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はは、石ばっか掘ってたおかげで、授業とかいろんなもん受けそびれちまったみたいでな。
[ナターリエのつぶやき>>172が耳に入り、思わず頭をかきながら苦笑交じりに言い訳を口にする。
じゃらり、と鉱石のつまった布袋を軽く振って音を鳴らした。]
……ま、そこは否定せんけどな。
[>>172 宮暮らしばかりでは、という部分は否定のしようもないから頷いて。
続いた言葉にそうかもなぁ、と頷いた]
こんな無茶な試験を受けに来るヤツがここまで多いとは思わんかったが。
……留年は、切実だからなぁ、ほんとに。
[そこらは自分も経験があるので、ちょっと遠い目してみたり]
センセも留年したことあるんけ?
[ティティエンの説教に飽きたらしく、聞こえた話題>>175に飛び乗った]
『だから、話を聞けええええええ!!』
ほほぅ、それは、なるべくしてなったというべきか。
とはいえ熱中してしまう気持ちはわからなくもない
ああ、私はナターリエだ。受講生じゃない参加者だが、よろしく。
[苦笑交じりにいう新たな受講者、ハインリヒに対して包み隠さずそのようなことを述べながらもじゃらりとなった布袋へと一度をやり]
ま、これをやれば単位は入るのだ、そのときばかりは我慢せよ。
ところで、そこまでしてなぜ石堀を?
[見たところドワーフというわけでもなしというように小首をかしげながら聞く]
んあ?
ああ……まあ、な。
今は何て事もないが、昔はちょっと事情があって、魔法が全然使えなかったから。
次元魔法の単位落として、危なかったんだよ。
[>>176 ヴィリーの問いに答える時、浮かんだのは苦笑。
その表情に、肩の上の黒もふがなんだかきゅう、と縮こまる。
右腕の漆黒は、絶叫するティティエンの様子に、お疲れ、とでも言いたげに尻尾をぱた、ぱたり]
[ナターリエとライヒアルトはどっちの意味であれ、それなりに深い仲らしいことを納得。
新たに何名かきたら簡単な自己紹介をしつつ、名前は記憶にとどめていた。
その中で一人、見覚えのある人物が見える、自分の素性を知っているかもしれない人物。
受講届けの申請や、ほかの人との会話が少し落ち着いた頃を見計らって]
お久しぶり〜、ゲルダ。
元気してたかしらん?
『お久しぶりです』
[気さくに話しかけて、とりあえずぎゅっと抱きつこうとした]
あ、さんなんて要らないよー、呼び捨てでおっけおっけー☆
[>>159白いもふっこ抱っこしてるちっちゃい子から名前を呼ばれると、手をひらひら振ってへらり。
そんな様子にまた鴉は嘆息したそうな雰囲気かもし出すものの、特に異論はないので口は挟まず。
彼女の自己紹介を聞くと、ふむ。と呟き。
真顔の少女の様子に、鴉からどうした?と聞かれても答えぬまま暫く考えた後。]
ベアトリーチェだからー…ベアちゃんだね!
[どや顔でそう言った少女の肩から鴉がずり落ちた。]
そうだろうそうだろう。
よくあんな生活できるものだと私は感心しているぞ
[ライヒアルトとは対照的なまでな自由人である。]
ああ、実は今でこそ特別講師などとしているが…
アルもこういった催しの単位取得合戦に参加していたのだよ
[とヴィリーの疑問にこの人も答えました]
ナターリエ?ああ、よろしく。
[彼女の言葉>>177になんで受講者じゃない?と思いはしたが、そんなこともあるのだ、と己を納得させる。
この世界はおかしなことだらけだ。いちいち気にしても仕方ないということをそろそろ学んでいた。]
石はなあ……精神集中の媒体とやらで必要なんだが、俺の場合は消耗品なんだよ。
必要にかられて採ってるうちに、そっちのが楽しくなっちまってなあ。
[布袋から蒼く光る鉱石を一つとりあげて、手のひらに乗せて見せた。]
『ねえ、あれ……うるさくて、こわいわ。』
[ぽつりと白蛇が呟くと、ぎゅううと強くハインリヒの腕にまきついた。どうやらヴィリーにお説教をしていたティティエンのことを言っているらしい。]
いてて、いてえ。
あんま滅多なこと言うんじゃねーよ、いてて。
へぇ、魔法使えんかったんけ。
ほいだら単位取れんくてもしゃーんめなぃ。
[理由を聞いて>>178、ほぅほぅと納得の色を見せる。仕方無い、となった原因らしい(リーは気付いていないが)黒もふが縮こまるのを見ると]
黒っこいの、なじょしたー?
[どうかしたか、と訊ねて撫でようと手が伸びた]
こい、ファンカンど似じゃあ気ぃすっけんど、ちげぇもんみてっだなぃ。
なぁファンカン?
[隻眸を胸元へ下ろすと、ちょろりと黒細い頭が筒から覗く。一旦リーを見て、黒もふを見て。きゅ、と鳴いてファンカンは小さく頷いた。
ティティエンはフウガの労いを受けて脱力。顎をリーの頭の上に置いてプチ休憩]
あれ?クロウ、どしたの?
『……あぁ、思わずくらっとしてな。』
何、寝不足?だからもーちょっと寝てよっていったのにー。
『…………誰のせいだと。』
[肩からずり落ちた鴉に気付いて戻しながら、自分のせいだとは気付かないからきょとんとしつつ。
ナターリエやゲルダ、ヴィリー達からも挨拶されると笑顔で返し。
色んな人が集まってんだなーとか思いながら辺りをきょろきょろ。]
ねね、クロウ。
こんだけ人いるんだから誰かいないかなぁ?
『誰かって誰のことだ。』
そりゃ、ユーちゃんとかエッちゃんとか。
『…あの二人は真面目にレポート書いてただろ。』
宮廷占星術師長っつぅえっらい人でも、むがしはそったらだもんだったんだなぃ。
[ナターリエの答え>>181を聞いて、妙に親近感が湧いたようだ]
『貴様も郷(さと)に帰ったら似たような立場になるだろうに。
……講師殿がそうだったからと言って安心するのではないぞ』
[リーの様子に危機感を抱いたか、ティティエンがじと目で釘を刺す。その言葉にリーは気にして無い風に笑った。ティティエン、溜息]
それでも、ちゃんと息抜きはしてるぜ?
[>>181 こてり、と首を傾げつつ、ナターリエに返す]
まあ、眠くなる仕事も多いけどな。
占術用の水晶とか、結晶の選別とかは、わりとキツイ。
[宮廷占星術師団の中には、水晶球を媒介にする者も多く。
一応、その選別には長である自分も関わったりする。
余談ながら、自分は使わないわりに選別に対して口うるさいため、一部の宝石商からの覚えはよろしくなかったりする。らしい。
もっとも、生来の気質故に無駄に敵が多いのは変わっていないのだが]
手段と目的が入れ替わった、ということか。
だがそれは確かに必要不可欠。
[受講生じゃないということに疑問の声は上がらなかったので答えはせずに]
とはいえ、いやいや掘るよりはいいな。
…ふむ、いい鉱石…いい仕事ぶりだな
[手のひらの上に乗せた、蒼く光る鉱石に目を細め見る]
[そんな話をしてると、また新しい参加者が来た>>168事に気付いてそちらにぶんぶか手を振ってみた。]
あ、おじさんも試験受ける人ー?
月闇2年のミリィ=オットーでーっす、よろしくー!
[キラッ☆とか擬音がつきそうなポーズで挨拶した。
鴉は既に諦めの態。が、ふと。]
『おい、ミリィ。彼は火炎学科らしいぞ。』
へ?ってことはー…
おじさん私の後輩!?
[年齢=見た目通りの人ばかりじゃないのは良く知っているが、見るからに年上のハインリヒを見て、愕然としたり。]
まあ、なあ。
占星学の成績だけなら、十分いけたんだが。
[>>184 納得した様子に、はあ、とため息一つ。
まあ、そのお陰で見つけたものもあるんで、悪い事ばかりではなかったのだが、それはそれ]
ん、ああ、ホムラか?
……そう、だな。見た目は似てるが、こいつは魔獣に属するから。
そっちとは、根本的に違うだろ。
[黒もふについて問われると、端的な答えを返す。
当の黒もふは、撫でられそうになると、反対側の肩に逃げて、くぅ、と鳴いた]
―エアフォルシェン湖湖畔・集合場所―
[ナターリエとライヒアルトのやり取りに首をかしげ。
ヴィリーがからかうのを否定しているようなしてないようなやり取りには複雑な関係なんだなあと軽く流した。
こちらの呟きを聞きとめたらしいベアトリーチェ>>101が首を傾げるのに小さく笑って、なんでもない、というように手を振り。
そしてゲルダがやってきたりミリィがやってきたときには簡単な自己紹介などもしておいた。
意外と特別試験受ける人が多いなあ、とわやわやとした回りの話しを聞いている。
ハインリヒが来たときも、のんびりとしたままだった]
ああ、よければやるよ、これ。
[手のひらに鉱石をのせたまま、どうぞ、とナターリエを見やった。]
気にいってくれたんなら、王都にあるガブリエレ宝石店もどーぞよろしく。たまに俺のとったモノもまじってるからな。馬鹿高いのもあるが、子どもの小遣いで買える石もあったりするからさ。
[ついでに営業もしておいた。]
ガブリエレ宝石店……?
あー、あそこか、なるほど。
[ハインリヒがナターリエに営業をかけているのを見つつ、店の名前を思い出して納得したように頷いた。
精霊との親和率が高いとはいえ、喚びだすときにはそれなりの石があったほうが楽だから、王都にある宝石店には何軒か足を運んでいる]
おいおい、水晶の選別が眠くなる仕事ってそりゃねーや。
あんな楽しそうな仕事もそうそうないと思うんだけどな、俺は。
[石のことになると地獄耳になってしまう。ライヒアルトのぼやき>>187に思わず横から入ってしまった。]
……あ、俺の世話人がガブリエレって言ってさ、宝石屋やってんだよ。あんたのこと知ってるみたいだったぜ。
知らねえか?慇懃無礼で毒舌な女性なんだが。
『……そんなこと、言っていいの……。』
[シチが呆れたようにつぶやくが、ハインリヒは本人がいないことをいいことに歯に衣を着せなかった。]
ああ、実はそんなものだったのさ。
結局は単位を得られて事なきを得たのだが…な
[ミリィのとこのクロウと同じような苦労を抱えていそうなティティエンの続く言葉に苦笑して]
ま、無理に気を張る必要もないが、気を張りすぎる必要もないだろう。
/*
ああ、向こうの移った学年によるのかしら?
最速2年で移ってもう2年で、どっちにせよ私後がないって話よね♪
なんがおれど反対だんだなぃ。
おれ、占星学以外だらさすけねんだけんど。
『大丈夫と言うか、占星学もやれば出来るはずなんだがな、貴様は…』
[>>190 出来ないのではなくやらない子なのだと、ティティエンは再び溜息。蛇>>183に嫌がられているなんてことは気にする余裕もない]
おぉ、ほいだら全然ちげぇっぺな。
あ、逃げらいでまった。
[属するを聞いて違いを理解し。撫でようとしたらきっちり逃げられたので、ほんの少しだけしょんぼりした]
ファンカンは妖精、っつぅか妖怪の部類だがらなぃ。
そうそう、身体てっぺ長ぇばい、コイツ。
[言って、顔を覗かせていたファンカンを徐に掴んで竹筒から引っ張り出した。にょろん、と細長いもふもふが竹筒から出て来る]
おじさ……ま、まあ、そうだろうけどさあ。
お嬢ちゃん……ミリィ?は俺の先輩か。
俺はここの世界の人間じゃねーんだ。2年くらい前だったか?におっこちてきて、拾われたんだよ。
[大げさに驚いていることを表現しているミリィ>>189に、手を振り返してそう告げた。
ふと、ユリアンの納得した様子>>193を目にして]
お兄さん、知ってるの。どうもどうも。
質には自信があるからな、これからもどーぞごひいきにっ。
『すっかり、商人ぽく、なったのね……。』
[にかっとユリアンに笑いかける様子に、シチが呆れたため息をついた。]
……いや、あれは眠いぞ。
しかも、途中で寝たら最初からやり直し、ってオチもつく。
じっとしてないとならん事とあわせると、苦行だ。
『そも、職務中に寝るな』
[>>194 ハインリヒの横槍に、真顔で返した。直後に、漆黒に突っ込まれたが。
続いて投げられた問いには、天鵞絨を一つ、瞬いて]
……は?
ガブリエレ……って、あの、納品の度に高笑いしてくねーさんか?
[どんな覚え方なのかと]
まあ、納品業者の一人だし、知ってるけど。
……まともに話した事は、あんまりないなぁ。
わぁっ、長っ!!
すっごい長いね!
ねね、さわらせてもらってもいい!?
[辺りをきょろきょろしてたら丁度ヴィリーが竹筒から細長もふもふを引っ張り出してるところ>>196で。
目をキラキラさせてヴィリーと細長もふにお願いした。
肩の鴉に『こら、失礼だろ!』とか怒られてるけど気付かない気付けない。]
息抜き…な。サボリの間違いじゃないか?
[アルの>>187の言葉にあっさりといいつつ、ハインリヒの言葉>>192に目を瞬く]
ふむ、いいのか?
まあ、私は講師という立場でもないし、遠慮なく
[と蒼い鉱石を受け取ってもう一度目を細め見た後、懐にしまい]
ガブリエレ宝石店…か。聞いたことはあるが行ったことはないな。わかった、今度気が向いたら顔を出してみよう。
最も馬鹿高いものがものを買えるほど懐事情がよくはないがな
ミリィ。
[ユリアンの先例があったので今度は自然と呼べた。
立ち上がったナターリエを見上げて頷いたり、再燃しているティティエンのお説教を聞き流したりしていると、年配の男性が増えた]
ハインリヒさん。
…私からは先輩?
[>>197ミリィへの説明を聞いて、目をぱちぱちとさせた。
といっても学年は一緒。別世界からの来訪者としての先輩の意味だった]
んだったんがぁ。
ほう考えっど、こん特別試験もおれらにしてみだら、ありがでもんだんだべな。
[ナターリエの言葉>>195に、ふむふむと頷く。有り難いものかもしれないけれど、参加しないに越したことは無いのだが]
おぅ、気楽んやってっど。
今日の試験も、どったらだもんが楽しみさしてらばぃ。
『だから貴様はもう少し緊張感を持てと何度(以下略』
[にぱ、と笑いながらナターリエに返したが、その言葉にティティエンが案の定の突っ込みを入れる。けれどその突っ込みはさらっと受け流した]
占星学だけ、って……。
[>>196 そういや、ルーンカードの意味忘れてたっけ、とかふと思い出し。
ティティエンのため息混じりの説明に、くく、と低く笑った]
ま、占術は各自の相性が一番でるからなぁ。
俺は、ルーンカード使うのを最初から教えられてたから、そっちは問題なかったんだが。
[なんてさらりと返して。
逃げた黒もふは、しょんぼりされて、くぅぅ、と鳴いた]
……ああ、こいつは人に触られるの、苦手なんでな。
[無闇に触られると、実は自分が危ないのだがそれは言わず。
引っ張り出されてちたちたする細長いもふもふに、きょとん、と瞬いた]
……妖精じゃなくて、妖怪……?
へぇ……そんな使い魔もいるんだなぁ……。
えがっぺ、えがっぺ。
ファンカン引っ込んでまる前に触っどげ。
[ミリィの頼み>>199に笑顔で快く応じる。ミリィが怒られてるのも気にしない。ファンカンは51秒もしたらリーの手を擦り抜けて竹筒に戻ってしまうだろう]
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