんでしまって。
[素直に告白して、深く頭を下げ謝罪を述べた。
座り直し、胸元に手を添える]
…………客観的に見るのであれば、他の方々にとっては安心の出来る方法でもあるのかもしれませんね。
―集会場―
[古びた鞄一つ手に取り、集会場の扉を開け。
挨拶代わりに軽く会釈をして、数人の知り合いの顔を視線が彷徨った。
おおよそ知りえる顔が揃っていて、微かに眉根を寄せる。
あまり見覚えのない顔もあることはあるが。
どの人物も、あの死体を作った人間、には見えなかった。]
何だ…エーリッヒにイヴァン、それに薬師のも居れば、ウェンデル、にヨハネ婆まで。
あとそっちは…たしかライヒー?それに…
[といいかけながらも、マテウスの顔を微妙な顔つきで見上げた。
流石に10歳の頃に分かれた幼馴染の顔は、容易には思い出せない。]
[ゼルギウスの証言に]
俺もゼルギウスの薬には助かってるしな。
もちつもたれつって感じだ。
人のつながりってのはあって損はないからな。
……殺人ねえ。
[エーリッヒのその言葉に、老婆は遠い目をして、思いを馳せた]
このような寂れた村で、これだけの大掛かりなことをするということは、伝説が蘇ったか、御伽噺が現実となったのか。
[そこまで呟き、笑みを浮かべて頭を振る]
ふふ……いやね。
お婆ちゃんになるとすぐに、訳の分からないことまで考えちゃって。
そんなことあるはずないのに。
[マテウスの言葉にはやはり笑みを携えたまま]
人殺しなどと自分を卑下するのはおよし。
お前はお前の出来ることをしているのだから。
それに、その腕が、誰かを守るためと思ったのならば、それほど心強いものはないでしょう?
家出ねぇ。
らしいっつーかなんつーか。
[気を落ち着けてマテウスの話を聞き]
うん、ホントこの村で良かったと思うよ。
俺を見つけてくれたナタにも感謝感激雨あられ。
少しでも安心出来たらと思ってさ。
隔離空間ってのはそれだけで不安煽るもんだし。
俺が出来る恩返しっつーとそれくらいだからな。
[なで過ぎた猫が、嫌がってその主人のもとに駆けていく。]
ばいばい。
[わたしは小さく手を振って立ち上がり、猫の主のノートをふと覗いた]
Von der abgelegenen Entfernung ist …
詩人さん、なの?
たしかに、間が悪いな。
一瞬、ゲルダがどっきりな企画でも考えてるのかとも思ったが集会場きて歓迎会って感じでもなかったしな。
久しぶりの帰郷がとんだ珍事だ。
[エーリッヒの言葉にため息ひとつ、じっと見られると]
んっ?どうした?
この傷跡か?仕事がらどうしてもな。
[顔にもいくつかある傷跡を指でなぞりそう答える]
う、ええと、すみません。
[傍らにいたゼルギウスにはさぞうるさかったろう。
話も遮ってしまったと、ヨハナに向けたのとは別の謝罪。
決まりが悪く、顔が赤みを帯びた]
まさか、またお会いするとは思わなかったものですから。
お二方は、お知り合い、……のようですね。
[扉の開く音と人の気配。
ここに来てから、何度目かのそれに視線をそちらへ向ける]
また一人増えた、と。
団長殿、どれだけ集めたのやら……。
[ため息を一つ、ついて]
さして付き合いあるわけじゃないが、確か、はなかろうが。
あと、その「ライヒー」、という気の抜けた呼び方はやめてくれ。
[続けて、ナターリエに向けたのはこんな抗議めいた言葉]
[名を出した人物が扉を開け集会場へと入って来た]
ぅえ、何でナタも?
[ナターリエの姿を目にして、あんぐりと口を開けたまま見やる]
自衛団脳みそ空っぽなのか?
俺を助けてくれた奴疑うなんて。
[またしても憤慨するよに腕を組んで]
[扉の外に垣間見えた監視役の自衛団員達を睨みつけた]
[ウェンデルに向き直っても、老婆は笑みを携えたままの顔をしている]
ほらほら。
しゅんとしないの。良い男が台無しだよ。
どんなときも笑ってなさいな。ね?
[そう言葉に出した後に、またも集会所の扉を開く音がすれば自然と視線はそちらへと向けられた]
おやおや……。
ほんに、色々な方がお越しになりますねえ。
おっと。
[戻ってきて、肩へと駆け上がる猫の様子に、きょとり、瞬き。
それから、少女の問う声に、ああ、と短く声を上げ]
ま、半分くらいは、自称だがな。
……そういえば、名乗っていなかったか。
俺は、ライヒアルト=モルゲンシュテルン。
こいつは、ヴィンデという。
[普通の状況であれば、よろしく、とでもつけるところだろうが。
さすがに、ここではそんな気にはなれなかった]
[突然大きな声で呼ばれた名前に振り返るとさきほど見た神学生]
ウェン……
[記憶を掘り下げ昔の面影をかすかに感じ]
ああ、ウェン坊かっ!
ずいぶんと大きく、なんだ立派な姿になっちまってよ。
[すねる様子には]
悪いな、まぁいろいろとあってな。
ゲルダに手紙で村に来いって前々からいわれててな…。
[昔のように抱き上げようと、
ほれ、おいでと手を広げる]
[扉の傍には名を連ねる墓守の姿]
ナターリエさんまで。
ああ、そちらは……
マテウス兄さ――マテウスさんがお帰りになったようですよ。
[ゼルギウスには告げることもないが、他のもの、ナターリエやエーリッヒも、兄、姉と呼んではいた。
年を重ねるにつれて、他人行儀になっていったのだが]
[受け取った紅茶を一口啜り]
ヨハナ婆。
…御伽噺を信じてるの?
[苦い口調。ヨハナの話を聞くのは好きだった。だからこそその御伽噺のことも覚えているのだ]
もっとも、ここに居るのは間の悪かった者ばかりかもしれないですけどね、と。
ゲルダが仕組んだドッキリ?
[小首傾げ]
別の意味で冗談じゃ済まなさそうだ。
まあ、それはさておき。
苦労したんだね…。
[なぞられる傷跡を視線で追いかけて。
翠の色が翳ったのは、僅か俯いたせいで被る前髪に隠れたか]
持ちつ持たれつ。
良い言葉だな。
俺らの場合は必要な部分を補ってる感じか。
[マテウスに返しながらからりと笑う]
[謝罪をしてくるウェンデルには、気にするな、と声をかけて]
会わないと思ってて遭遇したならそうもなるだろうな。
ああ、マテウスとは村の外で何度か。
俺が薬草集める時に良く護衛頼んでるんだ。
ああ、悪いな。ライヒ、までしか正確に覚えてないものでな。
[さほど悪いとは思ってないような口調で、ライヒアルトにそう返す。
エーリッヒから一応紹介はされたが、さほど顔を合わせないのでこの有り様。]
ライヒビルダーだかライヒアルターだったか。
二択で迷ったんだが…。
[合ってない。]
遠くでこちらのやりとりには気付いてなさげな少女の姿を確認。ほっとしたような表情になるが、新たに入ってきた人物を見て、その表情はすぐさま曇る]
うは。ナターリエもか。ますますわからん。容疑の根拠が。
[ゼルギウスが、自衛団を睨みつけた様子を見ると]
これこれ。
これから何が起こるのかもまだ分からないのに、怒ってはいけませんよ。
案外、集めるだけ集めて、注意事項だけで終わるのかも知れないのですからね。
ナターリエまで。
…どうして、こうも。
[年の近いものが呼ばれたのだろうか。
溜息が毀れるのを止められない]
いいんじゃないか?
たまには昔の呼び方に戻ったって。
[ウェンデルが呼びなおすを、小さくからかう。
昔と違い微妙な距離感を感じるのは、自分もまた戻りきれないからだというのは横へ置いて]
[ゼルギウスの抗議には]
いや、さすがに俺もお前がこの村にきてるなんて知らなかったしな。
本当に何か特別にすごいところがある村ってわけでもないしな。
[ナタという名に何か記憶の引き出しをノックされ、
一瞬思考をめぐらせ]
まぁ、そうだな。
この騒ぎもそんな心理的なものも大きいのかねぇ?
すてきなお仕事ね。
[腰を屈めて、猫に視線の高さを合わせると]
よろしく、ヴェンデ。
[人差し指を、握手のように猫の前足に触れさせた。]
って、あれ?
マテウス、ゲルダちゃんと連絡取ってんの?
[同じ村なのだから知り合いでもおかしくは無いとは思ったが]
[村を出たらそのままと思っていたために意外に思ったようだ]
[ヨハナから窘められると]
だけど注意事項だったら村の人全員揃えてした方が良いんじゃないの?
何かきな臭いんだよ、その辺りが。
何で俺らだけこうやって集められてるのか、ってさ。
ウェン坊じゃありません。
ウェンデル、です。
[ゆっくりと、区切って言う]
だからって、こんなときにだなんて、間が悪いにも程があります。
他のときなら、もっとゆっくり話せたでしょうに。
[ウェンデルに気づいた様子の、マテウスの体勢。
幼い頃には毎度のようにされていたから、何を示すものかは容易にわかる]
…………私はもう、20です! 子供じゃありません!
[エーリッヒのからかいに気づけば、向く眼差しはきつくなった]
[ヨハナにとがめられると肩をすくめて]
卑下するつもりはないさ。
ただ回りはそういってる、それだけだ。
俺は俺がそれが正しいと思ってやっている。
[ヨハナに笑いかける姿は15年前の面影を残していたであろうか]
ヨハナさんならわかるだろう?
俺がそんなこと思ったりしてないって。
[エーリッヒの言葉に、一度だけ目を瞬かせた]
うーん……。
どうだろうねえ。
[そして、首を傾げると言葉を続ける]
御伽噺自体は、ただの御伽噺でしかないのだけれど、その中に含まれているものには、必ず真実というものが含まれているものですから。
そういうものが、語り継がれ、いつまでも残るものなのです。
それに―――。
[最後には、また笑みを浮かべて]
これだけ年を取ると、何が起こっても不思議ではないと思うようになってきますからね。ほっほっほ。
……なら、ライヒ、か、ライ、で止めといてくれ。
[さらりと返されるナターリエの言葉に、ため息一つ。
ここで名乗っている姓は偽名だが、名は本来のもの。
間違えられるのは、嬉しくはなく]
家主殿。
人事だと思って、面白がらんでくれ。
ナターリエ…?
[視線を向けた先にはやはり幼馴染]
なんか、サプライズパーティーとか…じゃないよな?
[手をあげ]
よぉ、久しぶりだなナタリー。
ずいぶんと美人になって。
はぁ…15年ねぇ…。
[改めて年月の長さを思い知る]
[またしても叫んでしまった。
口を押さえても、とうに遅い]
ああ、そうだったんですか。
そんな仕事、していたんですね。
[ゼルギウスに答える口調も、自然、早口になり]
……二階。
使って、良いんですよね。
荷物、置いてきます。
[誰にともなく言うと、足早にその場を*去っていく*]
こっちは誰が居るのか予想もつかなかったよ、婆。
いや…人を殺すような、せめて若い連中か?とは思ってたんだが。
それにしては、婆やええと…そこの子も。
人を殺す手を持っていると本気で思っているのか。
[殺す、の部分は流石に声を低くし、あまり周囲には聞かれないように。
ヨハナに言い嘆息しつつ。
ウェンデルの説明に軽く目を瞬かせた。]
マテウス?あのマテウスか。十何年ぶりだ?
ゲルダからたまに、近況は聞いていたから、生きてるとは思っていたが。
[本当に生きてたんだなとかぽつりと呟いて。]
えええええええっ。
神学生の坊や、もう、20歳になんのか……
[真剣にびっくりしている]
なんか、今俺ちょっとだけヨハナばっちゃんの気持ちがわかったような気がする。
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