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変わったこと、ですか?
特に何もありませんね。
[サラリと答えれば、そのままサヤカに近付いて]
ねえ、キリュウせんぱい。
先輩には欲しいものがありますか?
[覗き込むようにその顔を見る]
[淡々と告げられる言葉に、また、一つ息を吐いて]
……そうなりますよね。
それに……それだと、俺はただ、逃げるだけになる。
[現実からも、コトネの事からも、と。
その呟きは心の奥深くに零れるのみ]
ただ……俺自身も、ちゃんと『理解』が追いついてないところもあるんです。
そも、自分がなんでこんな事知ってるのか……とか。
それが、わからない訳ですし……。
[それでも構いませんか、と。
確かめるような声は、微かに震えを帯びていたか]
ん…そっか……。
事態が動いてないのは良いことなのかしらね?
欲しい、もの……?
[唐突な問いに、幾度かの瞬きを繰り返し。]
とりあえず今は、ここから出る為の力が欲しいかな?
……貴女は?
バトン?
[それを何かに使うのだろうか。そう思ったけれど、]
桜に、誰が。
[幹を殴り付けていた少女の姿を思い出す。]
……誰かが。殺した。
…それを、聞きに?
[少女の姿をしたモノのうたを。]
出るためのちから。
うん、ほしいですね。
わたしもちからがほしいです。
――だから、せんぱいの、ください?
[ニッコリと笑って手を伸ばす]
………………………逃げるのも、一つの選択だ。
だが…俺自身、いつまで無事でいられるのか判らない状況だからな。
どんなことでも、聞いておきたい、というのが本音だ。
[マコトに告げる声にも表情にも、相変わらず動揺の色は無かった]
ふーん、剣道か。
[凄いな、と。
相手の言葉に、適当にも取れる返事を返して。
直後ヒサタカの問いと、マコトの返事に緩く瞬くと、
近くの机に、座るような形で凭れ掛った。
会話に口を出すこと無く、ぼんやりと会話を聞きながら
マコトの『理解』している物言いを統合して、漸く。
先ほど感じた感覚の正体を理解する。]
あー…。
[小さく、一人納得するように声を上げた。]
うん、バトンですよ。
[にこっと笑う。疑問には答えずに]
そうです。
ゆめってはかないものじゃないですか
だったら、はかなくなれば、ゆめになるかもしれませんし。
[それは普段の様子であるのに、
どこか壊れてはいて]
ううん、ただ……ゆるせないだけですね
だって、ぜんぶ壊したんですよ
[せんぱいは?と尋ねる]
私の、力……?
[にっこり微笑むその表情は、なぜか遠いモノに思えて。伸ばされた手を避けるように彼女は立ち上がる、ヨウコを見据えたままで。]
それは……どういう、意味?
『…何の話、だろ』
[桜の少女の語る話を耳にしてはおらず、
フユの端的な説明しか聞いていないショウには、
(先程のマイコの話もまたそうではあったが)
中で交わされている話の内容は理解し難い。
今まで、漠然としかわかっていなかったのだ。
それがゆえに、考えるのを避けていたとも言えるが。
なんとなく扉を開くのが躊躇われて、
耳をそばだてたまま、息を殺す。]
[揺らいだ様子のないヒサタカの様子に、ふと、末姉の評価が頭の片隅を掠め、笑みが零れた]
……七恵姉さんが言ってたけど……ほんと、落ち着いてる人……ですね。
[その言葉は、どこか冗談めいて。
それでも、一度目を閉じ、開いた時には、瞳も表情も真剣なもの]
皆の……ケンや……他の人たちの命を奪ったのは……確かに、人であって人でない、もの、です。
……でも、その根源は……人の、感情。
何かをなしたい、何かを手にしたい……そんな思いが、高じて生じる……『憑魔』と、呼ばれるものたち。
だって、このままじゃ出ることもできないんです。
司が邪魔をするから。
それにわたしは音色にちかづきたいから。
そのためにも力がひつようなんです。
おなかがすいたら力もでないでしょう?
だから、ほしいの、あまいの。
[どこか幼い口調となって]
そこに、あるの!
[その手を心臓に向けて伸ばす]
[少女が何を言っているのかは多分半分も理解できていない。
ただ、]
…そっか。
そうだったね。
[瞳の奥で、何かが動いた。]
……あのさ、
[少女の問いには答えず。]
[アズマの小さな声に、ほんの一瞬そちらを見やり。
扉の向こうの気配には気づいても、何か言う事もなく]
『憑魔』は、人から生じて……そして、人に憑いて。
憑いた人間の、一番深い所にある願いを叶えるための力を人に与える……。
『憑魔』の力を得た者は、大きな力を振るえる、けれど。
……生きていくために…………他者を。喰らわなければ、ならなく、なる……。
そうして、人を喰らって、でも……。
そうする事で、願いからは遠ざかり、狂気に堕ちていくのだと……。
[訳のわからない言葉。]
……司?
……音色?
欲しい?
貴女……違うっ!!
[背筋に冷たい汗が流れるのを感じる。]
[じりじりと近づいてくるヨウコを見据えたまま、最小限の動きで伸ばされた手をとっさに払いのけようと右手を内から外へと振るった。]
[本来憑魔は、人間の心の奥の願望や欲望を刺激して、それを叶えるために、宿主に力を与えて邁進させる存在。
複数の憑魔が居た場合
互いの宿主に対して影響を及ぼし合うのだろうか。
それとも、単に個性の問題なのだろうか。]
サヤカは、 ヨウコ を投票先に選びました。
うん、いいですよー
[にこっと笑って]
じゃあ、教えてもらえるようにセイシンセイイ努力しますねー
[その努力の中に何が含まれるかなど、言わずとも。]
……みつけたら、はんぶんつにします?
[首をかしげて、同じようにわらう]
投票を委任します。
マイコは、 フユ に投票を委任しました。
今ここには司はいませんよ。
だからじゃまもされないの。
[振り払われた手、大きく弾かれたその爪は異様に伸びて]
違わないよ。
わたしはヨウコ。
[笑顔を浮かべたままそう答える]
食べたいの。
食べれば一緒にもなれるもの。
[一歩大きく踏み込む。
逆側、右の腕を伸ばし、その身体を捕えようと]
ありがとう。
[あっさりした承諾に礼を言う。言葉の中に含まれる意味を知ってか知らずか。]
…ん。
日月さんの好きにして良いよ。
一人じゃ大変そうだったら…
[愉しそうにわらう。]
うん、たべるの。
ヨウコのねがいのために。
[認められることが嬉しくてコエを紡ぐ。
ただ望むままに力を欲する。
それは小さき憑魔の意識か、葉子の意識か。
すでにその境は曖昧で]
そう、願い……。
願う事だからこそ、それに対しては、一途に突き進んでしまう。
でも、願えば願うだけ遠くなる悪循環を抱えてるから。
だから、それを……止めるための、存在も、あって……。
[呟きと共に、ぐ、と手を握り締める。
ゆらり。
揺らめく風が、そこに集うか]
[調整をした弓を背負い、寮へと向かう……が、桜の下に人物を見かけて物陰に隠れる。夜目の利く目を細めて見つめると]
あれって……九条と例の先輩?
[その時、ヨウコがサヤカの心臓目掛けて手を伸ばすのを目にする]
!? なにをしているのっ!!
[そう言って飛び出し、背負っていた弓に矢を番え、ヨウコに向ける]
うん。
それじゃあ大変そうだったら、お願いしますねー
[まったく何の気負いもないような顔で、笑って]
でも、わかったら先に教えますからー
あ、伝言とか残すっていうのも面白いかもしれないですね……っと
[はたと気付いて]
それじゃあ、桜のところにいかなきゃ。
でも、ちゃんとバトン持っていきますね。
それじゃあ、朗報をお知らせできるといいですっ
[ぺこっと頭を下げて*寮へかけてゆく*]
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