89 赤き果実る崖の上で
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画家 ヒューバートは、メモを貼った。
2013/12/14(Sat) 22:12:14
/*
ん?と思ったけどそうか前日コミットしてるから延長出来るのかなるほど。
(-40) 2013/12/14(Sat) 22:13:25
画家 ヒューバートは、お嬢様 ヘンリエッタ を投票先に選びました。
画家 ヒューバートは、お嬢様 ヘンリエッタ を能力(占う)の対象に選びました。
メイド ネリーは、メモを貼った。
2013/12/14(Sat) 22:14:52
/*
メモへの返事を裏でするココロ
ヒューバート>どういたしました!
ユージーン>そんな耐性ないとか言われるともっとからかいたくな(げふんげふん
(-41) 2013/12/14(Sat) 22:15:51
― 2階・ラッセルの客室 ―
[ネリーの答え>>67に一度足を止める。
ふむ、と零しナイフを持たぬ手で顎髭を撫で]
……では、一度部屋に行ってみようかな。
ありがとう、ネリー。
[その手をひらりと振って、再び歩み出す。
誰がついてきても、ついて来なくても。
足を止めるつもりは無く]
(68) 2013/12/14(Sat) 22:20:00
─ リンゴの樹傍 ─
[伸ばした手は熟しきっていないリンゴを突く。
拾うことは無く、ただ暇を持て余すが如く。
その頭上には落ちずに留まった実がいくつか成っていた。
根元に転がるものとは違う、ほんのりと色付いた熟しかけの実]
……折角、成ったのに。
[あの嵐が無く、順調に熟せば絵にも描かれ、誰かの口に入ったであろうリンゴ。
貰いに来た人は既に赤く染まり、魔法の担い手もまた赤く染まるのかもしれない]
……好きで落ちたんじゃ、ないよね。
[呟いて、土がこびり付いたリンゴを少しだけ撫でた]
(69) 2013/12/14(Sat) 22:26:58
― 3階・ヘンリエッタの部屋の前 → ―
[言葉の通りに向かった3階。
扉を叩き、返らない声に不躾ながら扉を開くも姿は無く。
踵を返しながら、さて、と悩む]
[正直を言えば、検討などひとつも付かない。
主の書斎はないだろうし、寝室は余計に無いだろう。
書庫も食堂も台所も、館の室を浮かべても思い当たりはせず]
[ふ、と。何気なく向けた窓の向こう。
小さな、小さなあかいろ]
…………、
[一度、足を止めて。
逆手に持ったナイフを握り直して、歩む]
(70) 2013/12/14(Sat) 22:32:57
― → 林檎の樹の傍 ―
[階段を1階まで。廊下を歩み、扉を開けば外へ。
焼け落ちた吊り橋から然程離れていない樹の元に]
……ヘンリエッタ。
[少し距離のある内から、声を掛ける。
歩む速度は常の通り。
程近くまで寄ろうとするのも、常の儘に]
(71) 2013/12/14(Sat) 22:33:12
─ リンゴの樹傍 ─
[離れた位置からかけられる声>>71。
首を巡らせてそちらを見、姿を視認するとしゃがんでいる状態から立ち上がった。
ふわり、と両サイドの髪とスカートの裾が揺れる]
…なぁに、ヒューバートさん。
[声に声を返して相手の顔を見上げた。
動きに呼応して、胸元の銀と赤も揺れる]
(72) 2013/12/14(Sat) 22:37:41
[外へ出た黒狼が向かったのは、林檎の樹の傍。
落ちた林檎の実を撫でる少女の呟き>>69に目を細めるも、何か言う事はなく。
やや、距離を取った所で立ち止まり。
館から出てきた画家が少女の名を呼ぶ声>>71に、一度そちらを見て。
答えて名を呼ぶ姿>>72を、見た]
(+25) 2013/12/14(Sat) 22:39:50
― 二階/ラッセルの客室 ―
か弱い、ですか?
[じーっと見つめつつ、笑う声>>65にはやはり動揺して]
ずっと教会生活で慣れてないだけです。
旅してても禁欲は守ってますから。
[あまり自慢にならないようなことをぽろりと落とし。同僚について語るのには]
ここは、神のご加護があるように祈っておくべきですかね?
[と。こんな状況で何故かネリーのペースに乗せられかけ、ヒューバートの声>>64に、はた、と我に返る。
そして、その言葉には頷きだけを返した]
(73) 2013/12/14(Sat) 22:43:41
[居場所はわからない>>67、と言うのとヒューバートが動く>>68のはほぼ同時か]
あ、ヒューバートさん、一人じゃ危険です!
[そう言って、彼の後を追う]
(74) 2013/12/14(Sat) 22:44:24
巡礼者 ユージーンは、お嬢様 ヘンリエッタ を投票先に選びました。
………、私…?
[ずいぶんと長く眠っていたらしい。
妙に軽い体を起こしながら、軽く頭を振り
弔い済んだ自分の抜け殻が目に入った]
…嗚呼。
そうだったわね。
[殺されたことを思い出し、色を失った己の側に向かい]
(+26) 2013/12/14(Sat) 22:51:26
[笑みの気配>>+19にこちらもまた喉奥で笑う。
浮かせていた片足を再び地面へとつけた]
ほぅ、これはこれは。
どうしようもない駄犬だな。
[揶揄うような言葉を落として。
己の遺体が持ち上がる頃には軽口は収まり、再び生きる者の方へと目を向けた]
……。
[告げられるもう一人の人狼の名。
襲われた記憶はあるのか無いのか、大きな反応は無く。ただ傍らの人狼をちらと見遣った]
(+27) 2013/12/14(Sat) 22:53:26
そういうお前は如何なんだ。
そうだったとして、“何とかなる”余地はあったのか。
[突っ込む言葉に更に被せた>>+24。突っ込みというよりも、純粋な疑問に近い。
獣から何かしらの答えは返ったか。笑われるだけだったか。
いずれにせよ、身を翻す狼の後を追う事は無かった]
(+28) 2013/12/14(Sat) 22:53:52
…こんなところで私が殺されるって分かっていたら。
あの人、あの時に食べて逝ってくれたかしらね。
[自嘲の笑みを口元に宿して、伏せられた瞳に手を伸ばした]
(+29) 2013/12/14(Sat) 22:54:37
― 少し前・廊下にて ―
[追い掛けてきたユージーン>>74に苦笑する。
来るなとは言うつもりはない。
結末は気になるものだろう。
けれど]
……ユージーン。
すまないが、できれば手出しはしないで貰えるかな。
[それで死んでしまっても、悔いるつもりはない。
後のことは任せてしまうことになるけれど、と]
(75) 2013/12/14(Sat) 22:56:41
― 林檎の樹の傍 ―
[髪とスカートとが動きに呼応して揺れる>>72。
立ち上がる彼女に対し、自身はその前で膝をついた。
これまでと同じように。けれど右手には刃を手にしたまま]
昨日、言ったようにね。
私の『力』で、また一人を視たんだ。
[穏やかな口調で、反して浮かべられない常の笑み]
昨夜、私が視たネリーは『人間』だった。
そして今朝、ラッセルが殺された。
人狼でしかできないような殺し方で。
……ハーヴェイは、ユージーンが殺した。
ここに残るのは四人。
私が視る事ができていないのは、たった一人。
(76) 2013/12/14(Sat) 22:56:51
[一度、目蓋を伏せる。
少し深く息を吸い、吐き出しながら開いた瞳は真っ直ぐと]
……人狼は、君だね。ヘンリエッタ。
(77) 2013/12/14(Sat) 22:57:04
[林檎の樹の傍らへと向かう直前。
投げかけられた疑問>>+28に、黒狼は笑うような唸り声をひとつ、落とした]
……さぁて、ね。
ただ、俺は10年、あの子は1年。
ひとの中で、ひととして生きられた。
……だから、全く重ならない、だけはなかったんじゃねーの?
[返したのは、そんな言葉。
口調は軽く、どこまで本気で言っているのかは全くわからなかったけれど。*]
(+30) 2013/12/14(Sat) 23:01:56
― 2階・ラッセルの客室 ―
か弱いですよ?
ナイフより重たい物なんて持った事がありませんから。
[>>73何処まで本気か分からない返事を返して。まだ動揺する様には軽く笑ったが、禁欲生活を遵守している様にはへーぇと感心した声を零した。]
それはご立派ですねー。さぞ誘惑だって多かったでしょうに。
そうですねぇ、そんな立派な人なら、ここは折角だから、
私の代わりにでも祈っててあげてくださいな。
私には祈る神様なんていませんし。
[祈りは自分にとっては何の救いにもならないから、誰にも何も祈れない。]
(78) 2013/12/14(Sat) 23:02:34
はい、どういたしまして。
それでは、お気をつけて。
[>>68ヒューバートと、それを追うユージーンの後は追わなかった。ふわりと、メイドらしい礼を取って背を見送った。]
(79) 2013/12/14(Sat) 23:03:03
― →林檎の木の側 ―
[止まる事なく進むヒューバートの後を追って、辿り着いたのは、来た時とは違って色付いた林檎の木。
そこから、少し離れたところで警戒するかに足を止めた]
………ヘンリエッタ……
あ……
[見えた少女に敬称をつけることも忘れて名前を呟く。
ヒューバートの歩みは止まらず、少女の下へ。制止の声は口の中で固まった。
気付いた彼がこちらを見て落とす言葉>>75に、それ以上何も言えずに。
自身は近寄らない、近づけず声も掛けず、ただ視線だけを。
声を掛けたら問い詰めてしまう。下手に刺激する事は避けたかった]
(80) 2013/12/14(Sat) 23:13:36
[それでも
もし、少女が彼を殺めようとするなら、いつものように隠し持っている短剣を振るう事にはなるだろうけれど。
今は、ただ、二人を見守る]
(81) 2013/12/14(Sat) 23:14:12
……おつかれさま。
[自分に向けて、他人に対してのように労いをかけた後。
揺らり、輪郭が滲み始めた体で部屋の外へと出ていった]
(+31) 2013/12/14(Sat) 23:14:27
─ リンゴの樹傍 ─
[傍に来て膝をつく様子>>76をただじっと見詰める。
紡がれる言葉、浮かばぬ笑み。
それらを前にして、ヘンリエッタは悲しげな表情をした]
ヒューバートさん───
[一つ一つ紡がれる言葉はヘンリエッタを追い詰めるもの。
けれど、少女は何一つ揺れる気配を見せなかった]
(82) 2013/12/14(Sat) 23:14:30
──わたしじゃ、ないです。
[はっきりと告げる言葉。
瞳は真っ直ぐ、ヒューバートへと向けられる]
わたしがお父様を襲っただなんて、冗談でも言わないで。
…ヒューバートさん。
あなたがもつ『力』、本当に、正しいことを示しているのですか?
[口調は慣れ親しんだものから、一つ壁を挟んだものへ。
ヒューバートへの不信感は、そんな細かいところにも表れていた]
(83) 2013/12/14(Sat) 23:14:35
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