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[事を起こすのはオレ自身。
ゲルダの事に気付けなかったのは部屋に居なかったから。
そして、ゲルダが苦しむ原因を作ったのは、オレ自身だった]
[オレは未だ蒼花について何も知らぬまま、まどろみの中で朱花の余韻に浸っていた。
甘美なる果肉の感覚は未だ舌の上にあり、その味は何物にも比べがたい。
──ああ、もう一つも喰いたいなぁ。
隣に在ると知らぬまま、オレの想いは膨らんでいく。
そうして、夜は更けて行ったのだ]
─翌朝/自室─
[染み付いた生活サイクルはどんな時でも崩れる様子は無く。
オレが目を覚ましたのはやっぱり他より少し遅い。
今回は劈くような叫び声も無かったから、特に目覚めは遅かった]
ふ、ぁ。
[欠伸をして目を擦り、鏡無しで髪を櫛で梳く。
仕草だけなら女性に思われるだろうが、残念ながらオレは男だ。
昨日と同じようにキルシュヴァッサーの刺激で目を覚まし、支度を整えて部屋を出た]
─ →広間─
[広間は既に人の気配と暖炉の温かみがあった。
けれど昨日以上に空気が重い気がする]
……まさかと、思うけど……?
[状況は昨日の朝と似ていた。
昨日はエーリッヒだったけど、今回はナターリエとライヒアルト。
対象が誰なのか、容易に想像出来た]
…なぁ、どこ?
[想像した人物と最後に別れたのは多分オレだったろうから、どこで起きたのかが気になった。
問いに答えたのは誰だったか。
運ぶと言う話を聞いたなら、微力ながらも手は貸すことに*なるだろう*]
[襲われたのが誰なのか、どこで起きたのか。
そんなものはとうに知ってる。
何せ、やったのはオレなんだから。
仕留めたのはリートだったけどな]
───りぃーとぉ。
どうしたよ?
[人の姿で血に濡れるリートに、オレは何でもないように聲をかける。
やっぱショックだったかね? 慕う奴を自分で襲っちまったってのは。
知った奴が死んでも平然としてるオレは、どこか箍が外れてるのかもしれねぇな]
次、どうすっか。
朱花喰えたし、一旦別の奴でも良いかもな。
[紡ぐ聲は愉悦しか*含んでいない*]
/*
メモ量多すぎって怒られまくりでサー!
まだ来てない人の分削るわけにはいかんからさ、一応。
さて、今日はどうしようね。
ナタの動き次第と言うのもあるだろか。
/*
えーと
狼:ライヒ
狼:
狂:アーベル
占:ナタ
霊:ゼル
守:エーファ
朱:クレ
蒼:わたしー
多分村:エリ、フォル
白:ヴィリー
エルザとブリジットのどっちかしか狼の可能性がない件について。ブリジット違う気がするからやっぱりエルザなのかなー。なー?
/*
朱月では建物が完全孤立となってたので
自衛団撤退といっても地続きな分ゆるめだなと思ってた。
村に続く道の先にいるんですよね。見にはいかないけd
/*
あれ書くなら居ないよ居ないよーって所まで描写すべきだった。
不親切だったなぁ。反省。
今日は頭まわってない気がします。
いつものこととか言わない。言ってくれるな。
/*
……あ、団長の死を知らせるのも道の途中でよかったのか。
詰所まで行かなくてよかったんだ。
うわああ、失敗、した。くろねこさん、ごめーん。
[女の嗚咽が届く範囲に自衛団員は居ない。
今、心を占めるのは獣に喰らわれ命を落したクレメンスの事だけ。
だから自衛団員が撤退している事に女が気付くのはもう少し後の事。
ゲルダ>>141に声を掛けられるまで、彼女の存在にも気付けなかった。
優しく撫でる彼女の手が、義兄の其れを思い出させる。
手の大きさも撫で方も違うのにささやかな相似だけで重ねてしまう。
顔を上げて滲んだ視界に彼女をみた]
……ゲルダさ、ん。
[中へと誘う声がして、義兄へと向けられる名残惜しげな眼差し。
こく、と頷いて力なく立ち上がる]
ラーイ……。
[おとうとが何を抱えているかは知れども
昨夜何があったか知らぬ女はただ名を呼んで]
[ゲルダから朱花という言葉が聞こえれば
やり切れぬような吐息が零れた]
――…はい、おにいさまは、朱花、でした。
[花の模様も色さえも分からぬ無残な遺体。
双花ではなく朱花と言った彼女の言葉。
何処かでひっかかりを覚えるけれど
このときはまだそのひっかかりを明確にすることも
彼女に問い掛けることも出来ぬまま
ゲルダとと共に広間へと行き暖炉の傍の席に座った]
[玄関でクレメンスが居る場所を聞いたアーベル。
部屋に運ぶと聞こえたけれど
彼の姿をみればまた取り乱してしまいそうで手伝うとは言えなかった。
広間で暖炉の火をぼんやりと見詰める。
心此処に在らずというった態。
けれどエルゼリート声が聞こえればピクと反応を示し]
……玄関を、出て、右手の方に。
[何があったか察しているだろう気配と問いに
ポツ、と義兄の眠る場所を返した**]
―昨夜回想/広間―
[エルゼリートの拗ねる顔には、楽しげに笑って「はいはい」なんて言葉で流しておいた。
お茶をと言われると頷いて、レモングラスだけの葉を、いつもより少なめに入れる。
匂いが混ざって危険なことにならないように、という、匂いを薄くする配慮。
他にも人がいたら、そっと差し出すくらいはした。
食事は明日食べるつもりで部屋に戻ろうとするが]
一緒に?
大丈夫だよ、すぐそこまでの距離だし。
[しかし結局のところ、こちらが折れる形となった]
変なところで心配性だね、エルは。
まぁ。ありがとう。…おやすみ。
[ひらりと手を振って、昨日の夜は、部屋に戻ったのだった]
― 朝/外→広間 ―
[ナターリエが立ち上がり、ライヒアルトを呼ぶ。
玄関の扉へと向かい、その扉を開いて二人を待った。
朱花だったという言葉に、頷く。
自分が言ったことが、どういうことか、頭の中ではまだ理解できていなかった。
アーベルに玄関で尋ねられれば、表情も言葉も淡々とした調子でクレメンスの死、そして遺体の場所を伝える。
皮肉げな言葉には、かすかな笑みさえ浮かべた。]
そうだね、生きてるんだし。
[それからアーベルが動いてくれるのを見て、ナターリエたちをソファへと誘導する。
そのまますぐに、厨房に向かった。エルゼリートが来たのは、そのあとだろう]
― →厨房→広間 ―
[昨日と同じように、食料庫からとって来た牛乳を温める。
使い終わってしまったほうが良いだろうか、なんて考えているうちに、少し多めの量が鍋に入った。
そこまできて漸く、朱花が死んだ、ということと、クレメンスが死んだ、ということが結びついた。
昨日、エーリッヒへとミルクをすすめた司祭は、もう居ない]
……参っちゃ駄目だろ、僕が。
[熱を持っているような蒼い痣は、どこかだるいように思える。
はやく人狼を殺さなければと逸る心、本能を押さえつけようとすると、それは余計に増したけれど、軽く頭を振って、ちょうど良くなったホットミルクをカップへと移す。
広間に持ってゆくと、それをそっと、手渡すのだった**]
/*
発言訂正が痛かった。前バージョン投下してしまったかと消したら大丈夫だったというね…!涙涙
どうでもいいけどツンデレでごめんね。正しくツンデレだと思ってる
(人前ではつんつん。たまにでれる。二人だと弱みも見せる)
正しいツンデレじゃない気がしてきた…つーかよく回る口だなゲルダ。
/*
そっと先にお詫びを。
自衛団が関わってこないのは俺も当然承知してたのですが、誰も逃げ出さないよう遠巻きに監視してるかと思い込んでました。
完全ノータッチなら周囲に近寄ろうとすらしないのですね。
岬から退去という一文を読み落してたようです。
混乱させて大変申し訳ありませんでした。
さて。浴室に移動しておくかな。
俺の発言でナータの行動制限ばかりするのは本意じゃないし。
人が増えたら戻る心算で。
―回想 昨夜広間―
あのなぁ、アーベル。
ブリジット任せながらお前掃除なんてできんだろ。
大丈夫とは言えんが、これでも薬師の見習いでもやってりゃ人が死んでいく姿ってのは見てしまうもんだからな…
[とアーベル>>68に答える。ブリジットの眼差し>>63には返事をしたときに気づいたが、発作がおきそうにない様子にひそりと安堵する]
ありがと、エルゼさん。
そうですね。固まると取り辛いので溜まりのほうを優先で
[そして掃除を続行のところで、自然とエルゼ>>73に手伝ってもらうことに感謝の言葉等を口にしながらしばらく考え事をするように。
そして随分と進んだところでか、先にエルゼに浴室へと促される言葉に甘えて浴室に向かうのと、ゲルダがエルゼへと話しかけるのはすれ違ったか。なにはともあれ、エルゼとともになどということもなく一度着替えをもってくるため部屋へと戻った後浴室へと向かった。]
―回想 夜の浴室―
ぁー…全く…いい加減に…
[自衛団長が、エーリッヒが湯に映ってる。
真実は如何なるものであれ、今この目で映し出されてるのは、恨みがましくこちらを見詰める四つの眼]
無力だなぁ…
[悲しさとやるせなさとをいり交えた声はぽつり。吐露された感情はその一瞬でありその後に風呂から上がり着替えると部屋へと戻っていった]
―二階 自室―
[なぜだか、ほんの少しの喪失感を覚えて目が覚めた。
それは...は知らぬことが、支えるべき花の一つを失ったためか]
人狼…か
[見つけてそして…そう考えたとき一際大きく心臓がどくんとなり、そこよりなぜだか甘美な響きが広がっていって、眉を顰める]
[そして、寝台の横の机に置いてある水差しを見る。
意識してそれを眺めることはしない。
でも、悲鳴が上がることはなかった朝であってもきっと誰か亡くなっているだろう。
そんな妙な確信を抱きながらしばし布団の暖気に*身を任せていた*]
[自死はいけないことだと、父親からも、神の家でも教わった。
本能もまたそれを肯定するから、逆らってまで命を絶つことは出来なかった。
>>24ヴィリーの話は聞いていなかったけれど。
金眸の獣にも当て嵌めるなら、唯一の例外を除けば、正しい]
―朝/玄関外―
[背後からナータの嘆きが聞こえても動かなかった。>>135
震えも止まり、ただ虚を隠そうとするように抱いていただけ。
>>141ゲルダに呼ばれて。触れられると嫌がるように首を振る。
甘い香りを感じるのは、固まってしまっても血の残る躯を抱いているせいだろうかと思う。ああ、このままでいたら。また]
……分かった。
でも。クレム、このままは。
[無表情に言うが一人では引き摺ってしまう。
ナータに名を呼ばれて、このまま運ぶのは諦めた。
一度その場に横たえ直し、ケープを外すと顔から胸に掛けて。
促されるままに歩き出す]
―朝/広間―
[アーベルの声がして顔を上げた。>>143
深緑は無表情に、皮肉気な言葉を放つ青年を見つめる。
ああ、でもこれではいけないか。
食って掛かるほうが、らしかったかもしれない]
外。
[間を置いて答えようとした所に、エルゼリートの声も増えた。>>149
途切れた間に、ナータの方が詳しい場所を答えていた。>>152
手伝うと言っても断られるのが普通かもしれない。
一言でも止められれば、ついていこうとはしなかった]
どうもしてないよ、リエル。
[淡々と返すコエには流石に甘さの欠片もない]
朱花はご馳走だったけれど。
クレムは男だったからね。
今度こそ女の子でもいいんじゃない。
[やる気なさそうに、けれど愉悦を否定はしない]
ああ、でもシスターはやめてね。
立て続けじゃ幾らなんでも疑われすぎる。
[あまりにも淡々と答えるから。それが情によるものか、計算によるものかも、分かり難いかもしれない]
―朝/浴室―
ああ。このままじゃ良くないですね。
女の子達を怖がらせてしまう。
[ゲルダに風呂を勧められると、それにもまた静かに従った。>>141
匂いを消せるのも良いことだった。
湯は沸いていただろうか。けれど今度もまた使おうとはしない。
髪に残っていた血痕を流し、顔を洗い、腕を口を何度も擦る。
頭から水を被ると背中に鋭い痛みが走った。
斜めに走る剣傷は初めての時に受けたもの。
深くはないのに、髪から落ちる水が流れる毎にもピリピリとする]
クッ。
[両手で髪を前へと回す。今度は顔の上を幾筋も流れた。
その全てをタオルで拭って、血の匂いのする黒衣をまた纏った。
これも着替えなければと思いながら広間へ戻る。
ホットミルクが差し出されるなら、ありがとうと受け取る*はず*]
― 朝/自室 ―
[人々が階下に集まる気配を感じても、男はすぐには動かなかった。ゆっくりと、昨日汚した服を着替えて髭を剃る。顎の痣は青黒く変わっていたが、もう痛みはない]
蒼花とはえらい違いだな。
[鏡を覗いて、くす、と笑う。この痣も胸ポケットの赤い丸薬を飲めば跡形も無く消えるのだろうが、まだその時ではない、と知っていた。今はまだ、ここは「獣」のための舞台]
[階下に降りたのは最後に近かったか、クレメンスが犠牲になったことは、誰かが教えてくれたろう。男にとっては意外ではない事実。「獣」の最も傍にあった花が散るのは必然]
……外だな。
[話を聞き、建物を出ると、アーベルとエルザが遺体を運ぼうとしていた]
こりゃあ、早めに埋めたほうがいいな。
[二人に手を貸しながら、シーツに包まれていても、辺りに立ちこめるような血の匂いに、嘆息を漏らす。まともな葬儀などは望むべくもなかったから、近くに埋葬してしまうしかないだろう]
墓穴掘りの道具なんざ、あったかねえ。
[後で探してみるか、と、常の通りの口調で呟いた**]
/*
さて。
りあるねがてぃぶ引き摺っててもしゃーない、というわけで。
無意味に世界を蒼くそめるてすとでも頑張ろう(
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