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[小百合の声が聞こえれば、瞬いて。
声は普段の調子を取り戻し、女性にしては低いそれになる]
ああ、やっぱりさっちゃんはそうなのか。
「らしい」のはいいが、他人に迷惑を掛けるのは良くないな。
[したり顔で、ひとつ頷いて]
そう、ゆき。余裕の「裕」に、樹林の「樹」。
よくひろきだの、ゆうきだの呼ばれるが、ゆき、だよ。小百合。
俺も職業柄、呼び捨てのが慣れてるからそっちのが良いな。
/中/
そうか!「裕」の字は余裕の裕と言えば良かったのか!
←名前にその字がつく男。
いっつも、衣編に谷ですと、言っています。
[殺し合いにならないのは、主からの命が下っておらず、自分の邪魔をしていないだけだからで。いつでもそうあって良いような心構えや準備は抜かりない。
そうしなければいけない相手なのは重々理解している。
が、いまはそんな事は関係なく、にこやかに。]
私の方は休暇よ休暇。
桜を見に来たの。
[完全に否定はしなかったが。さらりと、聡に告げたのと同じように嘯いた。
この村の桜が、咲いてはならない桜、咲く事のない桜だというのはまだ知らない。
徒歩で来たとえばる男に、へぇともはぁともつかない返事を返し。]
毎度毎度バイタリティー溢れて、死にそうで死なない所ひた走ってるわね。
[寂しい台詞に、今度誕生日でもあるんだったらせめて靴くらいは用意するべきかと思っている。
多分こんな調子で善意やら何やらが集まって、この男、今まで生きてきたんじゃないだろうか。]
[旅籠から櫻木家まではそう遠くはない。
妙に感慨深げにあちこち見ながら歩いていると、声が掛かる。]
あァ、野崎のトコの・・・ありゃ?
[てっきり櫻木家の人と思ったのか、答えながら振り返り、少女の姿を見てはたりと止まる。]
えっと。
・・・もしや、玲チャン?
[間はさして長くは無かった。]
[榛名からフルネームを聞けば、眼を丸く]
…先生、本人……?い、いや…その、まさか。
[けれど、初対面で嘘を吐かれる理由も思い当たらず]
っと…いや、でも、先生を抜かしてってのは難しいものがあるんですけど。手紙の癖もありますし。
[ぽり、と頬を人差し指で掻いて]
それこそ、「君」とかいりませんよ。呼び捨てで、どうぞ。
…俺も、驚きました。榛名先生は、どうしてこの村に?
何かの取材、ですか?
[旅籠にいるから、外から宿泊に来たのだろうと]
[史人と並んで歩きながら]
そっか、親に呼ばれて祭を見にか…。
桜の祭で…ねぇ…。
[思うところがあるのか言いよどみ俯く様子に史人も言葉につまり、
そこでしばらくお互いに沈黙。
少しして話題を変えるように]
3年かぁ、もうそんなにたつんだね。
時間っていうのはたつのが早いね。
もうボクも年なのかな?
さく、ら?
[利吉と会話している女性の言葉に疑問符を浮かべる]
ここにある桜は、咲かないよ?
咲いては、いけないの。
大きな幹と、広がった枝だけ。
[桜を見に来たと言う女性を不思議そうに見ている]
…孝…博さん?
[名前を呼ばれれば目を瞬き、それから頷いて。
浮かんだ名前を、だが前とは少し違う呼び方で呼んだ。
だって以前の彼だったら、もっと違う響きで呼ばれたはず]
お久しぶり、です。
この前は兄さんも居た時、だったかしら?
>>218
[即座に嘘付け。あのばーさんがそんなもんくれるわけないだろ。と否定しようかと思ったが、あっちはあっちで面倒なことも多いようなので]
……ふーん。
まあ、俺に関係してこなければいいけどな。
[とだけ、返しておいた。
何しにきたのかという問いには]
俺は、仕事な。一応。
[細かいことは言わずにこれだけを言っておく。
相手もこれだけで、それなりに察してくれるだろう。
そして、最後のセリフには]
だから、それは、お前にも言えるんだがな。
社会に入ってない俺から見れば、お前さんも結構ギリギリの境界線の上をひた走ってるぜ?
[ぷかりと、煙を吐き出しながら言った]
ボクの近況?
ん〜、さっきも話したけど取材とかそういうのが多いかな。
屋敷にいたままでボクが歌った歌が、
遠い場所に住んでる皆が聞くことができて、
おまけに遠くからわざわざ足を運んでくる取材の人間までくる始末。
余所者つれこんでるってボクのことあまり快く思わない人もいるみたいだけどもね?
好きでやってることで皆が喜んでくれるのはうれしいなって思うよ。
顔出しとかTVとかでて有名になったりとかは嫌だけどね。
それに…、ボクはこの村からでるのは……。
[再び言いよどむがすぐに]
うん、この村が好きだからね。
一生をこの村で過ごそうかなってね。
ふふ、信じられないのも、無理は無いかな。
私も、驚いたし。
手紙でやり取りしてた子と、こうやって偶然逢えるとは、思わないもの。
[楽しげで、嬉しげな笑みを漏らす。敬称が抜けないと聞くと]
あんまり、有名でも無いから、先生って付けられると、ちょっと恥ずかしいんだよね。
裕樹君が呼びにくいなら、そのままでも良いけど。
私が君を付けるのも、裕樹君が私を先生って呼ぶのと同じことだから。
このままでも、良いかな?
[これで本来の性別を知れば、君からちゃんに代わるのだが。榛名は未だに気付いては居ない]
ここ、私が住んでる場所だから。
旅籠には、おじさんに野菜を届けに来たの。
[旅籠の主人を示しつつ説明]
ん、そう。
・・・何か余所余所しいなァ。前と同じでイイのに。
[浮かぶ笑みは軽薄で、矢張り以前とは印象を違えるか。
違う呼び方には気付いたようで、軽く頭を掻いた。]
あァ、そだねェ。
あの後、史人サンも出たんだっけ?
元気してるんかな。
[同じタイミングで帰っているとは知らないまま、問う。]
[小百合と親しげな様子の男性に視線をやって、徒歩であの峠を越えたのかと内心感心してみたり]
お二方は…お知り合い、なのか?
失礼ながら、あまり、接点がなさそうにも見えるが…?
[男性の方には、そういえば名乗らなかったかもしれないと、自身の名前を名乗り]
咲かない桜…ですか。
[聞こえた言葉に、ほんの少し眉を顰めた]
[一瞬聞こえた高い声に微かな引っ掛かりを覚えたが。
ねー。と同意を求めるように祐樹に言った。
漢字を教えられれば一つ一つ思い浮かべながら。]
あらほんと。漢字だけ先に見てれば私も「ゆうき」って読んでたかも。
こっちの漢字は…そのままね。小さい方の、小百合。
じゃぁ呼びつけでおねがいね、祐樹。
[にこやかにそう、返す。]
…えぇ?咲かないの?おかしいな…。
咲くって聞いてたんだけど。
[ふいに届いた榛名の声に、こちらも不思議そうに首を傾げ返した。]
…枯れてるわけじゃないのね。
[ふぅんと呟く。]
[宿屋、あてがわれた部屋にて独りごちる。]
どういう事だ…?
[運命だのなんだのといったあやふやで、しかも自分に何かを決めつける一切を、聡は信じない。]
[しかしこの場に利吉を、小百合を裕樹を招き寄せた力を他にどう呼ぶべきだろう?]
[しかも自分に至っては、「呼ばれた気がしたから」来ただけといういい加減さだ。]
首の収まりが悪ぃ…。嫌な感じだ。
[孝博が頭を掻くのを見れば溜息を一つ]
だって、何だか前の孝兄とは雰囲気が違うんだもの…。
[そうした変化には戸惑うことも多く。村の人とはまた何かが違う。
寧ろ村には変化を嫌う風潮の方が強く、外との接触が少ない身にはそれが強く染み付いていて]
兄さんも今年は戻ってきましたよ、今さっき。
…偶然二つ目?
[通り抜けて行った風に軽く目を細めた]
『……ち……を………て?』
[微かに聞こえた、声。
だが明確に認識できるのにはまだ弱いか]
『…………咲………』
[それは村では、伝承では禁忌のこと。
だから聞こえない振りをしたかったのかもしれない]
[利吉の言葉に、はた、と瞬いて]
もしかして、貴方も榛名先生の著書を読んでらっしゃるとか?
俺の周りに男の人の愛好者は少なかったから、珍しいな、と。
[同好の士を見つけたのかと、視線を向けて。
渡された名刺を受け取る]
…探偵とはまた、変わったお仕事を。
っふふ。本の現物支給か。家にいたらかんがえてたが。
蔵書整理をしようにも、今の所任せたい仕事は無いんだ。すまないな。
咲いてはいけない、桜なの。
咲かないけど、枯れてはいない。
咲く前の状態のまま、そこだけ時が止まったかのように、佇んでる。
[女性の疑問に言葉少なに返答して]
…あ、自己紹介、まだだったね。
私、宗方榛名。
この集落に住んでる、物書き。
貴女は?
[首を傾げて女性に問うた]
[引っ掛かりを覚えた様子には気付くこともなく。ただ、同意を求めてくる小百合の声に、なあ、と声を返した]
なにぶん、この名前は読み方も書き方も両方間違えられやすくてね。
ついでに、性別も良く間違えられる。
[くすくすと楽しげに笑って、]
ま、気に入ってる名前だから、構いはしないが。
そりゃアレだ、都会で鍛えられたんかも。
・・・毒されたって言うべきか?
[溜息を吐くのを見て、何となく言い直した。
続く言葉には軽く目を見開く。]
おォ、奇遇なコトもあるモンだ。
そいや、代替わりだっけねェ。
[道の先、櫻木家を見遣る。
吹く風がさらと髪を揺らした。]
>>237
「俺の周りに男の人」?
[なんとなく、言葉回しが気になった]
間違ってたら悪いが、お前さん、女性だよな?
いや。別にだからといってどうしたということはないんだがな。
気になったことを聞かなきゃ気がすまないのは、職業病でね。
で、お嬢さんの本は読んでる。というか持ってる。現在進行形で持ってる。
珍しいかどうかは知らんが、俺は本の虫でね。気になるのは次から次へ買っちまうから、飯にも困ってるんだ。
[後半のセリフには]
ああ。蔵書整理はまずいな。
きっと、途中で気になる本が出てきて読み始めて、全然はかどらないと思う。
ま。あせって仕事探してる訳じゃないから、なんかあったら声かけてくれ。
ええ、ちょっとした知り合い。って、こらー。
知り合いくらいにはしておきなさいよ。
[祐樹に応えかけて、知り合いでもないとかいう利吉の後ろ頭にチョップした。
一応力は加減した、はず。]
腐れ縁には同意ねー。こんな所でも会うくらいの縁だわ。
[そうからと笑って言った。]
[利吉に図星を突かれたので内心ギクリ。]
やーねー。咲いてない桜の枝なんか持って行かないわ、よ?
[咲いてれば持っていく気満々ですが何か。
だってお仕事だし。
変に動揺して怪しいけど、嘘は言っていない。
続いた言葉にはええと、素で驚いた様子で。]
えー。そんな癖無いわよ?
ただちょっと力を入れると壊れるものが多いだけだもの。
[これっぽっちも悪びれずに言い放つ。]
まぁ、外で暮らすとそういうもの、なのかな。
ごめんなさい、慣れなくて。
[睫を伏せる。思い浮かべている姿は当然の如く]
そう、今回からは綾姉が儀式を取り仕切るんですよ。
ずっと表に立つのは嫌がっていたけれど…。
[村人もその理由を知っていればこそ、強制はしなかったけれど]
立派な宮司様、です。
…と、孝博さ…孝兄も綾姉にご用事ですか?
私はお使いの報告をして、家に戻るんですけれど。
[違和感を押さえ込みながら、どうにか前の呼び方へと戻し。
それでも最後の距離は縮めないままにそう尋ねた]
[利吉に性別を指摘されれば、口の端を上げる]
いや、ご名答。さすが探偵だけあって、鋭いな。
初対面の人に見抜かれたのは結構久々かな。
[言葉の裏には、毎回こういった事をしているのだと示して]
ああ。現在進行形なら、巫女の伝説の、かな。
そろそろ、新作のほうも俺は期待しているんですけど…。
[ちらり、視線を榛名に向ける。
蔵書整理については思い当たる節があるのか、強く頷いた]
それこそ、他人に任せないとダメな感じが、な…。
咲いてはいけない。
咲かないけど枯れてはいない。
そこだけ時が止まったかのように…。
[榛名の言葉を復唱するように呟いた。]
んー…不思議な桜ね。
[口でそういいつつ、内心では違う事を考えていた。
大婆、七日生は「桜の花が咲く」と言った。だが此処の桜は「咲かない」らしい。
その差異は一体何なのか。
七日生の予見がはずれたのか。それにしてはやけに核心的な…。
と考え込んでいたら、名を告げられて顔をあげ。]
ああ、ごめんなさい。
私は朧小百合。お屋敷で女中やってるの。
へぇ、物書きさんなんだ。
[そういう職業の人物は初めて見かけたので、少々物珍しそうに榛名を見た。]
んン。
まァ、イイけどさ。
[呼び名以外は変わらずぎこちない態度に、僅かに苦笑を混じらせる。]
あァ、例の。
・・・そっか、良かった。
[3年前の事故は知っていたが。
そう答える時には、元通り軽い調子に映るだろうか。]
お使いかァ、偉いな。
んン・・・おねーサンにッてより、家にかな。
お祝い持ってけって、親父がさ。
[包みを掲げて見せた。]
案外小百合はパワフル……?人は見かけによらないな。
[楽しげに二人の様子を見遣って。
口許だけを動かして「なるほど、女難か」と]
桜は折ると病気が入りやすいからね。
折るなら、咲く咲かないにしろ、適切な処理をした方が良いだろうな。折った後のための接着剤のようなものがあるはずだから…。
そもそも、村に許可を申請するのが先だろうけどね。
飼いならすね…。どうなんだろう。
コレは飼いならせるというか……
[囁くように言いかけて口を一度閉じ。緩く首を振り、目を閉じた。]
ううん、止めとこ。あまり話す事じゃないわね。
そうね、適材適所だわ。
利吉の自由は、きっと私にとっては不自由なのよ。だから、今の私で私は満足。
[再び目を開けて、あでやかに微笑んだ。]
[どうしても距離を測りかねる。このままではいけないと思わなくも無いのだけれど]
うん、最近また笑ってくれるようになった。
良かったと、思う。
[追憶に気を取られ、僅か距離も関係なくなる。
だが元の調子に戻られれば、やはりどこかぎこちない笑みで]
これくらいしか、できませんから。
儀式関係のお仕事は私じゃ手伝えませんし。
[年齢的にも。別の理由でも]
あ、お祝い。
それなら綾姉を呼んできます。
直接渡せた方がいいですよね?
[追い抜かすような形で櫻木家の玄関へと。
勝手知ったる何とやら。パタパタと奥へ入ってゆく。
暫くすれば支度中の綾野と一緒に戻ってくる*だろう*]
…眼?咽喉と、骨格は納得も出来るが。
[利吉の言葉には、興味を惹かれたように視線を向ける]
小さな悪戯だから、本気でやるつもりはそうないけれど…。
っと。そういえば、俺…榛名先生に、性別伝えたことありましたか?驚かせたなら、すみません。
[そちらにのみ、頭を下げる]
初版にサイン…!?それは確かに羨ましいが…!
だが、俺は、先生から何通もの手紙を頂いている…!!
[自慢するような利吉に、(無い)胸を張り返した]
[利吉の指摘が合っていることには瞳を瞬かせるばかり。
新作について視線が向くと]
新作は、まだ書いてる最中なんだ。
…それにしても、女の子だったんだぁ…。
それじゃあ、裕樹、ちゃん?
[果たして裕樹にとって呼び方はどっちがマシなのだろうか。
女性─小百合の自己紹介を聞くと]
小百合ちゃん、だね。
女中さんなんだ。
私、本名のままで小説書いてるの。
知ってる人は知ってる、ってくらいだけど、ね。
利吉さんと、裕樹ちゃんは読んでくれてるんだって。
無駄に強いと、食器とか割っちゃうからね。
[利吉の言葉に、ちょっと得意げ。
昔は燦々たるものだったと言ったようなものだが、気づいてない。]
だから、ほんとに持っていかないってば。
[信用されてないのでちょっとむくれた。]
涼って、さっき居たあの小さな子よね?
なによ、それー。別に悪い遊び教える訳じゃないんだから安心なさいな。
仲良し未来で何も文句ないじゃないの?
[利吉の言葉など聞いてない。
むしろ聞いているけど聞く耳持ってない。]
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