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―ユリアン宅―
[青年の言う「嫌いじゃない」は褒め言葉に含まれる。
勿論遠慮などする筈もなく、渡されたキノコの包みは当然のように受け取った]
アレと比べりゃ、大抵のもんは食えるだろ。
[ゲルダの独創的なパンへの評価にはそんな言葉を挟む。
食される生キノコとその評価を聞いて、己も一つを手に取り]
……確かに。
こっちは少し甘みがあるな。
[一口を味わってから、先のイレーネの感想に同調するように頷いた。
ゲルダが来たのは丁度その頃か]
クレームをつけに来た。
[問われたことには短く答える。
尤もその頃には不機嫌は大方解消されていたから、そうは見えないかも知れない。
キノコに手を伸ばすのを横目に、冷めかけた茶を一口飲んだ。
ところで、ぴたりと止まった]
美味しくない?
[ゲルダの感想に思ったことは、こちらを見たイレーネと概ね一緒だった]
……味覚あったんだな、お前。
[数秒の間を置いて出た言葉は、明らかにこちらのほうが失礼だったが]
[ユリアンが何か受け取ったり渡したりする際には、一応釘を刺すように視線を送ってみたりなどして]
まぁ、あったほうが便利だろうな。
名づけならほら、どっかの語り部とかが得意なんじゃねぇの。
[キノコの名前についてはそう答える。
自分で考えるつもりはないらしかった]
噂をすれば何とやらだ。
[飛び込んで来た少女をちらと見たが、すぐに視線は逸れる。
兄の挨拶にはおざなりに手を上げた]
覚悟なんかなくても食えるぞ、一応。
[ミハエルの表情の変化は意に介さず、声だけを向ける。
向けられる親友の視線も気にせずに、残った茶を*流し込んだ*]
─ユリアン宅 室内─
[ゲルダの言葉にいまだ動揺はしているものの、ゆっくりお茶を飲むことで徐々に落ち着いて。
ユリアンやゼルも自分と同じように感じているのを見て、自分だけじゃなかったと少なからずほっとした。
一旦部屋から出ていって戻ってきたユリアンから声をかけられて、一瞬きょとんとしたもののすぐに自分が頼んだものを思い出し、あぁ、と。]
うん、悪いね。
ありがと。
[包みを受け取ると、ゼルが睨みをきかせているのに気付いてくすくす笑いながら自分も中を確かめて頷き。]
うん、たしかに。
お代は今度持ってくるね。
これの乾燥したヤツもらいに来るときにで良いかな?
[ゲルダからまずいと言われた茸を一つ手にとって、首をかしげ、ユリアンの返答がなんであれ、解った、と返しただろう。]
あぁ、そうだね。
お茶か何かに使えそうだし…
[要るなら持って行くかと聞かれ、頷きかけたところで質問をされ、瞬き一つした。]
まだ決めてなかったんだ。
付けた方が売りもんにはしやすいけど、あたしはセンスないよ?
[形ある物を作ることは出来ても、形の無いモノを生み出すのは苦手だから。
そう言って苦笑したところに賑やかな音と声が響いて。]
あぁ、ちょうどそういうのが得意そうな子がきたね。
こんにちは、ミハエル、エーリ。
あいかわらず仲が良いね。
[この兄妹はいつみても微笑ましくて、知らず優しい笑みを浮かべて挨拶をした。]
[ミハエルがゼルを見て表情を変えるのを見れば、ユリアンと目を見合わせて微笑ましそうに笑ったり。
ユリアンが見せた新作のキノコに対する兄妹の反応にもくすくすと笑みを零した。]
ミハエル、そこまで覚悟がいる味じゃなかったよ。
それは保障する。
口に合う合わないはあると思うけどね。
[少なくともゲルダがまずいと言った手前、手放しで誉めるわけにはいかなかったが自分の味覚を信じれば美味しい部類に入ったと思うので。
焼いてある方を食べたエーリが微妙な表情を浮かべるのを見ると、軽く手招いた。]
こっちの籠に入ってるのは生だよ。
あたしは両方食べたけど、生の方が好きかな。
ゼルも生のが好みっぽいよ。
[そういってゼルの方を見、ね?と同意を求めた。]
あ、それと。
これ、今日採れたばかりだから乾燥させたのはまだないんだって。
あたしはそれも出来たらもらいに来るって予約したけど、エーリも頼んどいた方が良いんじゃない?
[さまざまな状態から数多の色が出ることは知っているが、染料の調合はエーリ自身がやらなければ納得の色は出ないだろうから、と。
そんなことを話していて、ふ、と外に視線を走らせてはっとした。]
………そういえばあたし、ヒカリコケ切らしかけてた。
ごめん、ユリアン、皆。
急だけど今日はこれで帰るね、ごちそうさまでした。
あと、キノコもありがとね、また来るわ。
[ゼル達にも急な退席を詫びてから、慌てて自宅へと戻った。]
─ →道具屋─
…うん、空き瓶もたくさんあるしヘラも綺麗。
時間があればついでに木苺も採って来ようかな。
[ユリアンからもらった煙草用の茸をとりあえずカウンター上に置いておくと、大きな肩紐付きバスケットを引っ張り出して蓋をあけ中を確認して。
人里から遠く離れるわけではないから危険は少ないものの、一応の護身用に投げナイフを数本腰のベルトに固定するとバスケットを背負ってヒカリコケの多く取れる洞窟へと*向かった。*]
[届け物もあるし料理の手間も省きたい]
[布を巻いただけの左手に視線を落とす]
[切れてしまった傷薬を貰いに行くのは先になるか後になるか]
だから急がなくていいよ。
[顔を上げて微笑みかける]
[キノコ畑へ向かうゲルダに右手を振って見送った]
[それからギュンターに挨拶して白雪亭へ向かう]
もう一匹仕留めるとなると…。
[狩場の事を考えながら歩く]
[かなり高い場所や足場の悪い場所を思い浮かべて]
[ふと次の語り部になる少女の顔も浮かんだ]
[好奇心に輝く瞳が印象に強い]
やはり連れてはいけないな。
[苦笑して呟く]
[中には特に攻撃的になるものや毒持ちだっているのだ]
[ちなみに余談となるが]
[先日余った小蜥蜴をパン屋に譲った犯人は]
[それがまた被害者(?)を出していることなど]
[何一つ知らない*ままである*]
─洞窟奥・苔の小広場─
[下には緑のふわふわした苔。
周囲の壁には、ヒカリコケ。
そんな苔の広場はお気に入りの場所で、そこに住む色とりどりの殻を持つかたつむりもやっぱりお気に入り。
やや、奥まった場所にあるから、一人でここに来るのにいい顔はされないのだけど]
……と、いうわけなんだよ。
ひどいと思わない?
[岩の上に現れたかたつむりに話すのは、先のこと。
勿論、かたつむりは我関せずな風に触覚を伸び縮みさせているだけ、だけど。
それこそ、話している方は気にした様子もなく、籠の中のビーズを糸に通して、外して、を繰り返す]
/*
ちなみに、かたつむりは元ネタへのオマージュのようなものなんだよ。
……うん、スネイルライダーズ。
きゅー、と鳴くかたつむりはラヴかった。
─食堂「白雪亭」─
(わいわいがやがや)
はいはーい、今日のスープと蜥蜴の丸焼きお待たせー。
そっちは今持ってくるからちょっと待ってねー。
[今日も「白雪亭」は大繁盛のようである。]
[通して、外して。
幾つかを通して、色の並びを見て、また外す。
そんなことを幾度か繰り返して]
ふにぃ。
これだと、綺麗かな?
[透明から、紫へと移り変わる珠の流れを編み上げて、小さく呟く]
後で、レェねえにみてもらおう。
……それじゃ、ディは戻るんだよ。
[細工を籠に戻して、かたつむりに声をかける。
かたつむりは、応えるようにゆっくりと触角を伸ばしたり縮めたり]
―ユリアン宅―
[イレーネに同意を求められた時には、言葉なく首肯で示した。
しばらくして彼女が慌ただしく帰って行くのを横目で見送り、カップを空にして]
長居したな。
[薬用と新作キノコの包みを抱えて立ち上がる。
念の為もう一度中身を確認し]
また来る。
[家主に告げて、残る数人にもちらと視線を向けてから、親友の家を後にした]
[苔の小広場のある場所は少し奥の方。
途中には、小さな流れを飛び石して渡る所もある。
とん、とん、とん、と。
テンポ良く飛び石を越え、流れを越える。
もっと小さい時にここで足を滑らせ流れに落ちたのは、当人は忘れたい話]
ふに、っと。
そうだ、ご飯、考えないとだ。
[流れを渡った所で小さく呟き、どうしようかな、と思案顔]
ふに……ルゥねえ、戻ってるかな。
それとも、ティのとこにいこうかな。
[言いながら、手当てをしてもらった手を見る。
ぐう、ぱあ。
握って、開く。
手はもう、普通に動かせそう]
にー……。
[まだ少し、思案しながら、取りあえずは広場の方へと歩き出す]
―「白雪亭」前―
[帰宅の途中、通り掛かったのは食堂の前。
盛況の様子は外からでも分かり、僅かに首を傾けて考える素振りをした]
寄るか。
[そう長くない間を経て、扉を潜る]
[広場までたどりついたところで、また手をぐう、ぱあ。
糸紡ぎの師に無理しないように、と諭された事を思うと、今日は大人しくした方がいいのかもしれない、などとふと思って]
……うん、ご飯はティのところに行こう。
[結局、落ち着いた結論はそこ。
とてとてとてとて、と道を進んで向かうのは、食堂方面]
─回想・ユリアン宅─
[ゼルに求めた同意が肯定されたのを見れば、ん、と微かに微笑んで。
エーリから、乾燥したのは要らないと聞けば、へぇ…と小さく声を洩らした]
思う通りの色出すにはそこまでしなきゃいけないんだね。
勉強になるよ。
じゃあ、ユリアンから多めにもらってくと良い。
[そう言って微笑んだ。
その後慌てて出ていくことになるのだが。]
─回想・了─
/*
それにしても。
おもしろいくらいに、ユリアンと遭遇しにくいことに気がついたんだよ。
……キノコ畑に行く必然性が現状で皆無なんだ……。
─食堂「白雪亭」─
(からんからんからーん)
はーい……あ、ゼルギウスさんいらっしゃーい。
開いてる所に適当にすわってもらっていーですかー?
あ、注文決まってるなら聞きますよ。
ちなみに今日のお勧めは、きのこの壷煮スープでーす。
[食器を下げながら、入ってきたゼルギウスに声を掛けた。]
―回想・自宅―
[親友同士のこと、さした遠慮もお互いにいらず。
ゼルギウスがキノコの包み当然のように受け取るのを、これまた当然のことのように。
ゲルダに伏せた内容は、ゼルギウスの付け足した一言で露呈したかもしれない。
イレーネからお代について言われれば]
ああ、そのときでいいや。新しいかごとかだと嬉しい。
[こちらの返した返答にはわかったと返された。
キノコの名前についてはミハエルのことが話題にあがり、彼女達が来たのはちょうどそんな時]
―自宅―
染色用のキノコ、ちょっと待ってて。
成長途中のは、畑の方になるかな。
自分で見てとったほうがいいだろうし、後でいいか?
[そう答えて、かごの一つ、いつもエーリッヒに染色用で渡している何色かのキノコをとってきた。]
ああ、一緒に持っていって構わない。
欲しい人が欲しいものをもらうのは当然。
[そう答えてかごの中に、新作のキノコを追加しておいた。
ミハエルやエーリッヒからもキノコの感想をもらえば]
生の方が人気か。
[イレーネが、ゼルギウスがそれぞれ帰るときには手を振って、軽い挨拶だけを返した]
んっ、また。
─ →洞窟─
[自分の店から半刻ほど歩いたところにある洞窟の中に足を踏み入れる。
数歩歩けばすぐにヒカリコケが辺りを照らしているのがわかり、周囲を品定めするようにぐるっと見渡した。]
…今日は、この辺りをもらっていこうかな。
[光の具合や苔の質などを見て慎重にヘラで剥がし、売り物にする分と私用で使う分とに分けて瓶に詰め。
ある程度つめ終わると、よし。と立ち上がった。]
これくらいで充分でしょ。
採りすぎてもダメにしちゃうしね。
[時間はどれほど経っただろうか、少し考えた後]
やっぱり、木苺取る時間はない、かな。
[残念そうに呟いた。]
―回想・キノコ畑の小屋―
[粉を運んでくれるというユリアンに>>167お願いと告げて。
蜥蜴の肉の事は、こくりと頷いた。
>>190クレームをつけにきたというゼルの様子とユリアンの反応から、ゼルがここに居る理由は納得いった。
また間違えたんだ、とは口にしなかったけれど目が語っていたり。
>>174イレーネの反応は、揃える側としては当然なので、うんと頷いて返して。
緑きのこの感想への反応に、周囲の奇異な視線と声を浴びながら。
なんとかもぐもぐ、ほとんど噛まずに飲み込んだ。流石に出すという選択肢はない。]
この青い感じ嫌い…。
草や苔の青さなら平気なのに…。
[おいしくないものはおいしくないと、むぅとそれぞれに視線を返した。
どうやら、みんなにはこれが美味しいものらしい。
先ほど別れた兄妹がやってきたのはその後あたりか。]
[そもそもここに来ると決めた時間も時間だったし、お腹の音もいい加減うるさくなっている。
それでも諦めきれぬようで、小さく溜息をついた。]
仕方ない、木苺はまた今度だ。
ジャムとワイン作りたかったんだけどな…。
[そんなことをぶつぶつ言いながら洞窟を出ると、後ろ髪を引かれる思いで自分の店へと戻っていった。]
─ 洞窟→道具屋 ─
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