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[呟きに、レナーテが返した言葉。
外を旅する者であるが故に言える言葉は、近い世界しか知らない身には酷く、重く聞こえて]
……新しくて、無慈悲……か。
[小さく呟き。
向けられた視線と、言葉を受け止める]
ん、まあ、一度に全部はできないし。
まずは終わらせて、それから。
考えてみる。
……なんかあったら頼むよ、『何でも屋』のねーさん。
[最後の笑みには、こちらも笑みで返し。
足早に、宿へと向かった]
─宿屋─
[たどり着いた馴染みの宿。
礼拝堂での一件は既に広まっているのか、姿を見た主人はやや、眉を寄せた]
あー……おっちゃん、ごめ。
ケリついたら店手伝うから、それで帳消しにして?
[渋い顔の主人にこて、と首を傾げて訴える。
「可愛くねぇからやめろ」という常と変わらぬ悪態に微かに笑んで。
とりあえずは、と休息をとる。
人形が現れたのは、一息ついて間もない頃]
……よー。
さすがにここで、『ご機嫌です』と返せるほど、人間できてないわ、俺。
[流暢な挨拶に、返した言葉は素っ気無かった]
…どうかなぁ。
ま、どっちにしてもオレはお役御免、だしなぁ。
[水鏡へと視線を移し
はー、と大仰にため息をついた。]
―回想―
[アーベルが再び呟くのを聞き]
[レナーテの見解も聞いて]
[小さく唇端を上げた]
[覚悟の無いまま飛び出した自分]
[当然辛いことの方が多かったが]
[今も旅を続けているということ]
[少女を連れるようにもなったこと]
[それ以上は何も言わなかった]
[きっと必要なのはもうアーベルの意思だけだろうから]
[ただ少しだけエルザの様子を窺うように見たかもしれない]
―フーゴーの宿―
[水を貰い][預けていた荷の中から薬を取り出した]
[一息つけたと思ったところに現れたのは人形師と共に居た人形]
残念ながら俺も。
この状況を楽しめるほど余裕のある人間ではなくてね。
[口元は笑っているようにも見えるが]
[当然目は笑っていなかった]
…裏の仕事なんざ関わらん方が良い。
一時の利益を求めて足を突っ込んで、一生戻れなくなった奴も居る。
お役御免なら良い機会だろ、足を洗ったらどうだ?
[軽口にも似た響き]
[解放されることを前提で話すのは、宿に集まる彼らを信じているが故か]
[カヤに腕を取られ、扉を叩く手足を止める]
[聞こえて来た隻眼の男の言葉に、扉を見つめたまま]
きっと無意識の内に、知らないことに甘え、言い訳にしたかったからかしら。
……子供だから。
[苛立ちを隠すつもりもなく、扉を蹴りつける]
[背後に置かれた水盤の上の景色を、拒むように]
[弟と、何でも屋の女性の会話には口を挟まない。
翠の双眸も、その姿を映すだけ。
ハンスの視線を受けても、小首を傾げて微笑むばかりだった。
一時見せた、眼を細めた横顔は寂しげではあったけれど]
―フーゴーの宿―
[こくり。
口に含んでいた水を嚥下して、滑らかな声へと視線を移す。
主の姿は見えず、人形があるだけ]
……あら。
よく、わかったのね。
[少しばかり暢気な呟きを零して、口元に手を添えた]
関わらん方が、って、今さら。
そんな簡単に足洗う、で済むもんでもねーだろ。
その口ぶりなら、色々知ってんじゃねぇの?
[隻眼の男に肩を竦めて
また、扉を蹴るベティの様子を心配げに見やる。]
…オレも子供だ。
知ろうとした後の責任が持てないから、か?
子供だと言われるのが嫌なら変わろうとすれば良い。
子供のまま、特権である甘えに逃げるのは自由だが、その状態で何も知らされないと言うのを僻むのはお門違いだぜ。
[露天商とは対照的に隻眸は水盤を見つめたまま]
[再び彼女が扉を蹴ろうとも視線は向けない]
残念ながらてめぇはまだ調べて居ない。
その様子だと余罪はいくらでも出てきそうだな。
簡単じゃ済まないからやるんだろ。
責任もって関わりを絶って、償うんだ。
……そこの人と同じ意見よ。癪だけれど
簡単に済むかどうかなんて、やってみなくちゃわかんないわ。
ブンタさんだって力になってくれるでしょ。
……もっとも、ここから出られたらって前提だけど。犯人ってきっと周到なんでしょ。修道士さんやそこの人でも敵わないくらいに。
何が目的なのかしらね。
[扉に向かって三発ほど蹴りを放つ]
知ってるか?
人の信念ってもんは何しでかすか分からんもんなんだぜ。
[露天商の言葉に楽しげに口端を持ち上げた]
[事件を終わらすと心に決めた人間が居る]
[それに賛同する協力者も居る]
[己は神は信じぬが]
[そんな人間達を信じている]
責任なんて問題じゃないわ。
……迷惑をかけたくないだけ。
[水盤へ視線を投げ]
……ふうん、信念ねえ。
聞いたら教えてくれるのかしら?ううん。違うわね。
知ってること、教えてください……払える対価は持ち合わせてないけど。
…調べる?
[隻眼の男が出来る事を知らない少女は、
きょとん、とした顔で後ろを見て。
それからふるふると頭を横に振った。]
関わってるあんたが言ったって説得力ねぇ!
[イーッち歯を剥いてから、
それでもベティの声にはやっぱり困ったように眉を下げて、顔を歪めて笑った]
…ん、――ん。
「あの人」の目的はオレも知らねぇなぁ。
そうかい。
[返答は短かった]
[教えてくれと言う露天商に、ようやく隻眸だけを向けて]
…何を知りたいのかに寄るな。
俺では答えようがないものの場合は答えられん。
対価は後払いにしてやるさ。
ここから出る方法……は無理ね。この街で何が起こってるのか。漠然としすぎかしら。
あんたがここへ来た目的。あんたのバックにいる連中と、自衛団の連中との関係。あんたや修道士さんを捕らえた者は誰なのか……結局、黒幕は誰なのか。
……後、アタシたちがこれからどうなるのか、って所かしら。安くしておいてね。
[カヤへと振り返り]
……あの人?
[子供の疑問には答えない]
[それ以上教えてやる義理も無いために]
説得力が無くても、『忠告』は頭の隅に置いておけ。
足を洗わねぇと言うなら、今回の事件が終わった後、お前は表の人間には全く信用を得られんことになる。
裏でも今回の失敗のせいで当てにされなくなる。
…表の世界なら、責任を取る、足を洗うことで信用回復が出来る可能性が残ってる。
お前の心がけ次第だがな。
[起きていたのか眠っていたのか。
蹴る音にも、制止の声にも然程の反応を返さなかった。
それがふと瞼を開く。
相変わらずその場からは動こうとせずに、短く息を吐いた]
…出るつもりか。
[誰と名指しもせず、眼も向けず、呟くように言う]
[子供は、隻眼の言葉には睨む半眼を崩さず。
ふい、と顔をそむけてから少し俯いて、
それから視線を修道士の方へと、向けた。]
捕まってるあんただっていっしょじゃん。
[小さな呟き
少女は男が裏の人間か表の人間か知らないから
ちゃんと声にだすことはできなくて。]
何が起こってるかは、身をもって体験してるように失踪事件が起きてる。
1・2年くらい前からこの街では住人・旅人を問わず人が消える現象が起きていた。
尤も然程頻繁にでは無かったようだが。
俺がここに来たのはその事件を調べて記事にするため。
バックっつっても、編集局しかねぇぞ。
うざってぇ婆なら居るが。
自衛団は利害の一致のビジネス対象でしかない。
俺はそこの修道士に襲われて捕まった。
修道士は大方、俺の連絡を受けたアーベルから自衛団に話が伝わって連行されたんだろう。
黒幕はこれから調べる。
これからどうなるかは……アーベル達次第だな。
連中がしくじれば、多分表の世には戻れねぇ。
こんなところか?
対価は三千五百年前の壺で良いぞ。
[答えられるだけのことは答え]
[最後の対価には冗談交じりの答えを返しておいた]
……あんた、いいように利用されてただけなんじゃないの?
その人って奴に。
[カヤを見て溜息を漏らした後、ヴィリーの言葉を聞く]
失踪事件……眉唾物の噂だけは耳にしていたけど。
随分と物好きな……え、修道士さんに?だってあんたたち、友達なんでしょう?
[ちょうど呟きが聞こえると、声の主へ視線を投げた]
[友達]
[その言葉に鼻で笑う]
俺は利用するために呼ばれたらしい。
ダチの縁は切った。
ダチである理由も無くなってたしな。
[隻眸は水盤を見つめたまま]
[感情の籠らない口調ではっきりと告げた]
腑に落ちないわね。連行された人がどうして失踪者と同じ場所に……?
アーベルたち次第、ってことは、彼は事件に関わってはいないってことかしら。
友達であることの理由……何か悲しいわね。
[自問するように呟くと、カヤとローザに視線を投げた]
ま、いいわ。ありがとう……特注で四千年前の壷を手に入れて置くわ。文様の勉強もして。
[視線を水盤へと移動させる]
[目を逸らさず、現実と向き合う決心はついたようだ]
それこそこの街の上層部に事件に関わってる人間が居る証拠だ。
目の届くところに全て置いておけば後で一括して処分が出来るからな。
[その場に居るにも関わらず、物騒な言葉を口にする]
あいつを調べたわけじゃねぇが、事件に対するあいつの信念は本物だ。
エリザベートは調べてシロと出たし、ハンスもお前が消えてからの必死さは尋常じゃ無かった。
何より極力関わろうとしなかった俺に協力を求めて来たしな。
筋肉馬鹿は何も考え無さ過ぎだ。
連中が事件の当事者ってことはまずあり得ねぇ。
それと、調べてクロが出たのはそこの修道士だぜ。
[友達である理由に関しては触れなかった]
[礼と共に告げられた対価については]
期待しねぇで待っとく。
[くつりと笑いを漏らしながら告げた]
[アーニャから聞こえたゲルダの声に対する4者4様の反応にくすると笑いが漏れ]
……男性陣は女性陣を見習って、もう少し余裕を持った方がいいと思いますよ
さて、お姉さんの提案も魅力的なんですけど
ノコノコ出て行って捕まるわけにはいきませんしね
そちらから来ていただいても構わないですかね?
…………ちなみに
お断りの場合には、誠に遺憾ながら相応の対応を取らざるを得ない、とだけ申し上げておきますね
[アーニャ越しの会話の声はあくまで暢気]
そういうことらしい。
…とっとと代わりを探すといいさ。
[元の友人については、自分から言うことはない。
男の言葉を継ぎ、後半はその当人に向けたものか、口許だけで薄く笑った]
あ、オルゴールとかどうかしら!
…ふあ、夢だた。
[一声と共にがばっと飛び起き、頭を掻く。]
なんか今大事な話してたかしら…。
[お口チャック!と、口を閉じて水盤を眺める]
……っつーか、さぁ。
そっちもそっちで、意識してかしてねーかは知らんけど、何かにつけて男の上位に立ちたがるの、止めたら?
可愛くないよ?
[しれっと言いつつ、ひょい、と立ち上がり]
ま、どっちにしろここで騒動起こして出入り禁止になるなんて真っ平御免だし、外行こか、外?
[そこらに散歩にでも行くような軽い口調で言って、場にいる面々を見回す。
蒼の瞳には、鋭さは確り、残るけれど]
はっ、代わりなんざ要らねぇ。
誰かを介して神を信じる道理もねぇ。
俺は神を信じない。
それだけのことだ。
[向けられた言葉に隻眸は向けぬまま言い放つ]
[今までのことが間違っていたとでも言うように]
[人によっては代わりを立てるのを厭うようにも見えるか]
処分……ぞっとする話。これだけ多くの人がいなくなれば、大事になると思うけれど……そうでもないのかしら。
孤児や余所者がいなくなった所で、一過性の噂にはなるけど、それだけかしら。時間と共に忘れられる。
知り合いが黒幕でないように祈りたい所ね。もし師匠が悪者だったら……
[拳を握りしめる]
本当、あんた一言余計なのよ!
見てらっしゃい。絶対に本物と見間違う代物を手に入れてみせるんだから!
[嘲笑するような笑みに睨み返して]
それにしても随分と推理に自信を持ってるのに……ここにいるの。不思議よね。
いいように利用されてたとしても、
オレが自分で決めた「仕事」だからなぁ。
オレは被害者じゃないんだ。
[ベティの言葉に、少し翠を曇らせて
肩を、竦めた]
それすら握り潰せるってことなんだろう。
事実も噂になれば自然風化する。
住人が居なくなったとしても、強く関わりを持つもの以外は記憶から薄れて行く。
……世の中そんなもんさ。
黒幕は、そこのガキのが知ってんじゃねぇの。
何が望みなのかは知らんようだったが。
[親指で子供を指し示す]
つーかよ、偽物持ってきます宣言したら意味ねぇんじゃねぇの?
別の対価要求すっぞ。
……”ヘマ”しただけさ。
推理に自信があっても、判断に間違えば意味がない。
[僅かに持った希望が今の己を成している]
[あの時、別の選択肢もあったのに己は一人で行くことを選んだ]
[他に助力を請えばこうはならなかっただろうに]
[アーベルの言葉に相変わらずクスクスと笑いを漏らし]
あらあら、怒らせてしまいましたか
そういうつもりはなかったんですがねぇ
……でも、可愛くないは余計ですね
あらゆる意味でそちらこそ、とだけ申しておきます
[最後の二言は幾分温度の下がった声で
だが、すぐに元の調子に戻ると]
そうですか
でしたら、『そちらのお望みの通り』街外れでお待ちしておりますので
私の気が変わらない程度にお早めに
[それは教会での会話を聞いていたことを暗に示す言葉]
[空になったグラスを、ことりと置いた。
ふと視線を移ろわせたが、すぐに人形のほうへと戻して]
アーニャちゃんに、案内して頂けるのかしら。
それとも、この子はこの子で、貴女の元に帰るの?
[遊びの誘いでも受けたかのように、のんびりと言う。
席から立ち上がると、今回はしっかりと会計の準備]
[口の中に入れたものを租借して飲み込むと、楊枝を1本口に咥えて立ち上がる]
ん。さっき言ったとおり、逃げる気は全くねえんでいいよ。
罠でも何でも、好きにすればいい。
全て踏み潰してやるからさ。
んで?
何処行けばいいんだ?
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