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何を言ってる?
[男は、感情の消えた青年の目を見返す。猟犬…それは遠い過去の記憶に繋がる言葉。だが…]
てめえは獣じゃなく、人間だろうが!!目を覚ませ!
[目の前の色を無くした頬に平手をかまそうと手を振り上げる]
[月光に照らされた、銀色の獣。][それは『ブリジット』の本質を表したように。][どこか澄んだ煌きを放ち。]
[だがその内に宿るは、間違いなく獣の本性。]
[弾かれたように風の如く走り出し。][向かう先は。][先ほど捕らえた女の元。]
……ナニ、今の……。
[記憶のカケラを振り払った直後に聞こえた、コエ。
聞いた覚えはあったろうか、それとも]
……どこへ?
[駆け出した少女が、その姿を転じたのを、感じて。
その行方を、追いかける]
[ゆるゆると、それでも足を進め、イレーネの側に]
イレーネさん。
[声を掛ける、そっと、これ以上刺激をしないように]
大丈夫、あなたは独りじゃないわ。
わたくしが居ます…だから落ち着いて?
[蹲る彼女を、そっと抱きしめようと]
[視力は、良い。
クレメンスの声が届く前に、手が届く前に、それはしっかりと眼に入っていた。]
ああ、そっか。
せんせー。死んじゃったんだ。
[声は感情無く響いただろうか。
明るく励ましてくれた彼女の声は、もう聞けない。]
[引き鉄にかけた指。力が僅かに篭る]
[名を呼ぶ声が二つ。
瞬いた。
不意に腕から、力が抜ける]
[――ガシャン、][重い物が地に落ちる音]
[アマンダの口元に手を当て、その後に聞こえた吐き捨てるような言葉に、直接傷を見ていた...の手から力が抜けた。
銃弾位置は……致命傷だった。
まるで正確にこの場所以外ではありえないと思える程、的確な場所へと着弾した銃弾は、貫通する事もなくアマンダの体に居座っていた]
くそ! 命だぞ? 一つしかないんだぞ! 何でこんなあっさりと失わせられるんだ……!
[次第に足元へと広がってくる紅い水溜りを見ながら、それでも次にしなければならない事へと思考がシフトしていく]
(そういう風に育ててくれた父上を、初めて恨みますよ……)
[心の中で初めて家族に対する呪いの言葉を唱えた]
リディ君
[見てしまった彼女の手を引く]
外へ。
行きましょう。
シスター…
[目で彼女も促す]
[イレーネも一緒にと]
[だが動かないのなら、*その足も進むまい*]
[鉄の塊の落ちる音。
間に合った、と安堵しつつ、ユリアンの前に回りこんで]
おい、こら!
しっかりしろってば!
[声をかけつつ。
返事がないなら、肩を掴んで揺さぶろうと]
/*
というか、白での発見描写、まだ確定してないような?
処刑描写に流れて、有耶無耶になっているだけな感が(汗)。
*/
[色々な声が届く。共通してるのはそれが楽しくない雰囲気なだけ
傷口や状態。そしてなにより戦場に生きてきた感覚がなによりも冷静に助からないと告げているが
必死に指示をするミハエルにそう告げるべきか少し迷うも、己がその前に呟いた言葉が聞こえたのか。はたまた傷口を見て気づいたのか]
手当てぐらいはできる。だが死んだものを蘇らせることはできない
[淡々と無情に答えた]
[蒼い獣には応える声を持たず。][獣はひたすら森を駆け抜ける。]
[素早く血と薬と獣の匂いを嗅ぎわけ、想定した獲物の元へと。]
[女は獣に捕らえられ、すでに喉を半ば潰されて。][晩餐がはじまろうとしていて。]
[だがソレは自分の獲物で。][獲物を先に喰い浚おうとする獣を、爪で引き裂きなぎ倒し。]
[驚愕したままの女の腕を。][ブリジットが丁寧に治療した右腕を。][躊躇いもせず、噛み千切った。]
[悲鳴は、掠れて聞こえない。]
[広間の方から銃声が聞こえたなら][身体が固まる]
[足は竦み][腕の傷口がずくりと疼く]
あ・・・あ・・・
[腕の傷が開いたかもしれない]
[血の匂いが脳裏に蘇る][ただ痛みをこらえている]
[呼吸は浅かった。
グラりと視界が揺れる。
見えないのに、もっと、見えなくなる]
[赤い色で満ちている。
その中に、淡い金色がある。
青が入り込んだ]
――え、 なに。
[物理的な衝撃に、あがったのは、短い声だった。
まるで状況がわかっていない、というような]
[わかっているのに。あれは、自分の意志だったと]
/中/
ああ、発見描写にあわせて適当に、とか思ってましt
あとで擦り合わせられるかなーと。
このタイミングが一番食べごろ(ぇ)な気がしたもので…。
[あか][あか]
[目の前を染める赤い命の色]
どうして?
[あまりにもいろんな事が起こりすぎて]
[上手く繋がらない]
…ぅ…ぁ…
[声も枯れんばかりに上がっていた悲鳴は。
包まれた温もりに掠れるように小さくなってゆく]
…ぁ…わた…し…
いた…のに……なに、も…でき…っっ…!
[ヒュゥ、と喉が鳴る]
[ぐるりと広間を見渡すと、エーリッヒにはハインリヒ。ユリアンにはアーベルがそれぞれついており、女性陣には神父がついていた。
アマンダの事は残念に思うが、次に移行した思考は外へと飛び出してしまったブリジットと移っていた]
……ならマテウスさん、今この場所にアマンダさんを置いておくわけにはいきません。
[ちらりと残っている女性陣を見てから]
残酷ですが、一旦外へ彼女を運び出しましょう。
それで終わったらブリジットさんを探しに行かないと。
[そこまで口にして、...はエーリッヒよりも残酷で最悪な人間だと感じていた]
(もしかしたら、こういう残酷な心を人狼って昔の氷魚は例えたのかな?)
[人狼の成り立ちなどの話を聞いていなかった...はぼんやりとそう思った]
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