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─外→厨房→広間─
[立ち尽くしていた時間がどれくらいかは、わからなかった。
足元にすり寄る真白の猫が、しきりと鳴くのも上滑りするようで。
唐突過ぎる、三度目の、肉親の喪失。
それを、どう捉えればいいのかがわからなくて、呆然としていた所にかけられた、声>>162]
……にい、さ……。
[背を撫でる手の感触が僅かに感覚を繋げて。
数度、瞬いた。
中に、という言葉に同意するよに、真白の猫が高く鳴く]
…………。
[それでも、すぐには動けなくて。
翠は虚ろに、赤黒く染まったひとを、追って。
それがそれたのは、再度の呼びかけ>>164と、直後の、猫の哀しげな声が耳に届いてから]
……わか、った。
[短く答え、促されるままに中へと戻る。
途中、ゲルダとクレメンスのやり取りをぼんやりと聞いて。
撫でようと伸ばされた手>>176は、避けなかったのか、避けられなかったのか。
理由がいずれであるにせよ、触れた手に外気に晒されていた金の髪の冷たさが伝わるのは変わらない。
広間まで連れられ椅子に座らされると、真白の猫が膝の上に飛び乗り、いつもの澄まし屋らしからぬ様子で身を摺り寄せてきた]
……ん……だいじょう、ぶ。
[短い言葉は、猫に向いたのか、それともホットミルクを差し出すゲルダへのものか>>179
カップは両手で受け取るものの、すぐに口をつける事はなく。
ぼんやりと、温かなしろを見つめていた]
─真夜中過ぎ─
オレは良いよ、まだそこまで渇いてねぇから。
[爺連続して喰ってもな。
どうせならもっと良いのを喰いてぇ。
リートに問われて、オレは首を横に振った。
室内に戻る途中、よろめいたリートを見ながら、はたりと大きな尻尾を揺らす。
それには風に押されたかな、程度で見て、リートと共に宿屋の中へと戻った]
眠いならちゃんと寝とけ。
ああ、そこで寝るなよ。運ぶの大変だから。
[性別は男でも体格的な問題で他の奴を運ぶには難儀するんだよ。
今にも寝そうなリートに居ながら一応部屋まで送って、オレも静かに自室へと戻った。
さー、ゆっくり寝るかー]
─朝─
[リートはオレよりも早く起きたようだが、行動へ移すのはオレの方が早かったらしい]
りぃーとぉ。どした?
[呼びかける聲は訝しげ、と言うよりは緩い笑いの気配が載ってたかもしれねぇ。
まーだ否定してるのかこの坊ちゃんは。
あー、やべー。オレも感覚引き摺られてんな、獣のものに。
何か愉しいわ]
昨日何したか、覚えてるか?
[こんな質問意地悪だったかな。
まぁ覚えてないなら無いで良いんだけど]
─朝/広間─
[広間で何かあったのかと訊ねたら、ゲルダから爺の事を聞かされた。
おぅ、もう誰かに見つかったのか。
まぁ隠蔽工作はしてなかったからな。
してる余裕もあんまり無かったけど。
っと、起きて来たばっかなんだからしたり顔で居ちゃ拙いな。
驚いた振りしねぇと]
─朝/広間─
[問うた後、ゲルダが何か微妙な目で見て来た>>179。
何だよ、何でそんな目されなきゃならんのだ。
ちなみに悲鳴で起きはしたが行動に移すのが遅かっただけだぞ。
お互いの間に妙な間が空いたが、ゲルダは近付いてきて事情を説明してくれた]
………は? 爺、が?
え、ちょっと待て、それマジかよ。
[声を落として告げられた内容に、オレはどこか呆けたような声を上げた。
少し声がでかくなっちまったから、ゲルダに目で怒られたかもしれない。
…あ、エーリッヒ居たのか…。そりゃ怒られるわオレ、うん。
済まなそうな表情になりながら、小声でゲルダに爺がどこで殺されたかを聞いた。
……うげ、ゲルダの部屋の真下って。
オレの部屋からも近ぇじゃねぇか。
そうか…、とゲルダに返すとアイツは厨房へと入って行った。
んー、どうすっかな、見に行ってみるか否か。
つか、殺されたって、誰に?
結局オレはそれを確かめるために外へ行ってみることにした]
誰だっ!?
[名を呼ばれて驚いたように。
部屋を出ようと扉に掛けていた手を離して無人の部屋に振り返った]
あ。リエルか…。
[声とコエの区別も曖昧だったことに気づいて、顔をぴしゃりと叩いた。こんな状態で外に出たら何が起きることか]
……覚えてる。
俺が、やった。
[愉しげな質問に返したのは押し殺したようなコエで。
何度か深呼吸をして、再び扉に手をかけた]
―朝/二階→広間―
[どうにか着替え終わると部屋を出て下に降りた。
昨夜の広間は穏やかだった。苦手としているゼルギウスといても、特に何を感じることもなく。談笑すら出来て。>>193
冷めても美味しいお茶を片手にした平和な時間が流れてから、まだ一晩しか経っていないのに。同じ場所の空気が、今朝は重く感じる]
……ギュンターさんが。
[丁度ゲルダがエルゼリートに説明をしているところだった。>>197
真っ先に見たのはクレムの姿で。
それから恐る恐るというようにエーリの方を窺った]
─広間─
[階段付近で交わされるやり取り。
他に音のない空間では、遮るものもなく。
届いた言葉に一瞬、肩が震えた。
ぎ、と唇を噛み、それから]
……なんで……なんだよ。
[零れ落ちたのは、掠れた呟き。
やや伏した翠は、先ほどよりも、暗い──否、冥い]
―広間―
[辺りを見回すが自衛団員は宿屋に戻ってきてはいないよう。
エーリッヒを気遣うクレメンス>>194とライヒアルト>>198を
交互に見遣り少し考えるような素振り。
ゼルギウスが此処にいれば何かあっても大丈夫だろう、と
女は玄関へと向かう]
私、詰所に行って自衛団長さんの事を知らせてきます。
[広間に居る者にそう告げて宿屋を出る]
―広間―
[突然に肉親を亡くすことの辛さは実体験で知っている。
だから逆に掛ける声が見つけられなかった。
一度向いて逸らされた視線に、困ったように俯いた。>>201]
えっ、ナータ。
危険だよ、今一人で行ったら!
[人狼がいるこの状況で。
それを知らせた自衛団員だってどんな反応をするか。
慌てて後を追いかけようとした。>>202]
[おぅ。びっくりした。
おやまぁ、だいぶ動揺してるっぽいか、これは?]
どうしたー、大丈夫か?
気ぃ抜いてると殺られんぞ。
[もう殺し合いは始まってるからな。
『場』が崩れるまでオレらは喰らい続けなきゃならねぇ。
けど連中だってただ喰われてるつもりはねぇだろう。
爺のあの一撃が良い例だ]
ん、覚えてたか。なら良い。
[返って来たコエにオレはそれだけを返した。
その返答をする頃には愉しげな色は消える。
オレも演技頑張らなきゃならんからな]
/*
とっても自殺行為ですね。ええ。
でも脊椎反射が。アハハハハ。
というか。初手で黒引いてしまって、ナータ姉も焦っているんじゃないでしょうか。出遅れながらも、一応何かありそうというRPはしておいたつもりだったのですが…。
うん、不足すぎだったらごめんなさいです(汗
[男が階下に降りた直後に、エルザが階段に姿を現し、近くに居たゲルダが声を潜めて事実を告げる。男にその声は聞こえなかったが、エルザが外へと向かった後に、同じ事実をクレメンスから聞いた。エルザは、恐らく殺された団長を見に行ったのだろう、とも]
あのじいさん、殺しても死にそうになかったけどなあ。
[最初に零れた感想は、どうにもその場に相応しくはなかったろう。一応声を落としてはいたが]
俺も見に行ってみるぜ。こうなると自衛団がどう出るかも気になる。
[さすがに次に出た言葉は、真面目な響きを持っていた]
[追いかけようとするおとうとを一度振り返り]
でも、知らせなきゃ。
それに危険なのは誰しも同じことでしょう?
[誰かが危険に晒されるくらいなら自分がそうなった方が良い。
そうすれば少なくとも自分が後悔することはないから]
ラーイは待っていて。
病み上がりは大事にしないといけないのよ。
[常と変わらぬ様子で留める言葉を向ける]
―朝 二階の自室―
……ってぇ。なんだ?
[まどろみの中で、悲鳴とも唸りとも思われる声>>153に起き上がり、頭を揺らす。
昨日は寝る前に薬学の本を読んでいたためか、頭がすっきりせぬと、昨日厨房からもってきた水差しより、コップに水を注ぐ]
[男が外に向かう前に、ナターリエが動き、その後を追ってライヒアルトも動こうとする]
いや、お前さん達、どっちもあぶねーって。
[やれやれと肩をすくめて、二人より前に、外に出ようと戸口へ向かう]
……死にたくはない。
[そこまでは低く唸るように答えて。
深呼吸で余裕を掴めたか、コエも少しは落ち着きを取り戻した]
そう、だよね。
人狼だって知られたら殺される。
気をつけるよ。
[まだ弱いコエではあったけれど、しっかりと答える]
俺は、人狼なんだから。
[そうと認めてしまえば、頭痛も静かに引いていった]
この場が崩れるまで。
続けるしかないよね。
[そして動きが止まる。
揺れる水面を眺め、息を飲み、後ろへと振り返って。そこに壁があるだけだというのを把握して、もう一度水へと目を移す]
…気のせい、だよな。
[寝惚けていたのだろう。こりゃ重傷であるなと、水を飲む]
―広間・玄関近く―
それはそうだけど。
どうしてもナータが行くっていうなら俺も一緒に。
[扉近くまで行って反論し、留める言葉に困った顔をした。>>205
ナータは時々頑固にもなる。殆どは折れて受け入れてくれるけど]
ヴィリーさん。
はい。お願いします。
[彼の方に頭を下げて足を止めた。
ナータはどうするのか。一人でないなら、まあ。自分が折れておくべきかもしれない]
─ →宿屋外 西壁─
[場所は聞いていたから直ぐにそこへ向かう事が出来た。
オレは出入り口から出て宿屋の西側へと回る]
……これ、か?
[辿り着いた先には白いシーツが掛けられていた。
おそらくこの下に爺が居る、のだろう。
発見時に血はだいぶ乾いていたのか、白に色が移ってはいないようだった]
…うげ。
[捲ってみて、見えたものにオレは左手で口元を覆った。
眉根がきつく寄る。
傷口が目に入って、すぐさま捲っていたシーツを下ろす。
白を被されたものの傍にしゃがみ込んだまま、しばらくオレは俯いていた]
[ヴィリーの声>>207にきょととして。
昨日の浴室での一件を思い出し思わず視線を外した]
――…今なら危なくはないと思います。
ほら、外は明るいですし。
[おとうと>>209の心をあねは知らず
小さな笑みを一度彼に向けてから]
ラーイはお留守番しててね。
直ぐに戻ってくるから、大丈夫よ。
[そう言いおいて前を歩き出すヴィリーの後をついて女もまた歩み出す]
/*
あや、ゲルダさんが蒼花か。
で、司祭様が朱花…ってことは、アーベルやっぱ狂信、かしら。
ヴィリさんは狼か守護ぽいにゃー。
ナターリエさんは占いみたいね。
んー、ライヒアルトさん視たかな、これは。
[そして、ほんの少しの苛立ちが混じえながらも、いつもの薬師としての必需品を手に、一階へと降りる]
― → 一階広間―
…何があったんですか
[挨拶する気配もなく、疑問系でもなく。
誰にたいして問いかけたでもないが、周囲を見渡した後自然と、視線はクレメンスへと向けられた]
やべやべ、直視しちまった。
やっぱオレも喰いたいなぁ。
[それはリートが喰らった爺の遺体を見ての呟き。
左手で隠された口元を、オレは愉しげに歪めた。
その後に聞こえたリートのコエ。
オレは小さく笑う気配を載せる]
そうそう、知られたら殺されちゃうよん?
なんたって人を喰らう化け物なんだからな、オレ達は。
[自分の事を言ってるのに、オレの声に悲観は無い。
だって塞いでたってどうにもならねーかんな。
紡ぐ声は中性的な雰囲気を纏う。
オレの真名、この聲から来てるんじゃね、って考古学やってる同胞に言われたな。
オレは意味とか知らねーけど]
『場』が崩れるまでは衝動も起き続ける。
どの道止めらんねぇのさ。
[言って、オレはまたくつりと笑った]
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