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えっと、はい。歌っておられたのはエーリッヒ様ですが、歌われていたというわけではなく、歌っておられるところへ私がやってきただけで……ええと、その
[まだまだ*パニック続行中*]
[配膳を終え、客人達の夕餉も落ち着き始めた頃、
執事は軽く息を吐いて、ふっと窓の外に目を向ける。
樹々の合間、冴え冴えとした月が覗いていた]
――……少々外に出て来ますので、この場はお願いします。
[傍らの侍女に声をかけ、賑やかなホールを後にする。
軽い靴音でも、静かな廊下には十分に響くだろうか]
……あっれぇ?
[混乱の混じるユーディットの言葉に、首を傾げる。
でも、この女性が歌ってたと言ったのでは無かったか。
…この女性が。]
……あー。
[勘違いの言葉に漸く納得したように、声を上げる。
金髪の青年の頭痛の種は辛うじて一つ減ったようだ。……多分]
自分用メモとして、コピペ。
※C狂&ハムは、人間にも人狼にもノーカウント。
※C狂&ハム両生存時は、C狂を人間とカウント
[歩みはゆっくりと、庭園の方角へと向けられて。
闇夜の中、黒の衣服はまるで溶け込んでしまいそうに。
けれど右目のモノクルは光を弾き、金の髪留めが煌めきを放つ。
長い黒橡の髪は風に揺られ、ますますその色を濃くして――]
……おや?
[辿り着いたその先に、存外と人が集っている事に、緩く瞬きを]
ヘルガ様、レーヴェ様、シード様。
好い夜ですね。
ホールにいらっしゃらないと思えば、お散歩中でしたか。
[淡い赤薔薇の髪に飾られた黒の薔薇を認めれば、目を細め。
お似合いですと、形式的な微笑と共に賛辞を送った]
[投げられた声に、其方へと視線を向けて。
その声の持ち主を認めれば、あぁ、と僅かに声を上げて]
まぁ…、そんな所かな?
にーさんが、歌ってたんだと。
[俺は聞き逃したけど。と肩を竦めつつもくつりと笑って。]
クリューガーさんも散歩、とか?
/中/
秤スしてるん
まぁ、俺も全然居るんだけどーさー。
というか、実は昨日とかうっかり更新時間まで起きてたしさー。
(友達と電話してたら、気付けば朝だったとかそんな)
役職だけ見て、寝たよ!
……どうしたんですか?
[そう侍女に声をかけるも、答えは要領を得ないだろうし、
その状況を楽しむ女性からも疲れた様子の青年からも、
正確な情報を知る事は出来ないだろう。
深く追及する事でもあるまいかと、すぐに諦めた]
なるほど、そうでしたか。
私は所要を済ませに参りました。
[散歩、との青の彼の言葉には、簡潔にそう答えを返す]
ともかく、夕餉の準備が出来ております故、
宜しければ、お楽しみ下さいませ。
お身体も冷えてしまっているでしょうから。
[執事の言葉に耳を傾けた客人達は邸内へと向かい、
侍女もまたそれに付き添う形になるだろうか]
…用事っすか。お疲れ様です。
[こんな時間まで仕事って、大変ねー。とか感嘆と共に呟いて、
僅か頭を下げる。執事の言葉に邸内へと向かおうとして。
思考を巡らせれば、はたと思いついたように群れから離れる。
侍女はどうしたのかと問うただろうが、ひらりと手を振って交わす]
…何なら、俺も手伝いましょっか。
[何が出来るかも知らんですけど、とけらり笑みを向けて]
[深く礼をして客人達を見送ろうとしていたが、
一人に声をかけられれば、上げた顔を緩く斜めに傾ける]
いいえ、お客様の手を煩わせる訳には参りませんから。
[言いつつ、失礼と踵を返して、黒と白に包まれた一角へと。
少し探れば、黒の手折られた場所は見つかり、目を眇めた]
客人の手遊びにも、困ったものだ。
あれを贈るべき方は、限られているのだが。
[庭に咲く他の花とは異なり、この二色の薔薇は、
執事にとっては特別な意味を持っていた。
もっとも、他者がそれを知らないのは無理もないか]
別に、俺は煩わすとか思ってないのにー。
[返される言葉は想像していた物だったけれど、僅かに肩を竦め。
それでも邸内に戻ることはせずに、執事の後を足取り穏やかに着いていく。
探る様子に首を傾げ、覗き込む様にすればその手折られた場所に、
あ、と僅か声を上げて目を細め。]
いいえ、実を言うと。
[ゆっくりと茎から手を離して、口許に指を当てる。
浮かべる笑みは、いつもよりも些か悪戯っぽいか]
正確には、仕事ではありませんから。
[花の様子を見に来たんですよ、と軽く言う]
……なーる。
そりゃ、俺の出る幕じゃねーな?
[悪戯を含む様な笑みに、に、と口端を上げて。
先程まで、その手に触れられていた茎へと視線を向ける。]
……ちょっとばかし、痛々しーね。
[手折られ出来た断面に指を伸ばし、柔く撫ぜて]
/中/
別のこと\(^o^)/……じゃない、終わった。終了
んじゃおやすみ。明日の夜は多分ちょっと早め(20時くらい)に来て早め(24時くらい)に消えます
求める方の元で咲けるのならば、薔薇も本望でしょう。
[微笑を湛えたままの顔、口唇から紡がれる言葉は、
真意を読み取らせないかの如くに淡々として]
……御存知ですか?
ここの薔薇は、元々は全て白かったんですよ。
[無残な断面を撫ぜる青年の横顔を見ながら、笑みを深める]
それが時を経るうちに、徐々に黒い薔薇が咲くようになったと。
……薔薇の気持ちがどーかまでは、俺にはわっかんないけどさ。
育ててる身としては、悲しくない?
[つ、と輪郭を撫ぜる。軽く押し離せば、茎が僅かに揺れて。
続く言葉に、蒼の瞳を見開く。
す、と囲まれた薔薇を眺めれば、眉を顰めて]
黒と白、ってのもキレイっちゃーキレイ、だけど…。
……突然変異にしたって、変な話だ。
悲しい、ですか?
残念ながら、私はそれ程に優しくはないもので。
ただ、手折るならば黒よりは白を、というのはありましたが。
[視線をモノトーンの花から逸らすと、片手を額にやりつ月を仰ぐ。
孔雀石の瞳はレンズ越しに雫を受け、鮮やかな緑を見せた]
ええ、奇妙な話です。
もしかしたら、“何か”があったのかもしれませんね。
……紫陽花の下に死体が埋まっていると、
赤紫に染まるなどとも言いますが。
俺だったら、…悲しい、かな。多分。
生憎、植物を育てた経験は無いからハッキリ言えないけどさ。
色の違いに、深い意味があるなら別かもだけど。
[僅か肩を竦め、相手へと視線を向ける。]
何か、ね。 あまり考えたくないなー…。
紫陽花は…科学的に酸性濃度の関係らしいけども
薔薇は、終ぞ聞いた事が無いな。
―――掘り起こしてみる?
[最後の一言はくつりと、何処か冗談めいて]
深い意味、ですか。
ええ、 ――……まあ。
[珍しく、曖昧に濁された言葉。
青の視線を感じ取ったか、顔を地に水平に戻ると、
傍らの客人にくすりと笑みかけた]
後始末が大変になりそうですので、遠慮しておきましょう。
科学的に解明出来るものならば宜しいのですが、
呪いなどであれば、どうしようもありませんから。
[返す執事の口調も冗談めいてはいたが、本気とも取れたか]
事実は小説より奇なり、とも申しますしね。
そっか。
[濁された語尾に、僅かに眉を上げるものの
言葉と共に一つ頷けば、追求せずに。
孔雀色の光と視線が合えば、くつくつと笑う。]
確かに。
…後始末の労力を惜しんでまで解明する事でも無いか。
苦労して掘った挙句に、呪いが出てきたらシャレにならんしね。
[けらり、と笑みながら目の前の一輪を撫でる様に弾いて。]
または、知らぬが仏。ってか。
ええ。
[どの言葉にか、にこやかな表情で首肯する。
弾かれて揺れる花弁を、目を細めて見つめ]
私はまだ少々ここにおりますが、シード様はどうなさいますか?
んー…じゃ、俺は中に戻ろっかな。
折角用意してもらった食事が、冷めたら勿体無いですから。
[に、と口端を上げれば、邸内へと身体を向ける。
あぁと思い出したように顔を上げれば、ひらりと手を上げて]
夜も遅いと、身体冷えるから。
…風邪ひかないように、気をつけて?
[返った言葉に、笑みを向けて。
ゆっくりと歩を進めれば、その姿は邸内へと消える。
そうして遅れ晩餐へと混ざれば、
他の客と他愛ない雑談を交わしながら食事へと*有り付いて*]
[影が角を曲がり、その先に消えていくのを見届けると、
執事は再び、黒と白の一角に緑の視線を向ける]
呪いでは、ないんでしょうが。
[咲きかけの白の薔薇に、白の手袋を嵌めた手が触れる。
――ふわり、と。
花弁が綻び始めたかと思うと、時を早送りにされたかの如く、
数秒のうちに開ききり、清廉な色を映し出した。
茎に指をかければ、それは難なく茂みから引き抜かれて。
痛々しい折り痕すらも、そこには残らない]
何事も起こらなければ、いいが。
[一度は心の内でした呟きを声に出す。
それで何が変わる訳でもないのだが。
憂いを一時忘れようとするかのように目を伏せると、
白い花弁を口許に当て、束の間*その香りを楽しんだ*]
/中/
いや、うん。
今回は敢えて、リミッターかけずに各人の裁量に任せてみたわけですが……。
ほんとにあんたらいつ寝てんですかと……。
やれやれ、まったくもー。
そしてオトさんは時間関係能力者ですかと。
まあ、何かしらの能力者ではあるんだろうけどねー。
さて、ここらでPL視点ではみせとかないとなー。
初回呪殺はさすがに嫌だ(汗)。
……思えば、某仮定恋愛村は。
狼と思われた状態で、良くぞあそこまで占を避けたものだと……。
まあ、あれは占い師との縁故がほとんどなかったから、ってのもあったやねー。
─2階・客室─
[光を感じて、目を覚ます。
しばし、ベッドの白に身を預けたまま、ぼんやりと目に入る天井を見つめた。
階下から微かに響く慌しい物音は、食事会の準備の最後の追い込みだろうか、などとぼんやり考えて]
……ああ……今日が、お披露目……か……オルゴールの。
[どこか、ぼんやりとした声で、ぽつりと呟く]
オルゴール……。
……さなくては…………を…………に…………。
[不意に、掠れた声が零れ落ちる。
それは、彼の声ではあるけれど、彼のものではないようで。
それを聞きつけたカーバンクルがきゅきぃっ! と。
まるで、警戒するような鋭い声を上げた]
……っ……。
[その響きに我に返ったかのように、ぼんやりとしていた翠の瞳がはっと見開かれ。
数回の瞬きの後、ゆっくりとベッドの上に身体を起こしてきつく頭を振る]
……まったく……。
[はあ、と。
零れ落ちるのは深い、ふかい嘆息]
……大人しくしろって、言ってるだろうがっ……。
[それに続いて吐き出される言葉は、はっきりそれとわかる苛立ちを帯びていて]
……俺は、『お前』の目的なんか知らない。
そのために、ここに来た訳じゃない。
俺がここに来たのは、あくまで、自分の研究のためだ。
……『お前』の……勝手に人に棲みつくヤツの都合なんか、知った事じゃない……。
[だから、と言いつつ、握った右手を胸元に当てて]
……だから……大人しくしろ、『 』。
[苛立ちを帯びた言葉は、言った相手に伝わったのか。
やがて、険しかった表情が、疲れたような、それでも安堵したようなものへと変化する。
はあ、と。
嘆息が零れて。
その様子を見つめるカーバンクルは、不安そうな声を上げつつ、白い尻尾を落ち着きなく振っていた]
ん……心配ない。ちゃんと抑えるさ。
……抑えないと、な……こんな厄介なもんは。
[最後の部分は、自分自身に向けるように呟いて。
不安げなカーバンクルの頭を、*安心させるようにぽふり、と撫でた*]
/中/
と、言う訳でPL視点での妖魔COのつもりですがっ!
……これで占い師に伝わらんかったらどないしょなーorz
いや、うん。
信じとこう……。
ていうか、それしかないよっ!
とにかく、初回占いは外してくれると信じよう!
まあ、お披露目でも動くつもりだし。
きっと大丈夫……と、思っておこう。
―客室―
[明け方、ふると睫が震えた。
長いその下から、色を見ることない双つ石が現れる。]
……薔薇。
[呟きはほんの微かな吐息のように。
彼女の指が何かの形を宙に取る。
それは意識があるのかないのか――ただただ空]
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