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―深夜―
[グラォシルヴの囁きが聞こえ
寝台に横になり酒気の名残を愉しんでいた獣が起き上がる]
――…嗚呼。
[人の姿の儘遅れて廊下に出れば
ヴァイスルヴが見張りをしている所だった]
よく起きれたな。
じゃ、見張りは任せて中に入らせてもらうぜ。
[聲を向けて許可を取り
するりとブリジットの部屋に身体を滑り込ませた]
―宿屋 食堂→個室―
[ゲルダを交えて、本の内容を話し合ったりして。
一通り終えた頃ふと断りを入れて席を立った。夫の様子が気になった為。
真っ直ぐ昨日借りた部屋へと向かうと、一人ベットに横たわる夫の姿を見て
ほっとしたように息を付いた。
それからその傍らに、覗き込むように淵に持たれ
頬にかかる髪を梳いた。]
……昔はよくこうしてたっけ。
[まだ幼かった頃、ベットからあまり出られないのか、横になる事が多かった夫の隣で
こうやって見上げながら様子を伺っては、遊んで欲しいとせがんだりしていた。
今考えると結構無茶な事を言っていたな、とは思うのだが。
それでも夫は聞き入れて、よく相手をしてくれたのだった。]
手際良いな。
もう終わったのか。
[同胞の報告に僅かに驚いたように目を瞠る。
室内に見えるのは同胞の後ろ背と血に濡れた獲物の姿]
美味いなら肉は残しといて呉れよ。
無論、食べるさ。
久し振りの女の肉、だからな。
[漂う血の匂いが酷く甘く感じられる。
酒がそう感じさせているのか
ここ暫く男が続いたからか、判断はつかない]
普通の子、ね。
[余り期待はしていなかったからか落胆の色は無く]
漸く分かったか。
肉も柔らかいし良いだろ?
―夜半 個室―
よく眠っていてくれたから、ね。
それに女の子だから、かしら。
[さしたる抵抗もなかったと
手際の良さを褒められれば、機嫌よさそうにそう返した。
ひょっとしたら彼女も例のお茶会で、酒を飲んでいたからかもしれない。
是と聞けば、微笑みながら
心臓周辺以外は殆ど手付かずの血塗れた肢体を、同胞に明け渡した。]
ええ、心臓も凄く甘かったし…
ああ、でも肺は食べない方がいいわね。きっと凄く苦いと思うから。
[同胞と動かなくなった獲物の傍へと寄る。
衣服の上からでも分かる柔らかな曲線。
女の肢体を見下ろし思うのは――]
遊べなかったのは少しだけ勿体なかったな。
[ブリジットの事だ。
甘く囁いてみたとしても拒絶したのだろうけど]
勿論、俺も頂く。
久し振りのご馳走だしな。
[ゴクリと唾を飲む音。
同胞からの感想が更に期待をふくらませたようだった]
そういう所がヴァイスにえっちぃとか言われるのかしらねー。
[遊ぶとか久しぶりの女の肉とか。
唾を飲む音を聞けば楽しげに口元には三日月が踊った。]
じゃ、リヒトが食べ終わった後で私ももう少し貰うわ。
[そう言って、隣にたって同胞が食事する様を見ていた。]
毎度獲物が眠ってて呉れると楽だな。
まぁ、起きていた方が俺にとっては……
[紡ぎかけた言葉を飲み込む]
グラォシルヴ、ありがとよ。
[狩りを一人で遣りきった事と
場所を譲られた事に対しての礼の言葉。
赤く濡れて空になった獲物の左胸を眺めながら
手前にある女の腕に自らの手を置き体重を掛ける。
ギシ、と寝台が鳴った]
――……
[顔を大きな傷口に寄せて白い肌に付いた血を
赤い舌先がちろちろと舐め取る。
いつの間にか金に変わったリヒトの眸が愉悦を湛えていた]
――…そうなのか?
それくらいでそう思っちまうなら
後ろ向いてた方がいいかもな。
[愉しげに咽喉を鳴らし同胞に聲を返す]
血の味も甘い。
匂いは言うほど気にならんが……
お前さんの言う通り肺は置いとくか。
[平らな腹へと舌を這わせてそのまま牙を立てる。
血に濡れるのも厭わずに肉を引きちぎった。
昨夜とは比べ物にならぬほど柔らかな肉]
……美味いな。
脂は今ひとつのってねぇが柔らかさは申し分ない。
どういたしまして。
何時も頼らせてもらっているから…ね。
[礼にはそう返して。
金色になった瞳は綺麗だなと思ってみる。]
ううん、折角だから。
[何が折角なのかは分らないが。
楽しげに様子を伺うのは子供の仕草のよう。
ただ時折静かに離れ、ヴァイスの様子を見に行ったりはしたが。]
他の子たちも柔らかいのかしらね。
[柔らかさに舌鼓をうつ同胞をみながら、そんな言葉が零れた。]
[顔を埋め女の血肉を貪る。
ぴちゃぴちゃと濡れた音が静かな部屋に響いた。
部屋に満ちた血の匂いがリヒトを酔わせてゆく。
満足すれば顔を上げて同胞に場所を譲る]
待たせたな。
うっかり喰い過ぎる所だったが
ちゃあんとお前さんの分も残してあるぜ。
[くちびるに付いた赤を舌で掬う其の貌は
とろりと蕩けるように甘い]
今日は良い夢がみれそうだ。
[小さく紡ぎ細まる眸――]
それはお互い様、だろ。
[グラォシルヴとヴァイスルヴの二人を
頼りにしているのは漆黒の獣も同じ事。
人の姿のまま食事を愉しんだリヒトは
折角という同胞の言葉に小さく首を傾げる]
他も柔らかいだろうな。
若ければ昨日みたいな事はないさ。
[自衛団長の肉はよほど口に合わなかったようで
そんな呟きを漏らして。
同胞の食事風景をお返しとばかりに眺めるだろう**]
[甘い血の匂いが周囲に満ちれば、瞳はゆっくり細くなる。
心地よさを覚えて、瞳は陶酔するように濡れ瑠璃はその濃さを増した。]
ありがとう。
[場所を譲られればそう礼を言い、残っていた脇の辺りに歯を立てる。
伸びた犬歯を使い、柔らかな肉を食いちぎり、こくりと音を立てながら喉に流し、
骨にこびりついた血肉まで舌で舐めてとった。]
ん……おいし。
[そうして満足がいった頃、ゆっくりと屍から離れた
真ん中のなくなった肢体は、見るも無残に美しく…。
良い夢がというリヒトには、小さく笑みを見せた。]
ふふ……そして朝は悲鳴で起こされるのね。
3人は悲しむでしょうから。
[仲の良かった娘たちを思い、ぽつと呟きながら。
血に染まった唇をちろと舌で拭った。]
[手に付いた血は、シーツで拭き取り紛れさせた。]
それじゃ、用も済んだし戻りましょうか。
気づかれないうちに。
……もう少し眠っておきたいし。
[正確には眠らせてあげたい、というのが本音で。
入り口の方へ向かえば、少し眠気を見せる夫に声をかけて、
来た時と同じように、静かに部屋へと戻っていった。
部屋に戻れば、夫の横に潜り込み
機嫌よさげに擦り寄って、腕の中で目を閉じた。**]]
流石に自警団員さんも何人力を持つ人か把握してないかな
せめてどれだけいるか解れば好いのだけど…
[カルメンとイレーネの話を聞きながら、
そんなことを口にして。]
わ、そうなんだ…ハーブはイレーネさんに余り宜しく無いんだね
物知りなのだね、食べちゃいけない物もあるのかな?
[ライヒアルトに聞きながら、入れかけようとした手を止めて。イレーネにはミルクティーを入れ直しながら尊敬のまなざしで娘は青年を見詰めた。
カルメンの記述を聞きながら、ページのめくれる音と共に瞬き>>97]
ううん、確認になるかな…有難うなのだよ
そう言えばその本には狼さんの考えとかは書いてないのかい?
本当に御腹が空いただけだったのか、僕は気に成るのだよ
[カルメンとイレーネの双方に問うた。]
わ、う……うん、そうだね
でも、相談事を全くしてない訳でもないよ
其れに僕、気になった事は聞いちゃうタイプだし…
[>>100寧ろ何処までが自分を想い詰めているのか図れぬ所もあり]
ン、ン…じゃあなんで言って呉れたのかい?
僕は一向に構わないし、知った人となら嬉しいな
ライヒ君なら僕は歓迎するのだよ?
[きょと?としながらこめかみを押さえる様子におろりとしつつも真意に気がつくと、ぽかんと口を開けたまま、わ、と頬を赤くして瞬く。其れでも別に構いはしなかったのは心細さが先行したのだろう。]
…だとは、想うのだよ
何もしないまま剣を抜かなかったのは、ちょっと可笑しい
……そう考えた方が、しっくり来るんだ
[話もそこそこにお茶会も終いとなり、片づけを済ませて休んでいると何時の間にかうとうとと椅子の上で眠ってしまっている事だろう*]
……って、どうするか。
さっきの様子見ちまうと……そう、とは思い難いし。
[ダイスが示した出目――「10」の先。
多少の贔屓目の存在も否定はしないが、従妹は違う、という気がして]
そうなると、読めない所か、カードを生かせそうなとこ……。
生かせそうな、っていうと、ライかブリジット、かね。
[前者は信あるが故に。
後者は一見破天荒なようで、その実、観察力や判断力に長けると見ているから。
そんな呟きをもらしつつ、気軽に摘まめるサイズのガーリックトーストやら作りおきのザワークラウト、チーズ、レーズンを用意して食堂へ戻り。
しばし、昔話に興じながら時を過ごした]
―翌朝/自室―
[結局、夜の内には呪を行う先は決めきれず。
動き出したのは、夜明け間近。
机の上に瑠璃のダイスを並べ、呪を紡ぐ――が]
……何?
[光が灯る事はなく。
そして、それが示唆する事象は――自分が知る限りは、一つだけ]
……まさか?
[低く呟き、部屋を出る。
一見すると、昨日と変わらぬ夜明け。
しかし、空気には、微かな違和。
困惑を感じつつ、その違和をたどって二階へと向かい、そして]
―翌朝/ブリジットの部屋―
[その部屋の前に立つと、違和は――血の臭いはより強くなる。
自然、蒼は険しさを帯び]
……ブリジット?
起きてるか?
[声をかけても答えはなく。
高まる嫌な予感に、入るぜ、と声をかけつつ、扉に手をかける。
抵抗なく開いた扉の向こう、見えた光景に]
……っ!?
[言葉が失せた]
[目に入ったのは、床を染める深く沈んだ紅。
そこに広がる長い髪。
紅の中央に倒れた者が息を止めているのは一目瞭然。
欠落の激しい心臓の辺りと、食い破られた腹が端的に物語る、事実に。
ぎ、と唇を噛んだ]
……やってくれる……。
[零れ落ちるのは、低い呟き。
ともあれ、このままにはできない、と。
ベッドから取ったシーツで亡骸を覆う。
白がすぐに色を違えるのを、蒼は、睨むように見据えていた**]
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