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うん?
何でそんなこと分かるの……あ。
[リディの一件が起こる直前。
広間で自分の投げた問いかけと、それに対する反応を思い起こす。
ナターリエがどう反応していたか、言われてみれば記憶になかった。]
シスターが″見出す者″?
……それって、信じていいの?
[その顔をじっと見詰めて、そして、]
『アーベルさんと話した。
彼は人狼の味方をする人間で、″闇の護り手″という存在らしい』
『最初にちょっと胡散臭いと思ってたのが、なんだか申し訳なく思えてきた。
……いや、人間にとっては敵側になるわけだから、間違ってはないのかも知れない』
『それでちょっと浮かれてしまって、油断した』
『ユリアンさんに襲いかかった時に、ナイフで切られた』
『……めちゃくちゃ痛かった。
致命傷じゃなかったからよかったけど、結構深くいかれた』
『今は血も止まったし、傷も塞がってきてはいる。
痛みもなくなったから、やっとペンが握れるようになった。
でもまだ完全には消えてないから、包帯でも巻いておこう。
カップが割れた時に切ったとか言えばごまかせるかな』
宿屋手伝い ゲルダは、シスター ナターリエ を能力(襲う)の対象に選びました。
─ 宿泊施設・廊下 ─
[ゲルダが右手を動かす>>89のは見ているような見ていないような。
それよりも意識はもう一つの話題へと向く]
……はい、私が『見出す者』です。
簡単に信じてもらえないことは承知の上です。
ですが、このままでは無実の人を更に殺めかねません。
それは避けたいのです。
[問う声>>90に返すのはそんな言葉。
紡ぐ言葉にはささやかながら決意が乗る]
私を信じて頂けるなら、『人狼』であるのはゲルダさんかノーラさんのどちらか。
お互いにとっては、相手が『人狼』となります。
私が、どちらかを視ることが出来れば良いのですが……。
日に何度も視ることが出来るわでは、ないようで。
[申し訳なさそうに視線を落とし、唇を軽く噛む。
視線を戻せば、ゲルダの視線はユリアンがいた部屋へと向いていて>>91。
つられてナターリエもそちらを見る。
途切れた慟哭が何を齎したかは、まだ気付かぬまま*]
/*
んん、出ていけばよい?
落ちる時間遅くするとリアルが死亡するので一定の流れまではいきたいけど。
怪我については触れてもいいのかな。
ー 宿泊施設・廊下 ー
そう……だね。
[自衛団長とユリアンは双花。
リディもノーラも、広間での問いへの反応を見る限りは違うようで。
残りで可能性があるとすれば、最初に死んだ管理人の老人くらいなものだが。]
……ん。
信じるよ。
[もしも自分が人狼でなかったとしても、そう結論付けたのかも知れない。]
―― 真夜中・客室 ――
[夜が更けてもロクに眠れなかった。
浅い眠りと覚醒を繰り返し、ベッドの上に身を起こす。
本当に終わったのか、その実感は感じない。
左肩の蒼花はいまだ鮮やかなまま、それが何を意味するのか。
人を一人手に掛けたというのに、どうしてこんなに落ち着いていられるんだろう。]
神の いとし子……って、なんなんだろうな。
[殺したくないと思っていたはずなのに。
なのに、躊躇いなくリディを刺した自分は……]
ん?
[沈みかけた思考はドアの外、僅かな足音で途切れた。]
[同じように眠れない人がいるのかもしれないと、ドアに視線を向けたその時。
何の前触れもなくドアが開いた。>>75]
……っ!!
[反射的に立ち上がる。
そこに人が居たと思ったのは一瞬の事。
声をあげる前に飛びかかってきたのは白銀の獣。
倒された弾みで背を打ちつけて息が詰まる、声が途切れる。
油断したわけじゃない、不意を突かれた、全てはその一瞬の事。]
っ、く
[呼吸を封じようと押さえつける力は強い。>>76
必要な酸素が足りなくて視界が霞む。
まるで何かを探すような鼻息を感じながら、震える手でまだそこにおいたままのはずの物を探し]
[さくり、ナイフが届いた前足を切る。>>77
一度人を刺し手軽く拭っただけの刃の切れ味は鈍い。
確たるダメージを与えきれないまま、力の抜けた手からナイフが落ちた。
もう、抗う術がない。
傷つけられた怒りなのか、月の色を帯びた獣の目が射抜くように見据えて
次の瞬間感じたのは痛みではなく衝撃。そして、熱。
命を繋ぐ熱い赤が、散る。]
ひゅ……
[口元、呼吸が戻っても聞こえるのは声じゃなく、切り裂かれたその場所から空気の漏れる音
意識が、全てが遠くなって、そうして、一つ思ったことがある]
[幼い頃にどこかに行って戻ってこなかった、同じ花を持っていた母さん。
あれは、戻ってこなかったんじゃなく
戻ってこられなかったんだ、と。]
[ふと気がつけば、蒼花を失った自分の体が目の前に見えて。
そこに居たのは……]
………ゲルダ、だったのか。
[リディじゃなかった、なのに、殺して
今度は自分が人狼に殺された、役目を、果たせなかった。]
アーベルさんが気付いてくれるといいんだけど。
[同じ経験をしたと言う彼なら、きっと、そんな風に期待を込める。
そのアーベルが向こう側の存在だと、花をなくした聖花は知らない。**]
/*
敢えてナターリエは襲わないでおこうかと思ったが、そうするとエピ入らない……んだよね確か。多分。
ちなみに襲撃時には野生狼形態じゃなく、二足歩行の狼男っぽい感じをイメージしていた。(なのでバケモノよばわり)
でも表でちゃんと描写し忘れたから別にどっちでもいいです(
─ 宿泊施設・廊下 ─
……ありがとうございます。
[信じる、と言ってくれたゲルダ>>94の反応に、ホッとした表情になる。
けれど、問いかけ>>95を向けられると、困ったような表情になり]
…正直なところ、全然分からないのです。
私はアーベルさんを疑って、けれど彼が『ひと』であることを知りました。
今朝視ることが出来たのも、昨日豹変したように見えたユリアンさんで。
けれど彼も、『人狼』に襲われてしまいました。
目に見えるもので判断出来なくなっているのです。
何で判断すれば良いのか、分からないのです。
[落とした視線の先で、白猫がナターリエに寄り添うように座っていた]
……先程のノーラさんの嘆きを聞く限りは、彼女がユリアンさんを襲ったとは思えません。
けれど、その判断を信じて良いのかが分からないのです。
[今まで、考えていたことの逆の結果が現れていたせいで、ナターリエは決断出来なくなってしまっていた*]
/*
お腹がやや死にかけで困る(
「貴女方のどちらが『人狼』なのですか?名乗り出てくださらないのでしたら、お二方とも殺さなければなりません」
って言う笑顔で壊れる方向に行く予定が壊れない方向になってしまった(
ノーラさん壊れ方向になりかけてるので要らないかな、って(
/*
さて、表どうなるかな?
ユリアン襲撃は、ゲルダ視点でここしか襲撃する理由ないし、驚く事じゃないんだよなー。
生存を目指すならなおのことで、ユリアン落としたほうが生存率上がるし、ノーラをSGにする事も出来る。
ノーラSGにするならシスター襲撃もありだけど、あの時点で見出す者とわかってないから、やっぱり襲撃理由がないことになるし、ユリアン襲撃が一番自然なのだよな。
最終日のランダム勝負に出るんじゃなく、確実に生存に近づきたいと言う意思表示でもあると思ってる。
ノーラ襲撃だとほんと2対2ランダムになるだろうから。
ユリアン。
私ね、きっとクルトもだけど。
貴方が誰か大切な人を見つけて、紹介されるのが夢だった。
…それだけが幸せじゃないかもしれないけどさ。
貴方には人一倍幸せになって欲しかったんだ。
[淡い微笑み浮かべ、死者に語るは女達夫婦の夢。
幼い時に父親を亡くし、母親は彼を捨て、師匠夫婦に引き取られた幼馴染。
そんな事があったからこそ、彼の幸せを心より願っていた。]
――だから、貴方を終わらせた人は許せない。
[ナイフを持つ手には力が籠る。]
[今残っているのは女を覗いて3人。
女は素人。
当然、抵抗もされるだろうし、3人を殺そうとすれば‘疲れる’。
それで本命を逃しては元も子もない。
――やはり、きちんと見定めなければ。]
…これ、貸しててくれる?
[女はナイフの持ち主に問う。
――返事がない事は分かり切った上で。
返せるかどうかは分からないが。]
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